「スマホでGoogle Meetを使っているけど、画面共有のやり方が分からない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、スマートフォンからでも簡単にGoogle Meetで画面を共有できます。外出先や移動中でも、資料を見せながらオンライン会議ができるんです。
この記事では、iPhone・Android両方の画面共有方法を、初心者にも分かりやすく解説します。
トラブル対処法や注意点もまとめているので、これを読めばスマホでのGoogle Meet画面共有をマスターできますよ。
Google Meetのスマホ画面共有とは?

Google Meetの画面共有機能とは、自分のスマートフォンに表示されている画面を、会議参加者全員に見せることができる機能です。
例えば、こんな場面で便利に使えます:
- 外出先から急な会議に参加して、資料を共有したいとき
- スマホアプリの操作方法を説明したいとき
- 撮影した写真をその場で見せながら説明したいとき
- 移動中にプレゼンテーションが必要になったとき
パソコンがなくても、スマートフォン一台あれば画面共有ができるので、場所を選ばず会議に参加できるのが大きなメリットです。
【iPhone・iPad】画面共有の手順
iPhoneやiPadでGoogle Meetの画面を共有する方法を説明します。
基本の手順
1. Google Meetアプリを開く
まず、Google Meetアプリで会議に参加します。アプリをまだインストールしていない場合は、App Storeからダウンロードしてください。
2. メニューを開く
会議画面の右下にある三点リーダー(…)アイコンをタップします。
3. 画面共有を選択
表示されたメニューから「画面を共有」を選びます。
4. ブロードキャストを開始
次の画面で「ブロードキャストを開始」ボタンをタップしてください。
3秒ほどのカウントダウンが始まり、カウントが終わると自動的に画面共有が開始されます。
画面共有中の表示
画面共有が始まると、画面の上部に赤い帯が表示されます。
この赤い帯が表示されている間は、あなたのスマホ画面がすべての参加者に見えている状態です。
画面共有を停止する方法
画面共有をやめたいときは:
- 画面上部の赤い帯をタップ
- 「Meetで画面のブロードキャストを停止しますか?」と表示される
- 「停止」をタップ
これで画面共有が終了します。
【Android】画面共有の手順
Android端末でGoogle Meetの画面を共有する方法を解説します。
基本の手順
1. Google Meetアプリを起動
Google Meetアプリで会議に参加します。アプリをインストールしていない方は、Google Playストアからダウンロードしましょう。
2. メニューを表示
会議画面の下部にある三点アイコン(…)をタップします。
3. 画面共有を選択
メニューから「画面を共有」を選択してください。
4. 共有を開始
「共有を開始」をタップし、次に表示される画面で「今すぐ開始」をタップします。
これで画面共有がスタートします。
画面共有中の確認方法
Androidでも、画面共有中は画面上部に赤い帯が表示されます。
この赤い帯が見えている間、あなたのスマホ画面が会議参加者に共有されています。
画面共有を停止する方法
共有を終了したいときは:
- 画面上部の赤いバーをタップ
- 「停止」または「共有を停止」をタップ
これで画面共有が終了します。
スマホ画面共有の重要な注意点
スマートフォンでGoogle Meetの画面を共有する際には、いくつか知っておくべき重要なポイントがあります。
1. 画面全体が共有される
スマホの場合、画面に表示されているものがすべて共有されます。
パソコン版のように「特定のウィンドウだけ」「特定のアプリだけ」を選ぶことはできません。
つまり、通知や別のアプリに切り替えた場合も、その内容が参加者全員に見られてしまいます。
2. プライバシーに配慮する
画面共有前に必ず確認すべきこと:
- 通知をオフにする:LINEやメールの通知が画面に表示されないよう設定しましょう
- 機密情報を閉じる:個人情報や社外秘の資料などは事前に閉じておきます
- 不要なアプリを終了:バックグラウンドのアプリも念のため終了しておくと安心です
画面共有中は、自分が見ているものがそのまま相手に見えると意識しましょう。
3. 音声も共有できる
Android版Google Meetアプリでは、画面と一緒に音声も共有できます。
「全員に画面共有」というポップアップで、音声共有のチェックボックスをオンにすれば、動画の音や音楽も参加者に聞こえるようになります。
ただし、マイクをミュートすると音声共有も停止されるので注意してください。
4. 会議画面が見えなくなる
画面共有中は、Google Meetの会議画面が前面に表示されなくなります。
参加者の顔や反応を見たい場合は、一時的に共有を停止するか、別のデバイスで会議に参加する必要があります。
画面共有ができないときの対処法
「画面共有のボタンが押せない」「共有がうまくいかない」というトラブルが起きることもあります。
ここでは、よくある原因と解決方法を紹介します。
原因1:ホストが画面共有を制限している
会議の主催者(ホスト)が、参加者の画面共有を無効にしている可能性があります。
解決方法:
ホストに「画面共有の許可をお願いします」と依頼してみましょう。ホストは会議中に設定を変更できます。
原因2:アプリのバージョンが古い
Google Meetアプリが最新版でないと、画面共有機能が正しく動作しないことがあります。
解決方法:
- iPhoneの場合:App Storeで「Google Meet」を検索し、アップデートがあれば更新
- Androidの場合:Google Playストアで「Google Meet」を検索し、最新版に更新
原因3:画面収録の権限が許可されていない
スマホの設定で、Google Meetに画面収録の権限が与えられていない可能性があります。
解決方法(iPhone):
- 「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「Google Meet」を選択
- 「画面収録」がオンになっているか確認
解決方法(Android):
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」→「Google Meet」を選択
- 「権限」で必要な権限が許可されているか確認
原因4:インターネット接続が不安定
ネットワークの速度が遅いと、画面共有がうまく動作しないことがあります。
解決方法:
- Wi-Fiに接続しているか確認
- モバイルデータの場合は、電波状況を確認
- 可能であれば、より安定した回線に接続
原因5:アプリやブラウザの不具合
一時的なエラーで画面共有が機能しないケースもあります。
解決方法:
- Google Meetアプリを完全に終了する
- スマートフォンを再起動する
- もう一度Google Meetを開いて会議に参加
それでも解決しない場合は、アプリをアンインストールしてから再インストールすると改善することがあります。
スマホ画面共有を効果的に使うコツ

画面共有をより便利に、スムーズに活用するためのヒントを紹介します。
1. 事前に共有する資料を開いておく
画面共有を開始する前に、見せたい資料やアプリを起動しておきましょう。
共有中に資料を探すと、その様子が全員に見えてしまいます。事前準備をしておけば、よりプロフェッショナルな印象を与えられます。
2. 画面を横向きにする
プレゼンテーション資料やドキュメントを共有する場合は、スマホを横向き(ランドスケープモード)にすると、参加者にとって見やすくなります。
縦向きだと、パソコンで見ている人にとっては画面の左右に余白ができてしまい、資料が小さく表示されてしまいます。
3. 通知を事前にオフにする
画面共有中に通知が表示されると、参加者全員に見られてしまいます。
iPhoneの場合:
コントロールセンターから「集中モード」をオンにする
Androidの場合:
通知パネルから「サイレントモード」または「通知オフ」を選択
4. バッテリー残量を確認
画面共有は通常の会議よりもバッテリーを多く消費します。
長時間の会議が予想される場合は、事前に充電しておくか、充電しながら参加することをおすすめします。
5. 見せたい部分を事前に確認
共有する前に、画面に不要な情報が表示されていないか確認しましょう。
個人情報、パスワード、未読メッセージの件数など、見られたくない情報は事前に非表示にしておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1. スマホで画面共有すると、自分の顔は映りますか?
A. 画面共有中も、カメラをオンにしていればあなたの顔は小さく表示されます。画面共有が主な表示となり、ビデオは小さなウィンドウに表示される形になります。
Q2. 画面共有中に別のアプリを開いてもいいですか?
A. はい、別のアプリに切り替えることができます。ただし、切り替えた先のアプリの画面も参加者全員に見えるので注意してください。
Q3. 他の人が既に画面共有している場合、自分も共有できますか?
A. できます。あなたが画面共有を開始すると、先に共有していた人の共有は一時停止されます。
Q4. スマホとパソコン、どちらが画面共有に向いていますか?
A. 用途によります。資料をしっかり見せたい場合はパソコンの方が操作しやすく、特定のウィンドウだけを共有できるため便利です。一方、外出先や移動中の緊急時にはスマホが役立ちます。
Q5. 画面共有中に電話がかかってきたらどうなりますか?
A. 電話の着信画面が参加者にも表示されます。重要な会議中は、スマホを「おやすみモード」や「機内モード」にしておくことをおすすめします(Wi-Fi経由でGoogle Meetに接続できます)。
Q6. 画面共有の品質を上げる方法はありますか?
A. Wi-Fi接続を使用し、できるだけ安定した通信環境を確保することが最も重要です。また、バックグラウンドで動作している不要なアプリを終了すると、動作が軽くなります。
まとめ
Google Meetのスマホ画面共有は、外出先でも手軽に資料を共有できる便利な機能です。
この記事のポイント:
- iPhoneは「ブロードキャストを開始」、Androidは「共有を開始」で画面共有がスタート
- スマホでは画面全体が共有される(特定のアプリだけの選択は不可)
- 通知や機密情報には十分注意し、事前に準備をしておく
- 画面共有できない場合は、アプリの更新や権限設定を確認
- 画面を横向きにすると参加者に見やすい
画面共有を使いこなせば、オンライン会議の質がぐっと上がります。
最初は戸惑うかもしれませんが、何度か使ううちにすぐに慣れますよ。
ぜひこの記事を参考に、スマホでのGoogle Meet画面共有にチャレンジしてみてください!


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