Google Driveが立ち上がらない!起動しない問題を完全解決する方法

「Google Driveをクリックしても何も起きない…」

いつも使っているGoogle Driveアプリが急に起動しなくなると、本当に困りますよね。大切なファイルにアクセスできないし、仕事も進まない。

この記事では、Google Driveが立ち上がらない・起動しない問題の原因と、実際に効果のある解決方法を分かりやすく解説します。ほとんどの問題は自分で直せますよ!

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  1. Google Driveが起動しない主な原因
    1. 1. バックグラウンドプロセスが残っている
    2. 2. キャッシュデータの破損
    3. 3. DriveFSフォルダの権限問題
    4. 4. プロキシ設定の問題
    5. 5. ファイアウォールやセキュリティソフトのブロック
    6. 6. インストールの破損
    7. 7. ドライブレター(ドライブ文字)の競合
  2. すぐに試せる!基本的な解決方法
    1. 方法1:パソコンを再起動する【最優先!】
    2. 方法2:タスクマネージャーでプロセスを強制終了する
    3. 方法3:インターネット接続を確認する
  3. 詳細なトラブルシューティング
    1. 方法4:キャッシュをクリアする【効果大!】
    2. 方法5:DriveFSフォルダを手動で作成する
    3. 方法6:管理者権限で起動する
    4. 方法7:プロキシ設定を変更する
    5. 方法8:ファイアウォールの設定を確認する
    6. 方法9:ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する
  4. 完全解決:再インストールする方法
    1. ステップ1:完全アンインストール
    2. ステップ2:残存フォルダを削除【重要!】
    3. ステップ3:パソコンを再起動
    4. ステップ4:最新版をインストール
  5. 特殊なケースの対処法
    1. 「デスクトップ版ドライブを起動できません」エラーが出る
    2. アイコンをクリックしてもタスクマネージャーにプロセスが表示されない
    3. 「ドライブ文字が利用できません」エラー
    4. Windowsアップデート後に起動しなくなった
  6. よくある質問と回答
  7. 起動問題を予防するために
    1. 定期的なメンテナンス
    2. 推奨設定
    3. 避けるべき操作
  8. 緊急時の代替手段
    1. ウェブブラウザ版を使う
    2. スマートフォンアプリを使う
  9. まとめ:焦らず段階的に対処しよう

Google Driveが起動しない主な原因

まずは、なぜアプリが立ち上がらないのか、よくある原因を理解しましょう。

1. バックグラウンドプロセスが残っている

前回の終了時に正常に閉じられなかった場合、Google Driveのプロセスがバックグラウンドで動き続けていることがあります。

この状態だと、新しくアプリを起動しようとしても「既に起動している」と判断されて、何も起きないんです。

2. キャッシュデータの破損

Google Driveは動作を高速化するために、一時的なデータ(キャッシュ)を保存しています。

でも、このキャッシュが破損すると、アプリが正常に起動できなくなります。これは最も多い原因の一つです。

3. DriveFSフォルダの権限問題

Google Driveは起動時に「DriveFS」という特定のフォルダを作成・アクセスする必要があります。

このフォルダへの読み取り・書き込み権限がないと、アプリは起動に失敗してしまうんです。

4. プロキシ設定の問題

会社のネットワークなどでプロキシサーバーを使用している場合、その設定が間違っているとGoogle Driveが起動できません。

「自動検出」の設定が原因になっていることもあります。

5. ファイアウォールやセキュリティソフトのブロック

Windowsのファイアウォールやウイルス対策ソフトが、Google Driveを「危険なプログラム」と誤認識してブロックすることがあります。

6. インストールの破損

アップデート失敗やシステムエラーで、Google Driveのインストールファイルが破損している可能性もあります。

7. ドライブレター(ドライブ文字)の競合

WindowsではGoogle Driveに通常「G:」というドライブ文字が割り当てられます。

でも、他のデバイスが既にその文字を使っていると、起動できないことがあるんです。

すぐに試せる!基本的な解決方法

方法1:パソコンを再起動する【最優先!】

最もシンプルで効果的な方法です。多くの一時的な問題はこれで解決します。

手順:

  1. 開いているすべてのファイルを保存
  2. スタートメニュー→電源→「再起動」をクリック
  3. 再起動後、Google Driveアイコンをクリックして起動を確認

実例:
バックグラウンドプロセスの残存や一時的なシステムエラーなど、原因が不明な場合でも、再起動だけで直ることがよくあります。

方法2:タスクマネージャーでプロセスを強制終了する

バックグラウンドで動いているGoogle Driveプロセスを手動で終了させます。

手順:

  1. Ctrl + Shift + Esc キーを同時押し(タスクマネージャー起動)
  2. 「プロセス」タブを選択
  3. 一覧から以下を探す:
  • 「Google Drive」
  • 「GoogleDriveFS.exe」
  • 「googledrivesync.exe」
  1. 見つけたら右クリック→「タスクの終了」をクリック
  2. すべてのGoogle Drive関連プロセスを終了
  3. タスクマネージャーを閉じる
  4. スタートメニューから改めてGoogle Driveを起動

実例:
アプリをクリックしても何も起きない場合、この方法で隠れていたプロセスを終了すると、正常に起動できるようになります。

方法3:インターネット接続を確認する

Google Driveはクラウドサービスなので、ネット接続が必須です。

確認ポイント:

  • 他のウェブサイトは開けるか
  • Wi-Fiに接続されているか
  • 機内モードになっていないか

対処法:

  • Wi-Fiを一度オフにして、再びオンにする
  • 有線LAN接続を試してみる
  • ルーターを再起動する

詳細なトラブルシューティング

方法4:キャッシュをクリアする【効果大!】

破損したキャッシュを削除して、クリーンな状態から起動します。

Windows の場合:

  1. Windows + R キーを同時押し(「ファイル名を指定して実行」が開く)
  2. 以下を入力してEnter:
   %USERPROFILE%\AppData\Local\Google\
  1. 「DriveFS」フォルダを探す
  2. 「DriveFS」フォルダを右クリック→「削除」
    (または「DriveFS_old」などにリネーム)
  3. パソコンを再起動
  4. Google Driveを起動

Mac の場合:

  1. Finderを開く
  2. メニューバーで「移動」→「フォルダへ移動」をクリック
  3. 以下を入力してEnter:
   ~/Library/Application Support/Google/
  1. 「DriveFS」フォルダを探す
  2. 「DriveFS」フォルダを削除またはリネーム
  3. Macを再起動
  4. Google Driveを起動

注意:

キャッシュを削除しても、クラウド上のファイルは影響を受けません。安心して実行してください。

実例:
「デスクトップ版ドライブを起動できません」というエラーが出ていた場合、キャッシュクリア後に正常起動することが多いです。

方法5:DriveFSフォルダを手動で作成する

権限問題でフォルダが作成されない場合の対処法です。

Windows の場合:

  1. Windows + R キーを同時押し
  2. 以下を入力してEnter:
   %USERPROFILE%\AppData\Local\Google\
  1. 「Google」フォルダ内に「DriveFS」という名前のフォルダがない場合:
  • 右クリック→「新規作成」→「フォルダー」
  • フォルダ名を「DriveFS」にする
  1. 「DriveFS」フォルダを右クリック→「プロパティ」
  2. 「セキュリティ」タブを選択
  3. 自分のユーザー名を選択
  4. 「読み取り」と「書き込み」の両方に「許可」がチェックされているか確認
  5. なければ「編集」をクリックして権限を付与
  6. 「OK」で閉じる
  7. Google Driveを起動

Mac の場合:

  1. Finderで「移動」→「フォルダへ移動」
  2. 以下を入力:
   ~/Library/Application Support/Google/
  1. 「DriveFS」フォルダがない場合は手動で作成
  2. フォルダを右クリック→「情報を見る」
  3. 「共有とアクセス権」で自分のユーザー名に「読み/書き」権限があるか確認
  4. Google Driveを起動

実例:
新しいユーザーアカウントで初めてGoogle Driveをインストールした場合など、この権限問題が原因で起動しないことがあります。

方法6:管理者権限で起動する

権限不足で起動できない場合の回避策です。

手順:

  1. スタートメニューで「Google Drive」を探す
  2. 右クリック→「その他」→「管理者として実行」を選択
  3. ユーザーアカウント制御の画面で「はい」をクリック

注意:

この方法で起動できた場合、根本的な権限の問題がある可能性があります。一時的な対処法なので、再インストールを検討しましょう。

方法7:プロキシ設定を変更する

プロキシ設定が原因で起動しない場合の対処法です。

注意: この方法は、Google Driveアプリが起動できる(設定画面にアクセスできる)場合に有効です。起動自体ができない場合は、他の方法を先に試してください。

手順(アプリが起動できる場合):

  1. タスクバーのGoogle Driveアイコンをクリック
  2. 右上の歯車アイコン(⚙️)→「環境設定」を選択
  3. 「設定」をクリック
  4. 下にスクロールして「プロキシ設定」を探す
  5. 「自動検出」から「直接接続」に変更
  6. 「保存」をクリック
  7. Google Driveを再起動

方法8:ファイアウォールの設定を確認する

Windows Defenderファイアウォールの設定を調整します。

手順:

  1. コントロールパネルを開く
  2. 「Windows Defenderファイアウォール」を選択
  3. 左側の「アプリケーションを Windows ファイアウォール経由で許可する」をクリック
  4. 「設定の変更」をクリック
  5. 一覧から「Google Drive」または「GoogleDriveFS.exe」を探す
  6. 見つからない場合:
  • 「別のアプリの許可」をクリック
  • 「参照」をクリック
  • 以下の場所を開く:
    C:\Program Files\Google\Drive File Stream\
  • 「GoogleDriveFS.exe」を選択
  1. 「プライベート」と「パブリック」の両方にチェック
  2. 「OK」をクリック

確認後:

Google Driveを起動して、問題が解決したか確認してください。

方法9:ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する

セキュリティソフトがGoogle Driveをブロックしている可能性があります。

手順:

  1. 使用しているウイルス対策ソフトを開く
  2. 一時的に保護機能を無効化(10分間など)
  3. Google Driveを起動
  4. 起動できた場合、セキュリティソフトが原因
  5. セキュリティソフトの例外リストにGoogle Driveを追加
  6. 保護機能を再度有効化

注意:

セキュリティソフトを無効化している間は、他のサイトへのアクセスやファイルのダウンロードは控えましょう。

完全解決:再インストールする方法

上記の方法で解決しない場合は、クリーンインストールを行いましょう。

ステップ1:完全アンインストール

Windows の場合:

  1. スタートメニュー→「設定」→「アプリ」を開く
  2. 「インストールされているアプリ」(Windows 11)
    または「アプリと機能」(Windows 10)
  3. 「Google Drive」を探して選択
  4. 「アンインストール」をクリック
  5. 画面の指示に従う

Mac の場合:

  1. Google Driveアプリを終了
  2. Finderで「アプリケーション」フォルダを開く
  3. 「Google Drive」を探す
  4. ゴミ箱にドラッグ
  5. ゴミ箱を空にする

ステップ2:残存フォルダを削除【重要!】

アンインストール後も設定ファイルが残っていることがあります。

Windows の場合:

  1. Windows + R キーを同時押し
  2. 以下を入力してEnter:
   %USERPROFILE%\AppData\Local\
  1. 「Google」フォルダを探して削除
  2. 再度 Windows + R キーを押す
  3. 以下を入力してEnter:
   %APPDATA%
  1. ここにも「Google」フォルダがあれば削除

Mac の場合:

  1. Finderで「移動」→「フォルダへ移動」
  2. 以下を入力:
   ~/Library/Application Support/
  1. 「Google」フォルダを削除
  2. 再度「フォルダへ移動」で以下を入力:
   ~/Library/Caches/
  1. 「Google」フォルダがあれば削除

ステップ3:パソコンを再起動

完全にクリーンな状態にするため、再起動します。

ステップ4:最新版をインストール

手順:

  1. 公式サイトにアクセス:
    https://www.google.com/intl/ja/drive/download/
  2. 「パソコン版をダウンロード」をクリック
  3. 「Windows版をダウンロード」(または「Mac版をダウンロード」)
  4. ダウンロードされた「GoogleDriveSetup.exe」を実行
  5. インストールウィザードの指示に従う
  6. インストール完了後、Googleアカウントでログイン
  7. 同期設定を行う

実例:
再インストール後は、ほぼ確実に起動できるようになります。ただし、同期フォルダの場所やオフラインファイルの設定は再設定が必要です。

特殊なケースの対処法

「デスクトップ版ドライブを起動できません」エラーが出る

このエラーメッセージが表示される場合、フォルダの権限問題が原因です。

エラーメッセージの例:
「現在のユーザーに次のフォルダに対する読み取りと書き込みの権限があることを確認してから、アプリを起動してください」

対処法:

上記の「方法5:DriveFSフォルダを手動で作成する」を試してください。

アイコンをクリックしてもタスクマネージャーにプロセスが表示されない

アプリが全く起動していない状態です。

対処法:

  1. 方法4(キャッシュクリア)を試す
  2. それでも駄目なら再インストール(完全解決の手順)

「ドライブ文字が利用できません」エラー

Google Driveに割り当てるドライブ文字(通常G:)が使われている場合です。

対処法:

  1. エクスプローラーを開く
  2. 左側の「PC」を確認
  3. G:ドライブが別のデバイスに使われていないか確認
  4. 使われている場合:
  • そのデバイスを取り外す
  • またはGoogle Driveの設定で別のドライブ文字を指定

Windowsアップデート後に起動しなくなった

大型アップデート後、自動起動設定がリセットされることがあります。

対処法:

  1. スタートメニューから手動でGoogle Driveを起動
  2. 設定で「システム起動時にGoogle Driveを開始する」にチェックを入れる
  3. または「方法2:タスクマネージャーでプロセスを強制終了」後に起動

よくある質問と回答

Q1:Google Driveをクリックしても何も起きません

A: バックグラウンドプロセスが残っている可能性が高いです。方法2でタスクマネージャーから全プロセスを終了させてから、再度起動してください。それでも駄目なら、方法4のキャッシュクリアを試しましょう。

Q2:「アカウントを読み込めません」と表示されます

A: インターネット接続を確認してください。接続に問題がなければ、アカウントの接続を解除して再接続してみましょう:

  1. Google Driveの設定を開く
  2. 「アカウントの接続を解除」
  3. 再度ログイン

Q3:エラーメッセージが表示されずに起動できません

A: 以下を順番に試してください:

  1. パソコンを再起動(方法1)
  2. タスクマネージャーでプロセス終了(方法2)
  3. キャッシュクリア(方法4)
  4. 再インストール(完全解決の手順)

Q4:管理者権限で起動すれば動きますが、通常起動では駄目です

A: フォルダの権限に問題があります。方法5でDriveFSフォルダの権限を確認・修正してください。それでも解決しない場合は、再インストールを推奨します。

Q5:他のパソコンでは動くのに、このパソコンだけ起動しません

A: そのパソコン固有の問題です。以下を確認してください:

  • ファイアウォール設定(方法8)
  • ウイルス対策ソフトの設定(方法9)
  • ユーザーアカウントの権限
    上記で解決しない場合は、完全再インストールを試してください。

Q6:再インストールしても起動しません

A: 残存ファイルが完全に削除されていない可能性があります。完全解決のステップ2で示した両方のフォルダ(AppData\LocalとAppData\Roaming)を確実に削除してから、再度インストールしてください。

起動問題を予防するために

定期的なメンテナンス

  • 月1回: Google Driveアプリを最新版に更新
  • 容量確認: Google Driveの空き容量を定期的にチェック
  • 適切な終了: 使用後は「終了」ボタンから正しく終了する

推奨設定

  1. 自動起動を有効にする
  • 設定→「システム起動時にGoogle Driveを開始する」にチェック
  1. 安定したネットワークを使う
  • 可能な限り有線LAN接続を使用
  • Wi-Fiの場合は安定した接続を確保

避けるべき操作

  • タスクマネージャーから強制終了を頻繁に行う
  • 同期中にパソコンを強制終了する
  • 複数のGoogle Driveアプリを同時にインストールする

緊急時の代替手段

Google Driveアプリがどうしても起動しない場合でも、ファイルにアクセスする方法があります。

ウェブブラウザ版を使う

  1. ブラウザで https://drive.google.com/ にアクセス
  2. Googleアカウントでログイン
  3. すべてのファイルにアクセス可能
  4. ファイルのアップロード・ダウンロードも可能

スマートフォンアプリを使う

  1. App StoreまたはGoogle PlayからGoogle Driveアプリをダウンロード
  2. ログインしてファイルにアクセス
  3. 緊急時の編集や共有が可能

まとめ:焦らず段階的に対処しよう

Google Driveが立ち上がらないとき、まず試すべきことは:

  1. パソコンを再起動する(方法1)← 最優先!
  2. タスクマネージャーでプロセスを終了(方法2)
  3. キャッシュをクリアする(方法4)

この3つで大半のケースは解決できます。

それでも駄目な場合は:

  1. DriveFSフォルダの権限を確認(方法5)
  2. ファイアウォール設定を確認(方法8)
  3. 完全再インストール(最終手段)

起動しないからといって、クラウド上のファイルが消えることはありません。落ち着いて、順番に解決方法を試していきましょう。

どうしても解決しない場合は、ウェブブラウザ版を使って当面の作業を続けることもできます。この記事の方法で、快適なGoogle Drive生活を取り戻してくださいね!

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