【簡単】Google Driveのクイックアクセスを非表示にする方法|PC・スマホ完全対応

プログラミング・IT

Google Driveを開くたびに表示される「候補」や「クイックアクセス」。最近使ったファイルが勝手に並んで、正直ちょっと邪魔だなと感じていませんか?

特に、人に見られたくないファイルが表示されてヒヤッとした経験がある方も多いはず。

この記事では、Google Driveのクイックアクセス(候補)を非表示にする方法を、PC版・スマホ版それぞれ分かりやすく解説します。設定は1分もかからないので、ぜひ試してみてください。


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そもそもクイックアクセス(候補)とは?

クイックアクセスは、Google Driveの画面上部に表示される機能です。「Suggested(候補)」と表示されることもあります。

この機能は、あなたがよく使うファイルや最近開いたファイルを自動で表示してくれるもの。Google側が「このファイル、また使うんじゃない?」と予測して提案してくれる仕組みになっています。

便利といえば便利なんですが、問題もあるんですよね。

⚠ クイックアクセスの困った点

  • 画面の上部を大きく占領して邪魔
  • 他人に見られたくないファイルが表示される
  • プライバシー的に不安を感じる
  • ファイルを探すときに逆に邪魔になる

特に、会社のパソコンで画面共有するときや、友人にスマホを見せるとき、思わぬファイルが表示されるとドキッとしますよね。そんなトラブルを避けるためにも、この機能はオフにしておくのがおすすめです。


【PC版】Google Driveのクイックアクセスを非表示にする手順

💻 PC / ブラウザ版

パソコンのブラウザでGoogle Driveを使っている場合の設定方法です。Chrome、Edge、Firefoxなど、どのブラウザでも手順は同じになります。

Step 1:Google Driveにアクセス

ブラウザで drive.google.com を開き、Googleアカウントでログインします。

Step 2:設定画面を開く

画面右上にある歯車アイコン(⚙)をクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択してください。

Step 3:「候補ファイル」のチェックを外す

設定画面の「全般」タブを開き、下にスクロールします。「候補ファイル」というセクションを見つけたら、以下の項目のチェックを外しましょう。

  • 「マイドライブに候補のファイルを表示する」
  • 「共有アイテムに候補のファイルを表示する」(必要に応じて)

Step 4:「完了」をクリック

設定を変更したら、右上の「完了」ボタンをクリックして保存します。

Step 5:ページを更新する

設定を保存しただけでは、まだクイックアクセスが表示されたままです。ブラウザの更新ボタンを押すか、F5キーを押してページを再読み込みしてください。

✓ ポイント

この設定はGoogleアカウントに紐づいています。一度設定すれば、別のパソコンやブラウザからアクセスしても、クイックアクセスは非表示のままです。


【Android版】Google Driveアプリのクイックアクセスを非表示にする手順

🤖 Android

AndroidスマホやタブレットでGoogle Driveアプリを使っている場合の設定方法です。

Step 1:Google Driveアプリを開く

ホーム画面やアプリ一覧から「ドライブ」アプリをタップして起動します。

Step 2:メニューを開く

画面左上にある三本線のアイコン(≡)をタップしてメニューを表示させます。

Step 3:「設定」をタップ

メニューを下にスクロールし、「設定」をタップして設定画面を開きます。

Step 4:「クイックアクセス」をオフにする

設定画面内で「クイックアクセス」という項目を探し、横にあるスイッチをタップしてオフ(グレー)にします。

これで完了!マイドライブに戻ると、クイックアクセスが消えているはずです。もしまだ表示されている場合は、画面を下に引っ張って更新してみてください。


【iPhone/iPad版】Google Driveアプリのクイックアクセスを非表示にする手順

🍎 iOS

iPhoneやiPadでGoogle Driveアプリを使っている場合の設定方法です。Androidとは少し手順が異なります。

Step 1:Google Driveアプリを開く

ホーム画面から「Google Drive」アプリをタップして起動します。

Step 2:メニューを開く

画面左上にある三本線のアイコン(≡)をタップします。

Step 3:設定アイコンをタップ

表示されたメニューの中から、歯車アイコン(設定)をタップして設定画面を開きます。

Step 4:「クイックアクセス」をタップ

設定項目の中から「クイックアクセス」を探してタップします。

Step 5:「クイックアクセスを有効にする」をオフに

「クイックアクセスを有効にする」の横にあるスイッチをタップしてオフにしてください。

設定画面を閉じてマイドライブに戻れば、クイックアクセスが非表示になっています。


特定のファイルだけを候補から消す方法

「クイックアクセス自体は便利だから残しておきたいけど、特定のファイルだけは表示させたくない」という場合もありますよね。

そんなときは、個別にファイルを候補から除外できます。

特定ファイルを候補から削除する手順

  1. Google Driveを開く
  2. クイックアクセスに表示されている消したいファイルを見つける
  3. そのファイルを右クリック(スマホの場合は長押し)
  4. メニューから「参考にならない候補」または「Not a helpful suggestion」を選択

この操作をすると、Googleのアルゴリズムが学習して、そのファイルは今後候補に表示されにくくなります。完全に消えるわけではありませんが、表示頻度はかなり下がるでしょう。


クイックアクセスを再び表示させる方法

「やっぱりクイックアクセスがあった方が便利だった」と感じた場合は、同じ手順で元に戻せます。

PC版なら設定画面の「候補ファイル」にチェックを入れ直し、スマホアプリならクイックアクセスのスイッチをオンにするだけです。

設定変更後は、画面を更新することを忘れないでくださいね。


よくある質問(FAQ)

Q. クイックアクセスを非表示にしても、ファイルは消えない?

A. はい、消えません。クイックアクセスはファイルへのショートカット(近道)を表示しているだけです。非表示にしても、元のフォルダにファイルは残っているので安心してください。

Q. 非表示にすると、ストレージ容量は増える?

A. いいえ、変わりません。クイックアクセスは表示の機能であって、ファイルのコピーを作っているわけではありません。容量を節約したい場合は、不要なファイルを削除する必要があります。

Q. 設定がうまく反映されないときは?

A. ページやアプリの更新を試してみてください。PC版ならF5キーやブラウザの更新ボタン、スマホアプリなら画面を下に引っ張って更新します。それでも解決しない場合は、一度ログアウトして再ログインしてみましょう。

Q. 設定は他のデバイスにも反映される?

A. PC版(ブラウザ版)の設定は、同じGoogleアカウントでログインしている他のPC・ブラウザにも反映されます。ただし、スマホアプリは別途設定が必要な場合があります。

Q. Google Workspaceでも同じ方法で非表示にできる?

A. はい、基本的には同じ手順で非表示にできます。ただし、組織の管理者によって設定が制限されている場合は、変更できないこともあるので、その場合は管理者に確認してみてください。


まとめ

Google Driveのクイックアクセス(候補)を非表示にする方法を、PC・Android・iPhoneそれぞれ解説しました。

設定自体はどれも1分程度で完了します。プライバシーが気になる方、画面をスッキリさせたい方は、ぜひ今日から設定を変更してみてくださいね。

もし「やっぱり便利だった」と思ったら、いつでも元に戻せるので気軽に試してみてください。

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