仕事で使っているGoogle Driveが突然つながらなくなった。
そんな経験はありませんか?
「接続できません」「接続を試みています」といったエラーが出ると、作業が完全にストップしてしまいますよね。
特に締め切り前だったり、重要な会議前だったりすると、本当に焦ります。
でも、大丈夫。
Google Driveの接続トラブルは、ほとんどの場合、いくつかの手順で解決できるんです。
この記事では、Google Driveにつながらない原因と、その解決方法を初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
Google Driveにつながらないときの症状

まず、どんな症状が出ているか確認しましょう。
ブラウザ版の症状
①「接続を試みています」と表示される
Google Driveを開くと、いつまでも「接続を試みています」と表示され、ファイルが読み込まれない状態。
②「一時的なエラー(502)」が出る
ファイルを開こうとすると、「一時的なエラー(502)」というメッセージが表示されます。
これは、Googleのサーバーが一時的に利用できない状態を意味します。
③「drive.google.comで接続が拒否されました」
ブラウザで「接続が拒否されました」や「このサイトにアクセスできません」と表示される。
④読み込みが極端に遅い
ファイルは開けるけど、読み込みに数分かかったり、動作が重すぎて実質使えない状態。
パソコン版アプリ(Google Drive for Desktop)の症状
①アイコンがグレーアウト
タスクトレイ(Windowsの右下、Macの右上)にあるGoogle Driveのアイコンが半透明になっている。
②「接続できません」と表示
アイコンにマウスを合わせると「接続できません」というメッセージが出る。
③同期が止まる
「同期を準備しています」のまま進まない、または「同期できませんでした」というエラーが出ます。
④スリープ復帰後につながらない
パソコンをスリープから復帰させると、Google Driveが「接続できません」状態になる。
スマホアプリの症状
①「接続されていません」と表示
アプリを開いても「接続されていません」と表示され、ファイルにアクセスできない。
②ファイルが読み込めない
アプリは起動するけど、ファイルを開こうとすると「接続されていません」と出る。
自分の症状がどれに当てはまるか確認したら、次のセクションで原因を探っていきましょう。
Google Driveにつながらない7つの主な原因
接続できない原因は、大きく分けて7つあります。
原因①:インターネット接続の問題
最も多いのが、インターネット接続自体に問題があるケース。
Wi-Fiが不安定だったり、通信制限がかかっていたり、モバイルデータがオフになっていたりすると、Google Driveにアクセスできません。
原因②:Googleのサーバー障害
時々、Google側でサーバーに問題が発生することがあります。
この場合は、自分では何もできないので、復旧を待つしかありません。
原因③:ブラウザのキャッシュやCookieの問題
ブラウザに蓄積されたキャッシュやCookieが悪さをして、接続できなくなることがあります。
特に長期間ブラウザのキャッシュを削除していない場合に起こりやすいです。
原因④:ファイアウォールやセキュリティソフトのブロック
ファイアウォールやウイルス対策ソフトが、Google Driveへの接続をブロックしている可能性があります。
特に、新しいセキュリティソフトをインストールした後に起こりやすいです。
原因⑤:複数のGoogleアカウントでの混乱
複数のGoogleアカウントに同時にログインしていると、アカウント間で競合が起きて接続できなくなることがあります。
原因⑥:プロキシ設定の問題
会社のネットワークなどでプロキシを使用している場合、その設定がGoogle Driveと相性が悪いことがあります。
原因⑦:アプリの不具合
Google Drive for Desktopのアプリ自体に不具合が発生していたり、インストールが破損していたりするケース。
特にアップデート後に起こることがあります。
それでは、これらの原因に対する具体的な解決方法を見ていきましょう。
【基本編】まず試したい5つの対処法
難しい操作をする前に、まずは簡単な方法から試してみましょう。
対処法①:インターネット接続を確認する
手順
- 他のサイトにアクセスしてみる
- YouTubeやニュースサイトなど、他のサイトが開けるか確認
- 開けない場合は、インターネット接続自体に問題あり
- Wi-Fi接続を確認
- スマホやパソコンのWi-Fi設定を開く
- 正しいネットワークに接続されているか確認
- Wi-Fiアイコンにエラーマークが出ていないか確認
- モバイルデータがオフになっていないか確認(スマホの場合)
- 設定→モバイルネットワーク→モバイルデータがオンか確認
- 通信速度を確認
- 「インターネット速度テスト」で検索して速度を測定
- 極端に遅い場合は、ルーターを再起動
Wi-Fiルーター・モデムの再起動方法
- ルーター・モデムの電源を切る
- 30秒〜1分待つ
- 電源を入れ直す
- 接続が安定するまで2〜3分待つ
これだけで解決することも多いので、まずは試してみてください。
対処法②:Googleのサーバー状態を確認する
自分の環境に問題がなくても、Google側で障害が起きている可能性があります。
確認方法
- Google Workspace ステータスダッシュボードを確認
- 「Google Workspace ステータス」で検索
- Google Driveに赤いマークや黄色いマークが付いていないか確認
- 付いている場合は、Google側の障害なので復旧を待ちます
- SNSで情報を探す
- Twitterで「Google Drive 接続できない」などで検索
- 同じ症状の人が多ければ、Google側の問題の可能性大
- ダウンディテクターを確認
- 「Downdetector Google Drive」で検索
- サービス障害の報告が急増していないか確認
Google側の障害の場合、数分〜数時間で復旧することがほとんどです。
待っている間は、別の作業をするか、一時的にローカルに保存されているファイルで作業しましょう。
対処法③:しばらく待ってから再度アクセスする
「一時的なエラー(502)」が出た場合は、文字通り一時的な問題です。
- 5分〜10分待ってから再度アクセス
- 混雑時(平日の昼間など)は少し時間をおく
- 焦らず、一度ブラウザを閉じて休憩
急いでいるときは難しいですが、少し待つだけで解決することもあります。
対処法④:別のブラウザで開いてみる
ブラウザ固有の問題かどうかを確認します。
試す手順
- 普段ChromeならFirefoxやEdgeで開いてみる
- 普段FirefoxならChromeで開いてみる
- 開けた場合は、元のブラウザに問題あり
推奨ブラウザ
- Google Chrome(最も相性が良い)
- Mozilla Firefox
- Microsoft Edge
- Safari(Macの場合)
別のブラウザで開けたら、元のブラウザのキャッシュクリアや再インストールを検討しましょう。
対処法⑤:シークレットモード(プライベートブラウジング)で開く
シークレットモードを使うと、キャッシュや拡張機能の影響を受けずにアクセスできます。
Chrome でシークレットモードを開く方法
- ブラウザ右上の三点メニューをクリック
- 「新しいシークレット ウィンドウ」を選択
- シークレットウィンドウでGoogle Driveを開く
- Googleアカウントにログイン
他のブラウザでも同様の機能があります
- Firefox:「新しいプライベートウィンドウ」
- Edge:「新しいInPrivateウィンドウ」
- Safari:「プライベートブラウズ」
シークレットモードで開けた場合は、通常モードのキャッシュやCookieに問題がある証拠です。
これらの基本的な対処法で解決しない場合は、次の詳細な解決方法を試してみましょう。
【ブラウザ版】Google Driveにつながらないときの解決方法
ブラウザでGoogle Driveを使っている場合の、具体的な解決方法です。
解決方法①:ブラウザのキャッシュとCookieを削除する
キャッシュとCookieが溜まりすぎると、動作が不安定になります。
Google Chromeの場合
- ブラウザ右上の三点メニューをクリック
- 「設定」を選択
- 左メニューの「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「閲覧履歴データの削除」をクリック
- 期間を「全期間」に設定
- 「Cookieと他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 「データを削除」をクリック
Firefox の場合
- メニュー(三本線)→「設定」
- 「プライバシーとセキュリティ」を開く
- 「Cookieとサイトデータ」セクションの「データを消去」をクリック
- 「Cookieとサイトデータ」と「ウェブコンテンツのキャッシュ」にチェック
- 「消去」をクリック
Edge の場合
- 三点メニュー→「設定」
- 「プライバシー、検索、サービス」を選択
- 「閲覧データをクリア」セクションで「クリアするデータの選択」をクリック
- 「Cookieおよびその他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」を選択
- 「今すぐクリア」をクリック
削除後、ブラウザを再起動してGoogle Driveにアクセスしてみてください。
解決方法②:すべてのGoogleアカウントからログアウトする
複数アカウントが競合している場合の対処法です。
手順
- Google Driveを開く
- 右上のプロフィールアイコンをクリック
- 「すべてのアカウントからログアウト」を選択
- ログアウトされたことを確認
- Google Driveを再度開く
- 使いたいアカウント1つだけでログイン
これで、アカウント間の競合が解消されます。
解決方法③:ブラウザの拡張機能を無効にする
拡張機能がGoogle Driveの動作を妨げている可能性があります。
Chrome で拡張機能を無効にする方法
- ブラウザ右上の三点メニューをクリック
- 「拡張機能」→「拡張機能を管理」
- すべての拡張機能をオフにする
- Google Driveにアクセスして動作を確認
- 問題が解決したら、1つずつ拡張機能をオンにして原因を特定
特に、広告ブロッカーやVPN拡張機能が原因になることが多いです。
解決方法④:JavaScriptとCookieが有効か確認する
Google DriveはJavaScriptとCookieが必須です。
Chrome で確認する方法
- 三点メニュー→「設定」
- 「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」
- 「JavaScript」が「サイトに JavaScript の使用を許可する」になっているか確認
- 「Cookieとサイトデータ」が適切に設定されているか確認
通常はデフォルトで有効ですが、念のため確認しておきましょう。
解決方法⑤:ブラウザを最新版にアップデートする
古いブラウザは、Google Driveと相性が悪いことがあります。
Chrome のアップデート方法
- 三点メニューをクリック
- 「ヘルプ」→「Google Chrome について」
- 自動的にアップデートが確認されます
- 更新があれば「再起動」をクリック
他のブラウザも同様に、設定から「バージョン情報」や「更新」を確認してください。
解決方法⑥:ブラウザを再インストールする
上記の方法で解決しない場合、ブラウザの再インストールも検討しましょう。
手順
- ブックマークやパスワードをエクスポート(バックアップ)
- コントロールパネル(Windows)またはアプリケーション(Mac)からブラウザをアンインストール
- 公式サイトから最新版をダウンロード
- インストール後、バックアップを復元
再インストールすると、ブラウザがまっさらな状態になるので、高確率で問題が解決します。
【パソコン版アプリ】Google Drive for Desktopの解決方法

パソコンにインストールしたGoogle Drive for Desktopアプリの問題を解決します。
解決方法①:アプリを再起動する
最も簡単で効果的な方法です。
Windows の場合
- タスクバー右下のGoogle Driveアイコンを右クリック
- 三点メニュー(︙)をクリック
- 「Google Driveを終了」を選択
- スタートメニューから「Google Drive」を検索して起動
Mac の場合
- メニューバー右上のGoogle Driveアイコンをクリック
- 設定アイコン(歯車)→「Google Driveを終了」
- アプリケーションフォルダから「Google Drive」を起動
再起動後、アイコンがカラーになり、「同期が完了しました」と表示されれば成功です。
解決方法②:同期を一時停止してから再開する
同期が止まっている場合に有効です。
手順
- Google Driveアイコンをクリック
- 設定アイコン(歯車)をクリック
- 「同期を一時停止」を選択
- 数秒待つ
- もう一度設定アイコン→「同期を再開」
これで、同期処理がリセットされます。
解決方法③:ネットワーク設定を確認・変更する
プロキシ設定が原因の場合があります。
手順
- Google Driveアイコンをクリック
- 設定アイコン→「環境設定」
- 「ネットワーク設定」または「プロキシ」タブを開く
- 「直接接続」を選択
- 「設定の自動検出」をオフにする
- 「保存」をクリック
会社のネットワークで特定のプロキシ設定が必要な場合は、IT管理者に確認してください。
解決方法④:フォルダのアクセス権限を確認する
アプリがフォルダにアクセスできないと、同期が止まります。
Windows の場合
- エクスプローラーのアドレスバーに「%AppData%」と入力
- Google→DriveFS フォルダを探す
- フォルダを右クリック→「プロパティ」
- 「セキュリティ」タブで、自分のユーザーアカウントに「フルコントロール」権限があるか確認
Mac の場合
- Finder→「移動」→「フォルダへ移動」
- 「~/Library/Application Support/Google/DriveFS」と入力
- DriveFS フォルダを右クリック→「情報を見る」
- 「共有とアクセス権」で、自分のアカウントに「読み/書き」権限があるか確認
権限がない場合は、自分のアカウントに適切な権限を付与してください。
解決方法⑤:アプリを再インストールする
アプリが破損している可能性がある場合は、再インストールしましょう。
手順
- アンインストール前の準備
- 同期が完了していることを確認
- 重要なファイルがクラウドにあることを確認
- アンインストール(Windows)
- スタートメニュー→「設定」→「アプリ」
- 「Google Drive」を探してクリック
- 「アンインストール」をクリック
- アンインストール(Mac)
- アプリケーションフォルダから「Google Drive」をゴミ箱へ
- ゴミ箱を空にする
- 再インストール
- Googleの公式サイトから最新版をダウンロード
- インストーラーを起動
- 指示に従ってインストール
- Googleアカウントでログイン
再インストール後、同期設定を再度行う必要があります。
解決方法⑥:スリープ復帰後の接続問題を解決する
パソコンをスリープから復帰させると接続できなくなる場合の対処法。
原因
- ネットワーク接続が復帰する前にGoogle Driveが起動
- 省電力設定でネットワークアダプタがオフになっている
対処法
- 電源管理設定を確認(Windows)
- デバイスマネージャーを開く
- 「ネットワークアダプター」を展開
- 使用しているアダプタを右クリック→「プロパティ」
- 「電源の管理」タブで「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す
- Google Driveを自動起動しないようにする
- 設定→環境設定→一般
- 「ログイン時に起動」のチェックを外す
- スリープから復帰後、手動でGoogle Driveを起動
完全な解決策ではありませんが、手動起動なら確実に接続できます。
【セキュリティ関連】ファイアウォールやウイルス対策ソフトの設定
セキュリティソフトがGoogle Driveをブロックしている場合の対処法です。
解決方法①:Windows Defenderファイアウォールの設定
Windows標準のファイアウォールがブロックしているかもしれません。
一時的にオフにして確認
- コントロールパネルを開く
- 「システムとセキュリティ」→「Windows Defender ファイアウォール」
- 左メニューの「Windows Defender ファイアウォールの有効化または無効化」
- プライベートネットワークとパブリックネットワークの両方で「Windows Defender ファイアウォールを無効にする」を選択
- 「OK」をクリック
- Google Driveにアクセスして動作を確認
重要な注意点
ファイアウォールを無効にすると、セキュリティリスクが高まります。
Google Driveが動くことを確認したら、すぐに有効に戻してください。
Google Driveを許可する方法
- Windows Defender ファイアウォール設定を開く
- 「Windows Defender ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」をクリック
- 「設定の変更」をクリック
- 「別のアプリの許可」をクリック
- Google Driveのアプリケーションを追加
- プライベートとパブリックの両方にチェック
- 「OK」をクリック
これで、ファイアウォールを有効にしたままGoogle Driveを使えます。
解決方法②:ウイルス対策ソフトの設定を確認
McAfee、Norton、Avast、ウイルスバスターなどのウイルス対策ソフトが原因の場合があります。
確認方法
- ウイルス対策ソフトを一時的に無効にする
- Google Driveにアクセスして動作を確認
- 動いた場合は、ウイルス対策ソフトが原因
対処法
- ウイルス対策ソフトの設定で、Google Driveを「除外リスト」や「信頼するアプリ」に追加
- ファイアウォール設定で、Google Driveの通信を許可
- それでもダメなら、別のウイルス対策ソフトに変更することも検討
設定方法は、各ソフトによって異なるので、公式サイトのヘルプを参照してください。
解決方法③:e-Rewards Notifyなど干渉ソフトを削除
特定のソフトウェアがGoogle Driveと干渉することがあります。
e-Rewards Notify
このソフトは、プロキシを自動設定するため、Google Driveと相性が悪いです。
削除方法(Windows)
- スタートメニュー→「設定」→「アプリ」
- 「e-Rewards Notify」を探す
- クリックして「アンインストール」
削除後、Google Driveが正常に動くか確認してください。
他にも、VPNソフトやプロキシ設定ツールが原因になることがあります。
【スマホ】Google Driveアプリにつながらない場合
スマホアプリで「接続されていません」と表示される場合の解決方法です。
解決方法①:アプリを再起動する
Android の場合
- アプリ履歴ボタンをタップ
- Google Driveアプリを上にスワイプして終了
- ホーム画面からGoogle Driveを再度起動
または
- 設定→「アプリ」→「Google Drive」
- 「強制終了」をタップ
- ホーム画面からアプリを起動
iPhone の場合
- ホーム画面で下から上にスワイプ(またはホームボタン2回押し)
- Google Driveアプリを上にスワイプして終了
- ホーム画面からGoogle Driveを再度起動
解決方法②:モバイルデータとWi-Fi設定を確認
確認ポイント
- 機内モードがオフか確認
- 設定を開いて、機内モードがオフになっているか確認
- Wi-Fiまたはモバイルデータがオンか確認
- Wi-Fi接続している場合は、正しいネットワークに接続されているか
- モバイルデータを使用している場合は、データ通信がオンか
- Google Driveのモバイルデータ使用が許可されているか
- Android:設定→「アプリ」→「Google Drive」→「モバイルデータとWi-Fi」→「バックグラウンドデータ」と「データ使用量の制限なし」をオン
- iPhone:設定→「モバイル通信」→下にスクロールして「Google Drive」がオンか確認
解決方法③:アプリのキャッシュをクリアする
Android の場合
- 設定→「アプリ」→「Google Drive」
- 「ストレージ」をタップ
- 「キャッシュを削除」をタップ
- アプリを再起動
iPhone の場合
iPhoneには直接キャッシュを削除する機能がありませんが、以下の方法で同じ効果があります:
- アプリをアンインストール
- App Storeから再インストール
- Googleアカウントでログイン
解決方法④:アプリをアップデートする
Android の場合
- Google Play ストアを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「アプリとデバイスの管理」をタップ
- 「Google Drive」に更新があればアップデート
iPhone の場合
- App Storeを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 下にスクロールして「Google Drive」があればアップデート
解決方法⑤:アカウントを再ログインする
手順
- Google Driveアプリを開く
- メニュー(三本線)→設定
- アカウントをタップ
- 「アカウントを削除」を選択
- アプリを再起動
- Googleアカウントで再度ログイン
これで、アカウントの認証情報がリフレッシュされます。
オフラインモードを活用する方法

インターネット接続が不安定な環境で作業する場合、オフラインモードが便利です。
オフラインモードとは?
オフラインモードを有効にしておくと、インターネットに接続していなくてもファイルにアクセスできます。
編集内容は、次にオンラインになったときに自動的に同期されます。
オフラインモードを有効にする方法
全体を有効にする方法
- Google Driveを開く
- 右上の設定アイコン(歯車)をクリック
- 「設定」を選択
- 「オフライン」セクションで「オフラインでGoogle ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルの作成や最近使用したファイルの閲覧と編集が可能です」にチェック
個別のファイルを有効にする方法
- オフラインで使いたいファイルを右クリック
- 「オフラインで使用可」を選択
注意点
- オフラインモードを有効にすると、パソコンの容量を使います
- すべてのファイルがオフラインに対応しているわけではありません
- Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドが中心
インターネット環境が不安定な場所でも、最低限の作業はできるようになります。
それでも解決しない場合の最終手段
ここまでの方法を試しても解決しない場合は、以下を試してみてください。
最終手段①:別のデバイスで確認する
- スマホで試してみる
- 別のパソコンで試してみる
- 別のネットワーク(カフェのWi-Fiなど)で試してみる
他のデバイスで正常に動く場合は、使っているデバイスやネットワークに問題があります。
最終手段②:Googleアカウントを確認する
アカウントが停止されていないか確認
- https://myaccount.google.com/ にアクセス
- 「セキュリティ」タブを確認
- 不審なアクティビティの警告がないか確認
アカウントに問題がある場合は、Googleのヘルプに従って復旧してください。
最終手段③:Googleサポートに問い合わせる
どうしても解決しない場合は、Googleのサポートに連絡しましょう。
- Google Driveヘルプセンターにアクセス
- 「お問い合わせ」を選択
- 問題の詳細を記入して送信
有料のGoogle Workspaceを使っている場合は、より手厚いサポートを受けられます。
最終手段④:システムの復元(Windows)
最近まで正常に動いていたのに突然動かなくなった場合、システムを以前の状態に戻すのも選択肢です。
Windows のシステムの復元
- スタートメニューで「復元」と検索
- 「復元ポイントの作成」を選択
- 「システムの復元」をクリック
- 正常に動作していた日付の復元ポイントを選択
- 指示に従って復元
ただし、復元後にインストールしたソフトは削除されるので注意してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 急に「接続できません」になる原因は?
A. 最も多い原因は以下の3つです:
- インターネット接続が不安定
- スリープから復帰したときにネットワーク接続が遅れている
- Google Drive側の一時的な問題
まずはアプリを再起動してみてください。
Q2. 「一時的なエラー(502)」が何度も出ます
A. これはGoogleのサーバー側の一時的な問題です。
数分〜数十分待ってから再度アクセスしてください。
頻繁に出る場合は、Google Workspace ステータスダッシュボードで障害情報を確認しましょう。
Q3. スリープ復帰後、毎回接続できなくなります
A. これはGoogle Driveの既知の問題です。
- 省電力設定でネットワークアダプタの電源管理を無効にする
- Google Driveの自動起動を無効にして、手動で起動する
完全な解決策はまだありませんが、これで対処できます。
Q4. 会社のネットワークでだけつながりません
A. 会社のファイアウォールやプロキシ設定が原因の可能性が高いです。
IT管理者に以下を確認してください:
- Google Driveへのアクセスが許可されているか
- 必要なポートが開いているか
- プロキシ設定は正しいか
Q5. 複数のGoogleアカウントを使っていますが、片方だけつながりません
A. アカウント間の競合が起きている可能性があります。
- すべてのアカウントからログアウト
- つながらないアカウントだけでログイン
- 問題なければ、他のアカウントも追加
それでもダメなら、そのアカウント自体に問題があるかもしれません。
Q6. スマホアプリは動くのに、パソコンアプリは動きません
A. パソコンアプリ特有の問題です。
- ファイアウォールがブロックしていないか確認
- アプリを再インストール
- フォルダのアクセス権限を確認
Q7. ブラウザでは動くのに、アプリでは動きません
A. アプリのインストールが破損しているか、ネットワーク設定に問題がある可能性があります。
アプリを再インストールして、プロキシ設定を「直接接続」にしてみてください。
Q8. 時計の時刻がずれているとつながらないって本当?
A. 本当です。
パソコンの時計が大幅にずれていると、HTTPSのセキュリティ証明書の検証に失敗して接続できなくなります。
時計を正確な時刻に合わせてください。
まとめ
Google Driveにつながらないときの対処法をまとめます。
まず試すべき5つの基本対処法
- インターネット接続を確認
- Googleのサーバー状態を確認
- しばらく待ってから再度アクセス
- 別のブラウザで試す
- シークレットモードで試す
ブラウザ版の主な解決方法
- キャッシュとCookieを削除
- すべてのアカウントからログアウト
- 拡張機能を無効化
- ブラウザを最新版にアップデート
パソコン版アプリの主な解決方法
- アプリを再起動
- 同期を一時停止してから再開
- ネットワーク設定を「直接接続」に変更
- アプリを再インストール
セキュリティ関連の解決方法
- Windows Defenderファイアウォールの設定
- ウイルス対策ソフトの除外設定
- 干渉するソフトを削除
スマホアプリの主な解決方法
- アプリを再起動
- モバイルデータ設定を確認
- キャッシュをクリア
- アプリをアップデート
ほとんどの場合、これらの方法のいずれかで解決できます。
特に、「再起動」「キャッシュクリア」「ネットワーク設定の確認」は効果が高いので、最初に試してみてください。
それでも解決しない場合は、Googleサポートに問い合わせることをおすすめします。
焦らず、一つずつ試していけば、必ず解決できますよ!


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