「Gmailって機能がたくさんあるのは知ってるけど、どこに何があるか分からない…」
そんな悩み、ありませんか?
実はGmailは定期的にデザインが更新され、メニューの場所が変わったり、新機能が追加されたりしています。だから「前はここにあったのに!」なんてことも起きるんです。
この記事では、2025年最新のGmailページメニューの全体像から、意外と知らない便利機能まで、画面の場所ごとに分かりやすく解説していきます。
Gmailの画面構成:まずは全体像を把握しよう

Gmailの画面は大きく5つのエリアに分かれています。
1. 上部ヘッダーエリア(画面の一番上)
- 検索ボックス
- 設定メニュー
- Googleアプリメニュー
- アカウント管理
2. 左サイドバー(画面左側)
- 作成ボタン
- 受信トレイ
- ラベル一覧
- チャット・スペース
3. メインエリア(画面中央)
- メール一覧
- メール本文表示
- タブ(プロモーション、ソーシャルなど)
4. 右サイドパネル(画面右側)
- カレンダー
- Keep
- ToDoリスト
- 連絡先
5. 下部エリア(画面下)
- ストレージ使用量
- 利用規約リンク
それでは、各エリアの詳しい機能を見ていきましょう!
上部ヘッダーエリア:検索と設定の司令塔
検索ボックスの隠れた機能
単純にキーワードを入れるだけじゃもったいない!
便利な検索オプション:
- 🔍マークの横の**▼ボタン**をクリックすると詳細検索が開きます
- 期間指定、送信者指定、添付ファイルの有無など細かく検索可能
- 検索演算子も使えます(例:from:amazon.co.jp)
設定メニュー(歯車アイコン⚙)
ここがGmailカスタマイズの中枢です。
主な項目:
- クイック設定:表示密度やテーマをサクッと変更
- すべての設定を表示:詳細な設定画面へ
- テーマ:背景画像や色を変更
- 表示密度:デフォルト/標準/最小から選択
知っておくと便利: クイック設定の「受信トレイの種類」で、重要なメールを上に表示させたり、未読メールだけを表示させたりできます。
9つの点のメニュー(Googleアプリランチャー)
他のGoogleサービスにワンクリックでアクセス。 よく使うサービスは上部に自動的に配置されます。
左サイドバー:メール管理の心臓部
「作成」ボタンの進化
単なる新規メール作成だけじゃありません!
Shiftキーを押しながらクリックすると:
- 新しいウィンドウでメール作成画面が開く
- 複数のメールを同時に作成可能
受信トレイとその仲間たち
基本フォルダ:
- 受信トレイ:すべての受信メール(アーカイブしたもの以外)
- スター付き:重要マークを付けたメール
- スヌーズ中:後で対応するメール
- 送信済み:送信したメールの履歴
- 下書き:作成途中のメール
- 重要:Gmailが自動判定した重要メール
ラベル機能:フォルダより便利な整理術
ラベルの特徴:
- 1つのメールに複数のラベルを付けられる
- 色分けして視覚的に管理
- 階層構造(親ラベル・子ラベル)も作成可能
ラベルの作成方法:
- サイドバーの「もっと見る」をクリック
- 一番下の「新しいラベルを作成」を選択
- ラベル名を入力して作成
チャット・スペースの表示/非表示
画面を広く使いたい場合は、設定から非表示にできます。
切り替え方法: 設定(歯車) → すべての設定 → チャットとMeet → チャットをオフ
メインエリア:メール表示の中心地
タブ機能で自動整理
受信トレイ上部のタブで、メールを自動分類。
標準的なタブ:
- メイン:重要なメール、個人的なメール
- プロモーション:広告、セール情報
- ソーシャル:SNSからの通知
- 新着:フォーラム、メーリングリスト
- フォーラム:オンラインフォーラムからのメール
タブのカスタマイズ: 設定 → 受信トレイ → カテゴリ から表示/非表示を切り替え
メール一覧の表示カスタマイズ
重要度マーカー:
- ⭐ スター:手動で重要マーク
- ▶ 重要マーク:Gmailの自動判定
その他のアイコン:
- 📎 添付ファイルあり
- 🔒 情報保護モード
- 📅 カレンダー招待
一括操作の便利機能
メール一覧上部のチェックボックス横の**▼**をクリック:
- すべて選択
- 既読のみ選択
- 未読のみ選択
- スター付きを選択
右サイドパネル:生産性を高める補助ツール
デフォルトでは折りたたまれていますが、実はとても便利!
利用可能なツール
カレンダー:
- 予定を確認しながらメール返信
- メールから直接予定を作成
Keep(メモ):
- メールの内容をメモに保存
- アイデアを忘れないうちにメモ
ToDoリスト:
- メールをタスクに変換
- 期限設定も可能
連絡先:
- アドレス帳を素早く参照
- 連絡先情報の編集
サイドパネルの追加アプリ
「+」ボタンから、他のアプリも追加できます。 Workspaceユーザーなら、さらに多くのアプリが利用可能。
隠れた便利機能:知ってる人だけが使っている
キーボードショートカット
設定で有効にすると、作業効率が劇的にアップ!
よく使うショートカット:
- C:新規作成
- E:アーカイブ
- R:返信
- A:全員に返信
- F:転送
- /:検索ボックスにフォーカス
- G + I:受信トレイに移動
送信取り消し機能
送信ボタンを押した後、最大30秒まで取り消し可能。
設定方法: 設定 → 全般 → 送信取り消し → 取り消せる時間を選択
スマート作成・スマート返信
AIが文章を予測して提案。Tabキーで確定。
オン/オフの切り替え: 設定 → 全般 → スマート作成/スマート返信
複数の受信トレイ
複数のGmailアカウントやラベルを1画面で管理。
設定方法: 設定 → 詳細 → マルチ受信トレイを有効にする
モバイル版との違い:知っておきたいポイント
PC版にしかない機能
- フィルタの詳細設定
- ラベルの階層管理
- 複数メールの一括印刷
- 詳細な検索オプション
- テーマのカスタマイズ
モバイル版の方が便利な機能
- スワイプ操作でアーカイブ
- 通知のきめ細かい設定
- 位置情報を使った機能
トラブル対処法:メニューが見つからない時
「あの機能どこいった?」の解決法
- 右上の設定(歯車)から「すべての設定を表示」
- 上部のタブを全部確認(詳細設定は「詳細」タブにある)
- 実験的機能は「Labs」タブをチェック
表示がおかしくなった時
リセット方法:
- 設定 → テーマ → デフォルトに戻す
- 表示密度を「デフォルト」に変更
- ブラウザのキャッシュをクリア
新機能が表示されない
Gmailの新機能は段階的に展開されます。 設定 → 全般 → 「新機能の早期リリース」をオンにすると、いち早く試せます。
まとめ:Gmailメニューを使いこなして効率アップ!
Gmailのページメニューをマスターするポイント:
- まず全体像を把握(5つのエリア構成)
- 設定画面を恐れない(すべての設定を一度は見てみる)
- ラベルとフィルタを活用(自動整理で時短)
- キーボードショートカットを覚える(3つだけでも効果大)
- 右サイドパネルを活用(カレンダーとの連携が便利)
最初は複雑に見えるGmailのメニューも、構造を理解すれば驚くほど使いやすくなります。特に、検索機能とラベル機能を使いこなせるようになると、大量のメールも怖くありません。
この記事を参考に、まずは気になる機能を1つずつ試してみてください。設定を変更しても、いつでも元に戻せるので、気軽に触ってみることが上達の近道です。
毎日使うGmailだからこそ、ちょっとした工夫で大きな時短につながります。快適なメール環境を作って、もっと大切なことに時間を使いましょう!
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