「あのメール、どこにいったんだろう?」
Gmailを使っていて、こんな経験はありませんか。同じ件名のメールが自動的にまとまってしまい、大切なメールを見逃してしまったり、探すのに時間がかかったり。
実は、Gmailには「スレッド表示」という機能があって、関連するメールを自動でグループ化しています。でも、この機能が逆に使いにくいと感じる人も多いんです。
今回は、そんなスレッド表示を解除して、メールを個別に表示する方法を分かりやすく解説します。設定は意外と簡単で、たった数分で完了しますよ。
スレッド表示って何?なぜ解除したいの?

スレッド表示とは
スレッド表示とは、同じ件名や関連する内容のメールを、会話のようにひとまとめにして表示する機能です。例えば、「会議の件」という件名でやり取りしたメールが、すべて一つのグループとして表示されます。
スレッド表示のメリット
- 関連するメールが見つけやすい
- 受信トレイがすっきりする
- 会話の流れが把握しやすい
でも、こんなデメリットも
- 重要なメールが埋もれてしまう
- 個別の送信日時が分かりにくい
- 未読メールを見逃しやすい
- 添付ファイルの場所が分からない
だからこそ、スレッド表示を解除したいという人が増えているんですね。
パソコン版Gmailでスレッド表示を解除する方法
ステップ1:設定画面を開く
- Gmailを開きます
- 画面右上の歯車マーク(設定アイコン)をクリック
- 「すべての設定を表示」を選択
ステップ2:スレッド表示設定を変更
- 「全般」タブが選ばれていることを確認
- 画面を下にスクロール
- 「スレッド表示」の項目を探します
- 「スレッド表示OFF」を選択
- 画面下部の「変更を保存」をクリック
これで完了です!設定が反映されるまで、少し時間がかかる場合があります。
スマホアプリ版Gmailでスレッド表示を解除する方法
iPhone(iOS)の場合
- Gmailアプリを開く
- 左上のメニューボタン(三本線)をタップ
- 「設定」を選択
- 該当するGmailアカウントを選択
- 「スレッド表示」をOFFにする
Android の場合
- Gmailアプリを開く
- 左上のメニューボタンをタップ
- 「設定」を選択
- 該当するアカウントを選択
- 「全般設定」内の「スレッド表示」をOFFにする
スマホでも設定は簡単ですが、機種やアプリのバージョンによって若干手順が異なる場合があります。
スレッド解除後の変化と注意点
どう変わるの?
スレッド表示を解除すると、これまでグループ化されていたメールが、すべて個別に表示されるようになります。受信した順番や送信した順番で、時系列に沿って並ぶため、メールの流れが把握しやすくなりますね。
注意しておきたいポイント
- 受信トレイのメール数が増えて見える
- 同じ件名のメールが複数並ぶことがある
- 検索結果も個別表示になる
元に戻したい場合は
もしスレッド表示に戻したくなったら、同じ手順で「スレッド表示ON」を選択するだけです。設定はいつでも変更できるので、安心してくださいね。
よくある質問と解決方法
Q1:設定を変更したのに反映されない
設定変更後、ブラウザを一度更新してみてください。それでも変わらない場合は、数分待ってから再度確認しましょう。
Q2:一部のメールだけスレッド表示を解除できる?
残念ながら、Gmailでは全体設定のみとなります。個別のメールやフォルダ単位での設定はできません。
Q3:他のメールサービスでも同じ設定がある?
OutlookやYahooメールにも類似の機能がありますが、設定方法は異なります。各サービスの設定画面で確認してみてくださいね。
まとめ:自分に合ったメール環境を作ろう
Gmailのスレッド表示解除は、実はとても簡単な設定変更でした。パソコンでもスマホでも、数分あれば完了します。
今回のポイント
- スレッド表示は設定から簡単に解除できる
- パソコンとスマホ、両方で設定可能
- いつでも元に戻せるので気軽に試せる
- メールの管理方法が大きく変わる
メールは毎日使うツールだからこそ、自分にとって使いやすい環境を作ることが大切です。スレッド表示が合わないと感じていた方は、ぜひ一度解除してみてください。きっと、もっと快適にメールが使えるようになりますよ。
コメント