「GitHubのプロジェクトをダウンロードしたいけど、どうすればいいの？」
「git cloneってどう使うの？」
「HTTPSとSSH、どっちを使えばいいの？」
開発現場に入ったとき、まず最初に使うのがgit cloneコマンドです。
この記事では、git cloneコマンドの基本から応用まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
git cloneとは？
まずは、git cloneの基本を理解しましょう。
cloneの意味
clone（クローン）= 複製
Gitにおけるcloneとは、リモートリポジトリの内容を、自分のローカル環境に丸ごとコピーすることです。
イメージ：
リモートリポジトリ（GitHub）
↓ git clone
ローカルリポジトリ（あなたのPC）何がコピーされるの？
git cloneで取得されるもの：
- ✅ 全てのファイル
- ✅ 全てのブランチ
- ✅ 全てのコミット履歴
- ✅ 全てのタグ
- ✅ .gitディレクトリ（リポジトリ情報）
つまり、完全なGitリポジトリのコピーが作成されます。
いつ使うの？
典型的な使用シーン：
- 新しいプロジェクトに参加
- チームのリポジトリをローカルに複製
- オープンソースプロジェクトを利用
- GitHubの公開リポジトリをダウンロード
- 他の人のコードを参照
- 学習や研究のためにコードを取得
- 自分のリポジトリを別PCで
- 別のマシンで作業を続ける
基本的な使い方
最もシンプルな形から見ていきましょう。
基本コマンド
$ git clone <リポジトリのURL>実行例：
$ git clone https://github.com/user/repository.git実際の手順
ステップ1：リポジトリのURLを取得
GitHubの場合：
- リポジトリのページを開く
- 緑色の「Code」ボタンをクリック
- HTTPSのURLをコピー
例：https://github.com/numpy/numpy.git
ステップ2：クローンしたい場所に移動
# デスクトップに移動
$ cd ~/Desktop
# 任意のプロジェクトフォルダに移動
$ cd ~/projectsステップ3：cloneコマンドを実行
$ git clone https://github.com/numpy/numpy.git
Cloning into 'numpy'...
remote: Enumerating objects: 50000, done.
remote: Counting objects: 100% (1000/1000), done.
remote: Compressing objects: 100% (500/500), done.
remote: Total 50000 (delta 400), reused 900 (delta 350)
Receiving objects: 100% (50000/50000), 25.00 MiB | 5.00 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (35000/35000), done.ステップ4：確認
# ディレクトリができているか確認
$ ls
numpy
# 中に入る
$ cd numpy
# ファイルを確認
$ ls
README.md setup.py numpy/ tests/ ...
# Gitリポジトリか確認
$ git status
On branch main
Your branch is up to date with 'origin/main'.
nothing to commit, working tree cleanクローン先のディレクトリを指定
$ git clone <リポジトリURL> <ディレクトリ名>例：
# 「my-project」という名前でクローン
$ git clone https://github.com/user/repository.git my-project
# 結果
$ ls
my-projectリポジトリ名と違う名前で作成したい場合に便利です。
HTTPSとSSHの違い
リポジトリをクローンする方法は2種類あります。
HTTPS方式
URL形式：
https://github.com/user/repository.gitメリット：
- ✅ 設定が簡単
- ✅ すぐに使える
- ✅ ファイアウォールを通過しやすい
- ✅ 初心者にも優しい
デメリット：
- ❌ 毎回パスワード入力が必要（対策あり）
- ❌ 認証情報をネットワーク経由で送信
使い方：
$ git clone https://github.com/user/repository.git
Username: your-username
Password: your-password (または personal access token)パスワード入力を省略する方法：
認証情報をキャッシュする：
# 15分間キャッシュ
$ git config --global credential.helper cache
# 1時間キャッシュ
$ git config --global credential.helper 'cache --timeout=3600'
# 永続的に保存（Windowsの場合）
$ git config --global credential.helper wincred
# 永続的に保存（Macの場合）
$ git config --global credential.helper osxkeychainSSH方式
URL形式：
git@github.com:user/repository.gitメリット：
- ✅ パスワード入力不要
- ✅ より安全（暗号化された鍵認証）
- ✅ 認証情報がネットワークに流れない
- ✅ 鍵を無効化しやすい
デメリット：
- ❌ 初期設定が必要
- ❌ SSHキーの管理が必要
使い方：
まずSSHキーの設定が必要です。
ステップ1：SSHキーを生成
$ ssh-keygen -t ed25519 -C "your-email@example.com"
Enter file in which to save the key: [Enter]
Enter passphrase: [Enter or type passphrase]ステップ2：公開鍵をGitHubに登録
# 公開鍵を表示
$ cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
ssh-ed25519 AAAAC3... your-email@example.com- GitHubの Settings → SSH and GPG keys
- 「New SSH key」をクリック
- 公開鍵を貼り付けて保存
ステップ3：SSHでクローン
$ git clone git@github.com:user/repository.git接続テスト：
$ ssh -T git@github.com
Hi username! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.どちらを選ぶべき？
初心者の方：
まずは HTTPS から始めましょう。
慣れてきたら：
SSH に切り替えると便利です。
企業・チーム開発：
多くの場合 SSH が推奨されます。
特定のブランチをクローン
デフォルトブランチ（mainやmaster）以外をクローンしたい場合。
-bオプション
$ git clone -b <ブランチ名> <リポジトリURL>例：
# developブランチをクローン
$ git clone -b develop https://github.com/user/repository.git確認
$ cd repository
$ git branch
* develop注意点：
-bオプションを使っても、全てのブランチ情報はダウンロードされます。
ただし、チェックアウトされるのは指定したブランチだけです。
他のブランチを確認
# リモートブランチを表示
$ git branch -r
origin/HEAD -> origin/main
origin/main
origin/develop
origin/feature/new-ui
# 全ブランチを表示
$ git branch -a
* develop
remotes/origin/HEAD -> origin/main
remotes/origin/main
remotes/origin/develop特定のタグをクローン
タグ（バージョン）を指定することもできます：
$ git clone -b v1.0.0 https://github.com/user/repository.git浅いクローン（Shallow Clone）
履歴が大量にある大規模プロジェクトで有効です。
–depthオプション
$ git clone --depth <深さ> <リポジトリURL>深さの意味：
--depth 1：最新のコミットだけ--depth 10：最新10個のコミットだけ--depth 100：最新100個のコミットだけ
使用例
最新のコミットだけ取得：
$ git clone --depth 1 https://github.com/user/repository.git通常のクローン：
Receiving objects: 100% (50000/50000), 500 MiB
時間: 10分浅いクローン：
Receiving objects: 100% (100/100), 5 MiB
時間: 10秒効果は絶大！
メリットとデメリット
メリット：
- ✅ ダウンロード時間が大幅に短縮
- ✅ ディスク容量の節約
- ✅ CIビルドに最適
デメリット：
- ❌ 履歴が見られない
- ❌ 一部のGitコマンドが制限される
- ❌
git blameやgit logが不完全
推奨シーン：
- CI/CDパイプライン
- 一時的なビルド環境
- 単にコードを見たいだけの場合
非推奨シーン：
- 通常の開発作業
- 履歴を参照する必要がある場合
特定のブランチを浅くクローン
組み合わせも可能：
$ git clone --depth 1 -b develop https://github.com/user/repository.gitこれで、developブランチの最新コミットだけが取得されます。
単一ブランチのクローン
本当に1つのブランチだけが欲しい場合。
–single-branchオプション
$ git clone --single-branch --branch <ブランチ名> <リポジトリURL>例：
$ git clone --single-branch --branch develop https://github.com/user/repository.git-bとの違い
-b だけの場合：
$ git clone -b develop https://github.com/user/repository.git
$ git branch -r
origin/HEAD -> origin/main
origin/main
origin/develop
origin/feature/...
# ← 全ブランチの情報がある–single-branch の場合：
$ git clone --single-branch -b develop https://github.com/user/repository.git
$ git branch -r
origin/develop
# ← developだけ！–depthとの組み合わせ
最強の組み合わせ：
$ git clone --depth 1 --single-branch --branch main https://github.com/user/repository.gitこれで：
- mainブランチだけ
- 最新のコミットだけ
超高速＆最小サイズ！
サブモジュールを含むクローン
プロジェクトがサブモジュールを使っている場合。
サブモジュールとは？
サブモジュール：
別のGitリポジトリを、現在のリポジトリ内に含める機能。
例えば：
my-project/
├── src/
├── lib/
│ └── external-library/ ← これがサブモジュール
└── README.md通常のクローン
$ git clone https://github.com/user/project-with-submodules.git
$ cd project-with-submodules
$ ls lib/external-library
# 空っぽ！サブモジュールは自動ではクローンされません。
–recurse-submodulesオプション
$ git clone --recurse-submodules https://github.com/user/project-with-submodules.gitこれで、サブモジュールも含めて全て取得されます。
すでにクローンしてしまった場合
後からサブモジュールを取得：
# サブモジュールを初期化して取得
$ git submodule update --init --recursiveその他の便利なオプション
実務で役立つオプション集です。
-o：リモート名を変更
デフォルトではoriginという名前が付きますが、変更できます：
$ git clone -o upstream https://github.com/user/repository.git確認：
$ git remote -v
upstream https://github.com/user/repository.git (fetch)
upstream https://github.com/user/repository.git (push)-q：静かにクローン
進捗表示を省略：
$ git clone -q https://github.com/user/repository.gitスクリプトで使う際に便利です。
–bare：ベアリポジトリ
作業ディレクトリなしのリポジトリ：
$ git clone --bare https://github.com/user/repository.git用途：
- サーバー上での共有リポジトリ
- ミラーリポジトリ
- バックアップ
通常のクローンとの違い：
通常：repository/.git/（リポジトリ情報）
repository/（作業ファイル）
bare：repository.git/（リポジトリ情報のみ）–mirror：完全なミラー
全ての参照を含む完全なコピー：
$ git clone --mirror https://github.com/user/repository.gitbareとの違い：
--mirrorは全ての参照（refs）を含む- 全てのブランチ、タグ、リモート追跡ブランチ
用途：
- リポジトリの完全バックアップ
- 別のGitホスティングサービスへの移行
-n：チェックアウトしない
.gitディレクトリだけ取得：
$ git clone -n https://github.com/user/repository.git作業ディレクトリにファイルは展開されません。
用途：
- 特定のファイルだけ後で取り出したい
- 大規模リポジトリで一部だけ必要な場合
よくあるエラーと解決方法
実際によく遭遇するエラーです。
エラー1：Permission denied (publickey)
エラー内容：
$ git clone git@github.com:user/repository.git
Permission denied (publickey).
fatal: Could not read from remote repository.原因：
SSHキーが設定されていない、または認識されていない
解決方法：
方法1：HTTPSに切り替え
$ git clone https://github.com/user/repository.git方法2：SSHキーを設定
# SSHキーを生成
$ ssh-keygen -t ed25519 -C "your-email@example.com"
# 公開鍵を表示してGitHubに登録
$ cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
# SSH接続をテスト
$ ssh -T git@github.comエラー2：Repository not found
エラー内容：
$ git clone https://github.com/user/repository.git
fatal: repository 'https://github.com/user/repository.git/' not found原因：
- URLのタイポ
- リポジトリが存在しない
- プライベートリポジトリで権限がない
解決方法：
- URLを再確認
# 正しいURL形式か確認
https://github.com/<username>/<repository-name>.git- 権限を確認
- プライベートリポジトリへのアクセス権があるか
- 招待を受け入れたか
- 認証情報を確認
# HTTPSの場合、正しい認証情報か確認
Username: <your-username>
Password: <personal-access-token>エラー3：fatal: destination path already exists
エラー内容：
$ git clone https://github.com/user/repository.git
fatal: destination path 'repository' already exists and is not an empty directory.原因：
同名のディレクトリが既に存在する
解決方法：
方法1：別名でクローン
$ git clone https://github.com/user/repository.git repository-new方法2：既存ディレクトリを削除
$ rm -rf repository
$ git clone https://github.com/user/repository.git方法3：既存ディレクトリをリネーム
$ mv repository repository-old
$ git clone https://github.com/user/repository.gitエラー4：Timeout / Failed to connect
エラー内容：
$ git clone https://github.com/user/repository.git
fatal: unable to access 'https://github.com/user/repository.git/':
Failed to connect to github.com port 443: Connection timed out原因：
- ネットワーク問題
- ファイアウォール
- プロキシ設定
解決方法：
ネットワークを確認：
$ ping github.comプロキシを設定：
$ git config --global http.proxy http://proxy.example.com:8080
$ git config --global https.proxy https://proxy.example.com:8080プロキシを解除：
$ git config --global --unset http.proxy
$ git config --global --unset https.proxyエラー5：SSL certificate problem
エラー内容：
fatal: unable to access 'https://...': SSL certificate problem原因：
SSL証明書の検証エラー
一時的な解決：
$ git -c http.sslVerify=false clone https://github.com/user/repository.git恒久的な解決（非推奨）：
$ git config --global http.sslVerify false推奨される解決：
# CA証明書を更新
$ sudo apt-get install ca-certificates # Ubuntu/Debian
$ brew install ca-certificates # macOS実践的な使用例
実際の開発シーンでの使い方です。
ケース1：新しいプロジェクトに参加
シナリオ：
チームに参加して、最初にコードを取得する
手順：
# プロジェクトディレクトリに移動
$ cd ~/projects
# HTTPSでクローン
$ git clone https://github.com/company/project.git
# または SSHでクローン
$ git clone git@github.com:company/project.git
# プロジェクトに入る
$ cd project
# ブランチを確認
$ git branch -a
# 開発用ブランチにチェックアウト
$ git checkout develop
# 依存関係をインストール
$ npm install # または yarn install, pip install などケース2：Gitのリポジトリを試してみる
シナリオ：
人気のOSSプロジェクトのコードを読みたい
手順：
# 一時ディレクトリに移動
$ cd /tmp
# 浅いクローンで高速取得
$ git clone --depth 1 https://github.com/facebook/react.git
# コードを閲覧
$ cd react
$ ls -laケース3：CI/CDパイプライン
シナリオ：
自動ビルドスクリプト
スクリプト例：
#!/bin/bash
# 高速に最新コードを取得
git clone --depth 1 --single-branch --branch main https://github.com/company/project.git build-dir
cd build-dir
# ビルド実行
npm ci
npm run build
npm test
# ビルド成果物をデプロイ
# ...
# クリーンアップ
cd ..
rm -rf build-dirケース4：複数の環境で作業
シナリオ：
自宅のPCと会社のPC、両方で開発したい
自宅PCで：
$ cd ~/projects
$ git clone git@github.com:username/my-project.git
$ cd my-project
# 作業...
$ git commit -am "Add feature"
$ git push会社PCで：
$ cd ~/work
$ git clone git@github.com:username/my-project.git
$ cd my-project
# 最新を取得
$ git pull
# 続きを作業...ケース5：フォークしたリポジトリ
シナリオ：
OSSに貢献したい
手順：
# 1. GitHubでリポジトリをフォーク
# 2. 自分のフォークをクローン
$ git clone git@github.com:yourusername/project.git
$ cd project
# 3. 元のリポジトリをupstreamとして追加
$ git remote add upstream https://github.com/original/project.git
# 4. リモートを確認
$ git remote -v
origin git@github.com:yourusername/project.git (fetch)
origin git@github.com:yourusername/project.git (push)
upstream https://github.com/original/project.git (fetch)
upstream https://github.com/original/project.git (push)
# 5. upstreamから最新を取得
$ git fetch upstream
$ git merge upstream/mainクローン後の確認事項
クローンした後にチェックすべきポイントです。
1. リモートURLの確認
$ git remote -v
origin https://github.com/user/repository.git (fetch)
origin https://github.com/user/repository.git (push)2. ブランチの確認
# ローカルブランチ
$ git branch
* main
# 全ブランチ
$ git branch -a
* main
remotes/origin/HEAD -> origin/main
remotes/origin/main
remotes/origin/develop3. 最新の状態か確認
$ git status
On branch main
Your branch is up to date with 'origin/main'.
nothing to commit, working tree clean4. 履歴の確認
# 最近のコミット
$ git log --oneline -10
# グラフ表示
$ git log --oneline --graph --all -105. サブモジュールの確認
# サブモジュールがあるか確認
$ cat .gitmodules
# サブモジュールの状態
$ git submodule statusよくある質問Q&A
Q1：git cloneとgit pullの違いは？
A：用途が全く違います。
git clone：
- 初回にリポジトリ全体を取得
- 新しいディレクトリが作成される
- 一度だけ実行
git pull：
- 既存のリポジトリを更新
- 既にクローンした後に使う
- 何度でも実行可能
使い分け：
# 最初の1回だけ
$ git clone https://github.com/user/repo.git
# その後の更新
$ cd repo
$ git pullQ2：クローンしたリポジトリは自動で更新されますか？
A：いいえ、手動で更新が必要です。
リモートが更新されても、ローカルは自動では更新されません。
更新方法：
$ git pull定期的にgit pullを実行しましょう。
Q3：大きなリポジトリのクローンが遅いです
A：浅いクローンを使いましょう。
# 最新だけ
$ git clone --depth 1 https://github.com/user/large-repo.git
# 特定のブランチだけ
$ git clone --depth 1 --single-branch --branch main https://github.com/user/large-repo.gitこれで、ダウンロード時間とサイズが大幅に削減されます。
Q4：クローンしたディレクトリ名を変更できますか？
A：はい、2つの方法があります。
方法1：クローン時に指定
$ git clone https://github.com/user/repository.git my-custom-name方法2：後でリネーム
$ git clone https://github.com/user/repository.git
$ mv repository my-custom-nameどちらでも動作します。
Q5：プライベートリポジトリをクローンするには？
A：認証が必要です。
HTTPSの場合：
$ git clone https://github.com/user/private-repo.git
Username: your-username
Password: your-personal-access-token注意：
GitHubではパスワードではなく、Personal Access Tokenを使用します。
SSHの場合：
# SSHキーを設定後
$ git clone git@github.com:user/private-repo.gitQ6：クローンを中断してやり直せますか？
A：はい、Ctrl+Cで中断後、再実行できます。
$ git clone https://github.com/user/large-repo.git
^C # Ctrl+Cで中断
# 部分的なディレクトリを削除
$ rm -rf large-repo
# 再実行
$ git clone https://github.com/user/large-repo.gitGitは自動的に続きから再開しません。最初からやり直します。
Q7：クローンしたら.gitディレクトリが見えません
A：隠しファイルです。ls -aで表示できます。
# 通常の ls
$ ls
README.md src/ ...
# 隠しファイルも表示
$ ls -a
. .. .git .gitignore README.md src/ ....gitディレクトリにGitの全情報が含まれています。
まとめ：git cloneを使いこなそう
長い記事を読んでいただき、ありがとうございました！
この記事の重要ポイントをまとめます：
基本コマンド
# 最もシンプル
git clone <URL>
# ディレクトリ名指定
git clone <URL> <ディレクトリ名>便利なオプション
# 特定のブランチ
git clone -b <ブランチ名> <URL>
# 浅いクローン
git clone --depth 1 <URL>
# 単一ブランチ
git clone --single-branch -b <ブランチ名> <URL>
# サブモジュール含む
git clone --recurse-submodules <URL>HTTPSとSSH
- HTTPS：簡単だが毎回認証が必要
- SSH：設定は必要だが、以降は認証不要
推奨設定
- 初心者：HTTPS
- 慣れたら：SSH
- CI/CD：–depth 1
よく使うシーン
✅ 新規プロジェクトに参加
✅ OSSコードを読む
✅ 自分のリポジトリを別PCで
✅ フォークして貢献
git cloneは、Git開発の第一歩です。
この記事を参考に、効率的にリポジトリを取得して、開発をスムーズに始めてくださいね！
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