Git完全初心者ガイド!黒い画面が怖くても大丈夫な使い方入門

git

「Gitって聞いたことあるけど、黒い画面で呪文みたいなコマンド打つやつでしょ?」 「プログラマーじゃないと使えないんじゃない?」 「間違えたらデータ消えちゃいそうで怖い…」

こんな不安、めちゃくちゃ分かります!私も最初はそうでした。

でも実は、Gitの基本はたった6個のコマンドを覚えるだけ。しかも、最近はマウスだけで操作できるツールもあるんです。

この記事では、「プログラミング経験ゼロ」でも分かるように、Gitの使い方を優しく解説します。読み終わる頃には、あなたも「Git使えます!」と言えるようになっていますよ!


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  1. Gitを世界一分かりやすく説明すると?
    1. Gitは「超賢いセーブ機能」
    2. 具体例:レポート作成で考えてみよう
  2. Gitでできること(初心者が嬉しい機能)
    1. 1. いつでも過去に戻れる
    2. 2. 複数人で同時編集
    3. 3. 実験し放題
    4. 4. バックアップ不要
  3. 【準備編】Gitのインストール(10分で完了!)
    1. Windows の場合
    2. Mac の場合
    3. インストール確認
  4. 【基本編】覚えるのは6個だけ!必須コマンド
    1. 初心者が覚えるべき6つのコマンド
  5. 【実践編】実際にGitを使ってみよう!
    1. プロジェクト:「私の日記」を管理する
  6. よくある初心者の疑問Q&A
    1. Q1:間違えてコミットしちゃった!
    2. Q2:addとcommitの違いが分からない
    3. Q3:いつコミットすればいい?
    4. Q4:コミットメッセージは日本語でいい?
    5. Q5:.gitignoreって何?
  7. 脱初心者!次のステップ
    1. レベル2:ブランチを使ってみる
    2. レベル3:GitHubと連携する
    3. レベル4:GUI ツールを使う
  8. 初心者がハマりやすい罠と対策
    1. 罠1:初期設定を忘れる
    2. 罠2:大きなファイルをコミット
    3. 罠3:パスワードや秘密情報をコミット
    4. 罠4:コンフリクトでパニック
  9. 練習プロジェクト:今すぐ試せる3つの例
    1. 練習1:メモ帳プロジェクト
    2. 練習2:Webサイト制作
    3. 練習3:レポート管理
  10. Git学習ロードマップ(3ヶ月でマスター)
    1. 1ヶ月目:基礎を固める
    2. 2ヶ月目:GitHub連携
    3. 3ヶ月目:チーム開発
  11. まとめ:Gitは怖くない!今日から始めよう

Gitを世界一分かりやすく説明すると?

Gitは「超賢いセーブ機能」

ゲームで例えると分かりやすいです:

普通のセーブ:

  • セーブデータは1個だけ
  • 上書きしたら前の状態に戻れない
  • 失敗したらやり直せない

Git(超賢いセーブ):

  • セーブデータを無限に作れる
  • いつでも好きな時点に戻れる
  • 別の世界線(ブランチ)も作れる
  • 友達とセーブデータを共有できる

具体例:レポート作成で考えてみよう

普通の方法:
レポート.docx(最新版だけ)

Gitを使うと:
レポート_序論完成.docx
レポート_本論追加.docx
レポート_結論追加.docx
レポート_先生のコメント反映.docx
全部の履歴が自動で残る!

しかも、容量はほとんど増えません。魔法みたいでしょう?


Gitでできること(初心者が嬉しい機能)

1. いつでも過去に戻れる

「3日前のバージョンが良かった…」→ 一瞬で戻れます!

2. 複数人で同時編集

「AさんとBさんが同じファイルを編集」→ 自動で合体してくれます!

3. 実験し放題

「この変更、失敗するかも…」→ 別世界線(ブランチ)で安全に実験!

4. バックアップ不要

GitHubと連携すれば、クラウドに自動バックアップ!


【準備編】Gitのインストール(10分で完了!)

Windows の場合

  1. git-scm.com にアクセス
  2. 「Download」ボタンをクリック
  3. インストーラーを実行(基本的に「Next」連打でOK)
  4. 完了!

Mac の場合

ターミナルで以下を実行:

# すでに入ってるか確認
git --version

# 入ってなければ自動でインストール画面が出る

インストール確認

コマンドプロンプト(Windows)かターミナル(Mac)で:

git --version
# 「git version 2.43.0」みたいに表示されればOK!

【基本編】覚えるのは6個だけ!必須コマンド

初心者が覚えるべき6つのコマンド

コマンド意味ゲームで例えると
git initGitを始める新規ゲーム開始
git add保存対象を選ぶセーブする項目を選択
git commit保存するセーブ実行
git status状態を確認ステータス画面
git log履歴を見るセーブデータ一覧
git diff変更点を確認変更箇所をチェック

たったこれだけ!順番に見ていきましょう。


【実践編】実際にGitを使ってみよう!

プロジェクト:「私の日記」を管理する

ステップ1:フォルダを作って、Gitを開始

# フォルダを作る
mkdir my-diary
cd my-diary

# Gitを開始(初期化)
git init

# 確認メッセージ
# Initialized empty Git repository in /path/to/my-diary/.git/

何が起きた? .gitという隠しフォルダができて、ここに全履歴が保存されます!

ステップ2:最初のファイルを作成

# ファイルを作る(メモ帳でもOK)
echo "2025年1月8日:Gitの勉強を始めた!" > diary.txt

# 状態を確認
git status

表示される内容:

Untracked files:(まだGitが見てないファイル)
  diary.txt

ステップ3:ファイルを保存対象に追加

# 保存対象に追加
git add diary.txt

# または全部追加
git add .

# 確認
git status

表示が変わる:

Changes to be committed:(保存待ちのファイル)
  new file: diary.txt

ステップ4:保存(コミット)する

# メッセージ付きで保存
git commit -m "最初の日記を追加"

# 成功メッセージ
# [main 1a2b3c4] 最初の日記を追加
# 1 file changed, 1 insertion(+)

おめでとう!初コミット成功です!

ステップ5:履歴を確認

# 履歴を見る
git log --oneline

# 表示例
# 1a2b3c4 最初の日記を追加

よくある初心者の疑問Q&A

Q1:間違えてコミットしちゃった!

A:大丈夫、やり直せます!

# 直前のコミットを取り消し(ファイルは残る)
git reset --soft HEAD~1

Q2:addとcommitの違いが分からない

A:2段階の理由があります

  • add = レジに商品を置く
  • commit = お会計を済ませる

複数のファイルを選んでから、まとめて保存できるんです!

Q3:いつコミットすればいい?

A:こんなタイミングがおすすめ

  • 機能が1つ完成した時
  • 今日の作業を終える時
  • 休憩前
  • 「ここまではOK」という時

Q4:コミットメッセージは日本語でいい?

A:全然OK!

git commit -m "ヘッダーのデザインを修正"
git commit -m "お問い合わせフォームを追加"

分かりやすさが一番大切です。

Q5:.gitignoreって何?

A:Gitに無視してほしいファイルのリスト

# .gitignoreの中身の例
*.log        # ログファイルは無視
.env         # 秘密情報は無視
node_modules/ # 巨大フォルダは無視

脱初心者!次のステップ

レベル2:ブランチを使ってみる

# 新しい世界線(ブランチ)を作る
git branch new-feature

# 世界線を切り替える
git checkout new-feature

# または一気に作って切り替え
git checkout -b new-feature

使いどころ:

  • 新機能を試したい時
  • 実験したい時
  • 本番を壊したくない時

レベル3:GitHubと連携する

# GitHubのリポジトリと接続
git remote add origin https://github.com/user/repo.git

# アップロード(プッシュ)
git push -u origin main

# ダウンロード(プル)
git pull origin main

これで世界中からアクセスできます!

レベル4:GUI ツールを使う

初心者におすすめのGUIツール:

ツール特徴料金
GitHub Desktop一番簡単!無料
SourceTree高機能無料
VSCodeエディタ内蔵無料
GitKrakenカッコいい有料

黒い画面が苦手なら、これらを使いましょう!


初心者がハマりやすい罠と対策

罠1:初期設定を忘れる

必ず最初にやること:

git config --global user.name "あなたの名前"
git config --global user.email "your-email@example.com"

罠2:大きなファイルをコミット

100MB以上のファイルはNG! GitHubにプッシュできなくなります。

罠3:パスワードや秘密情報をコミット

絶対NG! .envファイルやconfig.json.gitignoreに追加!

罠4:コンフリクトでパニック

落ち着いて対処:

  1. どこが衝突してるか確認
  2. 手動で修正
  3. add → commit で解決

練習プロジェクト:今すぐ試せる3つの例

練習1:メモ帳プロジェクト

mkdir my-notes
cd my-notes
git init
echo "今日学んだこと" > today.txt
git add .
git commit -m "今日のメモ"

練習2:Webサイト制作

mkdir my-website
cd my-website
git init
# index.html, style.cssを作成
git add .
git commit -m "トップページ作成"

練習3:レポート管理

mkdir report
cd report
git init
# report.mdを作成
git add report.md
git commit -m "序論を執筆"
# 編集
git commit -m "本論を追加"
# 編集
git commit -m "結論を追加"

Git学習ロードマップ(3ヶ月でマスター)

1ヶ月目:基礎を固める

  • ✅ 6つの基本コマンドを覚える
  • ✅ 毎日1回はコミットする
  • ✅ 個人プロジェクトで練習

2ヶ月目:GitHub連携

  • ✅ GitHubアカウント作成
  • ✅ リポジトリを公開
  • ✅ README.mdを書く

3ヶ月目:チーム開発

  • ✅ ブランチを使いこなす
  • ✅ プルリクエストを出す
  • ✅ コンフリクトを解決する

まとめ:Gitは怖くない!今日から始めよう

Gitは最初は難しく見えますが、基本はとてもシンプルです。

初心者が覚えるべき3つのポイント:

  1. 基本は6コマンドだけ init, add, commit, status, log, diff
  2. 失敗しても大丈夫 いつでも過去に戻れるのがGitの良さ
  3. 毎日使えば自然に覚える 特別な才能は不要、慣れです!

プログラマーじゃなくても、デザイナーでも、ライターでも、学生でも、Gitは必ず役立ちます。この記事を参考に、今日から一歩ずつ始めてみてください。

3ヶ月後には、「Git?普通に使ってるよ」と言えるようになっているはずです!


今すぐ実行:

  1. Gitをインストール
  2. 練習用フォルダでgit init
  3. 何か書いてgit add .git commit

最初の一歩が一番大変。でも、その一歩を踏み出せば、新しい世界が待っています!

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