「Geminiでスライドを作りたいのに、エラーが出てしまう…」
「スライドにエクスポートボタンが表示されない!」
「HTMLで出力されて、Googleスライドに変換できない」
こんな問題に悩んでいませんか?
今回は、Geminiでスライドが作成できない原因と、その解決方法を初心者でも分かるように詳しく解説していきます。
Geminiのスライド作成機能とは

2つの作成方法
Geminiには、2つのスライド作成方法があります。
方法1:Googleスライド統合機能
場所: Googleスライド内
使い方:
- Googleスライドを開く
- 右上の「Geminiに相談」アイコンをクリック
- サイドパネルでスライド作成を依頼
特徴:
- Googleスライド上で直接作成
- 既存のプレゼンテーションに追加可能
- Google Workspace(有料プラン)が必要な場合がある
方法2:Canvas機能
場所: Geminiアプリ(gemini.google.com)
使い方:
- Geminiアプリを開く
- Canvasを有効化
- チャットでスライド作成を依頼
- 「スライドにエクスポート」ボタンで保存
特徴:
- Geminiアプリ内で完結
- 無料版でも使用可能(制限あり)
- より柔軟なカスタマイズ
本記事では、主に「Canvas機能」でのトラブルを扱います。
スライド作成できない原因トップ5
原因1:HTMLとして生成されている
最も多い原因です。
症状:
- Canvas上でスライド風の表示
- 「スライドにエクスポート」ボタンがない
- HTMLコードとして出力されている
なぜ起こる:
Geminiが「ドキュメント(文書)」として認識し、「スライド(プレゼンテーション)」として生成していないため。
解決方法:
方法A:プロンプトを修正
プロンプトに明確に「スライド」であることを指示します。
悪い例:
「〇〇について資料を作って」
「〇〇についてまとめて」
良い例:
「〇〇について、Googleスライド形式でプレゼンテーションを作成してください」
「〇〇について、16:9のスライドを5枚作成してください」
「〇〇についてのスライド資料を作ってください」
方法B:途中で修正を依頼
すでに生成された場合は、追加のプロンプトで修正します。
「この内容を16:9のスライドに変換してください」
「この資料をプレゼンテーションスライドにしてください」
方法C:Canvasツールを明示的に指定
プロンプトで以下を追加します。
「アウトプットはGoogleスライドとしてください」
原因2:「学習中です」エラー
症状:
私は大規模言語モデルとしてまだ学習中です。
そちらについては、必要な情報や機能がないため、
すみませんがお手伝いできません。
原因:
- アップロードしたファイルが未対応形式
- ファイルサイズが大きすぎる
- 内容が複雑すぎて処理できない
- 一時的なシステムエラー
解決方法:
方法A:ファイルを分割
大きなファイルは分割してアップロードします。
方法B:プロンプトを簡潔にする
複雑すぎる指示を避け、シンプルにします。
悪い例:
「この論文を読んで、詳細な解説スライドを作って、
グラフも入れて、参考文献も記載して…」
良い例:
「この論文の要点をまとめたスライドを5枚作成してください」
方法C:ファイル形式を確認
対応していない形式の場合は、変換します。
対応形式:
- テキストファイル(.txt)
- Word(.docx)
- 画像(.jpg, .png)
非対応(変換が必要):
- Excel(.xlsx)→ PDF化
- PowerPoint(.pptx)→ PDF化
方法D:テキストを直接貼り付け
ファイルではなく、テキストを直接チャットに貼り付けます。
方法E:時間を置いて再試行
一時的なシステムエラーの可能性があるため、しばらく待ってから再試行します。
原因3:エクスポートボタンが表示されない
症状:
- Canvas上でスライドが生成された
- しかし「スライドにエクスポート」ボタンがない
原因:
- ドキュメント形式として認識されている
- HTMLやコードとして生成されている
- Canvas機能が正しく有効化されていない
解決方法:
方法A:Canvasを有効化
- Geminiアプリのツールバーを確認
- 「Canvas」が有効になっているか確認
- 無効の場合は、クリックして有効化
方法B:スライド形式への変換を依頼
「この内容を、Googleスライドにエクスポートできる形式に変換してください」
方法C:プロンプトに明示
最初から以下を含めます。
「アウトプットはGoogleスライド形式で、エクスポート可能な状態にしてください」
原因4:処理が途中で止まる
症状:
- 「お待ちください」で止まる
- スライド生成が完了しない
- 途中で処理が中断される
原因:
- サーバーの負荷が高い
- リクエストが複雑すぎる
- ネットワークの問題
- ブラウザの問題
解決方法:
方法A:ページをリロード
ブラウザのページを再読み込みします。
方法B:シンプルなプロンプトから開始
複雑な指示を避け、段階的に作成します。
ステップ1:
「〇〇について3枚のスライドを作成してください」
ステップ2:(完成後)
「画像を追加してください」
ステップ3:
「デザインを改善してください」
方法C:ブラウザのキャッシュをクリア
- ブラウザの設定を開く
- プライバシー→閲覧履歴データの削除
- キャッシュをクリア
- Geminiに再アクセス
方法D:別のブラウザを試す
Chrome、Edge、Firefoxなど、別のブラウザで試します。
方法E:時間帯をずらす
混雑している時間帯(昼休み、夕方など)を避けます。
原因5:仕事用・学校用アカウントの制限
症状:
- Canvas機能が使えない
- エクスポートできない
- 一部の機能が制限されている
原因:
Google Workspace(仕事用・学校用)アカウントでは、組織のポリシーにより機能が制限されている場合があります。
解決方法:
方法A:個人用Googleアカウントを使用
仕事用アカウントから、個人用アカウントに切り替えます。
方法B:管理者に確認
組織の管理者に、Gemini機能の有効化を依頼します。
方法C:代替手段を使用
エクスポートできない場合は:
- スクリーンショットを撮る
- テキストをコピーしてGoogleスライドに手動で貼り付け
- PDFとしてダウンロード
具体的な解決手順

手順1:Canvas機能を有効化
確認方法:
- gemini.google.com にアクセス
- チャット画面上部のツールバーを確認
- 「Canvas」アイコンをクリックして有効化
手順2:正しいプロンプトを入力
基本テンプレート:
[テーマ]について、[枚数]枚のGoogleスライドを作成してください。
各スライドには[含めたい要素]を入れてください。
アウトプットはGoogleスライド形式でお願いします。
具体例:
「リモートワークの生産性向上」について、10枚のGoogleスライドを作成してください。
各スライドにはタイトル、本文、画像を入れてください。
アウトプットはGoogleスライド形式でお願いします。
手順3:生成を確認
Canvas上でスライドが生成されたら、以下を確認します:
チェックポイント:
- □ スライド形式で表示されているか
- □ 各ページが区切られているか
- □ 右上に「スライドにエクスポート」ボタンがあるか
手順4:エクスポート
エクスポートボタンがある場合:
- 「スライドにエクスポート」をクリック
- Googleドライブに保存される
- Googleスライドで開いて編集
エクスポートボタンがない場合:
追加プロンプトを入力:
「この内容を16:9のスライドに変換してください」
手順5:手動での対処(最終手段)
どうしてもエクスポートできない場合:
- 生成された内容をコピー
- Googleスライドを新規作成
- 手動でテキストを貼り付け
- 画像はスクリーンショットで保存
よくあるエラーメッセージと対処法
エラー1:「エクスポートできませんでした」
対処法:
- もう一度「エクスポート」をクリック
- 時間を置いて再試行
- プロンプトで「16:9のスライドにしてください」と追加指示
エラー2:「現在この機能は利用できません」
対処法:
- 一時的なメンテナンス中
- 数時間後に再試行
- Google Workspaceステータスを確認(workspace.google.com/status)
エラー3:「ファイルが大きすぎます」
対処法:
- ファイルサイズを縮小
- PDFの場合、ページ数を減らす
- 画像を圧縮
エラー4:「権限がありません」
対処法:
- Googleアカウントでログインしているか確認
- 個人用アカウントに切り替え
- ブラウザのCookieを有効化
スライド作成を成功させるコツ
コツ1:明確なプロンプト
含めるべき要素:
- テーマ
- 枚数
- 各スライドの内容
- フォーマット(16:9など)
- アウトプット形式(Googleスライド)
コツ2:段階的に作成
一度に全てを依頼せず、段階的に作成します。
ステップ1:構成
「〇〇について、5枚のスライドの構成案を提案してください」
ステップ2:作成
「この構成でGoogleスライドを作成してください」
ステップ3:改善
「画像を追加してください」
「デザインをより魅力的にしてください」
コツ3:参考資料の活用
既存のドキュメントをアップロードして、それをもとにスライドを作成させます。
「この資料をもとに、10枚のスライドを作成してください」
コツ4:英語プロンプトの活用
複雑な指示の場合、英語プロンプトの方が精度が高い場合があります。
Strictly use this HTML template to create a Google Slides presentation.
Do not modify the layout or design.
コツ5:エクスポート前の確認
エクスポート前に、Canvas上でプレビューを確認します。
確認項目:
- テキストの誤字脱字
- 画像の配置
- レイアウトの崩れ
- スライド数
よくある質問
Q1:無料版でもスライド作成できる?
A: はい、Canvasを使えば無料版でも作成できます。
ただし、一部の高度な機能は有料版(Gemini Advanced)が必要です。
Q2:PowerPointに変換できる?
A: はい、Googleスライドからダウンロードできます。
- Googleスライドで開く
- ファイル→ダウンロード→Microsoft PowerPoint(.pptx)
Q3:画像も自動生成できる?
A: はい、プロンプトで指定すれば画像も生成されます。
「各スライドに関連する画像を生成してください」
Q4:既存のスライドに追加できる?
A: Googleスライド統合機能を使えば可能です。
Canvasで作成した場合は、エクスポート後に手動で統合します。
Q5:デザインテンプレートは使える?
A: Geminiが自動でデザインを作成します。
特定のテンプレートを使いたい場合は、Googleスライド側で変更します。
Q6:何枚まで作成できる?
A: 明確な上限はありませんが、10〜20枚程度が推奨です。
それ以上は、処理が不安定になる可能性があります。
Q7:日本語でも問題なく作成できる?
A: はい、日本語でも問題ありません。
ただし、複雑な指示の場合は英語の方が精度が高いこともあります。
Q8:作成したスライドの著作権は?
A: Geminiで生成したコンテンツの著作権は利用者に帰属します。
ただし、商用利用の場合は利用規約を確認してください。
Q9:オフラインでも作成できる?
A: いいえ、インターネット接続が必要です。
Q10:スライドが崩れてしまう
A: エクスポート後にGoogleスライドで微調整が必要です。
完璧なレイアウトは期待せず、80%の完成度を目指しましょう。
まとめ
Geminiでスライドが作成できない問題の解決方法をまとめます。
主な原因:
- HTMLとして生成されている
- 「学習中です」エラー
- エクスポートボタンが表示されない
- 処理が途中で止まる
- 仕事用・学校用アカウントの制限
基本的な解決手順:
- Canvas機能を有効化
- 明確なプロンプトを入力
- テーマ、枚数、フォーマットを指定
- 「Googleスライド形式」と明記
- 生成を確認
- スライド形式か確認
- エクスポートボタンがあるか確認
- エクスポート
- ボタンをクリック
- Googleドライブに保存
- 手動対処(最終手段)
- コピー&ペースト
成功させるコツ:
- 明確で簡潔なプロンプト
- 段階的な作成
- 参考資料の活用
- エクスポート前の確認
エラーが出たら:
- プロンプトを修正して再試行
- 時間を置いて再度チャレンジ
- ブラウザやアカウントを変更
- 最終手段として手動で作成
Geminiのスライド作成機能は、適切に使えば大幅な時間短縮になります。
この記事を参考に、トラブルを解決して、効率的なスライド作成を実現してください!

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