「保護されたアプリによりデスクトップキャプチャができません」
GeForce ExperienceやNVIDIAアプリで録画しようとしたら、このエラーメッセージが表示されて困っていませんか?
このエラーは、DRM(デジタル著作権管理)で保護されたコンテンツが原因で発生します。
Netflix、Amazon Prime Video、Huluなどのストリーミングサービスを開いていると、GeForceの録画機能が自動的に無効になってしまいます。
この記事では、「保護されたアプリにより」エラーの原因から具体的な解決方法、予防策まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
「保護されたアプリにより」エラーとは?

このエラーは、著作権で保護されたコンテンツが画面上に表示されているときに、GeForceの録画機能が自動的に停止する現象です。
エラーの正式名称
日本語:
- 「保護されたアプリによりデスクトップキャプチャができません」
- 「保護されたコンテンツが検出されました」
英語:
- “A protected app is preventing desktop capture”
- “Protected content detected”
なぜこのエラーが表示されるのか?
著作権保護のためです。
ストリーミングサービス(Netflix、Amazon Prime Videoなど)の映画やドラマは、違法コピーを防ぐためにDRM(デジタル著作権管理)という技術で保護されています。
GeForce ExperienceやNVIDIAアプリは、この保護されたコンテンツを検出すると、自動的に録画機能を停止します。
具体的にどんな症状が起きる?
症状1: 録画ボタンが押せない
インスタントリプレイや録画のボタンがグレーアウトして、クリックできなくなります。
症状2: 録画が自動停止
録画開始後、すぐに録画が停止してしまいます。
症状3: エラーメッセージ表示
「保護されたアプリによりデスクトップキャプチャができません。アプリケーションを閉じるか、デスクトップキャプチャを無効にしてもう一度お試しください」と表示されます。
症状4: 画面が真っ黒
録画はできているが、再生すると画面が真っ黒になっている。
エラーの原因となるアプリ一覧
DRM保護により、GeForceの録画を妨げるアプリを紹介します。
ストリーミングサービス(主な原因)
動画配信:
- Netflix (最も多い原因)
- Amazon Prime Video
- Hulu
- Disney+
- U-NEXT
- dアニメストア
- ABEMA
- TVer
- Paravi
音楽配信:
- Apple Music (Webブラウザ版)
- YouTube Music (デスクトップアプリ・ブラウザ版)
- Spotify (一部のDRM保護コンテンツ)
- Amazon Music
Webブラウザ(DRM有効時)
DRM保護コンテンツを開いているブラウザ:
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Firefox
- Opera
重要:
ブラウザ自体が原因ではなく、ブラウザで開いているDRM保護コンテンツが原因です。
その他のアプリ
- Discord (画面共有時)
- Zoom (画面共有時)
- Microsoft Teams (画面共有時)
注意:
これらは画面共有機能を使用している時のみ、録画が制限されることがあります。
エラーの解決方法
「保護されたアプリにより」エラーを解決する方法を紹介します。
解決方法1: 保護されたアプリを閉じる(最も確実)
最も簡単で確実な方法です。
手順:
- Netflix、Amazon Prime Videoなどのストリーミングサービスを完全に閉じる
- 該当サービスを開いていたWebブラウザも閉じる
- タスクマネージャーで該当アプリが完全に終了しているか確認
- GeForce Experienceを再起動(任意)
- 録画を試す
確認方法:
タスクマネージャーでの確認:
- Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブを確認
- Netflix、Chrome、Edgeなどが動作していないか確認
- 動作している場合は「タスクの終了」をクリック
重要ポイント:
ブラウザのタブを閉じただけではダメです。
ブラウザ自体を完全に終了させる必要があります。
解決方法2: デスクトップキャプチャを無効にする
ゲームだけを録画する場合に有効な方法です。
GeForce Experienceの場合:
- GeForce Experienceを起動
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 歯車アイコン(設定)をクリック
- 「プライバシー管理」を選択
- 「デスクトップキャプチャ」をオフにする
- 設定を保存
NVIDIAアプリの場合:
- NVIDIAアプリを起動
- 「設定」→「録画」を開く
- 「デスクトップキャプチャ」をオフにする
効果:
この設定により、ゲーム画面のみが録画対象となり、デスクトップや他のアプリの影響を受けなくなります。
注意点:
デスクトップ画面は録画できなくなります。
解決方法3: ブラウザのハードウェアアクセラレーションを無効化
ブラウザでストリーミングサービスを見ている場合に有効です。
Google Chromeの場合:
- Chromeを起動
- 右上の「⋮」(三点リーダー)をクリック
- 「設定」を選択
- 左側の「システム」をクリック
- 「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフ
- Chromeを再起動
Microsoft Edgeの場合:
- Edgeを起動
- 右上の「⋯」をクリック
- 「設定」を選択
- 「システムとパフォーマンス」をクリック
- 「使用可能な場合はハードウェアアクセラレータを使用する」をオフ
- Edgeを再起動
効果:
ハードウェアアクセラレーションを無効にすると、DRM保護が作動しにくくなり、録画できる可能性があります。
デメリット:
- ブラウザの動作が遅くなる
- 動画再生がカクつく可能性
解決方法4: ブラウザのDRMを無効化(非推奨)
注意: この方法は、ストリーミングサービスが視聴できなくなります。
Google Chromeの場合:
- Chromeを起動
- アドレスバーに「chrome://settings/content」と入力
- 「保護されたコンテンツ」をクリック
- すべての項目をオフにする
効果:
DRM保護が無効になり、録画できるようになります。
デメリット:
- Netflix、Amazon Prime Videoなどが視聴できなくなる
- 違法行為に利用しないこと
重要:
この方法は推奨しません。
合法的に録画したい場合は、他の方法を使いましょう。
解決方法5: NVIDIA Control Panelで設定変更
一部の環境で有効な方法です。
手順:
- デスクトップを右クリック
- 「NVIDIA Control Panel」を選択
- 左側の「ディスプレイ」→「デスクトップカラー設定の調整」をクリック
- 「ディスプレイに報告されるコンテンツタイプ」を「デスクトッププログラム」に変更
- 「適用」をクリック
注意:
この設定は、一部の環境では表示されない場合があります。
解決方法6: ゲームをフルスクリーンモードで起動
ウィンドウモードではなく、フルスクリーンでゲームを起動します。
手順:
- ゲームの設定を開く
- 「グラフィック」または「ディスプレイ」設定を探す
- 表示モードを「フルスクリーン」に変更
- ゲームを再起動
効果:
フルスクリーンモードでは、GeForceがゲーム画面を正しく認識し、デスクトップの影響を受けにくくなります。
解決方法7: 別の録画ソフトを使う
どうしてもGeForceで録画できない場合は、別の録画ソフトを検討しましょう。
おすすめ録画ソフト:
1. OBS Studio(無料)
- 高機能で無料
- DRM保護の影響を受けにくい
- 配信にも使える
2. Bandicam(有料)
- 軽量で使いやすい
- ゲーム録画に特化
3. Xbox Game Bar(Windows標準)
- 追加インストール不要
- Windows 10/11に標準搭載
4. Action!(有料)
- 高品質録画
- 多機能
注意:
DRM保護コンテンツの録画は、どのソフトでも違法です。
ゲームと同時にストリーミング視聴したい場合

ゲームをプレイしながら、Netflix等を見たい場合の対策です。
対策1: スマホ・タブレットで視聴
最も簡単な方法です。
- PC: ゲームプレイ&録画
- スマホ/タブレット: Netflix等を視聴
メリット:
- GeForceの録画機能に影響しない
- 画面を有効活用できる
対策2: 別のモニターで視聴
デュアルモニター環境の場合に有効です。
手順:
- サブモニターでNetflix等を開く
- メインモニターでゲームをプレイ
- GeForceでメインモニターのみを録画
注意:
「デスクトップキャプチャ」がオンの場合、サブモニターのDRM保護コンテンツが検出されて録画できない可能性があります。
対策3: ブラウザを別PCで開く
PCが2台ある場合の方法です。
- PC1: ゲームプレイ&録画
- PC2: Netflix等を視聴
エラーを予防する方法
「保護されたアプリにより」エラーを未然に防ぐ方法です。
予防策1: 録画前にストリーミングサービスを閉じる
習慣化すべき対策です。
チェックリスト:
- [ ] Netflixを閉じた
- [ ] Amazon Prime Videoを閉じた
- [ ] YouTubeのタブを閉じた
- [ ] 音楽配信サービスを停止した
- [ ] ブラウザを完全に終了した
予防策2: デスクトップキャプチャを常時オフにする
ゲーム録画のみを使う場合は、デスクトップキャプチャを常にオフにしておきましょう。
設定方法:
GeForce Experience → オーバーレイ → 設定 → プライバシー管理 → デスクトップキャプチャ → オフ
予防策3: 専用の録画用ブラウザを使う
ストリーミング視聴用と、それ以外でブラウザを分けます。
例:
- Chrome : ストリーミング視聴専用
- Edge : 通常のブラウジング&ゲーム中
メリット:
ゲーム中にEdgeを使っていれば、Chromeで開いたNetflixの影響を受けません。
予防策4: タスクマネージャーで確認
録画前に、DRM保護アプリが動作していないか確認する習慣をつけましょう。
確認手順:
- Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャー
- 「プロセス」タブで確認
- Netflix、Spotify、YouTube Musicなどが動作していたら終了
よくある質問(FAQ)
Q1: なぜストリーミングサービスで録画できないの?
A: 著作権保護のためです。
映画やドラマなどのコンテンツは、違法コピーを防ぐためにDRM(デジタル著作権管理)で保護されています。
GeForceはこの保護を検出すると、自動的に録画を停止します。
Q2: YouTubeは録画できる?
A: 基本的には録画できます。
ただし、YouTube Musicや有料コンテンツはDRM保護されている場合があり、録画できないことがあります。
通常のYouTube動画:
→ 録画可能(ただし、動画の著作権に注意)
YouTube Music:
→ 録画できない可能性が高い
Q3: Netflixを見ながらゲームを録画したい
A: 以下の方法を試してください。
方法1: スマホでNetflixを視聴
PCではゲームのみを実行
方法2: デスクトップキャプチャを無効化
ゲーム画面のみを録画対象にする
方法3: 別のPCでNetflixを視聴
録画用PCとは完全に分ける
Q4: ブラウザを閉じても録画できない
A: タスクマネージャーで完全終了を確認してください。
手順:
- Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャー
- Chrome、Edge、Netflixなどが残っていないか確認
- 残っている場合は「タスクの終了」
- GeForce Experienceを再起動
Q5: デスクトップキャプチャをオフにしたのに録画できない
A: 以下を確認してください。
1. ストリーミングサービスが完全に閉じているか
→ タスクマネージャーで確認
2. ブラウザのバックグラウンド実行
→ ブラウザを完全に終了
3. GeForce Experienceを再起動
→ 設定が反映されていない可能性
Q6: Xbox Game Barでも同じエラーが出る?
A: 出る場合があります。
Xbox Game BarもWindows標準の録画機能で、DRM保護を検出します。
ただし、GeForceよりも検出が甘い場合があり、録画できることもあります。
Q7: OBS Studioなら録画できる?
A: 環境によります。
OBS StudioはGeForceと異なる仕組みで録画するため、録画できる場合もあります。
ただし、DRM保護コンテンツの録画は違法なので注意してください。
Q8: この制限を完全に回避する方法はある?
A: ありません。
DRM保護は著作権を守るための技術であり、回避は違法です。
合法的にコンテンツを録画したい場合は、以下の方法を検討してください。
- 公式のダウンロード機能を使う(Netflix、Amazon Prime Videoなど)
- スクリーンレコーダーではなく、正規の方法で保存
トラブルシューティング
解決方法を試してもエラーが出る場合の追加対策です。
トラブル1: すべてのアプリを閉じてもエラーが出る
原因と対処法:
1. バックグラウンドで動作しているサービス
→ タスクマネージャーの「詳細」タブで、すべてのプロセスを確認
2. GeForce Experienceの不具合
→ GeForce Experienceを再インストール
3. ドライバーの問題
→ NVIDIAドライバーを最新版に更新
トラブル2: デスクトップキャプチャをオフにできない
原因と対処法:
1. インスタントリプレイがオン
→ インスタントリプレイを一度オフにしてから設定変更
2. 録画中
→ すべての録画を停止してから設定変更
トラブル3: 特定のゲームだけ録画できない
原因と対処法:
1. ゲームが対応していない
→ NVIDIA公式サイトで対応ゲームを確認
2. ゲームの保護機能
→ 一部のゲームには独自の録画保護機能があります
3. ゲームモードの問題
→ フルスクリーンモードで起動
まとめ:エラーを確実に解決する
「保護されたアプリにより」エラーは、DRM保護が原因で発生します。
エラーの基本
- 原因 : DRM保護されたコンテンツ(Netflix、Amazon Prime Videoなど)
- 症状 : 録画ができない、自動停止、画面真っ黒
- 影響 : デスクトップキャプチャ、インスタントリプレイ
最も確実な解決方法
1. ストリーミングサービスを完全に閉じる
- Netflix、Amazon Prime Video、Hulu等を終了
- ブラウザも完全に閉じる
- タスクマネージャーで確認
2. デスクトップキャプチャを無効化
- ゲーム録画のみを使う場合に有効
- 設定 → プライバシー管理 → デスクトップキャプチャ → オフ
3. ゲームをフルスクリーンで起動
- ウィンドウモードではなくフルスクリーン
- GeForceがゲームを正しく認識
予防策
- 録画前にストリーミングサービスを閉じる
- デスクトップキャプチャを常時オフにする
- タスクマネージャーで事前確認
- ストリーミング視聴はスマホ・別PCで
対策の優先順位
1. ストリーミングサービスを閉じる (最優先・最も確実)
- デスクトップキャプチャをオフ
- ブラウザのハードウェアアクセラレーション無効化
- タスクマネージャーで完全終了確認
- GeForce Experience再起動
重要な注意事項
- DRM保護コンテンツの録画は違法
- 著作権を尊重する
- 正規のダウンロード機能を使う
- 個人利用の範囲でも注意が必要
「保護されたアプリにより」エラーは、ストリーミングサービスを閉じれば解決します。
ゲームと動画を同時に楽しみたい場合は、スマホやタブレットで視聴するのがベストです!

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