「GeForceのオーバーレイってどうやって出すの?」
「Alt+Zを押しても何も表示されない…」
NVIDIAのGeForceグラフィックカードを使っているなら、ぜひ活用したいのが「ゲーム内オーバーレイ」機能です。
この機能を使えば、ゲームプレイ中に画面録画したり、スクリーンショットを撮ったり、FPSを表示したりと、便利な機能がたくさん使えるようになります。でも、初めて使う方にとっては「どうやって表示するの?」という疑問がありますよね。
この記事では、GeForceオーバーレイの基本的な出し方から、表示されない時の対処法、便利な使い方まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます!
GeForceオーバーレイとは?

GeForceオーバーレイは、NVIDIAのGeForce Experience(または新しいNVIDIAアプリ)に搭載されている機能です。
ゲーム画面やデスクトップ画面の上に操作パネルを重ねて表示することで、ゲームを中断することなく様々な機能を使えるようになります。
オーバーレイでできること
録画機能(ShadowPlay)
- ゲームプレイを最大4Kで録画
- 過去の瞬間を遡って保存できる「インスタントリプレイ」
- ハイライトの自動保存(対応ゲームのみ)
スクリーンショット
- ゲーム画面のキャプチャ
- 最大4K解像度で保存
- GoogleフォトやImgurへのアップロード機能
パフォーマンス表示
- FPS(フレームレート)の表示
- CPU・GPU使用率の確認
- 温度やメモリ使用量の監視
ゲームフィルター
- ゲームの色味や明るさをリアルタイムで調整
- 視認性の向上
配信機能
- YouTubeやTwitchへの直接配信
- 最大1080p・60fpsで配信可能
これだけの機能が、ゲームを終了せずに使えるんです!
GeForceオーバーレイの基本的な出し方
オーバーレイを表示する方法は、とても簡単です。
基本のショートカットキー:Alt+Z
ゲームプレイ中、またはデスクトップで「Alt」キーと「Z」キーを同時に押すだけです。
これだけで、画面の左側にオーバーレイメニューが表示されます。
表示される場所
デフォルト設定では、オーバーレイは画面の左側に縦長のパネルとして表示されます。
パネルには以下のような項目が並んでいます:
- 📷 スクリーンショット
- 🎥 録画
- ⏮️ インスタントリプレイ
- ⭐ ハイライト
- 🎨 ゲームフィルター
- 📊 パフォーマンス
- ⚙️ 設定
閉じ方
オーバーレイを閉じるには、もう一度「Alt+Z」を押すか、オーバーレイの外側をクリックすればOKです。
オーバーレイを有効化する方法
Alt+Zを押してもオーバーレイが表示されない場合は、機能が無効になっている可能性があります。
まずは有効化の設定を確認しましょう。
GeForce Experienceでの設定方法
1. GeForce Experienceを起動
- スタートメニューから「GeForce Experience」を検索して開く
- タスクトレイ(画面右下)のNVIDIAアイコンをクリックしても開けます
2. 設定を開く
- 画面右上にある歯車アイコン(⚙️)をクリック
3. オーバーレイを有効化
- 左側のメニューから「全般」を選択
- 少し下にスクロールすると「ゲーム内のオーバーレイ」という項目があります
- スイッチをクリックして「オン」(緑色)にする
4. 確認
- ゲームを起動して、Alt+Zを押してみる
- オーバーレイが表示されればOK!
NVIDIAアプリでの設定方法
2024年11月以降、GeForce Experienceの後継として「NVIDIAアプリ」が正式リリースされました。
新しいアプリを使っている場合は、こちらの手順になります。
1. NVIDIAアプリを起動
- スタートメニューから「NVIDIA App」を検索して開く
2. 設定を開く
- 左側のサイドバーにある「設定」をクリック
3. オーバーレイを有効化
- 「性能」タブをクリック
- 「NVIDIAオーバーレイ」のトグルスイッチをオンにする
4. 確認
- ゲームを起動して、Alt+Zを押してみる
パフォーマンスオーバーレイ(FPS表示)の設定方法
「ゲーム中に常にFPSを表示したい!」という方も多いでしょう。
パフォーマンスオーバーレイを設定すれば、画面の隅に常時FPSなどの情報を表示できます。
設定手順
1. オーバーレイを開く
- ゲーム中またはデスクトップで「Alt+Z」を押す
2. パフォーマンスを選択
- オーバーレイメニューから「パフォーマンス」をクリック
3. レイアウトを選択
パフォーマンス画面が開いたら、以下の設定ができます:
- 表示位置の選択(左上・右上・左下・右下)
- 表示レイアウトの選択(基本・アドバンス・コンパクトなど)
4. 表示する情報を選択
表示したい項目をチェックします:
- FPS(フレームレート)
- CPU使用率
- GPU使用率
- GPU温度
- GPU周波数
- メモリ使用量
- 遅延(レイテンシ)
ショートカットキーで素早く切り替え
Alt+Rを押すと、パフォーマンスオーバーレイの表示/非表示を瞬時に切り替えられます。
Alt+Shift+Rを押すと、異なるメトリクス(表示内容)を順番に切り替えられます。
これらのショートカットを覚えておくと、とても便利です!
ショートカットキーのカスタマイズ方法

Alt+Zが使いにくい、または他のソフトと競合する場合は、ショートカットキーを変更できます。
変更手順
1. オーバーレイを開く
- 「Alt+Z」でオーバーレイを表示
2. 設定を開く
- オーバーレイ内の歯車アイコン(⚙️)をクリック
3. キーボードショートカットを選択
- 「キーボードショートカット」のメニューをクリック
4. 変更したいショートカットを設定
主なショートカットには以下があります:
- オーバーレイを切替:デフォルトはAlt+Z
- スクリーンショットを保存:デフォルトはAlt+F1
- 録画を開始/停止:デフォルトはAlt+F9
- インスタントリプレイを保存:デフォルトはAlt+F10
- パフォーマンスオーバーレイを切替:デフォルトはAlt+R
5. 新しいキーを設定
- 変更したいショートカットをクリック
- 新しいキーの組み合わせを押す
- 設定が自動的に保存されます
ショートカットを無効化する方法
もしショートカットを使いたくない場合は:
- ショートカットの設定部分をクリック
- キーボードの「BackSpace」キーを押す
- ショートカットが「なし」に設定されます
オーバーレイが表示されない時の対処法
Alt+Zを押してもオーバーレイが出てこない!そんな時は、以下の対処法を順番に試してみてください。
対処法1:オーバーレイ機能が有効か確認
まずは基本中の基本。オーバーレイが有効になっているか確認しましょう。
前述の「オーバーレイを有効化する方法」を参考に、設定を確認してください。
対処法2:GeForce Experienceを再起動
一時的な不具合の場合、アプリの再起動で解決することがあります。
手順:
- タスクトレイのGeForce Experienceアイコンを右クリック
- 「終了」を選択
- スタートメニューからGeForce Experienceを再度起動
- ゲームを起動してAlt+Zを試す
対処法3:パソコンを再起動
システムの一時的な問題が原因の場合、パソコンの再起動が効果的です。
再起動後、もう一度オーバーレイが表示されるか確認してください。
対処法4:グラフィックドライバーを更新
古いドライバーが原因でオーバーレイが動作しないことがあります。
手順:
- GeForce Experienceを開く
- 「ドライバー」タブをクリック
- 新しいドライバーがあれば「ダウンロード」をクリック
- インストール完了後、パソコンを再起動
対処法5:管理者として実行
GeForce Experienceに十分な権限がない場合、オーバーレイが動作しないことがあります。
手順:
- デスクトップのGeForce Experienceショートカットを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「互換性」タブを開く
- 「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェック
- 「適用」→「OK」をクリック
- GeForce Experienceを再起動
対処法6:実験的機能を有効化
実験的機能を有効にすることで、最新の機能やバグ修正にアクセスできます。
手順:
- GeForce Experienceの設定を開く
- 「全般」を選択
- 下にスクロールして「実験的機能を有効にする。GeForce Experienceの更新が必要になる場合があります」にチェック
- GeForce Experienceを再起動
対処法7:Visual C++ Redistributableを修復
Microsoft Visual C++ Redistributableが破損していると、オーバーレイが動作しないことがあります。
手順:
- 「Windowsキー+R」を押す
- 「appwiz.cpl」と入力してEnter
- 「Microsoft Visual C++ Redistributable」を探す
- 右クリックして「変更」を選択
- 「修復」をクリック
- プロセスが完了したらパソコンを再起動
対処法8:他のソフトとの競合を確認
他のオーバーレイソフト(Discord、Steam、OBSなど)と競合している可能性があります。
確認方法:
- Discord:設定→ゲームオーバーレイ→オフ
- Steam:設定→ゲーム中→Steamオーバーレイを有効にする→チェックを外す
- その他の録画ソフトやゲーミングソフトも一時的に終了
競合が解消されたら、GeForce Experienceのオーバーレイを試してみてください。
対処法9:Windows N版の場合
Windows 10 NまたはWindows 11 Nを使用している場合、Media Feature Packが必要です。
手順:
- Microsoft公式サイトから「Media Feature Pack for N versions of Windows」をダウンロード
- インストール
- パソコンを再起動
- NVIDIAアプリを再インストール
対処法10:ゲームがフルスクリーンモードの場合
一部のゲームでは、フルスクリーンモードだとオーバーレイが表示されないことがあります。
解決方法:
ゲームの設定で「ボーダレスウィンドウモード」または「ウィンドウモード」に変更してみてください。
便利な使い方:主要機能の詳細
オーバーレイの主要機能について、もう少し詳しく見ていきましょう。
スクリーンショット機能
撮影方法:
- オーバーレイ(Alt+Z)→スクリーンショット
- または直接「Alt+F1」を押す
保存先:
- デフォルトでは「ビデオ」フォルダ内
- オーバーレイのギャラリーからも確認可能
アップロード:
- GoogleフォトやImgurに直接アップロード可能
- 最大12MBまでのファイルに対応
録画機能(Record)
録画開始:
- オーバーレイ→録画
- または「Alt+F9」を押す
録画停止:
- もう一度「Alt+F9」を押す
設定:
- 解像度:最大4K(3840×2160)
- フレームレート:最大60fps
- ビットレート:調整可能
- マイク音声:オン/オフ切り替え可能
インスタントリプレイ
これが超便利!
インスタントリプレイは、常に録画し続けていて、あなたがボタンを押した時だけ過去の映像を保存する機能です。
使い方:
- オーバーレイ→インスタントリプレイ→オン
- すごいプレイができた時に「Alt+F10」を押す
- 過去数分間の映像が自動的に保存されます
設定:
- 保存する時間:30秒〜20分まで設定可能
- デフォルトは5分間
これなら「録画し忘れた!」という失敗がなくなります。
ハイライト機能
対応ゲーム(Fortnite、Apex Legendsなど)では、重要な瞬間を自動的に記録してくれます。
例:
- キル達成
- 勝利
- 特定のスコア達成
ゲームの設定でハイライト機能を有効にする必要がある場合があります。
オーバーレイを無効化・消す方法

「オーバーレイを使わない」「邪魔だから消したい」という方向けの方法です。
完全に無効化する方法
GeForce Experienceの場合:
- GeForce Experienceを開く
- 設定(歯車アイコン)→全般
- 「ゲーム内のオーバーレイ」をオフにする
NVIDIAアプリの場合:
- NVIDIAアプリを開く
- 設定→性能
- 「NVIDIAオーバーレイ」をオフにする
通知だけを消す方法
ゲーム起動時に「Alt+Zを押してGeForce Experienceを使用します」という通知が邪魔な場合:
- オーバーレイを無効化する(上記の方法)
- または、ゲーム起動後にオーバーレイ通知が消えるまで数秒待つ
パフォーマンスオーバーレイだけを消す方法
FPS表示などのパフォーマンスオーバーレイだけを消したい場合:
- 「Alt+R」を押す
- または、オーバーレイ(Alt+Z)→パフォーマンス→表示オフ
よくある質問
Q: オーバーレイを使うとゲームが重くなりますか?
A: 最小限の影響しかありません。
NVIDIAのオーバーレイは、GPUのハードウェアエンコーダーを使用するため、CPUやGPUへの負荷はほとんどありません。ただし、低スペックPCでは若干のパフォーマンス低下を感じることがあるかもしれません。
Q: 録画ファイルはどこに保存されますか?
A: デフォルトでは「ビデオ」フォルダ内の「キャプチャ」フォルダに保存されます。
保存先は設定で変更可能です:
- オーバーレイ→設定→録画→一時ファイル
Q: すべてのゲームでオーバーレイは使えますか?
A: ほとんどのゲームで使えますが、一部例外があります。
- アンチチートシステムを使用しているゲームでは制限される場合があります
- 古いDirectX 9以前のゲームでは動作しない可能性があります
- フルスクリーン専用モードのゲームでは表示されないことがあります
Q: ショートカットキーを忘れてしまいました
A: 主要なショートカットキーはこちらです:
- オーバーレイ表示:Alt+Z
- スクリーンショット:Alt+F1
- 録画:Alt+F9
- インスタントリプレイ保存:Alt+F10
- パフォーマンス表示:Alt+R
すべてのショートカットは、オーバーレイの設定で確認・変更できます。
Q: GeForce ExperienceとNVIDIAアプリ、どちらを使えばいいですか?
A: 2024年11月以降は、NVIDIAアプリへの移行が推奨されています。
NVIDIAアプリはGeForce Experienceの後継で、より洗練されたインターフェースと新機能を搭載しています。ただし、バグが残っている場合もあるため、安定性を重視するならGeForce Experienceを使い続けても問題ありません。
Q: オーバーレイとShadowPlayは同じですか?
A: ShadowPlayは録画機能の名称で、オーバーレイはその操作画面です。
以前は「ShadowPlay」と呼ばれていた録画機能が、現在はオーバーレイの中の一つの機能として統合されています。
まとめ
GeForceオーバーレイは、ゲーマーにとって非常に便利な機能です。
オーバーレイの出し方のおさらい:
- 基本は「Alt+Z」を押すだけ
- 表示されない場合は、設定でオーバーレイを有効化
- それでもダメなら、ドライバー更新や再起動を試す
主な機能:
- 録画(最大4K・60fps)
- インスタントリプレイ(過去の瞬間を保存)
- スクリーンショット
- FPS表示などのパフォーマンス監視
- ゲームフィルター
- 配信
便利なショートカット:
- Alt+Z:オーバーレイ表示
- Alt+R:FPS表示の切り替え
- Alt+F1:スクリーンショット
- Alt+F9:録画開始/停止
- Alt+F10:インスタントリプレイ保存
これらの機能を使いこなせば、ゲームプレイがもっと楽しくなります!
特にインスタントリプレイ機能は、すごいプレイを逃さず記録できるので、ぜひ活用してみてください。最初は操作に慣れないかもしれませんが、すぐに使いこなせるようになるはずです。
オーバーレイを表示できたら、いろいろな機能を試してみましょう。あなたのゲームライフがより充実したものになること間違いなしです!


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