「GeForceのメニューってどうやって開くの?」「Alt+Zを押しても何も起きない…」
GeForce(NVIDIA)のオーバーレイメニューは、ゲーム中でも簡単に録画、スクリーンショット、パフォーマンス監視ができる便利な機能です。
しかし、初めて使う人や、突然開けなくなった人は、どうやってメニューを開けばいいのか迷ってしまいます。
この記事では、GeForceメニューの開き方から、メニューの使い方、開けない時の解決方法まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
GeForceメニュー(オーバーレイ)とは?

GeForceメニューは、正式には「ゲーム内オーバーレイ」または「NVIDIAオーバーレイ」と呼ばれる機能です。
オーバーレイの基本
名称:
- NVIDIAオーバーレイ(NVIDIA Overlay)
- ゲーム内オーバーレイ(In-Game Overlay)
- GeForce Experienceオーバーレイ
- Shareオーバーレイ(旧称)
提供元:
- NVIDIAアプリ(最新)
- GeForce Experience(旧バージョン)
対応GPU:
- GeForce GTX 600シリーズ以降
- GeForce RTX全シリーズ
オーバーレイでできること
録画・キャプチャ機能:
- 録画 : ゲームプレイを録画(最大8K 60FPS / 4K 120FPS)
- インスタントリプレイ : 過去5〜20分の映像を保存
- スクリーンショット : 高画質スクリーンショット撮影
- ハイライト : 重要な瞬間を自動で録画(対応ゲーム)
画質調整機能:
- ゲームフィルタ : 明るさ、コントラスト、色調整
- RTX HDR : HDR非対応ゲームをHDR化
- RTX Dynamic Vibrance : AIで彩度最適化
- フォトモード : 自由視点で撮影(対応ゲーム)
パフォーマンス監視:
- 統計情報表示 : FPS、GPU温度、CPU使用率
- 遅延測定 : システム遅延、ゲーム遅延
その他:
- ギャラリー(スクリーンショット・録画の一覧)
- マイク設定
- オーバーレイ設定
オーバーレイの表示
デフォルトの表示位置:
- 画面左側にパネルが表示
通知メッセージ:
- ゲーム起動時に「Alt+Zを押してNVIDIAオーバーレイを開く」と表示される
GeForceメニューの開き方(5つの方法)
GeForceメニューを開く方法を5つ紹介します。
方法1: ショートカットキー(最速・最も一般的)
最も簡単で素早い方法です。
操作方法:
Alt + Zを同時に押す
表示:
- 画面左側にメニューパネルが表示される
もう一度Alt + Zを押すと:
- メニューが閉じる
重要:
- ゲーム中でもデスクトップでも使用可能
- 一部のゲームでは、フルスクリーン専用モードだと表示されないことがある
方法2: NVIDIAアプリから開く(最新)
NVIDIAアプリ(GeForce Experienceの後継)から開く方法です。
手順:
ステップ1: NVIDIAアプリを起動
- スタートメニュー → 「NVIDIA アプリ」
- または、デスクトップのNVIDIAアプリアイコンをダブルクリック
ステップ2: オーバーレイボタンをクリック
- 画面右上のオーバーレイボタン(□に↗のアイコン)をクリック
ステップ3: オーバーレイが表示される
- 画面左側にメニューパネルが表示される
メリット:
- ショートカットキーを覚えていなくても開ける
- ゲームを起動していなくても確認できる
方法3: GeForce Experienceから開く(旧バージョン)
GeForce Experience(旧アプリ)を使っている場合の方法です。
手順:
ステップ1: GeForce Experienceを起動
- スタートメニュー → 「GeForce Experience」
- または、タスクトレイのNVIDIAアイコンをダブルクリック
ステップ2: Shareアイコンをクリック
- 画面左上(ユーザー名の左側)のShareアイコンをクリック
ステップ3: オーバーレイが表示される
- 画面全体にオーバーレイが表示される
注意:
- GeForce Experienceは2024年11月以降、NVIDIAアプリに統合されました
- 古いバージョンを使っている場合のみ、この方法が使えます
方法4: タスクトレイから開く
タスクトレイ(画面右下)から開く方法です。
手順:
ステップ1: タスクトレイを表示
- 画面右下の「^」をクリック(隠れたアイコンを表示)
ステップ2: NVIDIAアイコンを探す
- NVIDIAのロゴ(緑と白の目のようなアイコン)を探す
ステップ3: 右クリック
- NVIDIAアイコンを右クリック
ステップ4: メニューから選択
- 「NVIDIAオーバーレイを開く」または「Share」を選択
メリット:
- ショートカットキーが使えない時に便利
- マウスだけで操作できる
方法5: NVIDIAコントロールパネルから開く
NVIDIAコントロールパネル経由で開く方法です。
手順:
ステップ1: NVIDIAコントロールパネルを開く
- デスクトップで右クリック
- 「NVIDIAコントロールパネル」を選択
ステップ2: メニューバーから選択
- 上部メニューバーの「デスクトップ」をクリック
- 「GeForce Experienceを起動」または「NVIDIAアプリを起動」を選択
ステップ3: アプリからオーバーレイを開く
- 方法2または方法3の手順に従う
メリット:
- グラフィック設定と一緒に管理できる
- 他の方法が使えない時の代替手段
GeForceメニューの使い方
オーバーレイメニューの各機能の使い方を解説します。
メニューの構成
メイン項目(左側パネル):
- ギャラリー : スクリーンショット・録画一覧
- 録画 : ゲームプレイを録画開始/停止
- インスタントリプレイ : 過去の映像を保存
- ハイライト : 重要な瞬間を記録(対応ゲーム)
- スクリーンショット : 静止画を撮影
- ゲームフィルタ : 画質調整
- フォトモード : 自由視点撮影(対応ゲーム)
- 統計情報 : パフォーマンス表示
- マイク : マイクのオン/オフ
- 設定 : オーバーレイの詳細設定
録画機能の使い方
通常録画:
- Alt + Zでオーバーレイを開く
- 「録画」をクリック(またはAlt + F9を押す)
- 録画が開始される
- もう一度「録画」をクリック(またはAlt + F9)で停止
録画設定:
- 画質:720p、1080p、1440p、2160p(4K)、4320p(8K)
- フレームレート:30、60、120FPS
- コーデック:H.264、H.265(HEVC)、AV1
インスタントリプレイの使い方
設定:
- Alt + Zでオーバーレイを開く
- 「インスタントリプレイ」をクリック
- 「オンにする」を選択
- 録画時間を設定(最大20分)
保存方法:
- すごいシーンが起きた!
- Alt + Shift + F10を押す(またはAlt + Z → インスタントリプレイ → 保存)
- 過去の映像が自動で保存される
仕組み:
- 常にバックグラウンドで録画
- ディスクには保存されない(メモリ上)
- 保存ボタンを押した時だけファイル化
スクリーンショットの撮り方
撮影方法:
Alt + F1を押す
または
- Alt + Zでオーバーレイを開く
- 「スクリーンショット」をクリック
保存先:
- デフォルト:
C:\Users\[ユーザー名]\Videos\[ゲーム名] - 変更可能:設定 → ビデオキャプチャ → キャプチャ先
ゲームフィルタの使い方
起動方法:
Alt + F3を押す
または
- Alt + Zでオーバーレイを開く
- 「ゲームフィルタ」をクリック
フィルタの種類:
- 明るさ/コントラスト
- 露出
- ハイライト/シャドウ
- 彩度
- 色温度
- RTX HDR(AIでHDR化)
- RTX Dynamic Vibrance(AI彩度最適化)
使い方:
- 「+」ボタンをクリック
- フィルタを選択
- スライダーで調整
- 複数のフィルタを重ねることも可能
統計情報の表示
表示切替:
Alt + Rを押す(表示/非表示切替)
Alt + Shift + Rを押す(表示形式切替)
表示内容の変更:
- Alt + Zでオーバーレイを開く
- 「統計情報」をクリック
- 表示したい項目を選択
- レイアウト、色、サイズを調整
ショートカットキーのカスタマイズ

ショートカットキーを自分好みに変更する方法です。
ショートカットキー一覧(デフォルト)
オーバーレイ:
- Alt + Z : オーバーレイを開く/閉じる
録画:
- Alt + F9 : 録画開始/停止
- Alt + Shift + F10 : インスタントリプレイ保存
スクリーンショット:
- Alt + F1 : スクリーンショット撮影
フィルタ・フォトモード:
- Alt + F3 : ゲームフィルタ
- Alt + F2 : フォトモード
統計情報:
- Alt + R : 統計情報表示/非表示
- Alt + Shift + R : 統計情報の表示形式切替
ショートカットキーの変更方法
手順:
ステップ1: 設定を開く
- Alt + Zでオーバーレイを開く
- 画面右上の「歯車アイコン」をクリック
ステップ2: ショートカット設定を開く
- 「ショートカットコントロール」または「キーボードショートカット」をクリック
ステップ3: 変更したいショートカットを選択
- 変更したい項目をクリック
ステップ4: 新しいキーを設定
- ボックスをクリック
- 新しいキーの組み合わせを押す
- 自動で保存される
注意:
- 他のショートカットと重複しないようにする
- ゲーム内のキーバインドとも競合しないようにする
おすすめのカスタマイズ
Alt + Zが使いづらい場合:
→ Ctrl + Shift + Oなど、押しやすいキーに変更
録画を素早く開始したい場合:
→ F11など、単独キーに変更
ゲーム内のキーと競合する場合:
→ Ctrl + 数字キーなど、ゲームで使わないキーに変更
メニューが開けない時の対処法
Alt + Zを押してもメニューが開けない場合の解決方法です。
対処法1: オーバーレイが有効か確認
確認方法:
NVIDIAアプリの場合:
- NVIDIAアプリを起動
- 「設定」(歯車アイコン)をクリック
- 「機能」タブを選択
- 「NVIDIAオーバーレイ」がオンになっているか確認
GeForce Experienceの場合:
- GeForce Experienceを起動
- 「設定」(歯車アイコン)をクリック
- 「全般」タブを選択
- 「ゲーム内のオーバーレイ」がオンになっているか確認
オフになっていた場合:
オンに切り替える
対処法2: NVIDIAアカウントにログイン
症状:
- オーバーレイがグレーアウトしている
- 「ログインしてください」と表示される
対処法:
- NVIDIAアプリまたはGeForce Experienceを起動
- 画面右上のアカウントアイコンをクリック
- 「サインイン」を選択
- NVIDIAアカウントでログイン
アカウントがない場合:
- 「アカウントを作成」から新規登録(無料)
対処法3: ドライバーを更新
理由:
- 古いドライバーではオーバーレイが動作しない可能性
更新方法:
- NVIDIAアプリを起動
- 「ドライバー」タブを選択
- 「ダウンロード」をクリック
- インストール完了後、PCを再起動
推奨ドライバー:
- バージョン565.90以降
対処法4: ゲームがフルスクリーン専用モードになっている
症状:
- デスクトップでは開くが、ゲーム中に開けない
対処法:
ゲームの表示モードを変更:
フルスクリーン専用
→ ボーダレスウィンドウまたはウィンドウモード
変更方法:
- ゲームの設定を開く
- 「グラフィック」または「ディスプレイ」設定
- 表示モードを変更
対処法5: ショートカットキーが競合している
症状:
- Alt + Zを押すと、他のソフトが起動してしまう
よくある競合:
- WordPress(Shift + Alt + Z)
- Photoshop(Ctrl + Alt + Z)
- 動画編集ソフト
対処法:
方法1: NVIDIAのショートカットを変更
- 対処法セクション「ショートカットキーのカスタマイズ」を参照
方法2: 競合ソフトのショートカットを変更
- 各ソフトの設定から変更
対処法6: Windows N エディション
症状:
- Windows 10 N / Windows 11 Nを使用している
- オーバーレイが全く起動しない
対処法:
- Microsoft公式サイトにアクセス
- 「Windows N用メディア機能パック」をダウンロード
- インストール
- PCを再起動
- NVIDIAアプリを再インストール
対処法7: Spotifyのハードウェアアクセラレーション
症状:
- Spotifyを使っている
- オーバーレイがグレーアウトしている
対処法:
- Spotifyを起動
- メニューバー → 編集 → 設定
- 「表示オプション」セクション
- 「メディアキー使用時にデスクトップオーバーレイを表示」をオフ
- 「詳細設定を表示」をクリック
- 「互換性」セクション
- 「ハードウェアアクセラレーションを有効にする」をオフ
- Spotifyを再起動
対処法8: PCを再起動
最も基本的な対処法:
- PCを再起動
- ゲームを起動
- Alt + Zを押す
多くの一時的な問題が解決します
対処法9: GeForce Experience / NVIDIAアプリを再インストール
最終手段:
アンインストール:
- 設定 → アプリ → インストールされているアプリ
- 「NVIDIA アプリ」または「GeForce Experience」を探す
- 「アンインストール」をクリック
- 指示に従ってアンインストール
再インストール:
- NVIDIA公式サイトにアクセス
- 「今すぐダウンロード」をクリック
- インストーラーを実行
- 指示に従ってインストール
よくある質問(FAQ)
Q1: Alt + Zを押してもメニューが開きません
A: 以下を確認してください:
1. オーバーレイが有効か確認
設定 → 機能 → NVIDIAオーバーレイ → オン
2. NVIDIAアカウントにログイン
アカウント未登録の場合は新規作成(無料)
3. ゲームの表示モードを確認
フルスクリーン専用 → ボーダレスウィンドウに変更
4. ドライバーを最新版に更新
Q2: オーバーレイを完全に無効にしたい
A: 設定から無効化できます。
手順:
- NVIDIAアプリを起動
- 設定 → 機能
- 「NVIDIAオーバーレイ」をオフ
注意:
無効にすると、以下の機能も使えなくなります:
- 録画
- スクリーンショット
- ゲームフィルタ
- 統計情報表示
Q3: 「Alt + Zを押してオーバーレイを開く」という通知が邪魔
A: 通知を非表示にできます。
手順:
- Alt + Zでオーバーレイを開く
- 設定(歯車アイコン)をクリック
- 「通知」を選択
- 「オーバーレイ起動のヒント」をオフ
Q4: デスクトップでは開くが、ゲーム中に開けない
A: ゲームの表示モードが原因です。
対処法:
ゲームの設定で表示モードを変更:
フルスクリーン専用 → ボーダレスウィンドウ
または:
設定 → プライバシー管理 → デスクトップキャプチャ → オン
Q5: Alt + Zが他のソフトと競合する
A: ショートカットキーを変更してください。
手順:
- Alt + Zでオーバーレイを開く
- 設定 → ショートカットコントロール
- 「ゲーム内オーバーレイを開く/閉じる」を選択
- 新しいキーを押す(例:Ctrl + Shift + O)
Q6: メニューが日本語で表示されない
A: NVIDIAアプリの言語設定を変更してください。
手順:
- NVIDIAアプリを起動
- 設定 → 全般
- 「言語」を日本語に変更
- アプリを再起動
Q7: 録画やスクリーンショットはどこに保存される?
A: デフォルトの保存先は以下です:
Windows:
C:\Users\[ユーザー名]\Videos\[ゲーム名]
変更方法:
- Alt + Z → 設定
- ビデオキャプチャ → キャプチャ先
- 「一時ファイル」の保存先を変更
Q8: オーバーレイのパフォーマンス影響は?
A: ほとんど影響ありません。
パフォーマンス影響:
- FPS低下:0〜2 FPS程度(ほぼ誤差)
- GPU使用率:1%未満
- メモリ使用量:数十MB程度
ただし:
- インスタントリプレイをオンにすると、わずかに負荷が増える
- 4K 120FPSなど高画質録画時は影響が大きくなる
Q9: GeForce Experienceから移行するべき?
A: はい、NVIDIAアプリへの移行が推奨されます。
理由:
- GeForce Experienceは2024年11月で開発終了
- NVIDIAアプリの方が機能が豊富
- AV1コーデックで4K 120FPS録画対応
移行方法:
- NVIDIA公式サイトからダウンロード
- 設定やゲームデータは自動で引き継がれる
Q10: オーバーレイがゲーム画面に映り込む
A: 配信・録画の場合は、設定で除外できます。
OBSの場合:
- ソース → ゲームキャプチャ
- プロパティ → 互換性
- 「サードパーティオーバーレイをキャプチャ」をオフ
または:
録画前にAlt + Zでオーバーレイを閉じる
まとめ:GeForceメニューを使いこなそう
GeForceのオーバーレイメニューは、ゲームプレイを録画、配信、最適化するための必須ツールです。
メニューの開き方
最も簡単:
- Alt + Zを押す
その他の方法:
- NVIDIAアプリから開く
- タスクトレイから開く
- GeForce Experienceから開く(旧バージョン)
- NVIDIAコントロールパネル経由
主な機能
録画:
- 通常録画(Alt + F9)
- インスタントリプレイ(Alt + Shift + F10)
キャプチャ:
- スクリーンショット(Alt + F1)
- ハイライト自動録画
画質調整:
- ゲームフィルタ(Alt + F3)
- RTX HDR、RTX Dynamic Vibrance
パフォーマンス:
- 統計情報表示(Alt + R)
開けない時の対処
基本確認:
- オーバーレイが有効か確認
- NVIDIAアカウントにログイン
- ドライバーを最新版に更新
ゲーム設定:
- 表示モードをボーダレスウィンドウに変更
競合解決:
- ショートカットキーを変更
- Spotifyのハードウェアアクセラレーションをオフ
最終手段:
- PCを再起動
- NVIDIAアプリを再インストール
重要なポイント
- オーバーレイのパフォーマンス影響はほぼゼロ
- ショートカットキーはカスタマイズ可能
- GeForce ExperienceからNVIDIAアプリへの移行を推奨
- 録画はAV1コーデックで4K 120FPS対応
- オーバーレイを無効化すると全機能が使えなくなる
GeForceのオーバーレイメニューを使いこなして、ゲームプレイを最大限に楽しみましょう!

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