GeForce ExperienceやNVIDIA Appでスクリーンショットを撮影したり、ゲームプレイを録画したりした後、「あれ、保存したファイルはどこにあるんだろう?」と迷ったことはありませんか?
この記事では、GeForceのキャプチャ機能(スクリーンショット・録画・インスタントリプレイ)で保存したファイルの場所と、保存先を変更する方法を詳しく解説していきます。
GeForceのキャプチャ機能とは?

まず、GeForceで使える主なキャプチャ機能を確認しておきましょう。
スクリーンショット
ショートカットキー: Alt + F1
ゲーム画面の静止画を撮影する機能です。決定的な瞬間や、お気に入りのシーンを画像として保存できます。
保存形式: PNG形式(高画質)
録画
ショートカットキー: Alt + F9(開始/停止)
ゲームプレイの様子を動画として録画する機能です。手動で録画を開始・停止できます。
保存形式: MP4形式
インスタントリプレイ
ショートカットキー: Alt + F10(保存) / Alt + Shift + F10(保存)
常にバックグラウンドで録画を続けており、ショートカットキーを押すと、その時点から過去にさかのぼって動画を保存できる便利な機能です。
保存時間: 設定により30秒〜20分まで
デフォルトの保存先
GeForce ExperienceやNVIDIA Appで初期設定のまま使用している場合、キャプチャしたファイルは以下の場所に保存されます。
ゲームウィンドウで録画・撮影した場合
C:\Users\[ユーザー名]\Videos\[ゲームの名前]
例えば、ユーザー名が「Taro」で、Minecraftをプレイ中にキャプチャした場合:
C:\Users\Taro\Videos\Minecraft
このように、ゲームごとに自動的にフォルダが作成されます。
デスクトップ全体を録画した場合
C:\Users\[ユーザー名]\Videos\Desktop
デスクトップキャプチャモードで録画すると、「Desktop」というフォルダに保存されます。
NVIDIA専用フォルダ
一部の環境では、以下の場所に保存されることもあります:
C:\Users\[ユーザー名]\Videos\NVIDIA
保存先の確認方法
保存されたファイルの場所が分からなくなった場合、以下の方法で確認できます。
方法1: ギャラリーから確認する
最も簡単な方法
- ゲーム中またはデスクトップで Alt + Z を押す
- オーバーレイメニューが表示される
- 「ギャラリー」をクリック
- 撮影・録画したファイルのサムネイルが表示される
- ファイルを右クリック
- 「ファイルの場所を開く」または「フォルダを開く」を選択
- エクスプローラーで保存先フォルダが開く
方法2: 設定から確認する
- Alt + Z でオーバーレイを開く
- 右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「録画」を選択
- 「ビデオ」の項目で現在の保存先パスを確認
または、GeForce Experience/NVIDIA Appを直接起動して:
- 右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「全般」タブを選択
- 「ゲーム内のオーバーレイ」の横にある「設定」をクリック
- 「録画」タブで保存先を確認
方法3: エクスプローラーから直接探す
- Windowsキー + E でエクスプローラーを開く
- アドレスバーに以下を入力してEnter:
%userprofile%\Videos
- 「Videos」フォルダ内のゲーム名フォルダを確認
保存先の変更方法
Cドライブの容量が少ない場合や、データを整理しやすくしたい場合は、保存先を変更できます。
準備: 保存先フォルダを作成する
保存先を変更する前に、新しい保存先フォルダを作成しておく必要があります。
重要: GeForce Experienceの設定画面では新しいフォルダを作成できないため、事前に作成しておくのがポイントです。
おすすめのフォルダ構成
例えば、Dドライブに以下のようなフォルダを作成:
D:\GeForceCapture
または、より整理しやすく:
D:\GameCapture\Screenshots
D:\GameCapture\Videos
ステップ1: フォルダの作成
- エクスプローラーを開く
- 保存先にしたいドライブ(例: Dドライブ)を開く
- 右クリック→「新規作成」→「フォルダー」
- フォルダ名を入力(例: 「GeForceCapture」)
- Enter で確定
ステップ2: 保存先の変更(GeForce Experience/NVIDIA App)
オーバーレイから変更する方法
- Alt + Z を押してオーバーレイを表示
- 右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「録画」タブを選択
- 「ビデオ」の項目の右側にある「…」ボタンをクリック
- フォルダ選択画面が開く
- 先ほど作成したフォルダ(例: D:\GeForceCapture)を選択
- 「完了」をクリック
- 「写真」の項目も同様に変更(スクリーンショット用)
- 右上の「戻る」または「完了」をクリック
アプリから直接変更する方法
- GeForce ExperienceまたはNVIDIA Appを起動
- 右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「全般」タブを選択
- 「ゲーム内のオーバーレイ」の右側にある「設定」ボタンをクリック
- 上記のオーバーレイからの変更手順と同じ操作を行う
ステップ3: 変更の確認
設定を変更したら、実際にテストしてみましょう。
- 任意のゲームまたはデスクトップで Alt + F1 を押してスクリーンショットを撮影
- または Alt + F9 で録画を開始・停止
- 指定したフォルダにファイルが保存されているか確認
インスタントリプレイの保存先設定

インスタントリプレイも同じ保存先設定を使用しますが、個別に設定することも可能です。
インスタントリプレイの設定
- Alt + Z でオーバーレイを開く
- 歯車アイコン(設定)をクリック
- 「録画」タブを選択
- 「インスタントリプレイ」の項目を確認
- 保存先は「ビデオ」と同じ設定が適用される
インスタントリプレイの時間設定
- 「録画」タブ内の「インスタントリプレイ」セクション
- 「時間」のスライダーで30秒〜20分の範囲で設定
- 時間を長くすると、より多くのストレージ容量を使用することに注意
おすすめの保存先設定
効率的なファイル管理のために、以下のような設定がおすすめです。
パターン1: シンプルに1つのフォルダにまとめる
D:\GeForceCapture
メリット: 設定が簡単、すべてのキャプチャを1箇所で管理
デメリット: ゲームごとにサブフォルダが自動作成されるが、長期間使うとファイル数が多くなる
パターン2: スクリーンショットと動画を分ける
D:\GameCapture\Screenshots (スクリーンショット用)
D:\GameCapture\Videos (録画・インスタントリプレイ用)
メリット: 静止画と動画を分けて管理しやすい
デメリット: 設定時に2箇所指定する必要がある
パターン3: 容量の大きいドライブを使用する
SSDよりもHDDなど、容量に余裕のあるドライブを選ぶのがポイントです。
理由:
- 動画ファイルは容量が大きい(1080p録画で1分あたり約200〜500MB)
- インスタントリプレイは常時バッファリングするため、書き込み頻度が高い
- Cドライブ(システムドライブ)の空き容量を確保できる
よくあるトラブルと対処法
保存先に関するよくある問題と解決方法を紹介します。
トラブル1: 保存先を変更したのに、古い場所に保存される
原因: 設定が正しく適用されていない、またはGeForce Experienceが再起動されていない
解決方法:
- GeForce ExperienceまたはNVIDIA Appを完全に終了
- タスクマネージャーでNVIDIA関連のプロセスが残っていないか確認
- アプリを再起動
- 再度設定を確認
- テスト撮影・録画を実行
トラブル2: 保存先フォルダを選択できない
原因: フォルダが事前に作成されていない、または権限の問題
解決方法:
- エクスプローラーで保存先にしたいフォルダを事前に作成
- フォルダを右クリック→「プロパティ」
- 「セキュリティ」タブを確認
- 自分のユーザーアカウントに「書き込み」権限があるか確認
- 必要に応じて権限を追加
トラブル3: ファイルが保存されていない
原因: ストレージ容量不足、または権限の問題
解決方法:
- 指定したドライブの空き容量を確認
- 少なくとも10GB以上の空き容量を確保
- GeForce Experienceを「管理者として実行」
- ウイルス対策ソフトがブロックしていないか確認
トラブル4: 設定が保存されない、起動のたびに初期化される
原因: GeForce Experienceの設定ファイルが破損している
解決方法:
- GeForce Experience/NVIDIA Appを完全にアンインストール
- 以下のフォルダを削除:
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\NVIDIA Corporation
- PCを再起動
- 最新版のGeForce Experience/NVIDIA Appを再インストール
- 保存先を再設定
トラブル5: ギャラリーにファイルが表示されない
原因: ファイルは保存されているが、ギャラリーの読み込みに問題がある
解決方法:
- エクスプローラーで直接保存先フォルダを開いてファイルを確認
- GeForce Experience/NVIDIA Appを再起動
- それでも表示されない場合は、オーバーレイをオフ→オンに切り替え
ファイル形式と容量の目安
保存されるファイルの形式と、おおよその容量を把握しておきましょう。
スクリーンショット
形式: PNG
容量の目安:
- 1080p (1920×1080): 約2〜5MB/枚
- 1440p (2560×1440): 約4〜8MB/枚
- 4K (3840×2160): 約8〜15MB/枚
録画・インスタントリプレイ
形式: MP4 (H.264コーデック)
容量の目安 (60FPSの場合):
- 1080p: 約200〜500MB/分
- 1440p: 約400〜800MB/分
- 4K: 約800〜1500MB/分
録画品質による違い:
- 低品質: 約半分の容量
- 高品質: 約1.5倍の容量
インスタントリプレイの容量計算例:
- 5分間バッファ、1080p、高品質の場合: 約2〜2.5GB
- 20分間バッファ、1440p、高品質の場合: 約8〜16GB
ファイル名の規則
保存されるファイルには、自動的に分かりやすい名前が付けられます。
スクリーンショット
[ゲーム名] [日付] [時刻].png
例: Minecraft 2025.01.15 - 14.30.25.01.png
録画・インスタントリプレイ
[ゲーム名] [日付] [時刻].mp4
例: Apex Legends 2025.01.15 - 19.45.10.12.mp4
デスクトップキャプチャ
Desktop [日付] [時刻].mp4
例: Desktop 2025.01.15 - 10.15.30.05.mp4
過去のキャプチャファイルを移動する
保存先を変更した後、古いファイルを新しい場所に移動したい場合の手順です。
手動で移動する方法
- エクスプローラーで古い保存先フォルダを開く
C:\Users\[ユーザー名]\Videos
- 移動したいゲームのフォルダを選択
- Ctrl + X でカット(切り取り)
- 新しい保存先フォルダを開く
- Ctrl + V でペースト(貼り付け)
注意: ファイル数が多い場合、時間がかかることがあります。
整理のコツ
ゲームごとにフォルダ分けされているので、以下のように整理すると便利です:
D:\GeForceCapture
├── Minecraft
│ ├── Screenshots
│ └── Videos
├── Apex Legends
│ ├── Screenshots
│ └── Videos
└── Valorant
├── Screenshots
└── Videos
よくある質問
Q: 保存先をネットワークドライブやクラウドストレージに設定できますか?
A: 技術的には可能ですが、おすすめしません。録画中はリアルタイムで大量のデータを書き込むため、ネットワーク経由だと速度が足りず、録画が不安定になったり、コマ落ちが発生したりする可能性があります。ローカルのHDD/SSDに保存してから、後でクラウドにアップロードする方が安全です。
Q: 外付けHDDを保存先にできますか?
A: はい、できます。ただし、USB 3.0以上の高速な接続を推奨します。USB 2.0だと書き込み速度が遅く、録画品質に影響が出る可能性があります。また、外付けHDDを取り外した状態でキャプチャすると保存に失敗するので注意してください。
Q: 保存先を変更すると、過去のファイルはどうなりますか?
A: 過去に保存したファイルは、元の場所にそのまま残ります。自動的に新しい場所に移動したりはしません。必要に応じて手動で移動してください。ギャラリーには、新しい保存先のファイルのみが表示されるようになります。
Q: ゲームごとに保存先を変えることはできますか?
A: GeForce Experience/NVIDIA Appでは、ゲームごとに個別の保存先を設定することはできません。すべてのキャプチャが同じ保存先に保存されます。ただし、ゲームごとに自動的にサブフォルダが作成されるので、整理はされます。
Q: スクリーンショットだけDドライブ、動画だけEドライブというように分けられますか?
A: はい、可能です。設定画面で「写真」と「ビデオ」の保存先を別々に指定できます。この方法で、用途に応じて異なるドライブを使い分けられます。
Q: 保存先フォルダが見つからない場合はどうすればいいですか?
A: まず、Windowsの検索機能を使ってファイル名で検索してみてください。それでも見つからない場合は、GeForce Experienceの設定で保存先パスを確認し、エクスプローラーでそのパスを直接入力してアクセスしてみましょう。
Q: 録画の保存先に「ビデオ」フォルダが選択できません
A: Windowsの「ビデオ」フォルダは特殊なフォルダなので、移動や削除をしていると問題が起きることがあります。この場合、新しく作成した通常のフォルダ(例: D:\MyCaptures)を保存先に指定してください。
まとめ
GeForceのキャプチャ機能の保存先について、重要なポイントをまとめます。
デフォルトの保存先
C:\Users\[ユーザー名]\Videos\[ゲーム名]- ゲームごとに自動的にフォルダが作成される
保存先の確認方法
- Alt + Z → ギャラリー → ファイルを右クリック → フォルダを開く
- Alt + Z → 設定 → 録画 → 保存先を確認
保存先の変更方法
- 事前に新しいフォルダを作成
- Alt + Z → 設定 → 録画 → 「…」ボタンで変更
- 「写真」(スクリーンショット)と「ビデオ」(録画)を個別に設定可能
おすすめの設定
- 容量に余裕のあるドライブ(DドライブやEドライブ)を使用
- 少なくとも10GB以上の空き容量を確保
- 必要に応じて、スクリーンショットと動画を別々のフォルダに分ける
GeForceのキャプチャ機能は非常に便利ですが、適切に保存先を設定しておかないと、Cドライブがすぐにいっぱいになってしまいます。この記事の手順に従って、自分に合った保存先を設定して、快適なゲームライフを楽しんでくださいね!


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