「自分のグラフィックカードにはどれくらいのVRAMがあるの?」「このゲームに必要なVRAM容量は?」「VRAM 8GBと16GBでは何が違うの?」
グラフィックカード選びで重要なのが、VRAM(ビデオメモリ)の容量です。
この記事では、GeForce(NVIDIA)グラフィックカードの各モデルに搭載されているVRAM容量を一覧形式でまとめ、用途別に必要な容量や、VRAM使用量の確認方法まで、初心者の方でも分かるように詳しく解説していきます。
VRAMとは?基礎知識

VRAMの意味
VRAM(ブイラム)とは、「Video RAM(ビデオ・ラム)」の略です。
日本語訳:ビデオメモリ、グラフィックスメモリ
グラフィックカード専用のメモリで、画面に表示する画像データを一時的に保存します。
VRAMの役割
VRAMは、以下のようなデータを保存します:
主なデータ
- テクスチャ:ゲーム内のオブジェクトの表面の質感
- 3Dモデル:キャラクターや建物などの立体データ
- シェーダー情報:光の当たり方や影の計算結果
- フレームバッファ:画面に表示する画像そのもの
分かりやすい例え
VRAMは「作業机」のようなものです。
- 机が広い(VRAM容量が大きい):たくさんの資料を広げて作業できる(高解像度・高品質なゲーム)
- 机が狭い(VRAM容量が小さい):一度に扱える資料が少ない(低解像度・低品質に制限される)
VRAMとメインメモリ(RAM)の違い
VRAM
- グラフィックカード専用のメモリ
- 画像処理専用
- 非常に高速(帯域幅が広い)
- 容量:4GB〜24GB程度
メインメモリ(RAM)
- CPU用のメモリ
- あらゆる処理に使用
- VRAMより低速
- 容量:8GB〜128GB程度
重要なポイント
VRAMとRAMは別物です。
例:
- メインメモリ 32GB + VRAM 8GBのPC
- 合計40GBではなく、それぞれ独立して機能します
VRAM容量が重要な理由
VRAM容量が不足すると、以下の問題が発生します:
問題1:テクスチャの読み込み遅延
- 画面がカクつく
- テクスチャが低品質で表示される(ポップイン現象)
問題2:fpsの低下
- 処理が間に合わず、fpsが大幅に低下
問題3:クラッシュ
- ゲームが強制終了する
- エラーメッセージが表示される
GeForce RTX 50シリーズ VRAM一覧(最新世代)
2025年1月〜発売の最新世代です。
| モデル名 | VRAM容量 | メモリタイプ | メモリバス幅 | メモリ帯域幅 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 32GB | GDDR7 | 512-bit | 1,792 GB/s |
| RTX 5080 | 16GB | GDDR7 | 256-bit | 960 GB/s |
| RTX 5070 Ti | 16GB | GDDR7 | 256-bit | 896 GB/s |
| RTX 5070 | 12GB | GDDR7 | 192-bit | 672 GB/s |
| RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | GDDR7 | 128-bit | 448 GB/s |
| RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | GDDR7 | 128-bit | 448 GB/s |
| RTX 5060 | 8GB | GDDR7 | 128-bit | 448 GB/s |
特徴
- GDDR7メモリを採用(従来のGDDR6Xより高速)
- RTX 5090は32GBと大容量
- RTX 5060 Tiに8GB版と16GB版が存在
注目ポイント
RTX 5090の32GBは、4K/8Kゲーミング、AI生成、3DCG制作など、VRAMを大量に消費する用途に最適です。
一方、RTX 5060シリーズは8GBと、エントリー〜ミドルクラスとしては標準的な容量です。
GeForce RTX 40シリーズ VRAM一覧

2022年10月〜発売の前世代です。
| モデル名 | VRAM容量 | メモリタイプ | メモリバス幅 | メモリ帯域幅 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 4090 | 24GB | GDDR6X | 384-bit | 1,008 GB/s |
| RTX 4080 SUPER | 16GB | GDDR6X | 256-bit | 736 GB/s |
| RTX 4080 | 16GB | GDDR6X | 256-bit | 716.8 GB/s |
| RTX 4070 Ti SUPER | 16GB | GDDR6X | 256-bit | 672 GB/s |
| RTX 4070 Ti | 12GB | GDDR6X | 192-bit | 504.2 GB/s |
| RTX 4070 SUPER | 12GB | GDDR6X | 192-bit | 504.2 GB/s |
| RTX 4070 | 12GB | GDDR6X | 192-bit | 504.2 GB/s |
| RTX 4060 Ti 16GB | 16GB | GDDR6 | 128-bit | 288 GB/s |
| RTX 4060 Ti 8GB | 8GB | GDDR6 | 128-bit | 288 GB/s |
| RTX 4060 | 8GB | GDDR6 | 128-bit | 272 GB/s |
特徴
- ハイエンドはGDDR6X、エントリーはGDDR6
- RTX 4090は24GBと大容量
- RTX 4060 Tiに8GB版と16GB版が存在
- SUPERモデルはVRAM容量が増量されたバージョン
注目ポイント
RTX 4070 Ti SUPERは、無印版の12GBから16GBに増量され、4Kゲーミングやクリエイティブ作業での余裕が大幅に向上しました。
GeForce RTX 30シリーズ VRAM一覧
2020年9月〜発売の旧世代です。
| モデル名 | VRAM容量 | メモリタイプ | メモリバス幅 | メモリ帯域幅 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 3090 Ti | 24GB | GDDR6X | 384-bit | 1,008 GB/s |
| RTX 3090 | 24GB | GDDR6X | 384-bit | 936 GB/s |
| RTX 3080 Ti | 12GB | GDDR6X | 384-bit | 912 GB/s |
| RTX 3080 12GB | 12GB | GDDR6X | 384-bit | 912 GB/s |
| RTX 3080 10GB | 10GB | GDDR6X | 320-bit | 760 GB/s |
| RTX 3070 Ti | 8GB | GDDR6X | 256-bit | 608 GB/s |
| RTX 3070 | 8GB | GDDR6 | 256-bit | 448 GB/s |
| RTX 3060 Ti | 8GB | GDDR6 | 256-bit | 448 GB/s |
| RTX 3060 12GB | 12GB | GDDR6 | 192-bit | 360 GB/s |
| RTX 3060 8GB | 8GB | GDDR6 | 128-bit | 240 GB/s |
| RTX 3050 8GB | 8GB | GDDR6 | 128-bit | 224 GB/s |
| RTX 3050 6GB | 6GB | GDDR6 | 96-bit | 168 GB/s |
特徴
- RTX 3090 / 3090 Tiは24GBの大容量
- RTX 3080に10GB版と12GB版が存在
- RTX 3060は意外にも12GB(上位モデルより多い)
注目ポイント
RTX 3060の12GBは、ミドルクラスながら4Kゲーミングやクリエイティブ作業でVRAM不足になりにくい特徴があります。
GeForce RTX 20シリーズ VRAM一覧
2018年9月〜発売の旧世代です。
| モデル名 | VRAM容量 | メモリタイプ | メモリバス幅 | メモリ帯域幅 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 2080 Ti | 11GB | GDDR6 | 352-bit | 616 GB/s |
| RTX 2080 SUPER | 8GB | GDDR6 | 256-bit | 496 GB/s |
| RTX 2080 | 8GB | GDDR6 | 256-bit | 448 GB/s |
| RTX 2070 SUPER | 8GB | GDDR6 | 256-bit | 448 GB/s |
| RTX 2070 | 8GB | GDDR6 | 256-bit | 448 GB/s |
| RTX 2060 SUPER | 8GB | GDDR6 | 256-bit | 448 GB/s |
| RTX 2060 12GB | 12GB | GDDR6 | 192-bit | 336 GB/s |
| RTX 2060 6GB | 6GB | GDDR6 | 192-bit | 336 GB/s |
特徴
- RTX 2080 Tiのみ11GB(中途半端な容量)
- 他のモデルは6GB〜8GB
- RTX 2060に6GB版と12GB版が存在
GeForce GTX 16シリーズ VRAM一覧
2019年〜発売の旧世代です(レイトレーシング非対応)。
| モデル名 | VRAM容量 | メモリタイプ | メモリバス幅 | メモリ帯域幅 |
|---|---|---|---|---|
| GTX 1660 Ti | 6GB | GDDR6 | 192-bit | 288 GB/s |
| GTX 1660 SUPER | 6GB | GDDR6 | 192-bit | 336 GB/s |
| GTX 1660 | 6GB | GDDR5 | 192-bit | 192 GB/s |
| GTX 1650 SUPER | 4GB | GDDR6 | 128-bit | 192 GB/s |
| GTX 1650 | 4GB | GDDR5 / GDDR6 | 128-bit | 128 / 192 GB/s |
| GTX 1630 | 4GB | GDDR6 | 64-bit | 96 GB/s |
特徴
- すべて4GB〜6GB
- エントリー〜ミドルクラス向け
- 現在は生産終了
GeForce GTX 10シリーズ VRAM一覧
2016年〜発売の旧世代です。
| モデル名 | VRAM容量 | メモリタイプ | メモリバス幅 | メモリ帯域幅 |
|---|---|---|---|---|
| GTX 1080 Ti | 11GB | GDDR5X | 352-bit | 484 GB/s |
| GTX 1080 | 8GB | GDDR5X | 256-bit | 320 GB/s |
| GTX 1070 Ti | 8GB | GDDR5 | 256-bit | 256 GB/s |
| GTX 1070 | 8GB | GDDR5 | 256-bit | 256 GB/s |
| GTX 1060 6GB | 6GB | GDDR5 | 192-bit | 192 GB/s |
| GTX 1060 3GB | 3GB | GDDR5 | 192-bit | 192 GB/s |
| GTX 1050 Ti | 4GB | GDDR5 | 128-bit | 112 GB/s |
| GTX 1050 | 2GB / 3GB | GDDR5 | 128-bit | 112 GB/s |
| GT 1030 | 2GB | GDDR5 / DDR4 | 64-bit | 48 / 14 GB/s |
特徴
- GTX 1060に3GB版と6GB版が存在
- GTX 1050に2GB版と3GB版が存在
- 現在はサポート終了に近い
用途別に必要なVRAM容量の目安

ゲーミング用途
フルHD(1920×1080)ゲーミング
- 推奨:8GB以上
- 最低:6GB
- 理由:最新ゲームの多くは8GBを推奨
WQHD(2560×1440)ゲーミング
- 推奨:12GB以上
- 最低:8GB
- 理由:高解像度になるとVRAM使用量が増加
4K(3840×2160)ゲーミング
- 推奨:16GB以上
- 最低:12GB
- 理由:4Kでは大量のVRAMを消費
8K / レイトレーシング
- 推奨:24GB以上
- 最低:16GB
- 理由:最高設定では20GB以上使用することも
ゲームタイトル別の目安
軽量級ゲーム
- Valorant、League of Legends、CSGO
- 必要VRAM:4GB〜6GB
中量級ゲーム
- Apex Legends、Fortnite、Overwatch 2
- 必要VRAM:6GB〜8GB
重量級ゲーム
- Cyberpunk 2077、Hogwarts Legacy、Star Wars Jedi: Survivor
- 必要VRAM:8GB〜12GB(フルHD)
- 必要VRAM:12GB〜16GB(4K)
超重量級ゲーム
- Microsoft Flight Simulator、Star Citizen
- 必要VRAM:12GB〜16GB(フルHD)
- 必要VRAM:16GB〜24GB(4K)
クリエイティブ用途
動画編集(フルHD)
- 推奨:8GB以上
- 最低:6GB
- 用途:Premiere Pro、DaVinci Resolve
動画編集(4K / 8K)
- 推奨:16GB〜24GB
- 最低:12GB
- 理由:高解像度動画は大量のVRAMを消費
3DCG制作
- 推奨:16GB〜24GB
- 最低:12GB
- 用途:Blender、Maya、3ds Max
AI画像生成
- 推奨:12GB〜24GB
- 最低:8GB
- 用途:Stable Diffusion、Midjourney
CAD / 建築設計
- 推奨:16GB以上
- 最低:8GB
- 用途:AutoCAD、Revit
VRAM使用量の確認方法
方法1:タスクマネージャーで確認する(Windows)
最も簡単な方法です。
手順
- Ctrl+Shift+Escキーを押して、タスクマネージャーを開きます
- 「パフォーマンス」タブをクリックします
- 左側のメニューから「GPU」を選択します
- 画面右側に以下の情報が表示されます:
- 専用GPUメモリ:VRAM容量
- 共有GPUメモリ:メインメモリから借用している容量
- GPU メモリ使用量:現在使用中のVRAM
見方
例:
- 専用GPUメモリ:8.0GB / 8.0 GB
- 使用中:5.2 GB
この場合、8GBのVRAMのうち、5.2GBを使用していることを示します。
方法2:GPU-Zで確認する
より詳細な情報を確認できます。
手順
- GPU-Z公式サイト(https://www.techpowerup.com/gpuz/)にアクセスします
- GPU-Zをダウンロード・インストールします
- GPU-Zを起動します
- 「Graphics Card」タブに以下の情報が表示されます:
- Memory Size:VRAM容量
- Memory Type:メモリタイプ(GDDR6、GDDR6Xなど)
- Bus Width:メモリバス幅
- Bandwidth:メモリ帯域幅
- 「Sensors」タブで、リアルタイムの使用量を確認できます:
- Memory Used:使用中のVRAM
方法3:ゲーム内設定で確認する
一部のゲームでは、設定画面にVRAM使用量が表示されます。
確認できるゲーム例
- Call of Duty シリーズ
- Cyberpunk 2077
- Red Dead Redemption 2
- Grand Theft Auto V
見方
グラフィック設定を変更すると、推定VRAM使用量が表示されます。
例:
- 推定VRAM使用量:7.2 GB / 8.0 GB
この場合、現在の設定では7.2GBのVRAMを使用する見込みです。
方法4:MSI Afterburnerで確認する
ゲーム中にリアルタイムで確認できます。
手順
- MSI Afterburnerをインストールします
- 設定→モニタリングタブを開きます
- 「GPU memory usage」にチェックを入れます
- 「オンスクリーンディスプレイに表示」にチェックを入れます
- ゲームを起動すると、画面上にVRAM使用量が表示されます
VRAM不足時の症状と対処法
症状1:テクスチャの読み込み遅延
症状
- 画面が表示されるまで時間がかかる
- テクスチャが低品質で表示される(ぼやけた見た目)
- 徐々に高品質なテクスチャに置き換わる(ポップイン現象)
原因
VRAMに収まりきらないテクスチャデータを、メインメモリやストレージから読み込んでいるため。
対処法
- テクスチャ品質を下げる
- ゲーム設定で「テクスチャ品質」を「高」→「中」に変更
- 解像度を下げる
- 4K→WQHD、WQHD→フルHDに変更
症状2:fpsの大幅な低下
症状
- 通常60fpsが出るゲームで、突然30fps以下になる
- カクつきが頻繁に発生する
原因
VRAM不足により、データの読み込みが頻繁に発生し、処理が間に合わない。
対処法
- グラフィック設定を全体的に下げる
- プリセットを「最高」→「高」または「中」に変更
- レイトレーシングをオフにする
- レイトレーシングは大量のVRAMを消費します
- アンチエイリアスを下げる
- MSAA 4x→2x、またはFXAAに変更
症状3:クラッシュ・エラー
症状
- ゲームが強制終了する
- 「Out of video memory」というエラーメッセージが表示される
- 画面が真っ黒になる
原因
VRAMが完全に不足し、グラフィックカードが処理を続行できない。
対処法
- VRAM使用量を確認する
- ゲーム設定画面で、推定VRAM使用量を確認
- 搭載VRAMを超えている場合は、設定を下げる必要あり
- バックグラウンドアプリを終了する
- ブラウザ(特にChrome)
- Discord
- 録画ソフト
- これらもVRAMを消費します
- ドライバーを最新に更新する
- 最新ドライバーではメモリ管理が改善されていることがあります
症状4:警告メッセージ
症状
- ゲーム起動時に「推奨VRAM容量を満たしていません」という警告が表示される
原因
ゲームの推奨スペックを満たしていない。
対処法
- 警告を無視してプレイする
- 警告が出ても、設定を下げればプレイできることが多い
- 最初から低設定でプレイする
- プリセットを「低」または「最低」に設定
VRAMを節約する方法
方法1:テクスチャ品質を下げる
最も効果的な方法です。
設定箇所
- テクスチャ品質:高→中
- テクスチャフィルタリング:異方性16x→4x
VRAM削減量
テクスチャ品質を「最高」→「中」に下げると、2〜4GB程度の削減が期待できます。
方法2:解像度を下げる
設定例
- 4K(3840×2160)→ WQHD(2560×1440)
- WQHD(2560×1440)→ フルHD(1920×1080)
VRAM削減量
4K→WQHDで、2〜3GB程度の削減が期待できます。
方法3:レイトレーシングをオフにする
レイトレーシングは大量のVRAMを消費します。
VRAM削減量
レイトレーシングをオフにすると、2〜5GB程度の削減が期待できます。
方法4:アンチエイリアスを下げる
設定例
- MSAA 8x→4x→2x→オフ
- TAA→FXAA→オフ
VRAM削減量
MSAA 4x→FXAAで、1〜2GB程度の削減が期待できます。
方法5:影の品質を下げる
設定例
- 影の品質:最高→高→中→低
VRAM削減量
影の品質を下げると、1〜2GB程度の削減が期待できます。
よくある質問
Q1:VRAMは後から増やせる?
いいえ、増やせません。
VRAMはグラフィックカードに固定で搭載されているため、増設や交換はできません。
より多くのVRAMが必要な場合は、グラフィックカード自体を買い替える必要があります。
Q2:8GBと16GBでどれくらい違う?
フルHDゲーミング
- 8GBでほぼ問題なし
- 16GBは余裕がある
WQHDゲーミング
- 8GBでもプレイ可能だが、一部のゲームで不足する可能性
- 16GBは安心
4Kゲーミング
- 8GBでは不足するゲームが多い
- 16GBは快適、24GBはさらに余裕
クリエイティブ作業
- 16GB以上を強く推奨
- 4K動画編集、3DCG制作では24GBが理想
Q3:VRAMが多いとfpsが上がる?
直接的には上がりません。
VRAMは「データを保存する場所」であり、「処理速度」を決めるのはGPUコア性能です。
ただし、VRAM不足の場合は、十分なVRAMがあればfpsが改善します。
例
- VRAM不足で30fps→VRAM十分で60fps(改善)
- VRAM十分で60fps→より多いVRAMで60fps(変わらず)
Q4:共有GPUメモリとは?
メインメモリ(RAM)から借用しているメモリです。
VRAMが不足した場合、自動的にメインメモリを使用しますが、速度が遅いため、パフォーマンスが低下します。
理想的な状態
- 専用GPUメモリ(VRAM)のみで処理
- 共有GPUメモリは使用しない
Q5:GDDR6とGDDR6Xの違いは?
GDDR6X
- GDDR6より高速
- 主にハイエンドモデルに搭載
GDDR6
- 標準的な速度
- エントリー〜ミドルクラスに搭載
GDDR7
- 最新世代(RTX 50シリーズ)
- GDDR6Xよりさらに高速
Q6:中古でVRAM容量を偽装されることはある?
はい、あります。
特に海外からの輸入品やフリマアプリで購入する場合、注意が必要です。
確認方法
購入後、GPU-Zで実際のVRAM容量を確認してください。
偽装品の場合、表示容量と実際の容量が異なります。
Q7:同じモデルでVRAM容量が違うものがある?
はい、あります。
例
- RTX 4060 Ti:8GB版と16GB版
- RTX 3080:10GB版と12GB版
- RTX 2060:6GB版と12GB版
購入時は、必ずVRAM容量を確認してください。
まとめ
GeForce VRAMについて、重要なポイントをまとめます。
各世代の代表的なVRAM容量
RTX 50シリーズ(最新)
- ハイエンド:32GB(RTX 5090)、16GB(RTX 5080)
- ミドル:12GB〜16GB
- エントリー:8GB
RTX 40シリーズ
- ハイエンド:24GB(RTX 4090)、16GB(RTX 4080)
- ミドル:12GB
- エントリー:8GB
RTX 30シリーズ
- ハイエンド:24GB(RTX 3090 Ti / 3090)
- ミドル:8GB〜12GB
- エントリー:6GB〜8GB
用途別の推奨VRAM容量
ゲーミング
- フルHD:8GB以上
- WQHD:12GB以上
- 4K:16GB以上
- 8K / レイトレーシング:24GB以上
クリエイティブ
- 動画編集(フルHD):8GB以上
- 動画編集(4K / 8K):16GB〜24GB
- 3DCG制作:16GB〜24GB
- AI画像生成:12GB〜24GB
VRAM不足の症状
- テクスチャの読み込み遅延(ポップイン)
- fpsの大幅な低下
- クラッシュ・エラー
VRAM不足への対処法
- テクスチャ品質を下げる(最も効果的)
- 解像度を下げる
- レイトレーシングをオフにする
- アンチエイリアスを下げる
- バックグラウンドアプリを終了する
確認方法
- タスクマネージャー(簡単)
- GPU-Z(詳細)
- MSI Afterburner(ゲーム中)
VRAMは、グラフィックカード選びで非常に重要な要素です。自分の用途に合ったVRAM容量を持つモデルを選ぶことで、快適なゲーミングやクリエイティブ作業が可能になります。
この一覧を参考に、最適なグラフィックカードを見つけてください!

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