GeForceの温度確認方法を完全解説!適正温度と高温時の対処法も紹介

ゲーム中にPCがやけに熱くなっている気がする…グラボの温度って確認した方がいいの?

そんな疑問をお持ちのあなたへ。GPU(グラフィックカード)の温度管理は、PCの寿命とパフォーマンスに直結する超重要なポイントなんです。

NVIDIAのGeForceシリーズを使っているなら、温度確認は思っているより簡単。しかも、適切に温度管理すればグラボの寿命が延びるだけでなく、ゲームのパフォーマンス向上にもつながります。

今回は、GeForce GPU温度の確認方法から、適正温度の目安、高温時の対処法まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します!

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なぜGPU温度の確認が重要なの?

まず、なぜGPU温度を気にする必要があるのか説明しますね。

高温が引き起こす3つの問題

1. パフォーマンスの低下(サーマルスロットリング)

GPUが一定温度を超えると、自動的に性能を抑制する「サーマルスロットリング」という機能が作動します。これは自己保護機能で、温度を下げるために意図的に処理速度を落とすんです。

結果として:

  • ゲームのフレームレート(fps)が急激に低下
  • カクつきや動作が重くなる
  • 快適なゲームプレイができなくなる

2. 突然のシャットダウンや強制再起動

さらに高温になると、PCが故障を防ぐために緊急シャットダウンすることがあります。ゲームの途中で突然電源が落ちたり、ブルースクリーンになったりするのは、GPU温度が原因かもしれません。

3. グラフィックカードの寿命が縮む

GPUは精密な電子部品。高温状態が続くと:

  • コンデンサなどの部品が劣化(温度が10℃上昇するごとに寿命が半分になると言われています)
  • ハンダクラック(接続部分の破損)のリスク増加
  • 最悪の場合、完全に故障して買い替えが必要に

このように、GPU温度の管理はPCを長く快適に使うために必須なんです。

GeForce GPUの適正温度を知っておこう

温度を確認する前に、「何度なら正常なのか」を理解しておきましょう。

アイドル時(通常時)の適正温度

何もしていない、またはブラウザでネットサーフィン程度の軽い作業をしている時:

30〜50℃が正常範囲

室温によって変動しますが、この範囲なら問題ありません。60℃を超えている場合は、ファンが正常に動作していない可能性があります。

高負荷時(ゲームプレイ時)の適正温度

ゲームプレイや動画編集など、GPUに負荷がかかっている時:

60〜85℃が正常範囲

最近のハイエンドGPUは高性能な分、発熱も大きくなります。この範囲なら設計通りに動作しています。

危険なライン

85〜90℃: サーマルスロットリングが作動し始める温度帯。性能が抑制されます。

90℃以上: 危険領域。この温度が続く場合は早急に対策が必要です。

100℃近く: 緊急停止の可能性あり。グラボの故障リスクが高まります。

GeForceシリーズ別の最高温度

NVIDIAが公式に定めている最高動作温度(この温度を超えると保護機能が作動):

シリーズ最高温度
GeForce GTX 105097℃
GeForce GTX 165097℃
GeForce RTX 3060 Ti93℃
GeForce RTX 308093℃
GeForce RTX 309093℃
GeForce RTX 406090℃
GeForce RTX 407090℃
GeForce RTX 408090℃
GeForce RTX 409090℃

重要: 最高温度=安全というわけではありません。最高温度より10℃以上低い状態を保つのが理想です。

【方法1】Windowsタスクマネージャーで確認する(超簡単!)

一番簡単な方法は、Windows標準機能のタスクマネージャーを使う方法です。

対応環境

  • Windows 10: May 2020 Update(バージョン2004)以降
  • Windows 11: 全バージョン

注意: Intel内蔵GPUでは温度が表示されません。外付けグラフィックカード(GeForceやRadeon)のみ対応しています。

確認手順

Windows 11の場合:

  1. タスクバーのスタートボタンを右クリック
  2. 「タスクマネージャー」を選択
  3. 左側のタブから「パフォーマンス」をクリック
  4. 左側のリストから「GPU」を選択
  5. 右側の画面下部に「GPU温度」が表示されます

Windows 10の場合:

  1. タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選択
    (またはCtrl + Shift + Escキーを同時押し)
  2. 「詳細」ボタンをクリック(表示されている場合)
  3. 上部のタブから「パフォーマンス」をクリック
  4. 左側のリストから「GPU」を選択
  5. 右下に「GPU温度」が表示されます

メリット・デメリット

メリット:

  • ソフトのインストール不要
  • 操作が超簡単
  • Windows標準機能で安全

デメリット:

  • リアルタイムでの常時表示ができない
  • ゲーム中に確認しにくい
  • 詳細なデータ(ファン速度、クロック周波数など)は見られない

【方法2】GeForce Experienceで確認する

NVIDIAのGeForce Experienceには、ゲーム中に表示できる便利なオーバーレイ機能があります。

設定手順

  1. GeForce Experienceを起動
    Windowsの検索バーで「GeForce Experience」と入力して起動
  2. 設定を開く
    画面右上の「歯車アイコン」(設定)をクリック
  3. ゲーム内オーバーレイを有効化
    「全般」タブで「ゲーム内のオーバーレイ」をオンにする
  4. オーバーレイ設定を開く
    「Alt + Z」キーを押してオーバーレイメニューを表示
  5. パフォーマンス表示を設定
  • 歯車アイコン(設定)をクリック
  • 「HUDレイアウト」→「パフォーマンス」を選択
  • 表示位置を選択(右上、左上など)
  • 「ベーシック」または「アドバンスド」を選択

ゲーム中の確認方法

設定後、ゲームを起動すると画面の隅に以下の情報が表示されます:

  • GPU温度
  • GPUクロック速度
  • GPU使用率
  • フレームレート(FPS)
  • メモリ使用量

メリット・デメリット

メリット:

  • ゲームプレイ中にリアルタイムで温度確認できる
  • 他の重要な情報(FPS、GPU使用率など)も同時表示
  • 公式ツールなので安全

デメリット:

  • GeForce Experience自体がシステムリソースを少し消費
  • 初期設定がやや面倒

【方法3】MSI Afterburnerで確認する(おすすめ!)

ゲーマーやPC愛好家に最も人気の温度監視ツールが「MSI Afterburner」です。

特徴

  • NVIDIAとAMD両方のGPUに対応
  • 詳細な情報をゲーム画面上に表示可能
  • オーバークロック機能も搭載(上級者向け)
  • 完全無料

ダウンロードとインストール

  1. MSI Afterburner公式サイトにアクセス
  2. 「Download Afterburner」ボタンをクリック
  3. ダウンロードしたファイルを実行
  4. インストールウィザードに従ってインストール
  5. 「RivaTuner Statistics Server」も一緒にインストール(OSD表示に必要)

基本的な使い方

  1. MSI Afterburnerを起動
  2. 設定を開く
    歯車アイコンをクリック
  3. 監視項目を設定
  • 「監視」タブを開く
  • 「GPU温度」にチェックを入れる
  • 「オンスクリーンディスプレイに表示」にもチェック
  • 他にも「GPU使用率」「メモリ使用量」「フレームレート」などもチェック可能
  1. OSDの表示位置やサイズを調整
    RivaTuner Statistics Serverの設定でカスタマイズ可能

ゲーム中の表示

設定後、ゲームを起動すると選択した情報が画面に表示されます。デフォルトでは画面左上に表示されますが、自由に変更できます。

メリット・デメリット

メリット:

  • 最も詳細で正確な温度データ
  • 表示項目を完全カスタマイズ可能
  • ファン速度の手動調整も可能
  • 全てのGeForceシリーズに対応

デメリット:

  • 初回設定がやや複雑
  • 機能が多すぎて初心者は戸惑うかも

【方法4】GPU-Zで確認する(シンプルで正確)

「GPU-Z」は軽量で使いやすい、GPU専用の情報表示ツールです。

特徴

  • インストール不要で使える
  • GPUの詳細情報を網羅的に表示
  • ログ記録機能で温度推移を記録可能
  • 完全無料

ダウンロードと使い方

  1. TechPowerUp GPU-Z公式サイトにアクセス
  2. 「Download」ボタンをクリック
  3. ダウンロードしたファイルを実行
  4. インストール不要で起動(ポータブル版として使用可能)

温度確認手順

  1. GPU-Zを起動
  2. 「Sensors」タブをクリック
  3. 「GPU Temperature」の項目で現在の温度を確認

便利な機能

  • ログ記録: 「Log to file」をチェックすると、温度の推移をファイルに記録
  • 複数GPU対応: 複数のグラフィックカードがある場合も切り替え可能
  • 詳細情報: GPUのスペック、メモリ、クロック速度なども確認可能

メリット・デメリット

メリット:

  • インストール不要で手軽
  • 動作が軽い
  • 温度履歴をログ保存できる

デメリット:

  • ゲーム中のオーバーレイ表示はできない
  • 温度確認のたびにソフトを開く必要がある

【方法5】HWiNFO64で確認する(最も詳細)

全てのPCコンポーネントの情報を網羅的に表示できる、最強の監視ツールです。

特徴

  • GPU、CPU、マザーボード、SSDなど全コンポーネントを監視
  • センサー情報が最も詳細
  • MSI Afterburnerとの連携も可能
  • 完全無料

ダウンロードと使い方

  1. HWiNFO公式サイトにアクセス
  2. 「Installer」または「Portable」版をダウンロード
  3. インストール(またはそのまま起動)
  4. 起動時に「Sensors-only」にチェックを入れて起動

温度確認手順

  1. HWiNFO64を起動
  2. センサーウィンドウが開く
  3. GPUの項目を探す(「GPU [#0]: NVIDIA GeForce RTX ○○」など)
  4. 「GPU Temperature」で温度を確認

メリット・デメリット

メリット:

  • PC内の全コンポーネントを一括監視
  • 最も正確で詳細なデータ
  • ログ記録・グラフ表示も可能

デメリット:

  • 情報量が多すぎて初心者には難しい
  • 動作が若干重め

GPU温度が高い時の対処法

温度が85℃を超えることが多い場合、以下の対策を試してみましょう。

【対策1】PC内部の掃除をする

最も多い原因がこれです!

ホコリが溜まると排熱効率が大幅に低下します。

掃除方法:

  1. PCの電源を切り、電源ケーブルを抜く
  2. PCケースを開ける
  3. エアダスター(圧縮空気)でホコリを吹き飛ばす
  • グラフィックカードのファン
  • ケースファン
  • 排気口・吸気口
  1. 特にグラボのヒートシンク(金属フィン)部分は重点的に

頻度: デスクトップPCは半年〜1年に1回の掃除が推奨されます。

【対策2】ケース内のエアフローを改善する

確認ポイント:

  • PCケースと壁の距離は30cm以上空いていますか?
  • 排気口・吸気口が塞がれていませんか?
  • ケースファンは正常に動作していますか?

改善方法:

  • ケースファンを増設する
  • 吸気ファンと排気ファンのバランスを調整
  • ケーブルを整理して空気の流れをスムーズにする

【対策3】グラフィックカードのファン設定を調整

MSI Afterburnerを使えば、ファン速度を手動で調整できます。

設定方法:

  1. MSI Afterburnerを起動
  2. 「Settings」→「Fan」タブを開く
  3. 「Enable user defined software automatic fan control」にチェック
  4. 温度に応じたファン速度カーブを設定
  • 例: 60℃で50%、70℃で70%、80℃で100%

注意: ファン速度を上げると騒音も増えます。

【対策4】室温を下げる

夏場は室温が高くなり、GPU温度も上がりがちです。

  • エアコンを使う
  • 扇風機でPC周辺の空気を循環させる
  • 窓を開けて換気

【対策5】サーマルペースト(グリス)の塗り直し

グラフィックカードを長年使用していると、GPUとヒートシンクの間のサーマルペーストが劣化します。

目安: 3〜5年使用しているグラボなら塗り直しを検討

注意: 自分で分解・塗り直しするとメーカー保証が無効になる場合があります。不安な場合は専門店に依頼しましょう。

【対策6】ゲーム内の設定を下げる

根本的な解決ではありませんが、緊急避難的な対策として:

  • グラフィック設定を「高」→「中」に下げる
  • 解像度を下げる(4K→1440p、1440p→1080p)
  • フレームレート上限を設定(120fps→60fpsなど)

これだけでGPU負荷が減り、温度が10〜20℃下がることもあります。

【対策7】グラフィックカードのアップグレードを検討

上記の対策を全て試しても改善しない場合、グラボ自体の冷却性能不足かもしれません。

  • より冷却性能が高いモデルに買い替え
  • 大型クーラー搭載モデルを選ぶ

まとめ:定期的な温度チェックでGPUを長持ちさせよう

GPU温度の確認方法、いかがでしたか?

確認方法のまとめ:

方法難易度おすすめ度用途
タスクマネージャー★☆☆☆☆★★★☆☆簡単チェック
GeForce Experience★★☆☆☆★★★★☆ゲーム中の監視
MSI Afterburner★★★☆☆★★★★★詳細監視・調整
GPU-Z★☆☆☆☆★★★☆☆ログ記録
HWiNFO64★★★★☆★★★☆☆全体監視

初心者におすすめ: まずはタスクマネージャーで簡単チェック

ゲーマーにおすすめ: MSI AfterburnerまたはGeForce Experience

上級者におすすめ: HWiNFO64で全体を把握

温度管理のポイント:

  1. 定期的にチェック: 月に1回は温度を確認
  2. 適正温度を把握: アイドル時30〜50℃、高負荷時60〜85℃
  3. 85℃を超えたら対策: 掃除、エアフロー改善、ファン調整
  4. 予防が大事: PC内部の掃除を半年〜1年に1回

GPU温度を適切に管理すれば、グラフィックカードの寿命が延び、安定したゲームプレイが楽しめます。

あなたのPCライフが快適になりますように!

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