「あのスーパープレイ、録画しておきたかった…」と後悔した経験はありませんか?
GeForce Experienceを使えば、ゲームプレイを簡単に録画できます。しかも、ゲームの動きを邪魔せずに高画質で録画できるのが魅力です。
この記事では、GeForce Experienceの録画機能「ShadowPlay(シャドウプレイ)」の使い方を、初めての人でも分かるように丁寧に解説します。インストールから実際の録画、便利な機能まで、すべて画像付きで説明していきますよ。
GeForce Experienceの録画機能とは?

GeForce Experienceは、NVIDIAが無料で提供しているソフトウェアです。グラフィックボードのドライバ更新やゲーム設定の最適化など、さまざまな機能がありますが、中でも人気なのが録画機能。
この録画機能は「ShadowPlay」という名前で親しまれています。最近は「Share(シェア)」という名称に変わりましたが、多くの人が今でもShadowPlayと呼んでいます。
主な特徴:
- ゲームの動きがほとんど重くならない(GPUで録画処理を行うため)
- 最大4K画質、60fpsでの録画が可能
- 過去に遡って録画できる「インスタントリプレイ」機能
- スクリーンショットや配信にも対応
- 完全無料で使える
通常の録画ソフトと違って、GeForce ExperienceはNVIDIAのグラフィックボードに搭載されている専用機能を使って録画します。だから、パソコンへの負担が少なく、ゲームを快適にプレイしながら録画できるんです。
事前準備:必要なものを確認しよう
録画を始める前に、いくつか確認すべきことがあります。
システム要件を満たしているか確認
GeForce Experienceの録画機能を使うには、一定の条件を満たす必要があります。
必須条件:
- グラフィックボード: NVIDIA GeForce GTX 600シリーズ以降(デスクトップPCの場合はGTX 650以上、ノートPCの場合はGTX 850M、860M、950M、960M以上)
- OS: Windows 10またはWindows 11
- CPU: Intel Pentium Gシリーズ、Core i3以上、またはAMD FX、Ryzen 3以上
- メモリ: 2GB以上
- ストレージ: 1GB以上の空き容量
自分のグラフィックボードが分からない場合は、Windowsの検索窓で「dxdiag」と入力してDirectX診断ツールを開くと確認できます。「ディスプレイ」タブに表示されるグラフィックボードの名前をチェックしましょう。
GeForce Experienceをインストール
まだGeForce Experienceをインストールしていない場合は、以下の手順で進めてください。
インストール手順:
- NVIDIA公式サイトにアクセス
- 「GeForce Experience」のページを探す
- 「今すぐダウンロード」をクリック
- ダウンロードしたファイルを実行
- 画面の指示に従ってインストールを完了
インストールが終わったら、GeForce Experienceを起動してログインします。NVIDIAアカウントがない場合は、Googleアカウントなどでもログインできますよ。
録画機能を有効にする設定
インストールが完了したら、録画機能を使えるように設定していきます。
ゲーム内オーバーレイをオンにする
録画機能を使うには、まず「ゲーム内のオーバーレイ」という機能を有効にする必要があります。
設定手順:
- GeForce Experienceを起動
- 画面右上の歯車マーク(設定)をクリック
- 左側のメニューから「全般」を選択
- 「ゲーム内のオーバーレイ」のスイッチをオンに切り替え
- スイッチが緑色になれば設定完了
これで、ゲーム中に「Alt + Z」キーを押すと、録画メニューが表示されるようになります。
デスクトップキャプチャを有効にする(必要に応じて)
フルスクリーンじゃないゲームや、デスクトップ画面も録画したい場合は、この設定も必要です。
設定方法:
- ゲーム中またはデスクトップで「Alt + Z」を押す
- 歯車マーク(設定)をクリック
- 「プライバシー管理」を選択
- 「デスクトップキャプチャ」をオンにする
この設定により、ウィンドウモードのゲームや通常のデスクトップ画面も録画できるようになります。
基本的な録画方法
それでは、実際にゲームを録画してみましょう。方法はとても簡単です。
手動録画の手順
好きなタイミングで録画を開始・停止する方法を紹介します。
録画の流れ:
- 録画したいゲームを起動
- ゲームが始まったら「Alt + F9」キーを押す
- 画面右下に緑色のアイコンが表示される(録画中のサイン)
- 録画を終了したいときに、もう一度「Alt + F9」を押す
- 「録画が保存されました」というメッセージが表示される
たったこれだけで録画できます!ショートカットキーを覚えておけば、ゲームを中断することなくスムーズに録画できますね。
オーバーレイから録画する方法
ショートカットキーを使わず、画面操作で録画することもできます。
手順:
- ゲーム中に「Alt + Z」を押してオーバーレイを表示
- 「録画」ボタンをクリック
- 「開始」を選択すると録画がスタート
- もう一度オーバーレイを開いて「停止」をクリック
この方法なら、ショートカットキーを覚えていなくても大丈夫です。
インスタントリプレイで過去を録画
「さっきの場面、録画しておけばよかった!」という経験、ありますよね。そんなときに役立つのがインスタントリプレイ機能です。
インスタントリプレイとは?
インスタントリプレイは、ゲームプレイを常に自動で録画し続ける機能。過去5分~20分(設定により変更可能)のプレイを、いつでも保存できます。
PlayStation 4の「シェア」機能と同じような仕組みですね。録画ボタンを押していなくても、素晴らしいプレイを逃さずに保存できます。
インスタントリプレイの使い方
有効化の手順:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「インスタントリプレイ」をクリック
- 「オンにする」を選択
これで、バックグラウンドで常に録画が行われるようになります。
過去のプレイを保存する方法:
- 保存したい場面の直後に「Alt + F10」キーを押す
- すると、直前の数分間が自動的に動画として保存されます
インスタントリプレイの長さを調整
保存できる時間の長さは変更できます。
設定変更の手順:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「インスタントリプレイ」の歯車マーク(設定)をクリック
- 「インスタントリプレイの長さ」を変更(15秒~20分)
- 設定を保存
長く設定するほどストレージの一時ファイルが大きくなるので、パソコンの空き容量と相談して決めましょう。5分設定が一般的です。
録画設定のカスタマイズ
より高画質で録画したり、ファイルサイズを小さくしたりと、自分好みに設定をカスタマイズできます。
画質・解像度の設定
録画の品質を調整する方法を紹介します。
設定手順:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 歯車マーク(設定)→「録画」を選択
- 以下の項目を調整できます
主な設定項目:
- 解像度: ゲーム内解像度、720p、1080p、4K(ディスプレイとGPUに依存)
- フレームレート: 30fps、60fps
- ビットレート: 数値が高いほど高画質(20Mbps~130Mbps)
- 品質: 高品質、高、中、低、カスタム
初心者の方は「高品質」または「高」の設定で始めるのがおすすめです。動画のファイルサイズが気になる場合は、ビットレートを下げるとファイルサイズを小さくできます。
音声の設定
ゲーム音だけでなく、自分の声も一緒に録音することができます。
音声設定の手順:
- オーバーレイの設定から「オーディオ」を選択
- 以下の項目を設定
音声関連の設定:
- システムサウンド: ゲームの音を録音(オン/オフ)
- マイク: 自分の声を録音(オン/オフ)
- マイクの音量: 声の大きさを調整
- オーディオトラック: シングルトラック(音声を1つにまとめる)またはデュアルトラック(ゲーム音と声を別々に)
実況プレイ動画を作りたい場合は、マイクをオンにしましょう。後で動画編集ソフトで音量バランスを調整したい場合は、デュアルトラックを選ぶと便利です。
保存先の変更
録画ファイルの保存場所を変更することもできます。
変更方法:
- オーバーレイの設定から「録画」を選択
- 「一時ファイル」の項目で保存先フォルダを指定
- 容量の大きいドライブを選ぶと安心
デフォルトでは「C:\Users\(ユーザー名)\Videos」に保存されます。動画ファイルはサイズが大きいので、空き容量に余裕のあるドライブを選びましょう。
録画した動画の確認方法

録画が完了したら、動画を確認してみましょう。
ギャラリーから確認
GeForce Experience内で動画を管理できます。
確認手順:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「ギャラリー」をクリック
- 録画した動画が一覧で表示される
- サムネイルをクリックすると再生できます
ギャラリーでは、動画の簡単なトリミング(不要な部分のカット)もできます。また、YouTubeやその他のプラットフォームへの直接アップロードにも対応していますよ。
フォルダから確認
Windowsのエクスプローラーから直接動画ファイルにアクセスすることもできます。
フォルダの開き方:
- 設定の「録画」タブを開く
- 「ビデオ」の横にあるフォルダアイコンをクリック
- 保存先フォルダが開きます
動画編集ソフトで編集したい場合は、この方法でファイルにアクセスすると便利です。
便利なショートカットキー一覧
GeForce Experienceの録画機能には、たくさんのショートカットキーが用意されています。覚えておくと作業がスムーズになりますよ。
主なショートカット:
| 機能 | ショートカットキー |
|---|---|
| オーバーレイを開く/閉じる | Alt + Z |
| 録画開始/停止 | Alt + F9 |
| インスタントリプレイを保存 | Alt + F10 |
| スクリーンショット撮影 | Alt + F1 |
| 配信開始/停止 | Alt + F8 |
| フォトモード | Alt + F2 |
ショートカットキーの変更方法
デフォルトのキー設定が使いにくい場合は、自分好みに変更できます。
変更手順:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 歯車マーク→「キーボードショートカット」を選択
- 変更したい機能をクリック
- 新しいキーの組み合わせを入力
- 保存して完了
ゲームで使っているキーと被らないように設定するのがポイントです。
配信機能も使える
録画だけでなく、ライブ配信にも対応しています。
配信の始め方
TwitchやYouTubeなどのプラットフォームに直接配信できます。
配信手順:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「ブロードキャスト ライブ」をクリック
- 配信先(Twitch、YouTube、Facebook)を選択
- アカウントにログイン
- 配信設定(画質、解像度など)を確認
- 「配信開始」をクリック
配信中は、視聴者数やコメントをオーバーレイで確認できます。「Alt + F8」キーで配信をすぐに停止することも可能です。
よくある質問
Q1. 録画中にゲームが重くなることはありますか?
A. GeForce ExperienceはGPUのハードウェアエンコード機能を使うため、パフォーマンスへの影響は最小限です。NVIDIAによると、通常は5%程度、要求の高いゲームでも10%程度のパフォーマンス低下とされています。
Q2. どのゲームでも録画できますか?
A. ほとんどのゲームに対応していますが、一部対応していないゲームもあります。対応ゲームは、GeForce Experienceのホーム画面で確認できます。緑色のチェックマークがついているゲームは対応済みです。
Q3. 動画のファイルサイズはどのくらいになりますか?
A. 設定によって大きく変わりますが、1080p・60fps・高品質設定で録画した場合、1時間あたり約10GB~15GB程度になります。4K録画の場合はさらに大きくなるので、十分な空き容量を確保しておきましょう。
Q4. 録画中にマイクの音が入らないのはなぜ?
A. いくつかの原因が考えられます。まず、オーバーレイの設定でマイクがオンになっているか確認してください。また、Windowsのプライバシー設定でGeForce Experienceにマイクへのアクセス許可が与えられているかもチェックしましょう。
Q5. インスタントリプレイを使うとストレージがすぐ満杯になりませんか?
A. インスタントリプレイは一時ファイルとして保存されるだけで、「Alt + F10」を押して保存しない限り、ゲームを終了すると自動的に削除されます。だから、ストレージを圧迫する心配はありません。
まとめ
GeForce Experienceの録画機能は、初心者でも簡単に使える優れたツールです。
この記事のポイント:
- GeForce Experienceは無料で高品質な録画ができる
- 基本的な録画は「Alt + F9」を押すだけ
- インスタントリプレイで過去のプレイも保存可能
- 画質や音声の設定を自分好みにカスタマイズできる
- 配信機能も標準搭載
まずは基本的な録画から試してみて、慣れてきたら画質設定や配信機能など、いろいろな機能にチャレンジしてみてください。
録画した動画は、友達とシェアしたり、YouTubeにアップロードしたり、自分のプレイを振り返って上達につなげたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
NVIDIAのグラフィックボードを使っている方なら、ぜひGeForce Experienceの録画機能を活用して、素晴らしいゲームプレイの瞬間を記録してくださいね!


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