ゲーム中の神プレイや面白いシーンを録画したいと思ったことはありませんか?
NVIDIAのグラフィックカードを使っているなら、実は無料で使える最強の録画機能が既にあなたのPCに入っているんです。それがGeForce Experienceに搭載されているShadowPlay(現在は「Share」や「In-Game Overlay」として統合)という録画機能。
この機能、ただ録画できるだけじゃないんです。ゲームのパフォーマンスを落とさず高画質で録画できて、しかも「さっきの場面を録画しておけばよかった!」という後悔も解消してくれる機能付き。
今回は、GeForce Experienceの録画機能の使い方を初心者でもわかるように徹底解説します!
GeForce Experienceの録画機能(ShadowPlay)って何?

GeForce Experienceは、NVIDIAが提供している無料のゲーミングソフトウェアです。グラフィックドライバーの更新やゲーム設定の最適化などができますが、その中でも特に便利なのが録画機能。
この録画機能は元々ShadowPlayという名前でしたが、現在は「Share」機能の一部として統合されています。呼び方が変わっただけで、基本的な機能は同じです。
ShadowPlayの凄いところ
普通の録画ソフトを使うとゲームが重くなったりカクついたりしますよね?でもShadowPlayは違います。
NVIDIAのグラフィックカード専用のハードウェアエンコーダーを使うため、CPUへの負担がほとんどありません。つまり、ゲームのパフォーマンスをほぼ落とさずに高画質録画ができるんです。
しかも以下のような便利機能も:
- 最大8K HDR 30FPS、または4K HDR 60FPSでの録画が可能
- 過去のプレイを遡って保存できる「インスタントリプレイ」機能
- YouTubeやTwitchへ直接配信できる機能
- スクリーンショット撮影機能
必要なシステム要件を確認しよう
ShadowPlayを使うには、以下の条件を満たす必要があります。
対応グラフィックカード
- GeForce GTX 600シリーズ以降
- GeForce RTXシリーズ全般
- 一部のGeForce MXシリーズ(100、200、300シリーズ)
対応していないグラフィックカード:
- GeForce GTX 500シリーズ以前
- AMD製グラフィックカード(RadeonシリーズなどはNVIDIA製ではないため使用不可)
基本的なシステム要件
- OS: Windows 10または11
- メモリ: 2GB以上(録画機能を使う場合は16GB推奨)
- ストレージ: 1GB以上の空き容量(録画には3GB以上推奨)
自分のグラフィックカードを確認する方法
今使っているPCで使えるか確認したい場合:
- デスクトップの何もないところを右クリック
- 「タスクマネージャー」を選択
- 「パフォーマンス」タブをクリック
- 左側のメニューから「GPU」を選択
- 画面に表示されるグラフィックカードの名前を確認
ここで「GeForce GTX 〇〇」や「GeForce RTX 〇〇」と表示されていれば使えます!
GeForce Experienceのインストールと初期設定
まずはGeForce Experienceをインストールして、録画機能を使える状態にしましょう。
ステップ1: ダウンロードとインストール
多くの場合、NVIDIAのドライバーと一緒に既にインストールされていますが、もし入っていない場合:
- NVIDIAの公式サイトにアクセス
- 「今すぐダウンロード」ボタンをクリック
- ダウンロードしたファイル(GeForce_Experience_v○○.exe)をダブルクリック
- 画面の指示に従ってインストールを完了
ステップ2: ログイン
GeForce Experienceを起動すると、ログイン画面が表示されます。
以下のいずれかのアカウントでログインしてください:
- NVIDIAアカウント
- Googleアカウント
- Facebookアカウント
- Appleアカウント
アカウントがない場合は、その場で作成できます。ShadowPlayを使うにはログインが必須です。
ステップ3: ゲーム内オーバーレイを有効化
これが一番重要な設定です!
- GeForce Experienceを起動
- 画面右上の「歯車アイコン」(設定)をクリック
- 左側のメニューから「全般」タブを選択
- 「ゲーム内のオーバーレイ」のスイッチをオン(緑色)にする
これで準備完了です!
基本的な録画方法:手動録画
それでは実際にゲームを録画してみましょう。
録画の開始手順
- ゲームを起動する
まず録画したいゲームを起動します。 - オーバーレイを表示する
ゲーム中に「Alt + Z」キーを同時に押すと、画面上にGeForce Experienceのメニューが表示されます。 - 録画を開始する
メニューの中から「録画」を選択して「開始」をクリック。
または、メニューを出さずに「Alt + F9」キーを押すだけでも録画が始まります。 - 録画が開始される
画面の右下に緑色のアイコンが表示されれば、録画中です。 - 録画を停止する
もう一度「Alt + F9」キーを押すと録画が停止して、自動的に保存されます。
ポイント
- 録画中もゲームは普通にプレイできます
- バックグラウンドで自動的に録画されるので、GeForce Experienceの画面を開いておく必要はありません
- デフォルト設定では音声(ゲーム音とマイク音)も一緒に録音されます
超便利!インスタントリプレイ機能
「今のシーン録画したかった!」って思ったことありませんか?
インスタントリプレイは、そんな後悔を解消してくれる神機能です。この機能をオンにしておくと、常にバックグラウンドで過去数分間のプレイを自動録画し続けてくれます。
インスタントリプレイの使い方
- ゲーム中に「Alt + Z」を押す
オーバーレイメニューが表示されます。 - 「インスタントリプレイ」をオンにする
「インスタントリプレイ」を選択して「オンにする」をクリック。
または「Alt + Shift + F10」キーでもオンにできます。 - 保存したい瞬間に「Alt + F10」を押す
この瞬間、直前の数分間(デフォルトでは5分間)が自動的にファイルとして保存されます。
設定のカスタマイズ
インスタントリプレイで保存する時間の長さは変更できます:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「歯車アイコン」(設定)をクリック
- 「録画」タブを選択
- 「インスタントリプレイ」の項目で時間を設定(30秒〜20分の範囲で選択可能)
注意点: 時間を長くするほど、保存に必要なストレージ容量も増えます。SSDの容量に余裕がない場合は5〜10分程度がおすすめです。
覚えておきたいショートカットキー一覧
GeForce Experienceの録画機能は、ショートカットキーを使うと超便利です。
基本のショートカット
| キー | 機能 |
|---|---|
| Alt + Z | オーバーレイメニューの表示/非表示 |
| Alt + F9 | 手動録画の開始/停止 |
| Alt + F10 | インスタントリプレイを保存 |
| Alt + Shift + F10 | インスタントリプレイのオン/オフ |
| Alt + F1 | スクリーンショットを撮影 |
| Alt + F2 | Ansel(フォトモード)を起動 |
| Alt + F8 | ブロードキャスト(配信)のオン/オフ |
| Alt + F12 | FPS(フレームレート)カウンターの表示/非表示 |
ショートカットキーの変更方法
デフォルトのキー設定が気に入らない場合は変更できます:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「歯車アイコン」をクリック
- 「キーボードショートカット」を選択
- 変更したい項目をクリックして、新しいキーを設定
録画設定のカスタマイズ方法

より高画質な録画や、ファイルサイズを小さくしたい場合は、設定を調整しましょう。
設定画面の開き方
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「歯車アイコン」(設定)をクリック
- 「録画」タブを選択
調整できる主な項目
画質(Quality)
- 低:ファイルサイズ小、画質やや粗い
- 中:バランス型
- 高:高画質、ファイルサイズ大
- カスタム:詳細設定を自分で調整
解像度(Resolution)
- ゲーム内:ゲームと同じ解像度で録画
- 1080p(フルHD):ほとんどの用途に最適
- 1440p、4K:超高画質(ハイスペックPC推奨)
フレームレート(Frame Rate)
- 30 FPS:動きの少ないゲーム向け、ファイルサイズ小
- 60 FPS:動きの激しいゲーム向け、滑らか
- 120 FPS:超高性能PC向け
ビットレート(Bitrate)
- 数値が高いほど高画質だがファイルサイズも増える
- 1080p/60fpsの場合、50Mbps程度が目安
おすすめ設定
バランス重視(一般的な使用)
- 画質:高
- 解像度:1080p
- フレームレート:60 FPS
- ビットレート:50 Mbps
高画質重視(YouTubeアップロード用)
- 画質:カスタム
- 解像度:ゲーム内
- フレームレート:60 FPS
- ビットレート:80〜100 Mbps
容量節約重視
- 画質:中
- 解像度:1080p
- フレームレート:30 FPS
- ビットレート:30 Mbps
録画した動画の保存先を確認・変更する方法
録画した動画がどこに保存されているか分からない!という経験、ありませんか?
デフォルトの保存先
初期設定では、以下の場所に保存されます:
C:\Users\[ユーザー名]\Videos
ゲームごとにフォルダが自動作成され、その中に動画ファイルが保存される仕組みです。
保存先を確認する方法
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「ギャラリー」をクリック
- 録画した動画のサムネイルを選択
- 右側の「ファイルロケーションを開く」をクリック
これで保存フォルダが開きます。
保存先を変更する方法
Cドライブの容量が少ない場合は、別のドライブに変更しましょう:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 「歯車アイコン」をクリック
- 「録画」タブを選択
- 「ビデオ」の項目で「…」ボタンをクリック
- 保存したいフォルダを選択して「フォルダーの選択」をクリック
おすすめ: 容量に余裕のあるDドライブやHDDに変更すると、Cドライブ(SSD)の空き容量を節約できます。
音声設定をカスタマイズする
ゲーム音だけ録音したい、自分の声も入れたい…用途に応じて音声設定を変更できます。
音声設定の変更方法
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- オーバーレイの右下に「マイクアイコン」と「カメラアイコン」があります
- マイクアイコン:クリックでマイク音声のオン/オフ切り替え
- カメラアイコン:クリックでウェブカメラ映像のオン/オフ切り替え
詳細設定
- 「歯車アイコン」→「オーディオ」タブを選択
- 以下を調整可能:
- ゲーム音量
- マイク音量
- 使用するマイクデバイスの選択
- オーディオトラックの分離(ゲーム音とマイク音を別トラックで録音)
録画できない時のトラブルシューティング
GeForce Experienceで録画できない!という時の対処法をまとめました。
【問題1】オーバーレイが表示されない
原因: ゲーム内オーバーレイが無効になっている
解決方法:
- GeForce Experienceを起動
- 設定→全般→「ゲーム内のオーバーレイ」をオンにする
- ゲームを再起動
【問題2】録画ボタンを押しても録画が始まらない
原因1: 対応していないゲームの可能性
一部のゲームはShadowPlayに対応していません。特にOpenGLを使用するゲーム(MinecraftやDOOMなど)は要注意。
解決方法:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 設定→プライバシー管理→「デスクトップキャプチャ」をオンにする
- これでOpenGLゲームや非対応ゲームも録画可能に
原因2: システム要件を満たしていない
解決方法:
- GeForce Experienceを開く
- 設定→全般→性能
- 「ゲーム内のオーバーレイ」のドロップダウンリストで各機能のシステム要件を確認
【問題3】録画がすぐに停止してしまう
原因: ストレージ容量不足、またはバックグラウンドプロセスの競合
解決方法:
- 保存先ドライブに十分な空き容量(最低3GB以上)があるか確認
- 不要なプログラムを終了する
- セキュリティソフトを一時的に無効化して試してみる
- GeForce Experienceとグラフィックドライバーを最新版に更新
【問題4】音声が録音されない
原因: マイク設定がオフになっている、または音声デバイスが正しく選択されていない
解決方法:
- 「Alt + Z」でオーバーレイを表示
- 右下のマイクアイコンがオンになっているか確認
- 設定→オーディオで正しい音声デバイスが選択されているか確認
- Windowsの音声設定で既定のデバイスが正しく設定されているか確認
【問題5】録画した動画がカクカクする
原因: PC性能不足、または設定が高すぎる
解決方法:
- 録画設定で画質を「中」または「低」に下げる
- フレームレートを30 FPSに下げる
- 解像度を1080pに下げる
- ゲーム内のグラフィック設定を下げる
- バックグラウンドのプログラムを終了
GeForce Experienceの代替手段
GeForce Experienceが使えない環境や、より高度な編集機能が欲しい場合は、以下のような代替ソフトも検討できます。
OBS Studio(無料)
配信者に人気の録画・配信ソフト。GeForce Experienceよりも詳細な設定ができますが、初心者にはやや難しい。
Bandicam(有料)
操作が簡単で、録画中のPC負荷も軽い。ただし無料版には透かしが入ります。
Windows標準のゲームバー(無料)
「Win + G」キーで起動できるWindows標準機能。簡単だが機能は限定的。
まとめ:GeForce Experienceで最高のゲーム録画を!
GeForce Experienceの録画機能(ShadowPlay)は、NVIDIAのグラフィックカードを使っているなら絶対に活用すべき機能です。
覚えておきたいポイント:
- 「Alt + Z」でオーバーレイ表示、「Alt + F9」で録画開始/停止
- インスタントリプレイを使えば、過去のプレイを遡って保存できる
- 設定で画質・解像度・フレームレートをカスタマイズ可能
- 保存先はCドライブ以外に変更するのがおすすめ
- 録画できない時は、ゲーム内オーバーレイの設定とストレージ容量を確認
無料で使えて、ゲームのパフォーマンスもほとんど落とさない。しかも高画質。これだけ条件が揃った録画ツールは他にありません。
あなたの神プレイを記録して、友達に自慢したり、YouTubeにアップロードしたり、思い出として残したり…GeForce Experienceを使って、ゲームライフをもっと楽しみましょう!


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