Excelの演算子一覧まとめ!計算・比較・文字列操作に使える記号をやさしく解説

Excel

Excelで関数や数式を使う時に欠かせないのが「演算子(えんざんし)」です。

演算子とは、計算や比較、文字列の連結などを行うための記号のことです。

「何だか難しそう…」と思うかもしれませんが、実は普段の生活でも使っている「+」「-」「×」「÷」なども演算子の一種なんです。

この記事では、Excelで使える主要な演算子をジャンル別に整理し、それぞれの意味や使い方を初心者にもわかりやすく紹介します。

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演算子ってなに?

演算子の役割

演算子は、数値や文字列、セルの値などを操作するための記号です。

身近な例

  • 5 + 3 = 8(+が演算子)
  • A = B(=が演算子)
  • 「こんにちは」&「太郎さん」=「こんにちは太郎さん」(&が演算子)

Excelでの演算子の種類

  1. 算術演算子:計算に使う(+、-、*、/など)
  2. 比較演算子:比較に使う(=、>、<など)
  3. 文字列演算子:文字列の結合に使う(&)
  4. 論理演算子:条件の組み合わせに使う(AND、ORなど)

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

算術演算子(四則演算)を覚えよう

基本的な計算で使う演算子

数値の計算に使う基本的な記号です。小学校で習った四則演算と同じです。

演算子意味使用例結果
+加算(足し算)=5+38
-減算(引き算)=10-46
*乗算(掛け算)=7*214
/除算(割り算)=20/54
^べき乗=3^29
%パーセント=50%0.5

実際の使用例

セル参照を使った計算

// A1が100、B1が50の場合
=A1 + B1    → 150
=A1 - B1    → 50
=A1 * B1    → 5000
=A1 / B1    → 2

便利な使い方

// 消費税の計算
=A1 * 1.1   → A1の値の1.1倍(10%の消費税込み)

// 割引価格の計算
=A1 * 0.8   → A1の値の2割引き

// 平方の計算
=A1^2       → A1の値の2乗

// 立方根の計算
=A1^(1/3)   → A1の値の立方根

パーセント演算子の使い方

// 50%を数値として使用
=100 * 50%  → 50

// セルに入力された%を計算
=A1 * B1    → A1が1000、B1が10%の場合、結果は100

よくある間違い

掛け算の記号

=5 × 3     ❌ (×は使えません)
=5 * 3     ✅ (*を使います)

割り算の記号

=10 ÷ 2    ❌ (÷は使えません)
=10 / 2    ✅ (/を使います)

ポイント

  • 小学校の算数と同じ考え方
  • 掛け算は*、割り算は/を使う
  • べき乗は^で表現
  • %記号は数値を100で割った値として扱われる

これらの演算子は、Excelの基本中の基本です。次は、条件分岐などで使う「比較演算子」を紹介します。

比較演算子(条件式で使う)を理解しよう

比較演算子の役割

IF関数条件付き書式などで使う、2つの値の大小や一致を判断するための演算子です。結果は必ずTRUE(真)またはFALSE(偽)になります。

演算子意味使用例例(A1=100の場合)
=等しい=A1=100TRUE
<>等しくない=A1<>100FALSE
>より大きい=A1>50TRUE
<より小さい=A1<50FALSE
>=以上=A1>=100TRUE
<=以下=A1<=100TRUE

IF関数での活用例

基本的な条件分岐

// 点数が60以上なら「合格」、未満なら「不合格」
=IF(A1>=60, "合格", "不合格")

// 売上が目標以上なら「達成」、未満なら「未達成」
=IF(B1>=1000000, "達成", "未達成")

// 在庫が10個以下なら「要発注」、それ以外は「十分」
=IF(C1<=10, "要発注", "十分")

より複雑な条件

// 年齢が18歳以上なら「成人」、未満なら「未成年」
=IF(A1>=18, "成人", "未成年")

// 温度が0度以下なら「氷点下」、それ以外は「氷点上」
=IF(A1<=0, "氷点下", "氷点上")

文字列の比較

// 性別が「男性」かどうかチェック
=IF(A1="男性", "男性です", "男性ではありません")

// 部署が「営業部」以外かどうかチェック
=IF(A1<>"営業部", "営業部以外", "営業部")

条件付き書式での活用

セルの値に応じて色を変える

  1. セル範囲を選択
  2. ホーム→条件付き書式→新しいルール
  3. 「数式を使用してセルの色を決定」
  4. 数式に条件を入力

  • =$A1>=80 → 80以上のセルを緑色
  • =$A1<60 → 60未満のセルを赤色

COUNTIF・SUMIFでの活用

// 条件に合うセルの個数をカウント
=COUNTIF(A1:A100, ">50")     // 50より大きい値の個数
=COUNTIF(B1:B100, "営業部")   // 「営業部」の個数

// 条件に合うセルの合計
=SUMIF(A1:A100, ">=100", B1:B100)  // A列が100以上の行のB列の合計

よくある間違い

等しくないの記号

=A1 != 100   ❌ (!=は使えません)
=A1 <> 100   ✅ (<>を使います)

文字列比較でのクォート忘れ

=A1 = 東京     ❌ (文字列はクォートが必要)
=A1 = "東京"   ✅ (正しい書き方)

ポイント

  • 結果は常にTRUEまたはFALSE
  • IF関数や条件付き書式で活用
  • 文字列比較では必ずダブルクォートを使用
  • 「等しくない」は<>を使用

比較演算子は、判断・分岐に欠かせない機能です。次は、文字列を結合するための演算子です。

文字列演算子(連結)を使いこなそう

文字列演算子の役割

複数の文字列を1つに結合したい時に使います。Excelでは主に&(アンパサンド)を使用します。

演算子意味使用例結果
&文字列の連結="山田" & "太郎"山田太郎

基本的な使い方

文字列同士の連結

="こんにちは" & "世界"    → こんにちは世界
="Excel" & "関数"        → Excel関数
="2024" & "年"           → 2024年

セル参照との連結

// A1に「田中」が入っている場合
=A1 & "さん"             → 田中さん
=A1 & "、こんにちは!"    → 田中、こんにちは!
="お疲れ様です、" & A1 & "さん"  → お疲れ様です、田中さん

実用的な活用例

名前の結合

// A1に姓、B1に名が入っている場合
=A1 & B1                 → 田中太郎
=A1 & " " & B1           → 田中 太郎(スペース付き)
=A1 & " " & B1          → 田中 太郎(全角スペース付き)

住所の結合

// A1に都道府県、B1に市区町村、C1に町名が入っている場合
=A1 & B1 & C1            → 東京都新宿区歌舞伎町

メッセージの作成

// A1に名前、B1に点数が入っている場合
=A1 & "さんの点数は" & B1 & "点です"    → 田中さんの点数は85点です

数値との連結

数値を文字列として連結

// A1に100が入っている場合
="合計:" & A1 & "円"     → 合計:100円
="売上は" & A1 & "万円です"  → 売上は100万円です

計算結果との連結

// A1とB1の合計を表示
="合計は" & (A1+B1) & "です"    → 合計は150です
="平均は" & (A1+B1)/2 & "点です"  → 平均は75点です

日付との連結

// A1に日付が入っている場合
="今日は" & TEXT(A1, "yyyy年mm月dd日") & "です"
→ 今日は2024年06月03日です

="締切:" & TEXT(A1, "m/d")
→ 締切:6/3

改行を含む連結

// 改行を含めた文字列の作成
=A1 & CHAR(10) & B1      → 田中(改行)太郎

// 複数行のメッセージ
="お名前:" & A1 & CHAR(10) & "点数:" & B1
→ お名前:田中
   点数:85

条件付きの連結

// 条件に応じて異なるメッセージ
=A1 & "さんは" & IF(B1>=60, "合格", "不合格") & "です"
→ 田中さんは合格です

// 複数の条件
=IF(A1="", "", A1 & "さん、") & "こんにちは"
→ A1が空白でなければ「田中さん、こんにちは」、空白なら「こんにちは」

CONCATENATE関数との比較

&演算子の場合

=A1 & B1 & C1            → シンプル

CONCATENATE関数の場合

=CONCATENATE(A1, B1, C1) → 関数形式

どちらも同じ結果ですが、&演算子の方が簡潔で使いやすいです。

よくある間違い

数値の連結でのクォート忘れ

=A1 & 円        ❌ (文字列はクォートが必要)
=A1 & "円"      ✅ (正しい書き方)

スペースの追加忘れ

=A1 & B1        → 田中太郎(くっついている)
=A1 & " " & B1  → 田中 太郎(読みやすい)

ポイント

  • &で簡単に文字列を連結
  • 数値も自動的に文字列として扱われる
  • スペースや記号も忘れずに追加
  • 条件分岐と組み合わせて柔軟なメッセージ作成

&演算子は、文字列の処理を柔軟にしてくれます。次は、論理演算子を見ていきましょう。

論理演算子(複数条件の組み合わせ)をマスターしよう

論理演算子の役割

ANDORなど、複数の条件を組み合わせるためのキーワードです。Excelでは関数形式で使います。

関数意味使用例結果
ANDすべての条件がTRUE=AND(A1>50, B1<100)TRUE/FALSE
ORいずれかの条件がTRUE=OR(A1>50, B1<100)TRUE/FALSE
NOT条件を反転する=NOT(A1=100)TRUE/FALSE

AND関数の使い方

すべての条件を満たす場合

// A1が60以上かつB1が80以上の場合
=AND(A1>=60, B1>=80)

// 年齢が18以上65歳未満の場合
=AND(A1>=18, A1<65)

// 売上が100万円以上かつ経費が50万円以下の場合
=AND(B1>=1000000, C1<=500000)

IF関数との組み合わせ

// 数学と英語の両方が80点以上なら「優秀」
=IF(AND(A1>=80, B1>=80), "優秀", "普通")

// 年齢が18以上65歳未満なら「就労可能年齢」
=IF(AND(A1>=18, A1<65), "就労可能年齢", "就労対象外")

OR関数の使い方

いずれかの条件を満たす場合

// A1が90以上またはB1が95以上の場合
=OR(A1>=90, B1>=95)

// 部署が営業部または開発部の場合
=OR(A1="営業部", A1="開発部")

// 点数が90以上または出席率が95%以上の場合
=OR(B1>=90, C1>=0.95)

IF関数との組み合わせ

// 数学または英語のどちらかが90点以上なら「特別表彰」
=IF(OR(A1>=90, B1>=90), "特別表彰", "通常")

// 売上が目標達成または新規顧客獲得なら「ボーナス対象」
=IF(OR(A1>=1000000, B1="新規獲得"), "ボーナス対象", "対象外")

NOT関数の使い方

条件を反転させる場合

// A1が100でない場合
=NOT(A1=100)

// 部署が営業部でない場合
=NOT(A1="営業部")

IF関数との組み合わせ

// 営業部でなければ「他部署」と表示
=IF(NOT(A1="営業部"), "他部署", "営業部")

// 合格点に達していなければ「追試」
=IF(NOT(A1>=60), "追試", "合格")

複雑な条件の組み合わせ

AND と OR の組み合わせ

// (数学>=80 かつ 英語>=80) または 総合点>=170
=OR(AND(A1>=80, B1>=80), C1>=170)

// 営業部で売上100万円以上、または開発部で評価A
=OR(AND(A1="営業部", B1>=1000000), AND(A1="開発部", C1="A"))

より複雑な例

// 以下のいずれかの条件を満たす場合に「昇進候補」
// 1. 勤続5年以上かつ評価がA
// 2. 勤続3年以上かつ売上目標150%達成
// 3. 特別貢献がある
=IF(OR(
    AND(A1>=5, B1="A"),
    AND(A1>=3, C1>=1.5),
    D1="特別貢献"
), "昇進候補", "対象外")

実務での活用例

給与計算

// 基本給 + (残業代 if 残業時間>0) + (賞与 if 評価がAまたはB)
=E1 + IF(F1>0, F1*1500, 0) + IF(OR(G1="A", G1="B"), 100000, 0)

在庫管理

// 在庫が少なく(<10個)かつ人気商品なら「緊急発注」
=IF(AND(A1<10, B1="人気"), "緊急発注", "通常")

顧客分類

// VIP顧客の条件:購入金額100万円以上または購入回数50回以上
=IF(OR(A1>=1000000, B1>=50), "VIP", "一般")

COUNTIFS・SUMIFSとの違い

論理演算子を使う場合

// IF文で条件分岐
=IF(AND(A1="東京", B1="営業部"), "該当", "非該当")

条件付き集計関数を使う場合

// 複数条件で合計
=SUMIFS(売上, 地域, "東京", 部署, "営業部")

よくある間違い

条件の書き方

=AND(A1>50 AND B1<100)     ❌ (ANDを重複使用)
=AND(A1>50, B1<100)        ✅ (カンマで区切る)

文字列比較でのクォート忘れ

=AND(A1=営業部, B1>100)    ❌ (文字列にクォートが必要)
=AND(A1="営業部", B1>100)  ✅ (正しい書き方)

ポイント

  • AND:すべての条件が必要
  • OR:いずれかの条件で十分
  • NOT:条件を反転
  • IF関数と組み合わせて複雑な判定
  • 条件はカンマで区切る

論理演算子を使えば、複雑な条件分岐も可能になります。最後に、演算子の優先順位について確認しておきましょう。

演算子の優先順位とカッコの使い方を覚えよう

優先順位の重要性

演算子には「計算の優先順位」があり、複雑な式では計算順を意識する必要があります。数学と同じように、特定の演算子が先に計算されます。

演算子の優先順位(高→低)

順位演算子説明
1()括弧(5+3)*2
2^べき乗2^3*4
3* /乗算・除算5+3*2
4+ -加算・減算10-5+3
5&文字列連結"A"&"B"="C"
6= <> < > <= >=比較演算子5+3>2*3

具体例で理解しよう

基本的な計算順序

// 乗算が先に計算される
=5+3*2          → 5+(3*2) → 5+6 → 11

// 括弧が最優先
=(5+3)*2        → 8*2 → 16

// べき乗が先に計算される
=2^3*4          → (2^3)*4 → 8*4 → 32
=2^(3*4)        → 2^12 → 4096

文字列連結の優先順位

// 数値計算が先、その後連結
="合計:" & 5+3 & "円"    → "合計:" & 8 & "円" → "合計:8円"

// 括弧で計算順序を明確化
="合計:" & (5+3) & "円"  → "合計:8円"

比較演算子との組み合わせ

// 計算が先、その後比較
=5+3 > 2*3      → 8 > 6 → TRUE

// より複雑な例
=10-5*2 <> 0    → 10-10 <> 0 → 0 <> 0 → FALSE

よくある間違いと対策

間違いやすいパターン1

// 意図:(A1+B1)の10%
=A1+B1*10%      ❌ → A1+(B1*0.1) になってしまう
=(A1+B1)*10%    ✅ → 正しい計算

間違いやすいパターン2

// 意図:A1とB1を連結して、C1と比較
=A1&B1=C1       ❌ → A1&(B1=C1) になってしまう
=(A1&B1)=C1     ✅ → 正しい比較

間違いやすいパターン3

// 意図:2の(3+4)乗
=2^3+4          ❌ → (2^3)+4 → 8+4 → 12
=2^(3+4)        ✅ → 2^7 → 128

実務でのカッコの活用

消費税込み価格の計算

// 商品価格に10%の消費税を加算
=(A1*1.1)       → 明確な計算順序

// 割引後に消費税を加算
=(A1*0.8)*1.1   → 2割引き後に消費税10%

複雑な条件式

// 括弧なしだと分かりにくい
=IF(A1>50 AND B1<100 OR C1=200, "OK", "NG")  ❌ 混乱する

// 括弧ありで明確化
=IF(OR(AND(A1>50, B1<100), C1=200), "OK", "NG")  ✅ 分かりやすい

文字列処理での注意

// 計算結果を文字列に含める
="売上:" & A1*B1 & "円"           → 計算が先に実行される
="売上:" & (A1*B1) & "円"         → より明確

デバッグのコツ

計算順序を確認する方法

// 複雑な式を分解して確認
=5+3*2          → 11

// ステップごとに分解
step1: =3*2     → 6
step2: =5+6     → 11

括弧を使った明確化

// 元の式
=A1+B1*C1/D1

// 括弧で明確化
=A1+((B1*C1)/D1)    → 意図が明確

IF関数での複雑な条件

// 括弧なしで複雑
=IF(A1>50 AND B1="営業" OR C1>100, "該当", "非該当")  ❌

// 括弧ありで明確
=IF(OR(AND(A1>50, B1="営業"), C1>100), "該当", "非該当")  ✅

計算精度を保つための括弧

// 小数点計算での注意
=A1/B1*C1       → 結果が不正確になる場合がある
=(A1*C1)/B1     → より正確な結果

ポイント

  • 括弧が最優先で計算される
  • 迷ったら括弧を使って明確化
  • 複雑な式は段階的に分解してテスト
  • 文字列連結は数値計算より後
  • デバッグ時は計算順序を意識

優先順位がわからないと意図しない結果になるので、カッコを活用して明確にすると安心です。

まとめ

Excelの演算子は、計算・比較・文字列処理・条件分岐など、すべての関数と数式の基本になります。

覚えるべき演算子一覧

算術演算子

  • +(加算)、(減算)、*(乗算)、/**(除算)
  • ^(べき乗)、%(パーセント)

比較演算子

  • =(等しい)、<>(等しくない)
  • >(より大きい)、<(より小さい)
  • >=(以上)、<=(以下)

文字列演算子

  • &(文字列連結)

論理演算子

  • AND(すべての条件)、OR(いずれかの条件)
  • NOT(条件の反転)

実務での活用場面

  • 計算業務:売上計算、在庫管理、給与計算
  • データ分析:条件付き集計、分類、判定
  • レポート作成:動的なメッセージ、条件付き表示
  • データ処理:文字列結合、形式変換

よく使われるパターン

// 基本的な計算
=A1 + B1 * 1.1

// 条件分岐
=IF(A1>=60, "合格", "不合格")

// 文字列連結
=A1 & "さんの成績:" & B1 & "点"

// 複数条件
=IF(AND(A1>=80, B1>=80), "優秀", "普通")

// 優先順位の明確化
=(A1+B1)*1.1

注意すべきポイント

  • 掛け算は*、割り算は**/**を使用
  • 文字列は必ずダブルクォートで囲む
  • 複雑な式では括弧を積極的に使用
  • 優先順位を意識した計算順序

エラーを避けるコツ

  1. 段階的にテスト:複雑な式は部分ごとに確認
  2. 括弧を活用:計算順序を明確にする
  3. データ型を確認:数値と文字列の区別
  4. 条件の書き方:比較演算子の正しい使用

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