【初心者必見】Excelで「全選択」する4つの方法|作業効率がぐっと上がる!

Excel

「すべてのデータを選びたいのに、どこをクリックすればいいかわからない」 「Ctrl + A で選べるって聞いたけど、うまくいかない…」

Excelで作業していると、「シート全体を一気に選択したい」場面はよくあります。たとえば、書式をまとめて整えたり、一括でコピーや削除をしたり、セルのサイズを変更したりするときです。

全選択は日常業務で非常に使える操作です。この記事では、Excelで全選択する基本の方法から、状況別の応用方法までをわかりやすく解説します。

全選択をマスターすれば、数分かかる作業が一瞬で終わるようになります。

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左上の「三角マーク」をクリックする方法

やり方

シートの**行番号「1」と列番号「A」の交差点(左上の三角)**をクリックします。

ワンクリックでシート全体(すべてのセル)を選択できます。

この方法の特徴

一番確実で簡単な方法です。空白セルや表が途中でも関係なく、すべての範囲を選べます。画面に表示されていないセルも選択対象になります。

どんなときに使う?

  • Excelの操作に慣れていない初心者の方
  • 確実にシート全体を選びたいとき
  • マウス操作のほうが好きな方

困ったときはまずこの方法を試してみましょう。

キーボードショートカット【Ctrl + A】を使う方法

やり方

  • Windows:Ctrl + A
  • Mac:Command + A

ただし、カーソルの位置によって動きが変わります。

カーソル位置Ctrl + Aの動作
表の中表のデータ範囲だけを選択(2回押すと全体)
空白セル、外側のセルなどシート全体を選択

覚えておきたいポイント

表の中でCtrl + Aを2回押せば、最初は表、次は全体を選べます。

この方法の特徴

キーボード操作が好きな方におすすめです。一度覚えてしまえば、マウスよりも早く操作できます。

注意すること

カーソルがどこにあるかで結果が変わるので、最初は戸惑うかもしれません。慣れれば一番早い方法になります。

名前ボックスに「A1:XFD1048576」と入力する方法(上級者向け)

やり方

Excelのすべてのセル範囲(最大範囲)を手動で指定する方法です。

  1. 名前ボックスに A1:XFD1048576 を入力
  2. Enterキーを押す

実際の最大セル範囲が選択されます。

この方法の特徴

使用頻度は少ないですが、特殊な作業(マクロや分析)で便利なケースがあります。

注意すること

  • 入力ミスに注意してください
  • 初心者の方は無理に覚える必要はありません
  • XFD1048576がExcelの最大範囲ということを覚えておくと役立ちます

マウスのドラッグ+Shiftキーで拡張選択する方法

やり方

  1. 任意のセルを選択
  2. Shiftキーを押しながら、右下の目的のセルをクリック

その間のすべてのセル範囲が選ばれます。

この方法の特徴

表の一部など、部分的な全選択にも対応できます。シート全体ではなく、特定の範囲だけを選びたいときに便利です。

どんなときに使う?

  • 表の一部分だけを選択したいとき
  • 決まった範囲を正確に選びたいとき
  • マウス操作で範囲を視覚的に確認しながら選びたいとき

全選択を活用する場面

全選択を覚えると、こんな作業が簡単になります。

書式の統一

フォントサイズや背景色などを一括で設定できます。バラバラだったセルの見た目をそろえたいときに便利です。

データの一括操作

すべての数式を削除して値だけ残したり、一括削除やコピー&貼り付けができます。

印刷設定の調整

列幅や行高をまとめて調整できます。印刷レイアウトを整えるときに役立ちます。

その他の便利な使い方

  • シート全体のデータをコピーして別のファイルに移す
  • セルの内容をすべてクリアする
  • 条件付き書式を全体に適用する

全選択を知っているだけで、作業効率が大幅にアップします。

よくある質問

Ctrl + Aが思うように動かないのはなぜ?

カーソルの位置によって動作が変わるためです。表の中にカーソルがあると、最初は表だけが選択されます。もう一度Ctrl + Aを押すと、シート全体が選択されます。

全選択したあとの操作で注意することは?

全選択すると非常に多くのセルが選ばれます。誤って削除や書式変更をしないよう注意しましょう。作業前にファイルを保存しておくと安心です。

どの方法が一番おすすめ?

初心者の方は左上の三角マークをクリックする方法がおすすめです。確実で簡単だからです。慣れてきたらCtrl + Aも使ってみてください。

まとめ

Excelの「全選択」は、シンプルながらとてもパワフルな操作です。使い分けを覚えておくと、どんな作業もぐっとスムーズになります。

方法別おすすめ

  • マウス操作派は「左上の三角マーク」
  • キーボード派は「Ctrl + A(Command + A)」
  • 上級者は「名前ボックス」や「Shift選択」

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