emailとは?【超初心者向け】意味・仕組み・使い方を中学生でも分かるように徹底解説

プログラミング・IT

「emailを送ってください」
「メールアドレスを教えてください」
「Eメールで連絡します」

日常生活やビジネスで当たり前のように使われている「email」ですが、実際にどのような仕組みで動いているのか、ちゃんと理解していますか?

この記事では、emailとは何かを中学生でも分かるように、基礎から丁寧に解説します。

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  1. emailとは?わかりやすく説明
    1. emailの意味
    2. emailの読み方・呼び方
    3. emailと手紙の違い
  2. emailの歴史:いつから使われているの?
    1. emailの誕生
    2. 日本でのemail普及
  3. emailの仕組み:どうやって届くの?
    1. emailが届くまでの流れ(簡単版)
    2. emailが届くまでの流れ(詳細版)
    3. 重要な通信プロトコル3つ
  4. メールアドレスの構造
    1. メールアドレスの基本形式
    2. メールアドレスの例
    3. メールアドレスの重要なルール
  5. emailの種類
    1. 1. 個人用メール(Webメール)
    2. 2. ビジネスメール(独自ドメイン)
    3. 3. プロバイダーメール
    4. 4. 携帯キャリアメール
  6. emailのメリット(良いところ)
    1. 1. 速い(高速配信)
    2. 2. いつでも利用できる(24時間365日)
    3. 3. どこからでも利用できる
    4. 4. 無料(コストゼロ)
    5. 5. 省資源・エコ(紙を使わない)
    6. 6. 記録が残る
    7. 7. 検索できる
    8. 8. 複数の人に一度に送れる
    9. 9. ファイルを添付できる
    10. 10. 確認・返信が自分のペースでできる(非同期コミュニケーション)
  7. emailのデメリット(注意点)
    1. 1. 届く保証がない
    2. 2. 相手がすぐに読むとは限らない
    3. 3. 迷惑メール(スパムメール)
    4. 4. セキュリティリスク
    5. 5. 誤送信のリスク
    6. 6. 文字だけでは伝わりにくい
    7. 7. インターネット環境が必要
  8. emailの基本的な使い方
    1. 必要なもの
    2. メールアドレスの作り方(Gmail の例)
    3. メールの送り方
    4. メールの受信・読み方
    5. メールの返信方法
  9. emailのマナー(エチケット)
    1. 件名(Subject)は必ず書く
    2. 宛名を書く
    3. 本文は分かりやすく
    4. 署名を付ける
    5. 返信はなるべく早く
    6. 誤送信に注意
  10. emailを安全に使うための注意点
    1. 1. 怪しいメールは開かない
    2. 2. 添付ファイルに注意
    3. 3. 公共Wi-Fiでの使用に注意
    4. 4. パスワードを強固にする
    5. 5. 二段階認証を設定
    6. 6. 個人情報を書かない
  11. よくある質問(Q&A)
    1. Q1:emailとメールは同じですか?
    2. Q2:emailは無料で使えますか?
    3. Q3:メールアドレスはいくつ持てますか?
    4. Q4:メールアドレスは変更できますか?
    5. Q5:メールはいつ届きますか?
    6. Q6:CCとBCCの違いは何ですか?
    7. Q7:送信したメールを取り消せますか?
    8. Q8:emailとSMS(ショートメール)の違いは?
    9. Q9:メールが届かないときはどうすればいいですか?
    10. Q10:パソコンとスマホで同じメールを見られますか?
  12. まとめ
    1. emailとは:3つのポイント
    2. emailが必要な理由
    3. 初めてのemail:おすすめサービス
    4. これだけは覚えておこう

emailとは?わかりやすく説明

emailの意味

email(イーメール)は、「Electronic Mail(エレクトロニック・メール)」の略で、日本語では「電子メール」と呼ばれます。

簡単に言うと:

  • インターネットを使って文章やファイルをやり取りする仕組み
  • パソコンやスマートフォンで送受信できるデジタルの手紙
  • 世界中のどこにいても、数秒〜数分で相手に届く

emailの読み方・呼び方

日本では、emailのことを様々な呼び方で表現します:

呼び方説明
イーメールemailの英語読み
電子メール正式な日本語名
Eメール電子メールの略
メール最も一般的な呼び方

どれも同じ意味です! 日常会話では「メール」と呼ぶことが最も多いです。

emailと手紙の違い

emailは「電子的な手紙」ですが、紙の手紙とはいくつかの大きな違いがあります。

項目紙の手紙email(電子メール)
届く速さ数日〜1週間以上数秒〜数分
送れる相手住所を知っている相手メールアドレスを知っている相手
費用切手代が必要(84円〜)無料(インターネット料金のみ)
送れる場所ポストや郵便局インターネットがあればどこでも
時間制限郵便局の営業時間内24時間365日いつでも
写真・ファイル現物を同封データで添付(無制限に近い)
記録手元に残らない(コピーが必要)自動的に保存される
環境紙・封筒を使う紙を使わない(エコ)

emailの歴史:いつから使われているの?

emailの誕生

emailは、実はインターネットが普及するずっと前から存在していました!

1965年:

  • アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)で最初の電子メールシステムが開発
  • 同じコンピュータを使っている人同士でメッセージ交換

1971年:

  • プログラマーのレイ・トムリンソン(Ray Tomlinson)が@マークを使った現在のメールシステムを発明
  • 異なるコンピュータ間でメールを送れるようになった
  • 「@」記号を使ってユーザー名とコンピュータ名を区別する方法を考案

1980年代:

  • ARPANET(インターネットの前身)で本格的に利用開始
  • 企業や大学で使われるようになる

1990年代:

  • インターネットの一般普及とともにemailが爆発的に広まる
  • Yahoo!Mail(1997年)、Hotmail(1996年)などの無料メールサービス登場

2000年代〜現在:

  • Gmail(2004年)の登場で大容量メールが当たり前に
  • スマートフォンでいつでもどこでもメールチェック可能に
  • 現在では世界中で1日に3000億通以上のメールが送信されている

日本でのemail普及

1990年代前半:

  • 企業や大学でemailが使われ始める

1999年:

  • NTTドコモがiモードでメール機能を搭載
  • 携帯電話でのメール利用が一般化

2000年代:

  • PCメール、携帯メールが当たり前の通信手段に

現在:

  • スマートフォンの普及で、誰もが複数のメールアドレスを持つ時代に

emailの仕組み:どうやって届くの?

emailがどのように送信されて届くのか、手紙の配達に例えながら解説します。

emailが届くまでの流れ(簡単版)

ステップ1:メールを作成

  • あなたがメールアプリ(GmailやOutlookなど)でメッセージを書く
  • 宛先(相手のメールアドレス)、件名、本文を入力

ステップ2:「送信」ボタンを押す

  • メールがあなたのメールサーバー(送信専用の郵便局のようなもの)に届く

ステップ3:送信メールサーバーが処理

  • あなたのメールサーバーが、相手のメールアドレスを確認
  • 相手のメールサーバー(受信側の郵便局)を探す

ステップ4:相手のメールサーバーに転送

  • インターネットを通じて、相手のメールサーバーにメールが届く
  • 途中で複数のサーバーを経由することもある(郵便局のリレーのようなもの)

ステップ5:相手の受信ボックスに保管

  • 相手のメールサーバーが、相手専用の郵便受け(メールボックス)にメールを保管

ステップ6:相手がメールを受信

  • 相手がメールアプリを開くと、サーバーからメールが取り出される
  • 相手の画面にメールが表示される

emailが届くまでの流れ(詳細版)

もう少し詳しく、技術的な仕組みを見てみましょう。

登場人物(技術用語):

技術用語分かりやすい例え役割
メールクライアント窓口・受付Gmail、Outlookなどのメールアプリ
SMTPサーバー送信専用郵便局メールを送る担当
POP3/IMAPサーバー受信専用郵便局メールを受け取る担当
DNSサーバー住所案内所メールアドレスから配送先を調べる
メールボックス郵便受けサーバー内の個人用保管場所

詳しい流れ:

  1. メール作成・送信
  • あなたがメールクライアント(Gmailなど)でメールを作成
  • 「送信」をクリック
  1. SMTPプロトコルで送信開始
  • メールクライアントがSMTPサーバー(Simple Mail Transfer Protocol、送信用サーバー)に接続
  • SMTPは「メール送信のルール」のようなもの
  1. 送信者の認証
  • SMTPサーバーがあなたのメールアカウントを確認
  • 本人確認(パスワードなど)
  1. 宛先の確認
  • SMTPサーバーが、相手のメールアドレス(例:friend@example.com)を分析
  • @の右側(example.com)が相手のドメイン名
  1. DNSサーバーに問い合わせ
  • SMTPサーバーがDNSサーバー(Domain Name System)に「example.comのメールサーバーはどこ?」と質問
  • DNSサーバーが「それはmx.example.comというサーバーだよ」と教えてくれる
  1. 相手のメールサーバーへ転送
  • あなたのSMTPサーバーが、相手のメールサーバー(mx.example.com)に接続
  • SMTPプロトコルを使ってメールデータを転送
  1. スパムチェック・ウイルススキャン
  • 相手のメールサーバーが、メールに問題がないか確認
  • 迷惑メール判定、ウイルスチェック
  1. メールボックスに配達
  • 問題なければ、相手のメールボックス(サーバー内の個人用スペース)にメールを保管
  • @の左側(friend)が保管先を指定
  1. 受信者がメールを取得
  • 相手がメールアプリを開く
  • メールクライアントがPOP3またはIMAPプロトコルを使ってサーバーに接続
  • サーバーからメールを取り出して表示

所要時間: 通常は数秒〜数分、最大でも数時間以内に届きます

重要な通信プロトコル3つ

emailの送受信には、3つの主要なプロトコル(通信のルール)が使われます。

1. SMTP(送信用)

SMTP = Simple Mail Transfer Protocol(シンプル・メール・トランスファー・プロトコル)

  • 役割: メールを送信する
  • 使われる場面:
  • あなたのメールクライアント → あなたのメールサーバー
  • あなたのメールサーバー → 相手のメールサーバー
  • ポート番号: 通常587または25

2. POP3(受信用)

POP3 = Post Office Protocol version 3(ポスト・オフィス・プロトコル バージョン3)

  • 役割: メールをサーバーからダウンロードする
  • 特徴:
  • メールをパソコン・スマホにダウンロード
  • ダウンロード後、サーバーからメールが削除される(設定で変更可能)
  • 1つのデバイスで使うのに向いている
  • ポート番号: 通常110

3. IMAP(受信用・サーバー保存)

IMAP = Internet Message Access Protocol(インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル)

  • 役割: サーバー上のメールにアクセスする
  • 特徴:
  • メールは常にサーバーに保管される
  • 複数のデバイス(スマホ、タブレット、PC)で同期
  • どのデバイスで読んでも既読状態が同期される
  • 現在の主流
  • ポート番号: 通常143

POP3 vs IMAP の比較:

項目POP3IMAP
保存場所デバイスにダウンロードサーバーに保管
複数デバイス同期されない自動的に同期
既読・未読デバイスごとに管理すべてのデバイスで同期
容量デバイスの容量を使うサーバーの容量を使う
おすすめの人1台のPCで使う人スマホ・タブレット・PCで使う人
現在の主流旧式現在の標準

メールアドレスの構造

emailを送受信するには、メールアドレスが必要です。メールアドレスの構造を見てみましょう。

メールアドレスの基本形式

yamada.taro@example.co.jp

メールアドレスは、必ず次の3つの部分で構成されています:

1. ローカル部(ユーザー名): yamada.taro

  • 意味: 個人を識別する部分
  • 例: 名前、ニックネーム、番号など
  • 使える文字:
  • 英数字(a-z、A-Z、0-9)
  • 一部の記号(ピリオド.、ハイフン-、アンダースコア_など)

2. @(アットマーク): @

  • 意味: ユーザー名とドメインを区切る記号
  • 必須: すべてのメールアドレスに必ず含まれる
  • 読み方: 「アット」「あっとまーく」

3. ドメイン名(サーバーの住所): example.co.jp

  • 意味: メールサーバーの場所を示す
  • 役割: どのメールサービスを使っているかを示す
  • 例:
  • gmail.com → Gmail
  • outlook.com → Outlook
  • icloud.com → iCloudメール
  • yahoo.co.jp → Yahoo!メール

メールアドレスの例

個人用メールアドレス:

  • hanako123@gmail.com
  • t.suzuki@icloud.com
  • sato_2024@yahoo.co.jp

ビジネス用メールアドレス:

  • tanaka@company.co.jp (企業ドメイン)
  • info@shop.com (お問い合わせ用)
  • support@service.jp (サポート用)

メールアドレスの重要なルール

  1. 世界で唯一
  • 同じメールアドレスは世界に1つだけ
  • 郵便の住所と同じように、重複しない
  1. 大文字・小文字の区別
  • ほとんどのメールサービスでは区別されない
  • TaRo@example.com = taro@example.com
  • ただし、一部のサーバーでは区別されることもある
  1. スペースは使えない
  • taro yamada@example.com ← 間違い
  • taro.yamada@example.com ← 正しい
  1. 日本語は基本的に使えない
  • 最近は一部対応しているが、トラブルの原因になりやすい
  • 英数字で作成するのが無難

emailの種類

emailには、いくつかの種類があります。

1. 個人用メール(Webメール)

特徴:

  • インターネット上で利用する無料メールサービス
  • Webブラウザやスマホアプリで送受信
  • 誰でも無料で作成可能

代表的なサービス:

サービス名提供会社メールアドレス例容量
GmailGoogle○○○@gmail.com15GB(無料)
OutlookMicrosoft○○○@outlook.com15GB(無料)
Yahoo!メールYahoo!○○○@yahoo.co.jp10GB(無料)
iCloudメールApple○○○@icloud.com5GB(無料)

メリット:

  • 完全無料
  • どこからでもアクセス可能
  • 大容量
  • 迷惑メールフィルター標準装備

2. ビジネスメール(独自ドメイン)

特徴:

  • 企業や組織が独自のドメインを使用
  • 信頼性が高い
  • 通常は有料

例:

  • taro.yamada@company.co.jp (会社のドメイン)
  • info@shop.com (お店のドメイン)

メリット:

  • プロフェッショナルな印象
  • 会社・組織の信頼性向上
  • ブランドの統一

3. プロバイダーメール

特徴:

  • インターネットプロバイダー(ISP)が提供
  • インターネット契約とセット

例:

  • ○○○@ocn.ne.jp (OCN)
  • ○○○@so-net.ne.jp (So-net)
  • ○○○@biglobe.ne.jp (BIGLOBE)

メリット:

  • プロバイダー契約者なら無料
  • 比較的安定した動作

デメリット:

  • プロバイダーを変更するとアドレスも変わる

4. 携帯キャリアメール

特徴:

  • 携帯電話会社が提供
  • スマートフォン・携帯電話専用

例:

  • ○○○@docomo.ne.jp (NTTドコモ)
  • ○○○@ezweb.ne.jp (au)
  • ○○○@softbank.ne.jp (ソフトバンク)

メリット:

  • キャリア決済などの本人確認に使える
  • 日本国内では信頼性が高い

デメリット:

  • キャリアを変更するとアドレスも変わる(最近は引き継ぎ可能)

emailのメリット(良いところ)

emailには、他の連絡手段にはない多くのメリットがあります。

1. 速い(高速配信)

  • 地球の裏側に送っても数秒〜数分で届く
  • 紙の手紙なら数日〜数週間かかるところが一瞬

例:

  • 日本 → アメリカ: 約5秒
  • 東京 → 大阪: 約2秒

2. いつでも利用できる(24時間365日)

  • 深夜でも早朝でも送信可能
  • 相手が寝ていても、忙しくても送れる
  • 電話と違って相手の都合を気にしなくてOK

3. どこからでも利用できる

  • インターネットがあればどこからでも
  • 自宅、職場、カフェ、海外旅行中でも
  • スマホ、タブレット、PC、どのデバイスでもOK

4. 無料(コストゼロ)

  • メール送信は基本的に無料
  • インターネット料金以外の追加費用なし
  • 国際郵便なら数百円〜数千円かかるのが、emailならタダ

5. 省資源・エコ(紙を使わない)

  • 紙や封筒を使わない
  • 切手も不要
  • 地球環境に優しい

6. 記録が残る

  • 送信・受信したメールは自動的に保存される
  • いつでも過去のメールを見返せる
  • ビジネスでは証拠としても使える

7. 検索できる

  • キーワードで過去のメールをすぐに検索
  • 「あのメールどこだっけ?」がすぐ解決
  • 手紙の山を探すより圧倒的に早い

8. 複数の人に一度に送れる

  • 1通のメールを複数人に同時送信
  • 同じ内容を何度も書く必要なし
  • グループへの連絡に便利

9. ファイルを添付できる

  • 写真、文書、動画などを簡単に送信
  • 最大サイズ:25MB〜数GB(サービスによる)
  • 郵送だと時間とお金がかかるのが、一瞬で無料

10. 確認・返信が自分のペースでできる(非同期コミュニケーション)

  • 電話と違って、相手がすぐに出る必要がない
  • 自分の都合のいい時に読んで返信できる
  • 時差がある国際コミュニケーションに最適

emailのデメリット(注意点)

emailは便利ですが、いくつかのデメリットもあります。

1. 届く保証がない

  • まれに、メールが届かないことがある
  • サーバーの故障やネットワークエラー
  • 重要な連絡は他の手段でも確認するのが安全

2. 相手がすぐに読むとは限らない

  • 送信直後に相手が読む保証はない
  • 相手がメールをチェックしない限り気づかれない
  • 緊急の連絡には不向き(電話のほうが確実)

3. 迷惑メール(スパムメール)

  • 広告や詐欺メールが大量に届くことがある
  • フィルター機能で軽減できるが、完全には防げない

4. セキュリティリスク

  • メールからのウイルス感染
  • フィッシング詐欺(偽のメールで個人情報を盗む)
  • 添付ファイルに注意が必要

5. 誤送信のリスク

  • 間違った相手に送ってしまう可能性
  • 一度送信したら取り消せない(一部サービスは送信取消機能あり)

6. 文字だけでは伝わりにくい

  • 感情やニュアンスが伝わりにくい
  • 誤解を生みやすい
  • 重要な話は電話や対面のほうがいい場合も

7. インターネット環境が必要

  • ネット接続がないと送受信できない
  • 災害時などは使えなくなることも

emailの基本的な使い方

emailを送受信する基本的な方法を解説します。

必要なもの

  1. デバイス:
  • スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれか
  1. インターネット接続:
  • Wi-Fiまたはモバイルデータ通信
  1. メールアドレス:
  • Gmail、Outlook、Yahoo!メールなどで作成

メールアドレスの作り方(Gmail の例)

ステップ1:Googleアカウント作成ページにアクセス

  • ブラウザで「Google アカウント作成」で検索
  • または「accounts.google.com」にアクセス

ステップ2:基本情報を入力

  • 名前(姓・名)
  • 希望するメールアドレス(ユーザー名)
  • パスワード

ステップ3:電話番号認証

  • 本人確認のため電話番号を入力
  • SMSで届いた認証コードを入力

ステップ4:生年月日・性別を入力

ステップ5:プライバシーポリシーに同意

完了!

  • これでメールアドレス(あなたの名前@gmail.com)が作成されました

メールの送り方

ステップ1:メールアプリを開く

  • Gmail、Outlookなどのメールアプリを起動

ステップ2:「新規作成」または「作成」ボタンをタップ

  • 通常は画面右下に鉛筆マークや「+」ボタンがある

ステップ3:必要項目を入力

必須項目:

  • 宛先(To): 相手のメールアドレスを入力
  • 件名(Subject): メールの内容を簡潔に(例:「明日の会議について」)
  • 本文(Body): メッセージを入力

任意項目:

  • CC(カーボンコピー): 参考として送る相手
  • BCC(ブラインドカーボンコピー): 他の受信者に見えないように送る
  • 添付ファイル: 写真や文書を添付

ステップ4:「送信」ボタンをタップ

メールの受信・読み方

自動受信:

  • ほとんどのメールアプリは自動的にメールを受信
  • 新着メールが届くと通知が表示される

手動で確認:

  • メールアプリを開く
  • 受信ボックス(Inbox)を確認
  • 読みたいメールをタップ

メールの返信方法

ステップ1:返信したいメールを開く

ステップ2:「返信」ボタンをタップ

  • 「返信」:送信者のみに返信
  • 「全員に返信」:送信者+CC全員に返信

ステップ3:メッセージを入力

ステップ4:「送信」

emailのマナー(エチケット)

emailにもマナーがあります。特にビジネスでは重要です。

件名(Subject)は必ず書く

良い例:

  • 「【重要】明日の会議の資料について」
  • 「お見積もり依頼の件」
  • 「○月○日の打ち合わせ日程変更のお願い」

悪い例:

  • (件名なし)
  • 「こんにちは」
  • 「ちょっと聞きたいことが」

宛名を書く

ビジネスメールの例:

○○株式会社
営業部
山田太郎 様

いつもお世話になっております。
△△株式会社の佐藤です。

本文は分かりやすく

  • 結論を先に書く
  • 長すぎる文章は避ける
  • 箇条書きを活用

署名を付ける

個人メールの例:

よろしくお願いします。

山田太郎
taro.yamada@example.com

ビジネスメールの例:

━━━━━━━━━━━━━━━
株式会社○○
営業部 山田太郎
〒123-4567
東京都○○区××1-2-3
TEL: 03-1234-5678
Email: t.yamada@example.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━

返信はなるべく早く

  • ビジネスメールは24時間以内
  • 個人メールも数日以内には返信

誤送信に注意

  • 送信前に宛先を必ず確認
  • 添付ファイルの間違いに注意
  • 特にBCCとCCの使い分けに注意

emailを安全に使うための注意点

emailは便利ですが、危険も潜んでいます。安全に使うためのポイントを押さえましょう。

1. 怪しいメールは開かない

フィッシングメール(詐欺メール)の特徴:

  • 知らない送信者
  • 「緊急」「今すぐ」などの言葉で焦らせる
  • 銀行やクレジットカード会社を装う
  • パスワードや個人情報を聞いてくる
  • リンクや添付ファイルを開くよう促す

対処法:

  • 怪しいメールは開かずに削除
  • リンクをクリックしない
  • 添付ファイルを開かない
  • 公式サイトから直接確認

2. 添付ファイルに注意

  • 知らない人からの添付ファイルは開かない
  • ウイルスが仕込まれている可能性
  • セキュリティソフトでスキャン

3. 公共Wi-Fiでの使用に注意

  • カフェや空港などの無料Wi-Fiは危険
  • 重要なメールは自宅や職場で
  • VPN(仮想プライベートネットワーク)の使用を検討

4. パスワードを強固にする

強いパスワードの条件:

  • 12文字以上
  • 大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる
  • 誕生日や名前など推測されやすいものは避ける

例:

  • 悪い:password12319900101
  • 良い:Kj8$mP2!qL9@nT5

5. 二段階認証を設定

  • パスワード+認証コードの二重ロック
  • Gmail、Outlookなど主要サービスで利用可能
  • 不正ログインを防ぐ最も効果的な方法

6. 個人情報を書かない

  • メール本文にクレジットカード番号を書かない
  • パスワードを書かない
  • 住所や電話番号も必要最低限に

よくある質問(Q&A)

Q1:emailとメールは同じですか?

A:はい、まったく同じです。

  • email = 電子メール = Eメール = メール
  • すべて同じ意味で、呼び方が違うだけです
  • 日常会話では「メール」と呼ぶのが一般的

Q2:emailは無料で使えますか?

A:はい、基本的に無料です。

無料で使えるもの:

  • Gmail、Yahoo!メール、Outlookなどの個人用メール
  • メールの送受信
  • 一定容量までのストレージ(5GB〜15GB)

有料になる場合:

  • 独自ドメインのビジネスメール(月額数百円〜)
  • 容量を追加する場合(月額130円〜)

Q3:メールアドレスはいくつ持てますか?

A:制限はありません。何個でも作成可能です。

おすすめの使い分け:

  • メインアドレス: 重要な連絡用(銀行、仕事など)
  • サブアドレス: ネットショッピング、SNS登録用
  • 捨てアドレス: 一時的な用途、怪しいサイト用

Q4:メールアドレスは変更できますか?

A:サービスによって異なります。

サービスアドレス変更
Gmail変更不可(新規作成が必要)
Outlook変更不可(エイリアス追加は可能)
Yahoo!メール変更不可(新規作成が必要)
キャリアメール変更可能(年に数回まで)

Q5:メールはいつ届きますか?

A:通常は数秒〜数分で届きます。

遅れる原因:

  • サーバーの混雑
  • 迷惑メールフィルターで保留
  • 相手のメールボックスが満杯
  • 添付ファイルが大きすぎる

最大でも数時間以内には届くはずです。 1日以上届かない場合、エラーの可能性があります。

Q6:CCとBCCの違いは何ですか?

A:他の受信者に見えるか見えないかの違いです。

項目CC(カーボンコピー)BCC(ブラインドカーボンコピー)
意味Carbon CopyBlind Carbon Copy
用途参考として送る他の受信者に知られずに送る
他の受信者から見える?✅ 見える❌ 見えない
使い方例上司に報告を共有一斉メールで個人情報保護

Q7:送信したメールを取り消せますか?

A:サービスによっては可能です。

サービス送信取消
Gmail⭕ 可能(30秒以内)
Outlook⭕ 可能(一定時間内)
Yahoo!メール❌ 不可

注意: 相手がすでに開封した場合は取り消せません。

Q8:emailとSMS(ショートメール)の違いは?

項目emailSMS
必要なものメールアドレス+ネット電話番号のみ
料金無料1通3円〜(キャリアによる)
文字数制限ほぼ無制限全角70文字程度
添付ファイル⭕ 可能❌ 不可(MMSなら可)
ネット接続必要不要(電話回線)

Q9:メールが届かないときはどうすればいいですか?

確認すること:

  1. 迷惑メールフォルダを確認
  • 自動的に振り分けられている可能性
  1. メールアドレスが正しいか確認
  • スペルミス、ピリオド・ハイフンの間違い
  1. 相手のメールボックスが満杯でないか
  • 容量オーバーで受信できない
  1. 送信エラーメールを確認
  • エラーがあれば自動的に通知メールが届く
  1. 別の連絡手段で確認
  • 電話やSNSで「メール届いた?」と確認

Q10:パソコンとスマホで同じメールを見られますか?

A:はい、IMAPを使えば可能です。

IMAPの特徴:

  • すべてのデバイスでメールが同期される
  • スマホで読んだメールは、PCでも既読になる
  • どのデバイスでも最新の状態を確認できる

主要サービスはすべてIMAP対応:

  • Gmail、Outlook、Yahoo!メール、iCloudメールなど

まとめ

emailとは:3つのポイント

  1. emailは「電子メール」の略
  • インターネットを使って文章やファイルを送受信する仕組み
  • 世界中どこにでも、数秒で届く
  1. emailの最大のメリットは「速さ」と「無料」
  • 紙の手紙と違って、瞬時に届いて費用ゼロ
  • 24時間365日、いつでもどこからでも使える
  1. 使い方は簡単だけど、マナーとセキュリティに注意
  • 件名・本文・署名を正しく書く
  • 怪しいメールは開かない
  • 強いパスワードと二段階認証で安全に

emailが必要な理由

現代社会では、emailアドレスを持っていないと:

  • ❌ ネットショッピングができない
  • ❌ SNSやサービスに登録できない
  • ❌ 就職活動ができない(応募にメール必須)
  • ❌ 銀行やクレジットカードの手続きができない

つまり、emailは現代の必須ツールです!

初めてのemail:おすすめサービス

サービスおすすめの人理由
Gmailほとんどの人容量大・機能豊富・信頼性高い
OutlookOfficeユーザーWord・Excelとの連携が便利
iCloudメールiPhoneユーザーApple製品と自動同期
Yahoo!メール国内サービス重視日本語サポートが充実

これだけは覚えておこう

emailアドレスは必ず「ユーザー名@ドメイン名」の形式

SMTPで送信、POP3/IMAPで受信

複数デバイスで使うならIMAPを選ぶ

件名・宛名・署名は必ず書く(特にビジネス)

怪しいメールは開かない・クリックしない

強いパスワード+二段階認証で安全に

emailは、現代のコミュニケーションに欠かせないツールです。この記事を参考に、emailを安全に、そして効果的に活用してくださいね!

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