「ドコモのスマホで留守電を使いたいけど、設定方法がよく分からない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、ドコモのAndroidスマホで留守番電話を設定するのは、思っているよりもずっと簡単なんです。この記事では、初めての方でも迷わず設定できるように、画像付きで分かりやすく解説していきます。
さらに、月額330円かかる留守電サービスと、無料で使える「伝言メモ」の違いも詳しく説明するので、あなたに最適な方法が見つかりますよ。
それでは、さっそく見ていきましょう!
ドコモの留守番電話サービスとは?基本を押さえよう

留守番電話サービスの仕組み
ドコモの留守番電話サービスは、電話に出られなかったときに、相手のメッセージを自動的に録音してくれる便利な機能です。
このサービスの最大の特徴は、ドコモのセンターにメッセージが保存されるという点にあります。つまり、スマホの電源が切れていても、圏外にいても、しっかりメッセージを受け取れるんです。
録音されたメッセージは最大3分まで保存可能で、72時間(3日間)センターで預かってもらえます。
月額料金と契約方法
留守番電話サービスは月額330円(税込)の有料オプションとなっています。
契約方法は以下の3つから選べます:
- ドコモショップでの申し込み
- My docomo(オンライン)での申し込み
- 電話(ドコモインフォメーションセンター)での申し込み
なお、ahamoプランでは留守番電話サービスが利用できませんので、ご注意ください。
「伝言メモ」との違いを知っておこう
ドコモのAndroidスマホには、留守番電話サービスとは別に「伝言メモ」という無料機能が搭載されている機種があります。
この2つの違いを表で確認してみましょう:
| 項目 | 留守番電話サービス | 伝言メモ |
|---|---|---|
| 月額料金 | 330円(税込) | 無料 |
| 録音時間 | 最大3分 | 最大20秒 |
| 保存場所 | ドコモのセンター | スマホ本体 |
| 圏外での利用 | 可能 | 不可 |
| 電源オフ時 | 利用可能 | 利用不可 |
簡単に言うと、留守番電話サービスは「ドコモのセンターで預かってくれる有料サービス」、伝言メモは「スマホ本体に録音する無料機能」という違いがあるんですね。
ドコモ留守電アプリの便利な機能「みえる留守電」
みえる留守電とは?
ドコモには「みえる留守電」という画期的な機能があります。
これは、録音された音声メッセージを自動的に文字に変換して表示してくれる機能なんです。
電車の中や会議中など、音声を聞けない状況でも、画面を見るだけでメッセージの内容が分かるので、とても便利ですよ。
追加料金は一切かかりません(留守番電話サービスの月額330円のみ)。
ドコモ留守電アプリでできること
ドコモ留守電アプリを使うと、次のようなことができます:
主な機能一覧
- メッセージの自動ダウンロード(最大100件まで保存)
- 音声メッセージのテキスト変換表示
- 好きな順番でのメッセージ再生
- 重要なメッセージの保護機能(最大10件)
- 電話帳との連携表示
特にテキスト変換機能は、聞き直す手間が省けるので、忙しいビジネスパーソンにも好評なんです。
Android留守電の設定方法【手順を詳しく解説】
それでは、実際の設定方法を見ていきましょう。
主に2つの方法がありますので、やりやすい方を選んでください。
方法1:電話アプリから簡単設定(ダイヤル操作)
最もシンプルな設定方法です。
手順
- スマホの「電話」アプリを開く
- 1411にダイヤルして発信する
- 音声ガイダンスが流れる
- 「サービス番号を押して最後に#を押してください」
- 1#(または142#)を押す
- 設定完了のガイダンスが流れる
- 「呼出し時間は20秒に設定されました」
これだけで、留守番電話サービスが開始されます!
メッセージを聞く方法
留守電が入ったら、1417に発信すれば、録音されたメッセージを聞けます。
方法2:ドコモ留守電アプリを使った設定
より便利な機能を使いたい方は、ドコモ留守電アプリの設定がおすすめです。
アプリのインストール確認
留守番電話サービスとspモードを契約していれば、ドコモ留守電アプリは自動的にインストールされます。
もしアプリが見つからない場合は:
- dメニューを開く
- My docomoにアクセス
- 「メール・各種設定」→「契約中のサービス・アプリ」
- 「ドコモ留守電アプリ」をインストール
アプリの初期設定手順
- ホーム画面から「ドコモ留守電」アプリをタップ
- 初回起動時に表示される説明を確認
- 留守番電話サービスセンターへの接続について
- 「通話の発信と管理」の権限を許可
- 「連絡先へのアクセス」の権限を許可
- 「みえる留守電機能」の設定を選択
- チェックを入れると、すべてのメッセージが自動的にテキスト変換される
- 設定完了!
呼び出し時間の変更方法
留守電に切り替わるまでの時間は変更できます。
電話アプリから設定する場合
- 「電話」アプリを開く
- 右上のメニュー(≡)をタップ
- 「設定」→「ネットワークサービス」を選択
- 「留守番電話サービス」をタップ
- 「応答時間設定」を選択
- 好きな秒数を設定(0秒〜120秒)
- 0秒:すぐに留守電へ
- 20秒:初期設定
- 30秒:ゆっくり対応したい場合
設定した内容はSMSで通知されます。
メッセージダウンロード機能の設定
ドコモ留守電アプリには、メッセージを自動でダウンロードする機能があります。
この機能をオンにしておくと、わざわざ1417に電話しなくても、アプリでメッセージを確認できるんです。
ダウンロード機能の設定手順
- ドコモ留守電アプリを開く
- 画面下部の「メニュー」をタップ
- 「設定」を選択
- 「メッセージダウンロード設定」をタップ
- 「利用する」にチェックを入れる
- 「設定」をタップして完了
注意点
メッセージのダウンロードにはパケット通信料がかかります。Wi-Fi環境での利用がおすすめです。
また、ダウンロード機能を「利用しない」に設定すると、従来通り1417に発信してメッセージを聞く形式に戻ります。
みえる留守電機能の使い方
みえる留守電機能を活用すれば、さらに便利に留守電を管理できます。
みえる留守電の設定変更
初期設定後でも、みえる留守電機能のオン・オフは変更できます。
- ドコモ留守電アプリを開く
- メッセージ一覧画面から「メニュー」をタップ
- 「設定」を選択
- 「みえる留守電機能設定」をタップ
- 「利用する/利用しない」を選択
- 「設定」をタップ
「利用しない」にすると、テキスト表示機能は使えなくなりますが、音声での再生は通常通り可能です。
メッセージの確認と管理
アプリでの確認方法
- ドコモ留守電アプリを開く
- メッセージ一覧が表示される
- 発信者の名前(電話帳に登録されている場合)
- 電話番号
- 受信日時
- テキスト変換された内容(みえる留守電オン時)
- 聞きたいメッセージをタップ
- 再生ボタンで音声を確認
便利な機能
- 保護機能:削除されないように重要なメッセージを保護
- 削除:不要なメッセージを個別に削除
- エクスポート:メッセージを端末に保存
最大100件まで保存できるので、かなりの量をストックできますね。
留守番電話の開始・停止・確認方法

サービスの開始や停止は、簡単なダイヤル操作で行えます。
主要な操作コード一覧
| 操作内容 | ダイヤル番号 | 説明 |
|---|---|---|
| サービス開始 | 1411 | 留守番電話サービスを開始 |
| サービス停止 | 1420 | 留守番電話サービスを停止 |
| メッセージ再生 | 1417 | 録音されたメッセージを聞く |
| 設定確認 | 1419 | 現在の設定状況を確認 |
| 呼出時間変更 | 1419→1→秒数→# | 留守電までの呼び出し秒数を変更 |
サービスの停止方法
一時的に留守番電話を使いたくない場合は:
- 電話アプリで1420に発信
- 音声ガイダンスに従う
- 停止完了のSMSが届く
これで留守番電話サービスが停止されますが、契約自体は継続されるため、月額料金は引き続きかかります。
完全に解約したい場合は、My docomoやドコモショップで手続きが必要です。
伝言メモの設定方法(無料で使える代替機能)
「月額330円は少し高いな…」と感じる方には、無料の伝言メモがおすすめです。
伝言メモの設定手順
伝言メモは、Android端末の標準機能として搭載されています(機種により名称が異なる場合あり)。
基本的な設定方法
- 「電話」アプリを開く
- 右上のメニュー(≡)をタップ
- 「設定」→「通話設定」を選択
- 「伝言メモ」または「簡易留守録」を選択
- 機能を「ON」にする
- 応答時間を設定(通常15〜30秒)
- 応答メッセージを選択または録音
伝言メモの使い方
メッセージの確認
- 不在着信があると通知が表示される
- 「電話」アプリを開く
- 「伝言メモ」または履歴タブを選択
- 録音されたメッセージをタップして再生
注意点
伝言メモは以下の状況では動作しません:
- スマホの電源が切れている
- 圏外エリアにいる
- 機内モードがオンになっている
これらの状況でも対応したい場合は、やはり留守番電話サービスの契約が必要になります。
よくあるトラブルと解決方法
留守電設定でつまずきやすいポイントと、その解決策をまとめました。
ドコモ留守電アプリが見つからない
原因
- 留守番電話サービスを契約していない
- spモードを契約していない
- アプリがアンインストールされている
解決方法
- My docomoで契約状況を確認
- 契約済みの場合は、dメニュー→My docomo→契約中のサービス・アプリからアプリを再インストール
メッセージがダウンロードされない
原因と対処法
- データ通信がオフ:設定でモバイルデータ通信をオンに
- Wi-Fi接続が不安定:安定した通信環境で再試行
- アプリの権限不足:設定→アプリ→ドコモ留守電で全ての権限を許可
みえる留守電のテキストが正確に表示されない
音声認識のため、以下のような場合は誤変換が起きやすくなります:
- 周囲の雑音が多い
- 早口で話している
- 専門用語や固有名詞が多い
対策
- 必ず音声でも確認する習慣をつける
- 重要なメッセージは保護機能で保存しておく
圏外から復帰後もメッセージが届かない
確認ポイント
- 留守番電話サービスが「開始」状態か確認(1419で確認)
- メッセージダウンロード機能がオンか確認
- 1417に直接電話してメッセージがあるか確認
- それでも解決しない場合は、アプリの再起動を試す
留守番電話サービスを活用するコツ
最後に、留守番電話をより便利に使うためのコツをご紹介します。
ビジネスシーンでの活用法
応答時間を調整しよう
- 即座に留守電(0秒):会議中や移動中など、確実に出られない時間帯
- 標準(20秒):通常時の設定
- 長め(30秒以上):できるだけ電話に出たいが、念のため留守電も設定したい場合
プライベートでの使い分け
伝言メモとの併用
- 日常的には無料の伝言メモを使用
- 重要な用事がある時だけ留守番電話サービスを開始(1411)
- 用事が済んだらサービスを停止(1420)
この方法なら、月額料金は発生しますが、無駄なく活用できます。
メッセージの整理術
定期的な削除を習慣に
ドコモ留守電アプリは100件まで保存できますが、定期的に整理することで:
- アプリの動作が軽快に
- 重要なメッセージが埋もれない
- ストレージ容量の節約
週に1回程度、不要なメッセージを削除する習慣をつけるといいでしょう。
まとめ:あなたに合った留守電設定を選ぼう
ドコモのAndroid留守電設定について、詳しく解説してきました。
最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。
留守番電話サービスがおすすめな人
- ビジネスで頻繁に電話を使う方
- 圏外エリアに行くことが多い方
- 長時間のメッセージを受け取りたい方(最大3分)
- テキスト変換機能を活用したい方
伝言メモがおすすめな人
- 費用を抑えたい方
- 短いメッセージで十分な方(20秒程度)
- 圏外に行くことがほとんどない方
- スマホの電源は常にオンの方
設定の基本を押さえておこう
留守番電話サービスの開始
- 1411に発信→1#を入力
メッセージの確認
- 1417に発信、またはドコモ留守電アプリで確認
サービスの停止
- 1420に発信
これらの基本操作を覚えておけば、いつでも自由に留守電を使いこなせます。
あなたの生活スタイルに合わせて、最適な留守電設定を選んでくださいね。
設定で困ったことがあれば、ドコモショップやドコモインフォメーションセンター(151)で相談できますので、遠慮なく問い合わせてみましょう!

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