Dockerを使っていると、気づかないうちに不要なイメージがどんどん蓄積されていくことがあります。
「ディスク容量が圧迫されている…」
「古いイメージを整理したいけど、削除方法がよくわからない」
そんな悩みを解決するのが、Dockerイメージを削除するコマンドです。
この記事では、Docker初心者の方でも安心して実行できる、イメージ削除の基本コマンドと注意点をわかりやすく解説します!
Dockerイメージを削除する基本コマンド:docker rmi
Dockerイメージを削除するには、以下のコマンドを使用します:
docker rmi イメージ名またはイメージID
例えば:
docker rmi myapp:latest
または、イメージIDを指定して:
docker rmi 123abc456def
削除するイメージを確認する:docker images
まずは、削除したいイメージが存在するかを確認しましょう。
docker images
出力例:
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE
myapp latest 123abc456def 2 days ago 150MB
nginx stable abc789xyz012 5 days ago 133MB
この一覧からREPOSITORY:TAG
やIMAGE ID
を指定して削除します。
よくあるエラー:イメージが使用中で削除できない
Error response from daemon: conflict: unable to delete 123abc456def (must be forced) - image is being used by running container
このエラーは、そのイメージを使用しているコンテナが存在しているため削除できないという意味です。
対処法:
- 該当するコンテナを停止する:
docker stop コンテナ名
- コンテナを削除する:
docker rm コンテナ名
- 再度イメージを削除する:
docker rmi イメージID
一括削除したいときの便利なコマンド
未使用のイメージをまとめて削除:
docker image prune
対話形式で削除するか確認されます。
すべての未使用リソースを一括削除:
docker system prune
まとめ|Dockerイメージの削除で開発環境をスッキリ保とう
Dockerは便利なツールですが、イメージやコンテナを放置していると、ストレージを圧迫し、開発効率も低下してしまいます。
本記事のポイントまとめ:
docker rmi
コマンドでイメージ単体を削除できる- 使用中のコンテナがあると削除できないので、事前に停止・削除が必要
docker image prune
やdocker system prune
で一括整理も可能
定期的なクリーンアップを心がけて、快適なDockerライフを送りましょう!
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