「デバイスマネージャー」という言葉を聞いて、どうやって開くのか迷っていませんか?
実は「デバイスマネージャー」という用語は、Windows PC特有のツールを指します。スマホで同様の機能を探している場合は、「デバイス情報」や「開発者向けオプション」が該当します。
この記事では、Windows 10/11のデバイスマネージャーを開く9つの方法と、Android/iPhoneでデバイス情報を確認する方法を詳しく解説していきます。
デバイスマネージャーとは?

Windowsのデバイスマネージャー
デバイスマネージャーは、Windows PCに接続されているハードウェア(周辺機器)を管理するためのツールです。
主な機能:
- PCに接続されているデバイスの確認
- ドライバーの更新・再インストール・削除
- デバイスの有効化・無効化
- ハードウェアの問題の診断
- デバイスのプロパティ確認
確認できるデバイス例:
- ディスプレイアダプター(グラフィックカード)
- サウンドデバイス
- ネットワークアダプター
- USBデバイス
- キーボード・マウス
- カメラ
- プリンター
- ディスクドライブ
スマホの「デバイス情報」
AndroidやiPhoneには「デバイスマネージャー」という名称のツールはありませんが、類似の機能として以下があります:
Android:
- デバイス情報(端末情報)
- 開発者向けオプション
iPhone:
- 一般→情報
- 開発者メニュー(Xcodeが必要)
Windows 10/11: デバイスマネージャーを開く9つの方法
状況に応じて使いやすい方法を選びましょう。
方法1: スタートボタンの右クリックメニュー(最速)
最も簡単で速い方法です。
手順:
- タスクバーのWindowsアイコン(スタートボタン)を右クリック
- またはキーボードでWindowsキー + Xを押す
- 表示されるメニューから「デバイスマネージャー」をクリック
- またはキーボードでMキーを押す
所要時間: 5秒
おすすめ度: ★★★★★
- 最も速くて簡単
- マウスでもキーボードでも操作可能
- Windows 10/11どちらでも使える
方法2: 検索機能を使う
Windows 10/11どちらでも使える汎用的な方法です。
手順:
- タスクバーの検索ボックスをクリック
- またはWindowsキーを押す
- 「デバイスマネージャー」と入力
- 「device」や「devmgmt」でも検索可能
- 検索結果から「デバイスマネージャー」をクリック
- 「管理者として実行」することも可能
所要時間: 10秒
おすすめ度: ★★★★☆
- 確実に見つかる
- 初心者にもわかりやすい
- 管理者権限で開くことも可能
方法3: ファイル名を指定して実行(コマンド)
コマンドを使う方法です。覚えやすく、速く起動できます。
手順:
- Windowsキー + Rを押す
- 「ファイル名を指定して実行」が開いたら、以下のいずれかを入力:
devmgmt.msc(推奨)hdwwiz.cpl
- Enterキーを押すか「OK」をクリック
所要時間: 5秒(コマンドを覚えている場合)
おすすめ度: ★★★★☆
- 速い
- どのWindowsバージョンでも使える
- コマンドを覚える必要がある
コマンド比較:
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| devmgmt.msc | デバイスマネージャー直接起動(推奨) |
| hdwwiz.cpl | ハードウェアウィザード経由で起動 |
方法4: Windowsの設定から開く(Windows 11)
Windows 11の設定アプリから開く方法です。
手順:
- Windowsキー + Iを押して設定を開く
- またはスタートメニューから「設定」(歯車アイコン)をクリック
- 左メニューから「システム」を選択(通常デフォルトで選択済み)
- 右側を下にスクロール
- 「バージョン情報」をクリック
- 「関連設定」の「デバイスマネージャー」をクリック
所要時間: 20秒
おすすめ度: ★★★☆☆
- マウス操作のみで完結
- Windows 11のみ対応
- やや手順が多い
方法5: コントロールパネルから開く
従来のコントロールパネルから開く方法です。
手順:
- Windowsキーを押して「コントロールパネル」と入力
- 「コントロールパネル」を開く
- 表示方法を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に変更
- 「デバイスマネージャー」を探してクリック
所要時間: 30秒
おすすめ度: ★★☆☆☆
- Windows 10/11どちらでも使える
- 手順が多く時間がかかる
- コントロールパネルを既に開いている場合は便利
方法6: コンピューターの管理から開く
システム管理ツール経由で開く方法です。
手順:
- スタートメニューを開く
- 「すべてのアプリ」をクリック(Windows 11)
- 下にスクロールして「Windows ツール」を開く
- 「コンピューターの管理」をダブルクリック
- 左パネルの「デバイスマネージャー」をクリック
所要時間: 40秒
おすすめ度: ★★☆☆☆
- 他のシステム管理ツールと一緒に使う場合は便利
- 手順が長い
- デバイスマネージャーだけ開きたい場合は非効率
方法7: コマンドプロンプトから開く
コマンドプロンプトやPowerShellから開く方法です。
手順:
コマンドプロンプトの場合:
- Windowsキーを押して「cmd」と入力
- 「コマンドプロンプト」をクリック
- 以下のいずれかを入力してEnterキーを押す:
devmgmt.mscdevmgmthdwwiz.cpl
PowerShellの場合:
- Windowsキー + Xを押す
- 「Windows PowerShell」または「ターミナル」を選択
- 上記と同じコマンドを入力
所要時間: 15秒
おすすめ度: ★★★☆☆
- 既にコマンドライン作業をしている場合は便利
- 通常はもっと簡単な方法を使う方がよい
方法8: エクスプローラーから直接実行
ファイルエクスプローラーから実行ファイルを開く方法です。
手順:
- エクスプローラーを開く(Windowsキー + E)
- アドレスバーに以下のパスを入力:
C:\Windows\System32
- 検索ボックスに「devmgmt」と入力
devmgmt.mscをダブルクリック
または、アドレスバーに直接コマンドを入力:
- エクスプローラーを開く
- アドレスバーをクリック
devmgmt.mscと入力してEnterキーを押す
所要時間: 20秒
おすすめ度: ★★☆☆☆
- エクスプローラーを既に開いている場合は使える
- アドレスバーからコマンド実行する方法は便利
方法9: デスクトップにショートカットを作成
頻繁に使う場合は、ショートカットを作成しておくと便利です。
ショートカットの作成手順:
方法A: コントロールパネルからドラッグ
- コントロールパネルを開く
- 表示方法を「大きいアイコン」に変更
- 「デバイスマネージャー」をデスクトップにドラッグ&ドロップ
- または右クリック→「ショートカットの作成」
方法B: 手動で作成
- デスクトップの何もないところで右クリック
- 「新規作成」→「ショートカット」を選択
- 項目の場所に以下を入力:
devmgmt.msc
- 「次へ」をクリック
- ショートカット名を入力(例: デバイスマネージャー)
- 「完了」をクリック
タスクバーやスタートメニューにピン留め:
- ショートカットを右クリック
- 「タスクバーにピン留めする」または「スタートにピン留めする」を選択
おすすめ度: ★★★★☆
- 頻繁に使う場合は非常に便利
- ワンクリックで開ける
- 初期設定が必要
おすすめの開き方まとめ(Windows)
使用状況に応じたおすすめ方法:
| 状況 | おすすめ方法 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく速く開きたい | 方法1: Win + X → M | 最速(5秒) |
| 初めて使う | 方法2: 検索 | 確実で分かりやすい |
| コマンドが好き | 方法3: Win + R → devmgmt.msc | 速くて確実 |
| 頻繁に使う | 方法9: ショートカット | ワンクリックで開ける |
| マウスのみで操作 | 方法4: 設定から | キーボード不要 |
Android: デバイス情報を確認する方法

Androidには「デバイスマネージャー」はありませんが、「デバイス情報」で端末情報を確認できます。
基本的なデバイス情報の確認
手順:
- ホーム画面またはアプリ一覧から「設定」をタップ
- 歯車アイコン
- 下にスクロールして「デバイス情報」または「端末情報」をタップ
- 機種によっては「システム」→「端末情報」
- デバイス情報画面が表示される
確認できる主な情報:
- デバイス名 – スマホの名前(変更可能)
- モデル – 機種名(例: SM-G973F、Pixel 8 Pro)
- Androidバージョン – OSのバージョン(例: Android 14)
- ビルド番号 – ソフトウェアのバージョン識別番号
- 電話番号 – SIMカードの電話番号
- IMEI – 端末識別番号(機種変更時に必要)
- SIMのステータス – SIMカード情報
- IPアドレス – ネットワーク上の住所
- Wi-Fi MACアドレス – Wi-Fi接続用の識別番号
- Bluetoothアドレス – Bluetooth接続用の識別番号
- セキュリティパッチレベル – 最新のセキュリティ更新日
開発者向けオプションを有効にする
より詳細な情報やデバッグ機能を使いたい場合は、開発者向けオプションを有効にします。
注意: 開発者向けオプションは上級者向けです。不用意に設定を変更すると、スマホが正常に動作しなくなる可能性があります。
有効化手順:
- 「設定」→「デバイス情報」を開く
- 「ビルド番号」を7回連続でタップ
- 「これでデベロッパーになりました!」と表示される
- PINコードやパスワードの入力を求められたら入力
開発者向けオプションの開き方:
- 「設定」を開く
- 「システム」をタップ
- 機種によっては「詳細設定」が必要
- 「開発者向けオプション」をタップ
開発者向けオプションで確認・設定できる主な項目:
- USBデバッグ – PCとの接続・開発に必要
- メモリ – アプリごとのメモリ使用量
- 実行中のサービス – バックグラウンドで動作しているサービス
- プロセス統計 – システムリソースの使用状況
- GPU レンダリング – 画面描画の詳細設定
- ウィンドウアニメーションスケール – アニメーション速度調整
- トランジションアニメーションスケール – 画面切り替え速度
- Animator再生時間スケール – アニメーション速度
開発者向けオプションを無効化する方法:
- 「設定」→「システム」→「開発者向けオプション」
- 画面上部の「開発者向けオプション」スイッチをオフ
- 変更した個々の設定項目も「オフ」にする
デバイス情報アプリを使う
より詳細なハードウェア情報を確認したい場合は、専用アプリが便利です。
おすすめアプリ:
1. デバイス情報: システム & CPU 情報(Device Info)
- Google Playで無料
- CPU、RAM、センサー、カメラなど詳細情報
- ウィジェット機能付き
- 日本語対応
2. Device Info HW
- ハードウェアコンポーネントの詳細情報
- LCD、タッチスクリーン、カメラのモデル表示
- バッテリー実容量も表示(機種による)
- ハードウェアテスト機能付き
インストール方法:
- Google Playストアを開く
- 「デバイス情報」または「Device Info」で検索
- アプリをインストール
- アプリを開いて情報を確認
iPhone: デバイス情報を確認する方法
iPhoneでも「デバイスマネージャー」はありませんが、「情報」画面で端末情報を確認できます。
基本的なデバイス情報の確認
手順:
- ホーム画面から「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
確認できる主な情報:
- 名前 – iPhoneの名前(変更可能)
- ソフトウェア・バージョン – iOSのバージョン(例: iOS 17.2)
- モデル名 – iPhone の機種名(例: iPhone 15 Pro)
- モデル番号 – 型番(例: A2848)
- シリアル番号 – 製造番号
- キャパシティ – ストレージ容量
- 使用可能 – 利用可能なストレージ
- IMEI – 端末識別番号
- ICCID – SIMカードの識別番号
- モデム ファームウェア – モデムのバージョン
- EID – eSIMの識別番号(eSIM対応機種)
iOSのバージョン更新を確認
手順:
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」
- 最新のiOSが利用可能か確認
ストレージ使用状況の確認
手順:
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」
- アプリごとの使用量が表示される
よくある混乱:「デバイスを探す」との違い
Androidの「デバイスを探す」
「デバイスを探す」は、紛失したAndroidスマホを探すためのGoogleのサービスです。デバイスマネージャーや開発者向けオプションとは全く別の機能です。
機能:
- 紛失したスマホの位置を地図上で表示
- 遠隔でロックや消去
- 音を鳴らして見つける
アクセス方法:
- PCブラウザで「android.com/find」にアクセス
- 「デバイスを探す」アプリ(他のAndroid端末から)
iPhoneの「探す」アプリ
iPhoneにも同様の機能があります。
機能:
- 紛失したiPhoneの位置を表示
- 紛失モード
- リモートでデータ消去
アクセス方法:
- 「探す」アプリ
- iCloud.com/find
よくある質問(FAQ)
Q1: スマホに「デバイスマネージャー」がないのですが?
A: スマホ(Android/iPhone)には「デバイスマネージャー」という機能はありません。これはWindows PC専用のツールです。スマホでデバイス情報を確認したい場合は:
- Android: 設定→デバイス情報
- iPhone: 設定→一般→情報
Q2: デバイスマネージャーとタスクマネージャーの違いは?
A: 全く異なるツールです:
- デバイスマネージャー: ハードウェア(物理的な機器)の管理
- タスクマネージャー: ソフトウェア(実行中のプログラム)の管理
タスクマネージャーは「Ctrl + Shift + Esc」で開けます。
Q3: デバイスマネージャーが管理者権限で開けません
A: 以下の方法を試してください:
- 検索で「デバイスマネージャー」を検索
- 右クリック→「管理者として実行」を選択
- UACダイアログで「はい」をクリック
Q4: Androidの開発者向けオプションを有効にしても大丈夫ですか?
A: 有効にするだけなら問題ありません。ただし、設定を不用意に変更しないでください。特に以下の項目は変更しない方が安全です:
- USBデバッグ(PCとの接続が必要な場合のみオン)
- OEMロック解除(絶対に触らない)
- 強制的にアクティビティを破棄(オフのまま)
Q5: デバイスマネージャーのショートカットキーはありますか?
A: 直接開くショートカットキーはありませんが、以下の組み合わせが最速です:
Windowsキー + X → M
これで3秒以内に開けます。
Q6: スマホをPCに接続した時、デバイスマネージャーに表示されますか?
A: はい、表示されます。通常は以下のいずれかに表示されます:
- ポータブルデバイス
- Android Device(ADBドライバーインストール時)
- その他のデバイス(ドライバーが正しくない場合)
Q7: iPhoneにも開発者向けオプションはありますか?
A: Xcodeという開発ツールをMacにインストールし、iPhoneを接続すると、開発者モードが利用可能になります。ただし、一般ユーザーが使う機会はほぼありません。
まとめ
この記事では、デバイスマネージャーの開き方について解説しました。
Windows PC:
- デバイスマネージャーは9つの方法で開ける
- 最速: Windowsキー + X → M(5秒)
- 最も簡単: 検索機能を使う(10秒)
- 頻繁に使う: デスクトップにショートカット作成
- コマンド: Win + R → devmgmt.msc
Android スマホ:
- 「デバイスマネージャー」という機能はない
- デバイス情報: 設定→デバイス情報
- 開発者向けオプション: ビルド番号を7回タップ
- 詳細情報: Device Infoなどのアプリを使用
iPhone:
- デバイス情報: 設定→一般→情報
- 紛失時: 「探す」アプリ
重要ポイント:
- Windows PCの「デバイスマネージャー」とスマホの「デバイスを探す」は全く別物
- スマホには「デバイスマネージャー」という名称の機能はない
- PC用途ならWindows+Xメニューが最速
- スマホの詳細情報は設定→デバイス情報で確認
- 開発者向けオプションは慎重に使用
この記事を参考にして、デバイスマネージャーやデバイス情報に簡単にアクセスできるようになりましょう!

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