Dartのリストが持つ「removeメソッド」の使い方を解説します。
使い方
「removeメソッド」は、引数に削除したい「値」を指定します。
具体的には、リスト内に指定した要素があるかを調べて、もしあったら削除します。
以下は、特定の文字列を削除する例です。
var list = <String>["a","b","c"];
//"b"は要素にある?あるなら削除してね
list.remove("b");
上記の例では、removeメソッドに、「”b”」を指定して削除しています。
このようにリスト内を検索して、削除することが出来るのです。
注意点は、リストが削除したい値を複数持つ場合は、最初の方にある要素1つしか消さない点です。
var list = <String>["a","b","c","b"];
list.remove("b");
上記のコードでは、リストが「”b”」を2つ持っていますが、左側のリストしか削除されていません。
このように特定の値を1つしか消すことが出来ません。
まとめ
removeメソッドは、リスト内に値があったら削除するメソッドです。
言い換えると、リスト内に指定した値があるかを調べ、存在するならば消しておくメソッドです。
「値」の指定は、removeメソッドの引数で行います。
また、消したい値が2つ以上あっても1つしか消されないのに気をつけてください。
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