Dart言語で、変数の型を定義する方法を解説します。
方法

Dartで変数を定義する方法は、主に3つあります。
var
1つ目は、「var」キーワードを使う方法です。
var name = "Tarou";
var num = 0;
この方法は、型を明記せずに定義する方法です。
変数の型は、コンパイラーによって推測され、自動的に適切なものが定義されます。
明記する方法
2つ目は、Dartで用意されている型をしっかり明記する方法です。
String name = "Tarou";
int num = 0;
文字列(String)型や整数型(int)などで、はっきり指定します。
dynamic

3つ目は、「dynamic」キーワードを使う方法です。
dynamic name = "Tarou";
dynamic num = 0;
型は、コンパイラーによって自動的に評価されるようになっています。
「var」キーワドと同じように見えますが、「dynamic」はプログラムの実行中に型を決定します。
なので、あまり推奨されていない方法です。
Dartのガイドラインでも、「本当に必要な時以外は極力使わないようにする」のようなことが言われています。
まとめ
Dartで型を定義する方法は、主に次の3つです。
- var
- 型を明記する方法
- dynamic
基本的には、「var」と「型を明記する方法」のどちらかを使います。
好みも関係してきますが、必要な時以外は「var」を使った方が良いと思います。(ListやMapなどは冗長性を招くから)
また、他にも「final」や「const」といったものもあります。
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