Dartのリストには、フィルター処理をする「whereメソッド」があります。
この記事では、リストの「whereメソッド」の使い方を解説します。
使い方

whereメソッドは、引数に次のようなコールバック関数を指定します。
Bool test(T a) => condition
引数で、リストから取り出した要素を受け取ります。
「T」は、リストの要素の型になります。
また、「condition」は、Bool値を返す「条件式」を指定します。
そして、このコールバック関数が、「true」を返したメ要素だけが新しいリストの要素となります。
以下は、実際の使用例です。
var list = <int>[1, 2, 3, 4, 5];
var other = list.where((int a) => a > 3)
.toList();
print(other);

「a > 3」が、要素に対する条件式に当たります。
「a > 3」が「true」になる時、つまり3より大き要素が残ることになります。
また、whereメソッドで作られるのは、List型ではなくIterable型です。
なので、toList()メソッドを呼び出してリストに変換する必要があります。
まとめ
whereメソッドを使うには、次の2つが必要です。
- 要素を判定する条件式を持つコールバック関数
- toListメソッド
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