どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
この記事では、Dartのアンダーラインが持つ機能を解説します。
機能
アンダーラインには、主に2つの機能があります。
private

1つは、クラスのプロパティやメソッドを「private(プライベート)」にする機能です。
「private」とは、同じクラス内でしか対象のプロパティやメソッドを使えないようにするものです。
プロパティやメソッドは、名前の先頭に「_」を付けることで、「private」になります。
class Person {
String _person = "Name";
int _age = 20;
}
引数の省略

もう1つは、「引数の省略」です。
関数やメソッド、クラスなどでは、呼び出す際に引数を使わなければいけません。
ですが、引数を指定しても、その引数を使わないということもあります。
例えば、Flutterの「buildメソッド」は、「BuildContext」という引数を持っているのですが、使わないことが多いです。
こういった使わない引数を、呼び出す際に省略するのが「アンダーライン( _ )」です。
//通常
build : (BuildContext context) {
//コード
}
//使わない引数を省略
build : (_) {
//コード
}
引数が省略できるといっても、引数を処理で使う場合には、省略せずに記述しなければいけません。
あくまで処理で使わない時には、省略できるというものです。
まとめ
アンダーラインには、次のような機能があります。
- プロパティやメソッドのprivate化(変数やクラス自体にも使える)
- 使わない引数を省略
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