「Copilotで生成した画像のサイズを変更したいのに、できない…」
「正方形じゃなくて、横長の画像が欲しいんだけど」
Microsoft Copilotの画像生成機能を使っていて、こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は、Copilotの画像生成におけるサイズ変更には、無料版と有料版で大きな違いがあります。また、最近の仕様変更により、以前とは設定方法が変わっている部分もあるんです。
この記事では、Copilotで生成される画像のサイズについて、基本情報から変更方法、無料版・有料版の違い、そして「サイズが変えられない!」という時の対処法まで、徹底的に解説します。
Copilot画像生成の基本:生成される画像サイズとは

デフォルトの画像サイズ
Microsoft Copilot(旧Bing Image Creator)で生成される画像は、DALL-E 3という高性能なAI画像生成モデルを使用しています。
無料版のデフォルトサイズ:
- 1024×1024ピクセルの正方形
- アスペクト比:1:1(正方形)
- 解像度は固定
このサイズは、SNSのプロフィール画像やアイコンなどには適していますが、ブログのアイキャッチ画像やプレゼンテーション資料には横長の方が使いやすいことも多いですよね。
同時に生成される枚数
Copilotで画像生成を指示すると、一度に4枚の異なるバリエーションが生成されます。
その中から気に入った画像を選んで、ダウンロードや共有ができる仕組みです。
無料版と有料版(Copilot Pro)の違い
画像生成におけるサイズ変更機能は、無料版と有料版で大きく異なります。
無料版の制限
無料版の特徴:
- 画像サイズ:1024×1024ピクセル固定
- アスペクト比:1:1(正方形)のみ
- サイズやアスペクト比の変更:不可
- ブースト回数:1日15回まで
無料版では、生成される画像のサイズを直接指定することができません。正方形の画像のみが生成されます。
有料版(Copilot Pro)の機能
Copilot Proの特徴:
- 画像サイズ指定:可能
- アスペクト比:正方形(1:1)と横長(16:9)を選択可能
- ブースト回数:1日100回まで
- 月額料金:3,200円(2025年11月時点)
有料版にアップグレードすることで、アスペクト比を選択できるようになります。
ただし、縦長(9:16など)のアスペクト比には現在対応していない点には注意が必要です。
プラン比較表
| 機能 | 無料版 | Copilot Pro(有料版) |
|---|---|---|
| 画像サイズ | 1024×1024固定 | サイズ指定可能 |
| アスペクト比 | 1:1のみ | 1:1、16:9 |
| ブースト回数 | 15回/日 | 100回/日 |
| 生成速度(ブースト切れ後) | 最大5分 | 最大5分 |
| 月額料金 | 無料 | 3,200円 |
| 画像編集機能 | なし | あり |
画像サイズを変更する方法(有料版)

Copilot Proを契約している場合、以下の方法で画像サイズを変更できます。
方法1:生成時にアスペクト比を指定
手順:
- Copilotの画面を開く
- 画像生成のプロンプトを入力
- 生成された画像の中から1枚を選択
- 画像をクリックすると、右下に編集アイコン(または機能ボタン)が表示される
- アイコンをクリックして、正方形(Square)または横長(Landscape)を選択
注意点:
- この機能は地域やアカウント設定によって、表示される場所が異なる場合があります
- 最近の仕様変更により、自動的にDesignerに遷移する場合もあります
方法2:プロンプトに含める
画像生成の際に、プロンプト(指示文)の中にアスペクト比を明記することで、希望のサイズに近い画像を生成できる場合があります。
プロンプト例:
「海辺の風景、16:9の横長画像、明るい雰囲気」
"A beach landscape in 16:9 aspect ratio, bright and cheerful mood"
または、以下のような表現を加える方法も有効です:
- 「landscape(横長)」
- 「wide view(広い視野)」
- 「panoramic(パノラマ)」
ただし、プロンプトに含めるだけでは確実に指定サイズになるわけではありません。あくまで「推奨」として機能します。
方法3:Designerで編集する
生成した画像を選択すると、Microsoft Designerという画像編集ツールに移動する場合があります。
Designer上では:
- 画像のトリミング
- サイズ調整
- スタイル変更(ピクセルアート、クレイメーション、ポリゴン風など)
といった編集が可能です。
無料版でサイズを変更したい場合の対処法
「無料版を使っているけど、どうしても横長の画像が欲しい!」
そんな時は、以下の方法を試してみましょう。
対処法1:生成後に外部ツールでリサイズ
生成された正方形の画像を、外部の画像編集ツールでリサイズ・拡張する方法です。
おすすめの無料ツール:
1. ClipDrop(生成塗りつぶし機能)
- 無料で使える画像加工サイト
- AIが画像の余白部分を自動的に塗りつぶしてくれる機能がある
- 正方形の画像を横長に引き伸ばす際に便利
2. Canva(無料版)
- デザインツールとして有名
- 画像のサイズ変更やトリミングが簡単
- テンプレートも豊富
3. PhotoScape X(無料アプリ)
- Windows/Mac対応の無料画像編集ソフト
- リサイズ、トリミング、結合など基本機能が充実
注意点:
単純にトリミングや引き伸ばしをすると、画像の一部が切れたり、画質が劣化したりする可能性があります。生成塗りつぶし機能があるツールを使うと、より自然な仕上がりになります。
対処法2:プロンプトを工夫する
無料版でも、プロンプトの工夫次第で横長に見える画像を生成できる場合があります。
工夫のポイント:
- 「パノラマビュー」「広い風景」といった、横長を連想させる言葉を使う
- 「左から右に広がる」「水平線が見える」など、横方向を意識した表現を加える
例:
「広大な草原、地平線まで続く景色、パノラマビュー、明るい青空」
ただし、生成されるのはあくまで正方形の画像なので、構図が横長に見えるだけという点は理解しておきましょう。
対処法3:複数の画像を組み合わせる
必要に応じて、複数の画像を横に並べて1枚の横長画像を作成する方法もあります。
この場合、画像編集ソフトやPowerPointなどを使って、画像を結合します。
よくある問題と解決策

Copilotの画像生成でサイズに関する問題が起きた時の対処法をまとめました。
問題1:Copilot Proなのに正方形しか生成されない
原因:
- 地域設定が影響している可能性
- アカウントの設定が反映されていない
- 最近の仕様変更による影響
解決策:
- 地域設定を確認
- Copilotの設定で、地域を「USA(アメリカ)」に変更してみる
- 地域によって利用できる機能が異なる場合があります
- キャッシュをクリア
- ブラウザのキャッシュと閲覧履歴を削除
- 一度サインアウトしてから、再度サインイン
- プロンプトに明記
- 「16:9のアスペクト比で生成してください」と明示的に指示
- フィードバックを送信
- Copilotの画面右下にある「フィードバック」ボタンから、問題を報告
- Microsoftの開発チームに直接届きます
問題2:アスペクト比を変更したら、画像の内容が変わってしまった
原因:
アスペクト比を変更すると、AIが画像を再生成するため、内容が変わることがあります。
解決策:
- 元の画像をダウンロードしてから変更
- 気に入った画像は、まずダウンロードして保存
- その後、別途アスペクト比を変更した画像を生成
- 外部ツールで加工
- 再生成ではなく、元の画像を外部ツールで引き伸ばす方法を検討
- プロンプトを保存
- 使用したプロンプトをメモしておき、必要に応じて再度生成
問題3:有料版にしたら横長しか生成されなくなった
一部のユーザーから報告されている現象で、Copilot Proにアップグレードした後、正方形の画像が生成できなくなったというケースがあります。
解決策:
- プロンプトに「square(正方形)」と明記
- 「1:1のアスペクト比で正方形の画像を生成してください」
- 無料アカウントも併用
- 正方形が必要な場合は、別の無料アカウントを使用
- Microsoftサポートに問い合わせ
- これは本来の仕様ではない可能性があるため、サポートに報告
問題4:サイズ変更のボタンが見つからない
解決策:
- 生成方法を変える
- Windows のCopilotアプリではなく、Webブラウザ版のCopilotを使用
- Microsoft Edgeの右上にあるCopilotアイコンから起動
- Bingチャット内で生成
- Bingの検索画面からCopilotにアクセス
- チャット形式で画像を生成すると、オプションが表示されやすい
- 画像を選択してから探す
- 生成された4枚の中から1枚を選択
- 画像の右下や周辺に、小さなアイコンが表示されていないか確認
縦長(ポートレート)の画像は生成できる?
「スマホの壁紙用に、縦長の画像が欲しいんだけど…」
残念ながら、2025年11月現在、Copilotでは縦長(9:16など)のアスペクト比には対応していません。
利用可能なアスペクト比
Copilot Proで選択可能:
- 1:1(正方形)
- 16:9(横長・ランドスケープ)
対応していない:
- 9:16(縦長・ポートレート)
- その他のカスタム比率
縦長画像が必要な場合の代替案
1. ChatGPT Plus(DALL-E 3)を利用
- 月額20ドル(約3,000円)
- 縦長を含む、様々なアスペクト比に対応
- プロンプトで「9:16のアスペクト比で」と指定可能
2. Midjourney
- 月額10ドル〜
- アスペクト比を自由に設定可能
--ar 9:16のようなパラメータで指定
3. Stable Diffusion
- 無料(ローカル環境で実行)
- 高性能なGPUが必要
- サイズを完全にカスタマイズ可能
4. 正方形画像を加工
- Copilotで正方形の画像を生成
- 画像編集ツールで上下に余白を追加し、縦長に加工
ブーストとは?生成速度への影響
Copilotの画像生成には「ブースト」という仕組みがあります。
ブーストの基本
ブーストとは:
画像生成を高速化するためのクレジットのようなもの
回数制限:
- 無料版:1日15回まで
- Copilot Pro:1日100回まで
ブーストがある間は、画像生成が数十秒程度で完了します。
ブーストを使い切った後
ブーストの回数制限に達すると:
- 画像生成は引き続き可能
- ただし、生成時間が大幅に延びる(最大5分程度)
ビジネスで頻繁に使用する場合は、有料版がおすすめです。
ブースト回数の確認方法
- Copilotの画面を開く
- 画像生成の入力欄付近に、残りのブースト回数が表示される
- 「ブースト残り:10回」のような形で確認可能
画像の保存とダウンロード

生成した画像は、簡単に保存・ダウンロードできます。
ダウンロード方法
- 生成された4枚の画像の中から、気に入ったものを選択
- 画像の右側にある「↓(ダウンロード)」アイコンをクリック
- または、画像を右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択
保存される形式
- ファイル形式:JPEG または PNG
- 解像度:1024×1024ピクセル(正方形の場合)
画像は自動的に連番のファイル名で保存されます。
商用利用は可能?著作権について
「Copilotで生成した画像を、ビジネスで使っても大丈夫?」
この疑問については、慎重に考える必要があります。
Copilotの利用規約
Microsoftの「Copilot AIエクスペリエンスの使用条件」によると:
本オンラインサービスを使用することは、知的財産権、またはその他のデータの所有権をお客様に付与することにはならない
つまり、生成された画像の所有権は、必ずしもユーザーに帰属しないということです。
商用利用の推奨
安全な使い方:
- 非営利目的での利用
- 個人ブログのアイキャッチ画像
- 趣味のプロジェクト
- 学習目的
避けるべき使い方:
- 商品の販売に直接使用
- 企業のロゴや公式資料
- 有料コンテンツの素材として使用
どうしても商用利用したい場合:
- 有料の商用利用可能な画像生成AIを検討
- 例:Adobe Firefly(商用利用が明確に許可されている)
- 専門家(弁護士など)に相談
その他の画像生成時の設定
サイズ以外にも、画像生成時に影響を与える要素があります。
画像のスタイル指定
プロンプトで以下のようなスタイルを指定できます:
- 写実的:「photorealistic(写真のようにリアル)」
- イラスト風:「illustration(イラスト)」「cartoon(漫画風)」
- 水彩画風:「watercolor painting(水彩画)」
- 油絵風:「oil painting(油絵)」
- ピクセルアート:「pixel art(ドット絵)」
- 3Dレンダリング:「3D rendering(3D風)」
色調の指定
- 「明るい雰囲気」「暗めのトーン」
- 「暖色系」「寒色系」
- 「モノクロ」「セピア調」
構図の指定
- 「中央に配置」「左側に」
- 「上から見下ろす視点」「低い視点から」
- 「クローズアップ」「引きの構図」
まとめ
Microsoft Copilotの画像生成におけるサイズ変更について、ポイントをおさらいしましょう。
重要ポイント
- 無料版では1024×1024の正方形のみ、サイズ変更不可
- Copilot Pro(月額3,200円)では16:9の横長も選択可能
- 縦長(9:16)には現在非対応
- 無料版で横長が必要な場合は、外部ツールで加工
- ブーストは無料版15回/日、有料版100回/日
- 商用利用は慎重に、基本的には非営利目的での使用を推奨
どちらを選ぶべき?
無料版がおすすめの人:
- 画像生成を試してみたい初心者
- 正方形の画像で十分な用途
- 1日の生成回数が15回以内で収まる
- 個人の趣味で使用
Copilot Proがおすすめの人:
- 横長の画像が頻繁に必要
- ビジネスで大量の画像を生成する
- 生成速度が重要
- より高度な編集機能を使いたい
最後に
Copilotの画像生成機能は、無料でも十分に使える素晴らしいツールです。
サイズに関する制限はありますが、工夫次第で様々な用途に活用できます。
まずは無料版で試してみて、必要に応じて有料版へのアップグレードを検討するのが賢い選択といえるでしょう。
画像生成AIの世界は日々進化しています。今後、より多くのアスペクト比や解像度のオプションが追加される可能性も十分にありますので、定期的に最新情報をチェックすることをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1. 無料版で生成した画像を、後から有料版でサイズ変更できますか?
A:いいえ、以前に生成した画像を後からサイズ変更することはできません。サイズを変更するには、同じプロンプトで再度画像を生成する必要があります。ただし、再生成すると画像の内容が変わってしまう可能性があります。
Q2. 1024ピクセルより大きい高解像度の画像は生成できますか?
A:現在、Copilotでは1024×1024ピクセルが最大解像度です。それ以上の高解像度画像が必要な場合は、生成後に画像のアップスケーリングツール(Topaz Gigapixel AI、waifu2xなど)を使用して、解像度を上げることができます。
Q3. 生成された4枚の画像は、すべて同じサイズですか?
A:はい、一度に生成される4枚の画像はすべて同じサイズとアスペクト比です。異なるサイズの画像が必要な場合は、個別に生成し直す必要があります。
Q4. スマートフォンアプリでもサイズ変更できますか?
A:Copilot ProのスマートフォンアプリでもWebブラウザ版と同様に、アスペクト比の選択が可能です。ただし、アプリのバージョンや端末によって、表示される設定画面が異なる場合があります。
Q5. プロンプトに具体的な「1920×1080」のようなピクセル数を指定できますか?
A:プロンプトに「1920×1080」と指定しても、実際の出力サイズには反映されません。Copilotは「1:1」や「16:9」といったアスペクト比で管理しており、具体的なピクセル数は指定できない仕様になっています。
Q6. 画像を生成した後、トリミングはできますか?
A:Copilot上での直接的なトリミング機能は限定的ですが、Microsoft Designerに移動すると、トリミングやサイズ調整などの編集が可能です。また、ダウンロードした画像を外部の画像編集ツールで自由にトリミングすることもできます。
Q7. ブーストを使い切った後も、同じ品質の画像が生成されますか?
A:はい、品質は変わりません。ブーストは生成速度のみに影響し、生成される画像のクオリティには影響しません。時間がかかっても、同じDALL-E 3モデルで同品質の画像が生成されます。
この記事が、Microsoft Copilotの画像生成におけるサイズ変更について理解を深めるお役に立てれば幸いです。
AI画像生成を上手に活用して、クリエイティブな作業を効率化していきましょう!


コメント