「パソコンを起動したら、いつの間にかCopilotが入ってる…」
「勝手にインストールされたCopilotを削除したい!」
Windows Updateを行った後、突然タスクバーにCopilotのアイコンが表示されて困惑した経験はありませんか?
実は、この「Copilotが勝手にインストールされる」現象は、多くのWindowsユーザーが直面している問題なんです。
この記事では、なぜCopilotが勝手に入るのか、その理由から削除・無効化する方法、そして今後同じことが起こらないための対策まで、徹底的に解説します。
「使わないから消したい」「自動起動を止めたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。
なぜCopilotが勝手にインストールされるのか

Windows Updateによる自動インストール
Copilotが勝手に入る最大の原因は、Windows Updateによる自動インストールです。
Microsoftは、新機能やセキュリティ更新プログラムを定期的に配信しています。その中に、Copilotのような新機能が含まれていることがあるんです。
インストールのタイミング:
- Windows 10:バージョン22H2以降の更新プログラム適用時
- Windows 11:2023年12月以降の更新プログラム適用時
特に、自動更新をオンにしている場合、ユーザーの許可なくCopilotがインストールされます。
システムコンポーネントとして組み込まれる
当初、Copilotは通常のアプリではなく、Windowsのシステムコンポーネントとして組み込まれていました。
これは、Windowsの機能の一部として扱われるということです。
そのため:
- 「アプリと機能」の一覧で「アンインストール」がグレーアウト(選択不可)
- 通常の方法では削除できない
- 自動的にタスクバーにアイコンが表示される
ただし、2024年10月以降の更新プログラムでは、Copilotが独立したアプリとして提供されるようになり、アンインストールが可能になってきています。
Microsoftの戦略
Microsoftは、AI技術の普及を目的として、Copilotを積極的に展開しています。
Microsoft側の狙い:
- Windows、Office、Edgeなど、すべてのMicrosoft製品にAIを統合
- ユーザーにAIアシスタントを標準として使ってもらう
- 将来的な有料プランへの誘導
ユーザーの同意を得ずに新機能を追加する方法には、多くの批判があるのも事実です。
Copilotは削除しても大丈夫?安全性と危険性
「勝手に入ったCopilotを削除しても問題ないの?」
そんな不安を持つ方も多いでしょう。
削除しても問題ない理由
結論:削除・無効化しても、Windows自体に問題は起こりません
Copilotは、以下の理由から削除しても安全です:
- あくまで追加機能
- Windowsの基本動作には影響しない
- システムの安定性には関係ない
- 他のアプリとの連携も必須ではない
- Word、Excel、PowerPointなどは、Copilotなしでも通常通り使える
- 一部の連携機能が使えなくなるだけ
- 後から再インストール可能
- 必要になれば、Microsoft Storeから再度インストールできる
Copilotを使わないほうが良いケース
以下のような場合は、Copilotを削除・無効化することをおすすめします:
1. 情報漏洩のリスクを避けたい
Copilotに入力したデータは、AIの学習に使用される可能性があります。
- 会社の機密情報
- 個人情報
- パスワードやクレジットカード情報
これらを誤って入力してしまうと、情報が外部に保存されるリスクがあります。
2. PCのリソースを節約したい
古いパソコンや低スペックのPCでは:
- Copilotがバックグラウンドで動作
- CPUやメモリを消費
- 動作が重くなる原因に
3. 自動起動が邪魔
- 起動のたびにCopilotが勝手に開く
- 作業の邪魔になる
- ショートカットキー(Win + C)で誤って起動してしまう
4. 社内ルールで禁止されている
企業や組織によっては:
- AIアシスタントの使用を制限
- セキュリティポリシーで禁止
- 情報管理の観点から削除が必要
Copilotの料金について
「勝手にインストールされて、料金が発生したりしない?」
安心してください。基本的な機能は無料です。
無料で使える機能:
- チャット機能
- Web検索
- 画像生成(制限あり)
- 基本的なアシスタント機能
有料プラン(Copilot Pro):
- 月額3,200円
- Microsoft 365 Copilot(法人向け):月額4,497円
勝手に有料プランに加入することはありません。有料プランは、自分で明示的に契約しない限り、料金は発生しません。
Copilotを削除・アンインストールする方法
それでは、実際にCopilotを削除する方法を見ていきましょう。
Windowsのバージョンやアップデート時期によって、方法が異なります。
方法1:設定メニューからアンインストール(最新版)
2024年10月以降の更新プログラムが適用されている場合、Copilotは通常のアプリとしてアンインストールできます。
手順:
- 「設定」を開く
- Windowsキー + I を押す
- またはスタートメニューから「設定」を選択
- 「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
- 「Copilot」または「Microsoft Copilot」を探す
- リストをスクロールして見つける
- 検索ボックスで「copilot」と入力すると早い
- 右側の「…」(3点リーダー)をクリック
- 「アンインストール」を選択
- 確認画面で再度「アンインストール」をクリック
- アンインストールが完了したら、PCを再起動
これで、Copilotが完全に削除されます。
方法2:スタートメニューからアンインストール
手順:
- スタートメニューを開く
- 「すべてのアプリ」を表示
- 「Copilot」を見つけて右クリック
- 「アンインストール」を選択
- 確認画面で「アンインストール」をクリック
簡単ですね!
方法3:Microsoft Edgeからアンインストール
Copilotは、Microsoft Edgeの拡張機能としてもインストールされている場合があります。
手順:
- Microsoft Edgeを開く
- アドレスバーに「edge://apps/」と入力してEnter
- Webアプリ管理ページが表示される
- 「Copilot」の右側にある「…」をクリック
- 「アンインストール」を選択
- 設定画面が開くので、「アンインストール」セクションで「アンインストール」をクリック
- 確認画面で再度「アンインストール」をクリック
方法4:PowerShellを使用した削除(上級者向け)
より確実にCopilotを削除したい場合は、PowerShellを使用します。
手順:
- PowerShellを管理者として起動
- スタートメニューを右クリック
- 「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を選択
- 以下のコマンドを入力してEnter
Get-AppxPackage *Copilot* | Remove-AppxPackage
または、すべてのユーザーから削除する場合:
Get-AppxPackage -AllUsers -Name "Microsoft.Windows.Copilot" | Remove-AppxPackage -AllUsers
- コマンドが実行されるのを待つ
- PCを再起動
方法5:Wingetを使用した削除
Wingetは、Windowsの公式パッケージマネージャーです。
手順:
- ターミナルを管理者として起動
- 以下のコマンドを入力してEnter
winget uninstall --id Microsoft.Copilot_8wekyb3d8bbwe
- 確認メッセージが表示されたら、削除を確定
- 完了したら、PCを再起動
Copilotを無効化する方法(削除できない場合)

「アンインストールしようとしても、ボタンがグレーアウトしている…」
そんな場合は、完全な削除はできませんが、無効化して表示させないようにすることは可能です。
方法1:タスクバーから非表示にする(最も簡単)
手順:
- タスクバーを右クリック
- 「タスクバーの設定」を選択
- 「Copilot」のトグルスイッチを「オフ」に変更
これで、タスクバーからCopilotのアイコンが消えます。
注意:この方法では、Copilot自体は削除されず、アイコンが非表示になるだけです。Win + C キーで起動することはまだ可能です。
方法2:グループポリシーで無効化(Windows Pro/Enterprise)
Windows Home版では使用できません。Pro版またはEnterprise版が必要です。
手順:
- グループポリシーエディタを開く
- Windowsキー + R を押す
- 「gpedit.msc」と入力してEnter
- 以下の階層に移動
ユーザーの構成
→ 管理用テンプレート
→ Windows コンポーネント
→ Windows Copilot
- 「Windows Copilotをオフにする」をダブルクリック
- 「有効」を選択
- 「適用」→「OK」をクリック
- PCを再起動
これで、Copilotが完全に無効化されます。
方法3:レジストリで無効化(Windows Home版でも可能)
警告:レジストリの編集は、間違えるとWindowsが正常に動作しなくなる可能性があります。必ずバックアップを取ってから作業してください。
手順:
- レジストリエディタを開く
- Windowsキー + R を押す
- 「regedit」と入力してEnter
- 以下のパスに移動
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows
- 「Windows」を右クリック→「新規」→「キー」を選択
- 新しいキーの名前を「WindowsCopilot」に変更
- 「WindowsCopilot」キーを右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択
- 新しい値の名前を「TurnOffWindowsCopilot」に変更
- 「TurnOffWindowsCopilot」をダブルクリック
- 値のデータを「1」に設定
- 「OK」をクリック
- PCを再起動
これで、CopilotがWindows全体で無効化されます。
Copilotの自動起動を停止する方法
「削除はしたくないけど、勝手に起動するのを止めたい」
そんな場合は、自動起動を無効にしましょう。
方法1:Copilotアプリ内の設定を変更
手順:
- Copilotを起動
- 右上の「設定」アイコン(歯車マーク)をクリック
- 「ログイン時に自動開始」のチェックを外す
- 設定を閉じる
これで、Windows起動時にCopilotが自動で開かなくなります。
方法2:Windowsの設定から無効化
手順:
- 「設定」を開く(Windowsキー + I)
- 「アプリ」→「スタートアップ」を選択
- 「Copilot」を探す
- トグルスイッチを「オフ」に変更
これで、スタートアップからCopilotが除外されます。
方法3:タスクマネージャーから無効化
手順:
- タスクマネージャーを開く
- Ctrl + Shift + Esc を同時押し
- 「スタートアップ」タブをクリック
- 「Copilot」を見つけて選択
- 右下の「無効にする」ボタンをクリック
- タスクマネージャーを閉じる
次回の起動から、Copilotが自動で開かなくなります。
今後Copilotが勝手にインストールされないようにする対策
一度削除しても、Windows Updateで再びインストールされる可能性があります。
対策1:Windows Updateの設定を見直す
自動更新を一時停止する:
- 「設定」→「Windows Update」を開く
- 「更新の一時停止」を選択
- 最大5週間まで一時停止可能
オプション機能の自動インストールをオフにする:
- 「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」
- 「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオフ
これで、新機能が勝手に追加されるのを防げます。
対策2:カスタムインストールを選択
ソフトウェアをインストールする際は、カスタムインストールを選択しましょう。
- 不要なツールやオプション機能をオフにできる
- 意図しない機能の追加を防げる
対策3:グループポリシーで恒久的に無効化
前述のグループポリシーでCopilotを無効化しておけば、今後のアップデートでも再び有効化されることはありません。
Copilotを再インストール・有効化する方法
「やっぱりCopilotを使いたくなった」
そんな時のために、再インストール方法もお伝えします。
Microsoft Storeからインストール
- Microsoft Storeを開く
- 検索ボックスで「Copilot」と入力
- 「Microsoft Copilot」を選択
- 「入手」または「インストール」をクリック
- インストールが完了したら、Copilotを起動
グループポリシーで再有効化
- グループポリシーエディタを開く
- 「Windows Copilotをオフにする」を開く
- 「未構成」または「無効」を選択
- PCを再起動
レジストリで再有効化
- レジストリエディタを開く
- 「TurnOffWindowsCopilot」の値を「0」に変更
- または、「TurnOffWindowsCopilot」を削除
- PCを再起動
よくあるトラブルと解決方法

問題1:アンインストールボタンがグレーアウトして押せない
原因:
Copilotがシステムコンポーネントとして組み込まれている
解決策:
- グループポリシーまたはレジストリで無効化
- タスクバーから非表示にする
- Windows Updateを最新にして、アプリ版に更新
問題2:削除したのに、また出てきた
原因:
Windows Updateで再インストールされた
解決策:
- グループポリシーで恒久的に無効化
- Windows Updateの設定を見直す
問題3:Win + C で起動してしまう
原因:
Copilotのショートカットキーが有効になっている
解決策:
レジストリでショートカットキーを無効化:
- レジストリエディタを開く
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advancedに移動- 「ShowCopilotButton」という値を「0」に設定
- PCを再起動
問題4:Microsoft Edgeを開くとCopilotが起動する
原因:
EdgeにCopilot拡張機能がインストールされている
解決策:
- Edgeの「edge://apps/」からCopilotをアンインストール
- または、Edge自体を使わず、Chrome等の別ブラウザを使用
問題5:削除してもタスクバーにアイコンが残っている
原因:
タスクバーのキャッシュが残っている
解決策:
- タスクバーの設定からCopilotをオフ
- PCを再起動
- それでも消えない場合は、エクスプローラーを再起動
まとめ
Microsoft Copilotが勝手にインストールされる問題について、対処法をおさらいしましょう。
重要ポイント
- Copilotは Windows Updateで自動的にインストールされる
- 削除しても、Windowsの動作に問題はない
- 基本機能は無料、勝手に課金されることはない
- 削除方法は複数あり、バージョンによって異なる
- 完全削除できない場合は、無効化で対応可能
- 再インストールされないためには、グループポリシーやレジストリで恒久的に無効化
おすすめの対処法
初心者の方:
- タスクバーから非表示にする
- 設定メニューからアンインストール
中級者以上の方:
- グループポリシーで無効化(Pro/Enterprise版)
- レジストリで無効化(Home版)
完全に削除したい方:
- PowerShellまたはWingetを使用
- その後、グループポリシーで再インストール防止
最後に
Copilot自体は、便利なAIアシスタント機能です。
ただし、ユーザーの同意なく勝手にインストールされるという点が、多くの不満を生んでいます。
「使わないなら削除・無効化する」「使うならプライバシーに注意して活用する」
自分のニーズに合わせて、賢く付き合っていきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. Copilotを削除すると、Officeの機能に影響はありますか?
A:影響ありません。Word、Excel、PowerPointなどは、Copilotなしでも通常通り使用できます。ただし、Office内のCopilot連携機能(有料)は使えなくなります。
Q2. 削除後、再びCopilotが必要になった場合、簡単に戻せますか?
A:はい、Microsoft Storeから簡単に再インストール可能です。また、グループポリシーやレジストリで無効化した場合も、設定を戻せば再度使えるようになります。
Q3. Copilotを削除すると、他のMicrosoftサービスにログインできなくなりますか?
A:いいえ、ログインには影響しません。OneDrive、Outlook、Microsoft 365など、他のMicrosoftサービスは通常通り使用できます。
Q4. Windows 10でもCopilotは勝手にインストールされますか?
A:はい、Windows 10でもバージョン22H2以降で自動インストールされる場合があります。対処法はWindows 11と同様です。
Q5. 企業や学校のPCでCopilotを削除しても大丈夫ですか?
A:管理者権限がある場合は削除可能ですが、組織のIT部門に確認することをおすすめします。グループポリシーで制限されている場合、個人では削除できないことがあります。
Q6. Copilotを使うと、入力したデータはどこに保存されますか?
A:Copilotに入力したデータは、Microsoftのサーバーに送信され、AIの学習に使用される可能性があります。機密情報や個人情報は入力しないよう注意してください。
Q7. Copilotを削除すると、PCの動作は速くなりますか?
A:低スペックのPCでは、若干の改善が見られる場合があります。Copilotがバックグラウンドで動作していた場合、CPUやメモリの負荷が減ります。ただし、劇的な変化は期待できません。
この記事が、Copilotが勝手にインストールされる問題を解決するお役に立てれば幸いです。
自分のPCは自分でコントロールして、快適なWindows環境を取り戻しましょう!

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