Copilotが画面右下から消えた!原因と5つの解決方法を徹底解説

プログラミング・IT

「あれ?いつの間にかCopilotのアイコンが消えてる…」

Windows 11を使っていて、画面右下にあったはずのCopilot(コパイロット)アイコンが突然消えてしまった経験はありませんか?

実は、2024年以降のWindowsアップデートによって、Copilotの表示方法が大きく変更されたんです。多くのユーザーが「消えた」と感じているのは、あなただけではありません。

この記事では、Copilotが消えた原因と、すぐに試せる解決方法を分かりやすく解説していきます。

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Copilotが右下から消えた3つの主な原因

原因1:Copilotが単体アプリに変更された

これが最も大きな理由です。

以前のCopilotは「Copilot in Windows(プレビュー版)」として、画面右下からサイドパネルのように開く仕組みでした。しかし、2024年後半からMicrosoftは仕様を変更し、Copilotを通常のアプリとして提供するようになりました。

つまり、右下の専用アイコンは廃止され、タスクバーの通常アプリとして配置されるようになったんですね。

原因2:Windowsアップデートで設定がリセットされた

特に注意が必要なのが、2024年2月から3月にかけてのWindowsアップデートです。

この時期の更新プログラム(KB5034765、KB5035942など)により、以下のような現象が報告されています:

  • タスクバー設定でCopilotが自動的にオフになる
  • 一部の環境でCopilotアプリ自体がアンインストールされる
  • 「デスクトップの表示」ボタンと入れ替わるように消える

原因3:システム要件を満たしていない

Copilotを使用するには、いくつかの条件があります:

  • Windows 11のバージョン:23H2以降(一部22H2でも可能)
  • アカウントの種類:Microsoftアカウントでのサインイン(ローカルアカウントでは利用不可)
  • 地域設定:対応地域に設定されている(日本は対応済み)

【解決方法1】タスクバー設定でCopilotをオンにする

最も簡単で効果的な方法です。まずはこれを試してみましょう。

手順:

  1. タスクバーの何もない場所を右クリック
  2. タスクバーの設定」を選択
  3. タスクバー項目」のセクションを探す
  4. Copilot」または「Copilot(プレビュー)」のスイッチをオンにする

これだけで、タスクバーにCopilotアイコンが表示されるはずです。

ポイント: すでにオンになっているのに表示されない場合は、一度オフにしてから再度オンにしてみてください。これで解決することも多いです。

【解決方法2】Microsoft StoreからCopilotを再インストールする

タスクバー設定に「Copilot」の項目自体が表示されない場合は、アプリがアンインストールされている可能性があります。

手順:

  1. Windowsキーを押す
  2. Microsoft Store」と入力して開く
  3. 検索バーに「Microsoft Copilot」と入力
  4. Copilotアプリのページを開き、「インストール」または「入手」をクリック
  5. インストール完了後、パソコンを再起動

再起動後、タスクバー設定を確認して、Copilotをオンにしましょう。

【解決方法3】Windows Updateを最新の状態にする

Copilotの動作には、最新のシステム更新が必要です。

手順:

  1. Windowsキーを押す
  2. 設定」を開く
  3. 左側メニューから「Windows Update」を選択
  4. 更新プログラムのチェック」をクリック
  5. 利用可能な更新がある場合は、すべてインストール
  6. 更新完了後、パソコンを再起動

更新後にタスクバー設定を確認すると、Copilotの項目が現れることがあります。

【解決方法4】Microsoftアカウントでサインインする

ローカルアカウントを使用している場合、Copilotが利用できない仕様になっています。

現在のアカウントタイプを確認する方法:

  1. 「設定」を開く
  2. 左上のユーザー名の下を確認
  3. ローカルアカウント」と表示されている場合は切り替えが必要

Microsoftアカウントへの切り替え手順:

  1. 設定画面で「アカウント」を選択
  2. ユーザーの情報」を開く
  3. Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」をクリック
  4. 画面の指示に従って設定を完了

切り替え後、パソコンを再起動すればCopilotが使えるようになります。

【解決方法5】キーボードショートカットで起動してみる

実は、タスクバーにアイコンが表示されていなくても、Copilotを起動できる方法があります。

ショートカットキー:

Windowsキー + C

このキーを同時に押すと、Copilotが起動します。アイコンは見えなくても、機能自体は有効になっているケースがあるんですね。

起動できた場合は、その後タスクバー設定を確認して、アイコンを表示させるようにしましょう。

補足:「デスクトップの表示」ボタンも消えた場合

Copilotアイコンの追加と同時に、タスクバー右端にあった「デスクトップの表示」ボタンが消えてしまった人もいるかもしれません。

これも簡単に復活できます。

手順:

  1. タスクバーの設定を開く
  2. タスクバーの動作」セクションを展開
  3. デスクトップを表示するには、タスクバーの隅を選択します」にチェックを入れる

これで右下隅をクリックすると、デスクトップが表示されるようになります。

Windows 10でCopilotが使えない場合

Windows 10でもCopilotは一部利用可能ですが、Windows 11ほど統合されていません。

Windows 10での使用方法:

  • Microsoft StoreからCopilotアプリをインストール
  • ブラウザ版のCopilotを利用(copilot.microsoft.com
  • Microsoft Edgeに統合されているCopilotを使用

Windows 10の場合、タスクバーへの統合は限定的なので、単体アプリとして使うのが一般的です。

よくある質問

Q1:Copilotは無料で使えますか?

はい、Windows 11に搭載されている基本的なCopilot機能は完全無料です。

有料版の「Copilot Pro」もありますが、通常の利用であれば無料版で十分です。

Q2:Copilotが勝手に消える現象は繰り返されますか?

Windowsアップデートのたびに設定がリセットされる可能性があります。その場合は、タスクバー設定を再度確認するだけで解決できます。

Q3:古いバージョンの「右側に開くCopilot」は使えないの?

残念ながら、プレビュー版の仕様は段階的に廃止されています。現在は単体アプリ版への移行が進んでおり、旧バージョンへの戻し方は公式には提供されていません。

まとめ

Copilotが画面右下から消えた場合の解決方法をおさらいしましょう。

試すべき5つの方法:

  1. タスクバー設定でCopilotをオンにする ← まずはコレ!
  2. Microsoft StoreからCopilotを再インストール
  3. Windows Updateを最新の状態にする
  4. Microsoftアカウントでサインインする
  5. ショートカットキー(Windows + C)で起動を試す

多くの場合、タスクバー設定の確認だけで解決します。それでも表示されない場合は、順番に他の方法を試してみてください。

Copilotは日々進化しているAIアシスタントなので、今後も仕様変更があるかもしれません。困ったときは、この記事を参考にして、落ち着いて対処してみてくださいね。

画面右下ではなくなりましたが、タスクバーから素早くアクセスできるようになったCopilot。ぜひ活用して、Windows 11をより便利に使いこなしましょう!

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