Copilotを使っていて、こんな経験はありませんか?
- 「取り消しています…」と表示されたまま何分も進まない
- 回答の途中で止まって、そのまま固まってしまう
- 「読み込んでいます…」がずっと続いて終わらない
- 「最終化しています」のメッセージから先に進まない
質問の答えが欲しいのに、画面が固まって何も操作できなくなると本当に困りますよね。
実は、Copilotが固まる問題は多くのユーザーが経験しています。でも、ほとんどの場合、適切な対処をすれば解決できるんです。
この記事では、Copilotが「取り消しています」の状態で終わらない原因と、今すぐ試せる解決方法を詳しく解説します。
「取り消しています」が表示される状況

まず、どんな時にこの問題が起きるのかを理解しましょう。
パターン1:応答中止ボタンを押した後
Copilotが回答を生成している最中に「応答を中止」や「停止」ボタンを押すと、「取り消しています…」と表示されます。
通常なら数秒で処理が完了するはずですが、そのまま固まってしまうことがあります。
パターン2:回答生成中に突然止まる
質問を送信した後、Copilotが回答を作成している途中で突然動かなくなります。
「考えています…」「生成しています…」といった表示のまま、何分待っても先に進みません。
パターン3:長い回答で途中フリーズ
長文の回答や、コードの生成、ファイルの作成など、複雑なタスクを依頼した時に発生しやすくなります。
途中まで回答が表示されていても、そこからピタッと止まってしまいます。
パターン4:ファイル生成で「最終化しています」
PowerPointやExcelファイルの作成を依頼すると「最終化しています…」「もうすぐ完成します…」と表示されたまま、何時間も待っても完成しません。
Copilotが固まる主な原因
なぜCopilotは固まってしまうのでしょうか?原因を理解すれば、対策も立てやすくなります。
原因1:サーバーの負荷・通信エラー
Copilotはクラウド上のサーバーで動作しています。
問題が起きやすい状況
- アクセスが集中する時間帯(平日の昼間や夕方)
- サーバーのメンテナンス中
- インターネット接続が不安定
- 通信速度が遅い
サーバーとの通信が途中で途切れると、処理が止まってしまいます。
原因2:リクエストが複雑すぎる
CopilotのAIが処理するには、あまりにも複雑な要求だった可能性があります。
複雑なリクエストの例
- 非常に長い文章の要約
- 大量のコードの分析
- 複数のファイルを同時に生成
- プロジェクト全体の詳細なレポート作成
AIモデルの処理能力を超えると、途中で止まってしまうことがあります。
原因3:ブラウザ・アプリの問題
使用しているブラウザやCopilotアプリ自体に問題がある場合もあります。
よくある原因
- ブラウザのメモリ不足
- キャッシュが溜まりすぎ
- 拡張機能との競合
- アプリのバグやグリッチ
特に長時間ブラウザを開きっぱなしにしていると、メモリが圧迫されます。
原因4:応答中止の処理失敗
「応答を中止」ボタンを押した時、通常はCopilotがタスクを即座に停止します。
しかし、処理のタイミングによっては中止命令がうまく伝わらず、Copilotが「取り消し中」の状態で固まってしまうことがあります。
原因5:Copilotの仕様上の制限
Copilotには、1つの回答で生成できる文字数や処理時間に制限があります。
制限を超えそうになると、予期しない動作をすることがあります。
すぐに試せる基本的な対処法
Copilotが固まったら、まずこれらの方法を試してみてください。
対処法1:ページを更新する(最も簡単)
一番シンプルで効果的な方法です。
手順
- キーボードのF5キーを押す
- またはCtrl + R(Mac:Command + R)
- ブラウザの更新ボタンをクリック
注意点
ページを更新すると、現在の会話内容が失われる可能性があります。重要な回答は事前にコピーしておきましょう。
対処法2:タブを閉じて新しく開く
ページの更新だけでは解決しない場合、タブごと閉じて開き直します。
手順
- Copilotのタブを閉じる
- ブラウザを完全に閉じる必要はない
- 新しいタブでCopilot(https://copilot.microsoft.com)にアクセス
これで通信がリセットされ、正常に動作することが多いです。
対処法3:ブラウザを再起動
タブを閉じても解決しない場合は、ブラウザ全体を再起動しましょう。
手順
- ブラウザのすべてのタブを閉じる
- ブラウザを完全に終了
- Windows:タスクマネージャーでプロセスを確認
- Mac:Command + Qで完全終了
- ブラウザを再度起動
- Copilotにアクセス
メモリがクリアされて、動作が改善されます。
対処法4:別のブラウザを試す
使っているブラウザに問題がある可能性があります。
試すべきブラウザ
- Microsoft Edge(最も相性が良い)
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
Edgeで試していない人は、まずEdgeを使ってみてください。Copilotとの相性が最適化されています。
対処法5:シークレット/プライベートモードで試す
拡張機能やキャッシュの影響を排除できます。
シークレットモードの開き方
- Edge/Chrome:Ctrl + Shift + N
- Firefox:Ctrl + Shift + P
- Mac:Command + Shift + N(またはP)
シークレットモードで正常に動作すれば、ブラウザの設定や拡張機能が原因だと分かります。
「応答を中止」後に固まった場合の対処法
「応答を中止」ボタンを押した後に固まるケースの特別な対処法です。
対処法1:しばらく待つ(1〜2分)
意外かもしれませんが、少し待つことで解決することがあります。
複雑な処理を中止する場合、サーバー側で後処理が必要なため、時間がかかることがあります。
待つ時間の目安
- 通常:30秒〜1分
- 複雑なタスク:2〜3分
3分以上待っても変化がなければ、別の方法を試しましょう。
対処法2:別のメッセージを送ってみる
固まっているように見えても、実は入力を受け付けていることがあります。
試すこと
- 入力欄に「こんにちは」などの短い文字を入力
- 送信ボタンを押す
- 反応があれば、Copilotは動作している
この方法で会話が再開することもあります。
対処法3:タスクマネージャーでプロセスを終了(Windows)
ブラウザが完全にフリーズした場合の最終手段です。
手順
- Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブを選択
- 使用しているブラウザ(Edge、Chromeなど)を探す
- 右クリックして「タスクの終了」を選択
ブラウザが強制終了されます。その後、再度ブラウザを起動してCopilotにアクセスしてください。
長い回答・ファイル生成で固まった場合

複雑なタスクで固まった時の対処法です。
対策1:リクエストを分割する
一度に大量の情報を要求するのではなく、小さく分けて依頼しましょう。
悪い例
「プロジェクト全体の API エンドポイントをリストアップして、それぞれの負荷テストを実行し、詳細なレポートを生成してください」
→ 複雑すぎて固まりやすい
良い例
- 「APIエンドポイントをリストアップして」
- (回答を受け取ってから)「では、最初の5つのエンドポイントについて負荷テストのコードを書いて」
- (さらに進めて)「これらのテスト結果を簡単にまとめて」
対策2:「今すぐ結果を出して」と催促する
ファイル生成などで「最終化しています…」から進まない場合、意外な方法が効果的です。
試すメッセージ
- 「今すぐ結果を提供してください」
- 「待っていますので、現在の状態を見せてください」
- 「完璧でなくても良いので、今あるものを見せて」
何度かこのメッセージを送ると、Copilotが途中経過を出してくれることがあります。
対策3:ファイルの直接生成は避ける
PowerPointやExcelファイルの生成は、Copilotが苦手とする領域です。
代替アプローチ
- Copilotにコンテンツの内容だけを作成してもらう
- その内容をコピー
- 自分でOfficeアプリに貼り付けて整形
この方が確実で早いことが多いです。
対策4:「クイック応答」ではなく「より深く考える」モードを使う
Copilotには応答モードが複数あります。
設定の変更
- 「クイック応答」→ 速いが不安定
- 「より深く考える」→ 遅いが安定
複雑なタスクでは「より深く考える」モードを選ぶと、固まりにくくなります。
キャッシュとCookieをクリアする
ブラウザのデータが溜まりすぎると、Copilotの動作が不安定になります。
Microsoft Edgeでのクリア方法
- 右上の「…」(設定)をクリック
- 「設定」を選択
- 左側の「プライバシー、検索、サービス」をクリック
- 「閲覧データをクリア」セクションで「クリアするデータの選択」をクリック
- 以下にチェックを入れる:
- 閲覧履歴
- Cookieおよびその他のサイトデータ
- キャッシュされた画像とファイル
- 時間の範囲を「すべての期間」に設定
- 「今すぐクリア」をクリック
Google Chromeでのクリア方法
- 右上の「⋮」をクリック
- 「設定」を選択
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「閲覧履歴データの削除」を選択
- 「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 期間を「全期間」に設定
- 「データを削除」をクリック
クリアした後は、必ずブラウザを再起動してからCopilotにアクセスしてください。
インターネット接続を確認
通信の問題でCopilotが固まることもあります。
確認ポイント
1. 他のサイトは開けるか
別のWebサイト(GoogleやYahooなど)が正常に開けるか確認してください。
他のサイトも遅い場合は、インターネット接続自体に問題があります。
2. 通信速度をテストする
速度測定サイト(例:Fast.com、Speedtest.net)で通信速度を確認しましょう。
目安
- 快適に使える:10Mbps以上
- やや遅い:1〜10Mbps
- 厳しい:1Mbps未満
3. Wi-Fi の状態
- ルーターに近づく
- Wi-Fiを一度オフにして再接続
- 5GHz帯に接続する(2.4GHzより安定)
改善方法
Wi-Fiルーターを再起動
- ルーターの電源を切る
- 30秒待つ
- 電源を入れ直す
- 接続が安定するまで2〜3分待つ
有線接続に切り替える
可能であれば、LANケーブルで有線接続すると安定します。
モバイルデータに切り替える(スマホ)
Wi-Fiに問題がある場合、モバイルデータで試してみてください。
Copilotアプリが固まった場合(デスクトップ版)
Microsoft StoreからインストールしたCopilotアプリが固まった時の対処法です。
対処法1:アプリを修復する
手順
- Windowsの「設定」を開く
- 「アプリ」→「インストールされているアプリ」を選択
- 「Microsoft Copilot」を探す
- 「…」メニューをクリック
- 「詳細オプション」を選択
- 「修復」ボタンをクリック
修復が完了したら、アプリを再起動してみてください。
対処法2:アプリをリセットする
修復で解決しない場合、リセットを試します。
注意:リセットするとアプリのデータが削除されます。
手順
- 上記の「詳細オプション」画面で「リセット」ボタンをクリック
- 確認メッセージが表示されたら「リセット」を選択
- 完了後、アプリを再起動
対処法3:アプリを再インストール
最終手段として、アプリを完全に削除して再インストールします。
手順
- 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」
- 「Microsoft Copilot」の「…」をクリック
- 「アンインストール」を選択
- Microsoft Storeを開く
- 「Copilot」を検索
- 「インストール」をクリック
対処法4:Web版を使う
アプリ版で問題が続く場合、Web版(ブラウザ)を使うことをおすすめします。
ブラウザで https://copilot.microsoft.com にアクセスするだけです。
実際、Web版の方が安定していることが多いんです。
拡張機能を無効にする
ブラウザの拡張機能が Copilotの動作を妨げることがあります。
一時的に拡張機能を無効にする方法
Microsoft Edge
- 右上の「…」をクリック
- 「拡張機能」→「拡張機能の管理」
- すべての拡張機能をオフにする
- Copilotが正常に動作するか確認
Google Chrome
- 右上の「⋮」をクリック
- 「その他のツール」→「拡張機能」
- すべての拡張機能をオフにする
- Copilotが正常に動作するか確認
問題の原因となりやすい拡張機能
- 広告ブロッカー(AdBlock、uBlock Originなど)
- スクリプトブロッカー
- プライバシー保護ツール
- VPN拡張機能
- セキュリティソフトの拡張機能
拡張機能を無効にして解決した場合、一つずつ有効に戻して原因を特定しましょう。
サーバー側の問題かを確認する方法

自分の環境ではなく、Microsoft側に問題がある可能性もあります。
確認方法1:別のデバイスで試す
- パソコンで固まる → スマホで試す
- スマホで固まる → パソコンで試す
両方で同じ問題が起きる場合、サーバー側の問題の可能性が高いです。
確認方法2:別のアカウントで試す
別のMicrosoftアカウントでログインして試してみてください。
別のアカウントでは正常に動作する場合、自分のアカウントに何らかの問題があります。
確認方法3:ダウンディテクターをチェック
「Downdetector Microsoft Copilot」で検索すると、リアルタイムの障害情報が確認できます。
多くのユーザーが同時に問題を報告している場合、サーバー障害の可能性があります。
確認方法4:SNSで検索
Twitter(X)で「Copilot 固まる」「Copilot down」などと検索してみてください。
同じタイミングで多くの人が報告していれば、広範囲の障害です。
Windows Updateを確認
古いバージョンのWindowsでは、Copilotが正常に動作しないことがあります。
Windows Updateの実行方法
- Windowsキー + Iで「設定」を開く
- 「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 利用可能な更新があればインストール
- 必要に応じて再起動
Copilotがサポートされるバージョン
- Windows 10:バージョン22H2以降
- Windows 11:バージョン23H2以降
これより古いバージョンでは、Copilotが不安定になることがあります。
それでも解決しない場合
ここまでの方法を試しても解決しない場合の最終手段です。
1. 時間を置いて再試行
サーバー側の一時的な問題の場合、時間が解決してくれることもあります。
試すタイミング
- 数時間後
- 翌日
- アクセスが集中しない時間帯(深夜や早朝)
2. フィードバックを送信
Copilot画面から「フィードバック」ボタンを探して、問題を報告しましょう。
報告する情報
- 発生した日時
- 具体的な症状
- 試した対処法
- スクリーンショット(可能であれば)
Microsoft側で問題を認識し、修正される可能性があります。
3. Microsoftサポートに問い合わせる
公式サポートに連絡することで、個別対応してもらえることがあります。
問い合わせ方法
- Microsoft 365管理センター(ビジネスアカウント)
- Microsoftサポートページ
- コミュニティフォーラム
4. 代替AIツールを一時的に使う
どうしても急ぎの場合、他のAIツールを検討してください。
代替サービス
- ChatGPT(OpenAI)
- Claude(Anthropic)
- Gemini(Google)
Copilotの問題が解決したら、また戻ってくればOKです。
よくある質問
Q1:「取り消しています」から何分待てば良いですか?
A:通常は1〜2分待てば十分です。
3分以上経っても変化がない場合は、ページを更新するなど別の対処法を試してください。
Q2:固まる前の会話内容は復元できますか?
A:Copilotには会話履歴機能があります。
ページを更新しても、サインインしていれば過去の会話履歴から確認できることがあります。ただし、固まった瞬間の未送信メッセージは失われます。
Q3:毎回固まるのですが、根本的な解決策はありますか?
A:頻繁に固まる場合、以下を試してください:
- ブラウザをEdgeに変更
- キャッシュを定期的にクリア
- 拡張機能を最小限にする
- Windowsを最新版に更新
- 通信環境を改善
Q4:有料版なら固まりにくいですか?
A:Copilot Pro(有料版)でも、固まる問題は完全には解消されません。
ただし、優先的なアクセスが提供されるため、サーバー負荷による問題は起きにくくなります。
Q5:スマホアプリでも同じ問題が起きますか?
A:はい、スマホアプリでも固まることがあります。
対処法は基本的にパソコン版と同じで、アプリの再起動や再インストールが有効です。
予防策:固まりにくい使い方
問題を未然に防ぐための使い方のコツです。
コツ1:質問はシンプルに
複雑で長い質問は避け、シンプルに聞きましょう。
悪い例
「私のプロジェクトの全ファイルを分析して、バグを見つけ、修正コードを書き、ドキュメントを更新し、テストコードも作成してください」
良い例
「まず、このファイルのバグをチェックしてください」
コツ2:定期的にブラウザを再起動
長時間ブラウザを開きっぱなしにせず、時々再起動しましょう。
1日1回はブラウザを完全に閉じて、メモリをリフレッシュすることをおすすめします。
コツ3:重要な回答はすぐにコピー
Copilotからの回答が表示されたら、すぐにコピーしてメモ帳などに保存しておきましょう。
固まったり消えたりしても、情報は残ります。
コツ4:ファイル生成は避ける
PowerPointやExcelの直接生成は不安定です。
代わりに、内容だけを作ってもらって自分でファイルに整形する方が確実です。
コツ5:安定した時間帯を選ぶ
アクセスが集中する時間帯(平日の10〜17時)は避け、空いている時間に使いましょう。
- 早朝(6〜8時)
- 深夜(22時以降)
- 休日
まとめ:固まったら慌てず対処しよう
Copilotが「取り消しています」の状態で固まってしまっても、ほとんどの場合は解決できます。
すぐに試すべき対処法TOP5
- ページを更新(F5キー)
- タブを閉じて新しく開く
- ブラウザを再起動
- 別のブラウザ(特にEdge)で試す
- キャッシュとCookieをクリア
状況別の対処法
- 応答中止後に固まった → 1〜2分待つ、別のメッセージを送る
- 長い回答で固まった → リクエストを分割、「今すぐ結果を出して」と催促
- アプリが固まった → 修復、リセット、再インストール
予防のために
- 質問はシンプルに
- 定期的にブラウザを再起動
- 重要な回答はすぐにコピー
- ファイル生成は避ける
- 空いている時間帯を使う
Copilotは便利なツールですが、完璧ではありません。固まることもあると理解した上で、上手に付き合っていきましょう。
問題が起きても、この記事で紹介した方法を順番に試せば、ほとんどの場合は解決できるはずです。
あなたのCopilot活用が、もっとスムーズになることを願っています!

コメント