Webデザインに便利!カラーコード一覧と選び方のポイント

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ホームページ作成やブログカスタマイズ、資料作りで「もっと色を工夫したい」と思ったことはありませんか?

そんなときに役立つのが**カラーコード(色コード)**です。

カラーコードを使うと、HTMLやCSS、PowerPointで思い通りの色を正確に指定できます。

この記事では、よく使われるカラーコード一覧を紹介するとともに、目的に合った色選びのポイントもわかりやすく解説します。

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カラーコードとは?

そもそもカラーコードって何?

カラーコードとは、色を「#」から始まる文字列(16進数)で表したものです。たとえば次のような形で表現されます。

  • #FF0000 → 赤
  • #00FF00 → 緑
  • #0000FF → 青

このように、数字とアルファベットで色を指定できます。これにより、デザインを数字で正確に指定できるため、ブラウザやソフトで同じ色が再現されます。

16進数の仕組み

カラーコードは、赤・緑・青の3つの色(RGB)を16進数で表現しています。

  • 最初の2桁:赤の強さ(00〜FF)
  • 中間の2桁:緑の強さ(00〜FF)
  • 最後の2桁:青の強さ(00〜FF)

たとえば#FF0000は「赤が最大、緑と青が0」なので純粋な赤色になります。

カラーコードの利用場面

カラーコードは次のような場面で活用できます。

  • HTML・CSS:ウェブサイトのデザイン
  • PowerPoint:プレゼン資料の配色
  • Excel:グラフやセルの色分け
  • Photoshop・Illustrator:デザイン作業
  • WordPressテーマ:ブログカスタマイズ

よく使われるカラーコード一覧

基本色(プライマリーカラー)

以下に代表的な色をまとめました。コピペしてすぐ使えます。

色名カラーコード用途・特徴
#000000文字色、境界線
#FFFFFF背景色、余白
#FF0000注意、エラー表示
#00FF00成功、自然をイメージ
#0000FF信頼、冷静なイメージ
黄色#FFFF00警告、注目を集める
シアン(水色)#00FFFF爽やか、清涼感
マゼンタ#FF00FF個性的、アクセント

実用的なグレー系

グレー系は文字色や背景色でよく使われます。

色名カラーコード明度用途
#0000000%見出し、本文
濃いグレー#33333320%本文、サブテキスト
中間グレー#80808050%補助テキスト
薄いグレー#CCCCCC80%境界線、背景
非常に薄いグレー#F5F5F596%ページ背景
#FFFFFF100%コンテンツ背景

ビジネス・プロフェッショナル系

ビジネス資料やコーポレートサイトでよく使われる色です。

色名カラーコードイメージ
ネイビー#000080信頼、安定
ダークブルー#003366企業的、堅実
ミッドナイトブルー#191970高級、上品
ダークグレー#404040モダン、洗練
チャコールグレー#36454F落ち着き、品格

暖色系(温かみのある色)

親しみやすさや温かさを演出したいときに使います。

色名カラーコード効果
オレンジ#FFA500元気、活発
トマトレッド#FF6347情熱、食欲
コーラル#FF7F50優しさ、女性的
ゴールド#FFD700豪華、成功
桃色#FFC0CB可愛らしさ、柔らか

寒色系(クールな印象)

落ち着きや信頼感を演出したいときに使います。

色名カラーコード効果
スカイブルー#87CEEB開放感、清涼
ティール#008080落ち着き、知的
ロイヤルブルー#4169E1高貴、権威
インディゴ#4B0082神秘的、深み
ターコイズ#40E0D0爽快、リゾート

自然・アースカラー

自然や環境をイメージした色です。

色名カラーコード用途
フォレストグリーン#228B22環境、自然
オリーブ#808000落ち着き、有機的
ブラウン#A52A2A温かみ、安定
ベージュ#F5F5DC上品、ナチュラル
サンド#F4A460温和、親しみ

実際の使用例とコードサンプル

HTMLでの使用例

<div style="background-color: #F5F5F5; padding: 20px;">
  <h2 style="color: #333333;">見出しテキスト</h2>
  <p style="color: #666666;">本文テキストです。</p>
  <a href="#" style="color: #007ACC;">リンクテキスト</a>
</div>

CSSでの使用例

/* メインカラー */
.main-color {
  background-color: #007ACC;
  color: #FFFFFF;
}

/* サブカラー */
.sub-color {
  background-color: #F5F5F5;
  color: #333333;
}

/* アクセントカラー */
.accent-color {
  background-color: #FF6B35;
  color: #FFFFFF;
}

PowerPointでの使用方法

  1. 図形や文字を選択
  2. 「塗りつぶし」または「文字色」を選択
  3. 「その他の色」をクリック
  4. 「ユーザー設定」タブで16進数を入力
  5. #を除いた6桁の英数字を入力(例:FF0000)

色の組み合わせ例

安定感のある配色

  • メイン:ネイビー #000080
  • サブ:ライトグレー #F8F9FA
  • アクセント:オレンジ #FF6B35

爽やかな配色

  • メイン:スカイブルー #87CEEB
  • サブ:ホワイト #FFFFFF
  • アクセント:コーラル #FF7F50

温かみのある配色

  • メイン:ベージュ #F5F5DC
  • サブ:ブラウン #8B4513
  • アクセント:ゴールド #FFD700

カラーコードを調べる便利なツール

オンラインカラーピッカー

  • Adobe Color:プロ仕様の配色ツール
  • Coolors.co:自動配色生成サイト
  • ColorHunt:トレンドカラー一覧

デザインソフト

  • Photoshop:カラーピッカー機能
  • Illustrator:スウォッチパネル
  • Canva:ブランドカラー設定

ブラウザ拡張機能

  • ColorZilla:ウェブページの色を取得
  • Eye Dropper:画面上の色を抽出
  • Palette Creator:画像から配色を生成

よくある質問と回答

カラーコードの大文字・小文字は区別される?

いいえ、区別されません。#FF0000#ff0000は同じ色として扱われます。

3桁のカラーコードは使える?

はい、使えます。#F00#FF0000と同じ赤色を表します。

透明度を指定できる?

8桁のカラーコード(例:#FF000080)やCSS のrgba()関数で指定できます。

色の名前で指定できる?

HTMLではredbluegreenなどの色名も使えますが、カラーコードの方が正確です。

まとめ

カラーコードは、HTMLやCSS、PowerPoint、Excelでも共通で使える便利な色指定方法です。

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