【即効】Chromeが遅い・重い原因と15の高速化対策|サクサク動作に戻す方法

プログラミング・IT

「Chromeの起動が遅い」
「ページの読み込みに時間がかかる」
「タブの切り替えがカクカクする」
「フリーズすることがある」
「以前はサクサク動いていたのに最近重い」

こんな経験はありませんか?

Chromeは便利なブラウザですが、使い続けているうちに動作が遅くなったり、反応が鈍くなったりすることがよくあります。ページを開くのに何秒も待たされたり、動画がカクカクしたり、最悪の場合フリーズしてしまうことも…。仕事や調べ物をしている時に遅いと、本当にストレスが溜まりますよね。

実は、Chromeが遅くなる原因のほとんどは、設定やメンテナンス不足です。適切な対処をすれば、ほぼ確実に高速化できますよ!

この記事では、Chromeが遅い・重い原因と、それぞれの具体的な解決方法を分かりやすく解説していきます。初心者でもできる簡単な方法から、上級者向けの設定まで網羅しています。


スポンサーリンク
  1. Chromeが遅い症状の種類
    1. よくある「遅い」症状
  2. なぜChromeは遅くなるの?
    1. よくある原因一覧
  3. 【対処法1】タブを整理する(最も効果的!)
    1. タブが多いとなぜ遅い?
    2. タブを減らす方法
    3. タブを自動で休止させる
  4. 【対処法2】拡張機能を整理する
    1. 拡張機能の確認
    2. 重い拡張機能を特定
    3. 必要最小限に絞る
  5. 【対処法3】キャッシュとCookieを削除する
    1. キャッシュとは?
    2. 削除の手順
    3. 定期的な削除を習慣に
  6. 【対処法4】閲覧履歴を削除する
    1. 閲覧履歴の削除
  7. 【対処法5】ハードウェアアクセラレーションを有効にする
    1. ハードウェアアクセラレーションとは?
    2. 有効化の手順
  8. 【対処法6】不要な機能をオフにする
    1. 予測サービス(オフにする場合)
    2. バックグラウンドアプリの実行をオフ
  9. 【対処法7】起動時のページ設定を変更
    1. 起動時の設定を確認
  10. 【対処法8】Chromeのタスクマネージャーで重いタブを特定
    1. Chromeタスクマネージャーの開き方
    2. 確認するポイント
  11. 【対処法9】Chromeを最新版にアップデートする
    1. アップデートの確認
  12. 【対処法10】PCのメモリ(RAM)を確認する
    1. メモリ使用状況の確認(Windows)
    2. メモリ使用状況の確認(Mac)
    3. メモリ不足の対処
  13. 【対処法11】不要なアプリを終了する
    1. バックグラウンドアプリの確認(Windows)
    2. スタートアップの無効化
  14. 【対処法12】ストレージ(ディスク)を最適化
    1. ディスク容量の確認
    2. ディスククリーンアップ(Windows)
    3. ストレージの最適化(Mac)
  15. 【対処法13】DNSを変更する
    1. Google Public DNSに変更
  16. 【対処法14】Chromeの設定をリセットする
    1. 設定のリセット
  17. 【対処法15】Chromeを再インストールする
    1. Chromeをアンインストール
    2. Chromeを再インストール
  18. 高速化の追加テクニック
    1. テクニック1: Chromeの実験的機能を有効化
    2. テクニック2: シークレットモードで動作確認
    3. テクニック3: 別のユーザープロファイルを作成
  19. ハードウェアのアップグレード
    1. 最も効果的なアップグレード
    2. 推奨スペック
  20. 予防策:Chromeを常に快適に保つ方法
    1. 毎日の習慣
    2. 週1回の習慣
    3. 月1回の習慣
    4. やってはいけないこと
  21. よくある質問と回答
    1. Q1: タブはいくつまでなら大丈夫?
    2. Q2: 拡張機能は何個まで入れていい?
    3. Q3: Chromeを再インストールしたらブックマークは消える?
    4. Q4: メモリセーバーをオンにするデメリットは?
    5. Q5: EdgeやFirefoxの方が速い?
    6. Q6: スマホ版Chromeも遅い場合は?
  22. トラブルシューティング
    1. 問題1: 特定のサイトだけ遅い
    2. 問題2: 動画だけカクカクする
    3. 問題3: 起動は速いがページ読み込みが遅い
    4. 問題4: 全ての対処法を試しても遅い
  23. まとめ: Chromeを高速化してサクサク使おう

Chromeが遅い症状の種類

まず、どんな「遅さ」があるか確認しましょう。

よくある「遅い」症状

起動が遅い:

  • Chromeを開くのに時間がかかる
  • アイコンをクリックしてから表示まで10秒以上

ページ読み込みが遅い:

  • ウェブサイトを開くのに時間がかかる
  • 画像や動画の表示が遅い
  • スクロールがカクカクする

動作が重い・もっさりする:

  • タブの切り替えが遅い
  • 文字入力に遅延がある
  • 全体的に反応が鈍い

フリーズ・固まる:

  • 操作を受け付けなくなる
  • 「応答なし」と表示される
  • 白い画面のままになる

メモリを大量消費:

  • PCが全体的に重くなる
  • ファンがうるさく回る
  • 他のアプリも遅くなる

あなたの症状はどれですか?それぞれの原因と対処法を見ていきましょう。


なぜChromeは遅くなるの?

Chromeが遅くなる主な原因を理解しましょう。

よくある原因一覧

Chrome側の問題:

  • タブを開きすぎている(メモリ不足)
  • 拡張機能が多すぎる・重い
  • キャッシュやCookieの蓄積
  • 閲覧履歴の蓄積
  • バージョンが古い

PC側の問題:

  • メモリ(RAM)不足
  • CPUの使用率が高い
  • ハードディスク(HDD)が遅い
  • バックグラウンドで他のアプリが動作

ネットワークの問題:

  • インターネット回線が遅い
  • WiFiの電波が弱い
  • DNSの応答が遅い

設定の問題:

  • ハードウェアアクセラレーションがオフ
  • 予測サービスがオフ
  • 不要な機能がオン

それぞれの原因に対する解決方法を、効果の高いものから順番に見ていきましょう。


【対処法1】タブを整理する(最も効果的!)

開きすぎているタブが、Chromeを遅くする最大の原因です。

タブが多いとなぜ遅い?

理由:

  • 各タブがメモリを消費
  • バックグラウンドで処理が続く
  • CPUリソースを使い続ける

目安:

  • 10個以下:快適
  • 10〜20個:やや重い
  • 20個以上:かなり重い
  • 50個以上:非常に重い、フリーズの危険

タブを減らす方法

手順:

  1. 使っていないタブを閉じる
  2. 後で読みたいページはブックマーク
  3. 重要なページだけ残す

おすすめ:タブグループ機能

  1. タブを右クリック→「タブをグループに追加
  2. 関連するタブをグループ化
  3. 使わないグループは閉じる

タブを自動で休止させる

手順:

  1. Chrome右上「」→「設定
  2. 左側のメニューから「パフォーマンス」をクリック
  3. メモリセーバー」をオンにする

効果:
非アクティブなタブのメモリが解放され、動作が軽くなります。


【対処法2】拡張機能を整理する

拡張機能が多すぎると、Chromeが重くなります。

拡張機能の確認

手順:

  1. Chrome右上「」→「拡張機能」→「拡張機能を管理
  2. インストールされている拡張機能を確認
  3. 使っていないものを無効化または削除

無効化:

  • スイッチをオフにする
  • 完全に削除したくない場合

削除:

  • 削除」をクリック
  • もう使わない拡張機能

重い拡張機能を特定

手順:

  1. Chromeのアドレスバーに以下を入力
chrome://extensions/
  1. 各拡張機能を一時的にオフにする
  2. 動作が軽くなったら、その拡張機能が原因

よくある重い拡張機能:

  • 広告ブロック系(複数入れている場合)
  • VPN系
  • セキュリティ系
  • 画面キャプチャ系
  • 翻訳系(常時動作するもの)

必要最小限に絞る

おすすめ:

  • 本当に必要な拡張機能だけ残す(5個以内が理想)
  • 代替機能がChromeに標準搭載されていないか確認
  • 似た機能の拡張機能は1つに統一

【対処法3】キャッシュとCookieを削除する

キャッシュやCookieの蓄積がChromeを遅くします。

キャッシュとは?

キャッシュ:
一度開いたページのデータを保存して、次回の読み込みを速くする機能。
蓄積すると逆に遅くなります。

Cookie:
ウェブサイトがPCに保存する小さなデータ。
多すぎると動作が重くなります。

削除の手順

手順:

  1. Chrome右上「」→「設定
  2. 左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ
  3. 閲覧履歴データの削除」をクリック
  4. 期間を「全期間」に設定
  5. 以下にチェックを入れる:
  • ✅ 閲覧履歴
  • ✅ Cookie と他のサイトデータ
  • ✅ キャッシュされた画像とファイル
  1. データを削除」をクリック

ショートカット:
Ctrl + Shift + Delete(Windows)または Command + Shift + Delete(Mac)

定期的な削除を習慣に

推奨:

  • 月に1回は削除
  • 動作が重くなったら削除
  • 大掃除のついでに削除

【対処法4】閲覧履歴を削除する

閲覧履歴の蓄積も動作を遅くします。

閲覧履歴の削除

手順:

  1. 対処法3の「閲覧履歴データの削除」で実行
  2. または、Ctrl + H(履歴を開く)→「閲覧履歴データを削除

効果:

  • Chromeの起動が速くなる
  • メモリ使用量が減る
  • 検索候補の表示が速くなる

【対処法5】ハードウェアアクセラレーションを有効にする

GPUを使って処理を高速化します。

ハードウェアアクセラレーションとは?

説明:
グラフィックスの処理をCPUではなく、GPU(グラフィックスカード)に任せる機能。

メリット:

  • 動画再生がスムーズ
  • アニメーションが滑らか
  • 全体的な動作が軽快

有効化の手順

手順:

  1. Chrome右上「」→「設定
  2. 左側のメニューから「システム」をクリック
  3. ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオンにする
  4. 再起動」をクリック

注意:
古いPCやグラフィックスドライバーが古い場合、逆に不安定になることがあります。
その場合はオフに戻してください。


【対処法6】不要な機能をオフにする

Chromeの不要な機能をオフにして軽量化します。

予測サービス(オフにする場合)

手順:

  1. Chrome右上「」→「設定
  2. 「プライバシーとセキュリティ」→「Cookie と他のサイトデータ
  3. ページをプリロードして、閲覧と検索をすばやく行えるようにする」を確認
  4. 不要ならオフにする

注意:
オフにすると、ページの先読みがなくなり、読み込みが若干遅くなる場合があります。

バックグラウンドアプリの実行をオフ

手順:

  1. 「設定」→「システム
  2. Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する」をオフにする

効果:
Chromeを閉じた後もバックグラウンドで動作しなくなり、メモリが解放されます。


【対処法7】起動時のページ設定を変更

起動時に多くのページを開いていませんか?

起動時の設定を確認

手順:

  1. Chrome右上「」→「設定
  2. 左側のメニューから「起動時」をクリック
  3. 設定を確認

おすすめ設定:

「新しいタブページを開く」

  • 最も軽い
  • 起動が速い

「特定のページまたはページセットを開く」

  • 必要最小限のページのみ設定(1〜3ページ)
  • 10個以上設定していると起動が遅い

「前回開いていたページを開く」

  • タブが多いと起動が非常に遅い
  • 毎回数十個のタブが開く場合は変更推奨

【対処法8】Chromeのタスクマネージャーで重いタブを特定

Chromeには独自のタスクマネージャーがあります。

Chromeタスクマネージャーの開き方

手順:

  1. Shift + Esc を押す
  2. または、Chrome右上「」→「その他のツール」→「タスク マネージャー

確認するポイント

表示される情報:

  • メモリ使用量 – 各タブ・拡張機能のメモリ消費
  • CPU – 処理負荷
  • ネットワーク – 通信量

重いタブ・拡張機能の特定:

  1. メモリ使用量でソート(クリック)
  2. 消費量が多いタブや拡張機能を確認
  3. 不要なら終了(選択して「プロセスを終了」)

【対処法9】Chromeを最新版にアップデートする

古いバージョンは動作が遅く、不安定です。

アップデートの確認

手順:

  1. Chrome右上「」→「ヘルプ」→「Google Chrome について
  2. 自動的にアップデートがチェックされる
  3. 更新がある場合は自動的にダウンロードされる
  4. 再起動」をクリック

最新版のメリット:

  • パフォーマンス改善
  • セキュリティ向上
  • 新機能の追加
  • バグ修正

【対処法10】PCのメモリ(RAM)を確認する

PC自体のメモリが不足している可能性があります。

メモリ使用状況の確認(Windows)

手順:

  1. Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く
  2. パフォーマンス」タブをクリック
  3. メモリ」を選択
  4. 使用率を確認

判断基準:

  • 80%以下:正常
  • 80〜90%:やや不足、Chromeが遅くなる可能性
  • 90%以上:不足、Chromeが非常に遅い

メモリ使用状況の確認(Mac)

手順:

  1. Command + Space で Spotlight を開く
  2. アクティビティモニタ」と入力して開く
  3. メモリ」タブを選択
  4. メモリプレッシャー」を確認

判断基準:

  • 緑:正常
  • 黄色:やや不足
  • 赤:不足、メモリ増設を検討

メモリ不足の対処

短期的な対処:

  • Chromeのタブを減らす
  • 他のアプリを閉じる
  • PCを再起動

長期的な対処:

  • メモリ(RAM)を増設
  • 軽量ブラウザに変更(必要な場合)

【対処法11】不要なアプリを終了する

バックグラウンドで動作するアプリがPCを重くします。

バックグラウンドアプリの確認(Windows)

手順:

  1. タスクマネージャーを開く
  2. プロセス」タブでCPU・メモリ使用率をソート
  3. 不要なアプリを終了

よく重いアプリ:

  • ウイルス対策ソフト(常駐)
  • クラウドストレージ(Dropbox、OneDriveなど)
  • 通信アプリ(Skype、Teamsなど)
  • 動画編集ソフト
  • ゲームのランチャー

スタートアップの無効化

手順:

  1. タスクマネージャーの「スタートアップ」タブ
  2. PC起動時に自動起動するアプリを確認
  3. 不要なアプリを右クリック→「無効にする

【対処法12】ストレージ(ディスク)を最適化

ハードディスクの空き容量が不足すると、PCが遅くなります。

ディスク容量の確認

Windows:

  1. エクスプローラーで「PC」を開く
  2. Cドライブの空き容量を確認

Mac:

  1. Apple メニュー→「このMacについて
  2. ストレージ」タブを確認

推奨:

  • 最低でも10%以上の空き容量
  • 理想は20%以上

ディスククリーンアップ(Windows)

手順:

  1. スタートメニューで「ディスク クリーンアップ」と入力
  2. 「ディスク クリーンアップ」を開く
  3. Cドライブを選択
  4. 削除するファイルにチェック(一時ファイル、ダウンロードなど)
  5. OK」→「ファイルの削除

ストレージの最適化(Mac)

手順:

  1. Apple メニュー→「このMacについて
  2. ストレージ」→「管理
  3. おすすめの最適化を実行

【対処法13】DNSを変更する

DNS設定を変更すると、ページの読み込みが速くなることがあります。

Google Public DNSに変更

Windows:

  1. スタートメニュー→「設定
  2. ネットワークとインターネット
  3. 使用中のネットワークをクリック→「プロパティ
  4. IP 設定」の「編集
  5. 手動」を選択
  6. IPv4」をオン
  7. 以下を入力:
  • 優先 DNS: 8.8.8.8
  • 代替 DNS: 8.8.4.4
  1. 保存

Mac:

  1. Apple メニュー→「システム設定
  2. ネットワーク」→使用中のネットワーク選択
  3. 詳細」→「DNS」タブ
  4. +」をクリック
  5. 8.8.8.88.8.4.4 を追加

【対処法14】Chromeの設定をリセットする

設定が原因で遅くなっている場合に有効です。

設定のリセット

手順:

  1. Chrome右上「」→「設定
  2. 左側のメニューから「設定のリセット
  3. 設定を元の既定値に戻します」を選択
  4. 設定をリセット」をクリック

リセット後:

  • 拡張機能が無効化される(削除はされない)
  • スタートページなどの設定が初期化
  • ブックマークや履歴は保持

【対処法15】Chromeを再インストールする

最終手段として、完全に再インストールします。

Chromeをアンインストール

Windows:

  1. スタートメニュー→「設定」→「アプリ
  2. 「Google Chrome」を探す
  3. アンインストール
  4. 閲覧データも削除しますか?」にチェック
  5. アンインストール実行

Mac:

  1. 「アプリケーション」フォルダから「Google Chrome」をゴミ箱へ
  2. 以下のフォルダも削除(完全削除の場合):
  • ~/Library/Application Support/Google/Chrome
  • ~/Library/Caches/Google/Chrome

Chromeを再インストール

手順:

  1. https://www.google.com/chrome/ にアクセス
  2. 「Chromeをダウンロード」
  3. インストーラーを実行
  4. 新しいChromeをセットアップ

高速化の追加テクニック

さらに速くするための上級テクニックです。

テクニック1: Chromeの実験的機能を有効化

手順:

  1. アドレスバーに chrome://flags と入力
  2. 以下の機能を「Enabled」に:
  • Parallel downloading – 並列ダウンロードで高速化
  • Smooth Scrolling – スクロールを滑らかに(好みで)

注意:
実験的機能なので、不安定になる可能性があります。

テクニック2: シークレットモードで動作確認

手順:

  1. Ctrl + Shift + N でシークレットモードを開く
  2. 動作が速ければ、拡張機能やキャッシュが原因

テクニック3: 別のユーザープロファイルを作成

手順:

  1. Chrome右上のプロフィールアイコンをクリック
  2. 追加」をクリック
  3. 新しいプロフィールを作成
  4. 新しいプロフィールで動作確認

新プロフィールが速い場合:
元のプロフィールの設定・拡張機能が原因です。


ハードウェアのアップグレード

PC自体の性能向上も検討しましょう。

最も効果的なアップグレード

1. メモリ(RAM)の増設:

  • 4GB → 8GB 以上に
  • 最も効果が高い
  • 比較的安価

2. SSDへの換装:

  • HDD → SSD
  • 起動・読み込みが劇的に速くなる
  • Chrome以外も速くなる

3. PCの買い替え:

  • 5年以上前のPCなら検討
  • 最新のPCは劇的に速い

推奨スペック

快適にChromeを使うなら:

  • メモリ: 8GB以上(理想は16GB)
  • ストレージ: SSD
  • CPU: Intel Core i5以上 / Ryzen 5以上

予防策:Chromeを常に快適に保つ方法

日頃のメンテナンスで快適さを維持します。

毎日の習慣

推奨:

  • ✅ 使わないタブは都度閉じる
  • ✅ 1日の終わりにChromeを完全終了
  • ✅ PCを毎日または数日に1回は再起動

週1回の習慣

推奨:

  • ✅ タブをすべて閉じてChromeを再起動
  • ✅ 不要な拡張機能を確認
  • ✅ ダウンロードフォルダを整理

月1回の習慣

推奨:

  • ✅ キャッシュとCookieを削除
  • ✅ 閲覧履歴を削除
  • ✅ Chromeのアップデートを確認
  • ✅ 拡張機能を見直し

やってはいけないこと

注意:

  • ❌ 100個以上のタブを常時開く
  • ❌ 何ヶ月もChromeを再起動しない
  • ❌ 拡張機能を無制限にインストール
  • ❌ キャッシュを何年も削除しない
  • ❌ PCを何週間も再起動しない

よくある質問と回答

Q1: タブはいくつまでなら大丈夫?

A: PCのスペックにもよりますが、目安は以下です:

  • 4GBメモリ: 5〜10個
  • 8GBメモリ: 10〜20個
  • 16GB以上: 20〜50個

それ以上開くと動作が遅くなります。

Q2: 拡張機能は何個まで入れていい?

A: 少ないほど良いです。

推奨:

  • 0〜5個: 快適
  • 5〜10個: やや重い
  • 10個以上: かなり重い

本当に必要なものだけ残しましょう。

Q3: Chromeを再インストールしたらブックマークは消える?

A: Googleアカウントにログインしていれば消えません。

同期していれば:

  • ブックマーク
  • パスワード
  • 拡張機能
  • 設定

これらは再インストール後も復元されます。

Q4: メモリセーバーをオンにするデメリットは?

A: 基本的にデメリットはありません。

注意点:

  • 休止中のタブに戻ると、再読み込みが必要
  • 音楽プレーヤーなど常時使うタブは例外設定

メリットの方が大きいので、オン推奨です。

Q5: EdgeやFirefoxの方が速い?

A: 状況によります。

Chrome:

  • 拡張機能が豊富
  • 同期機能が優秀
  • 重い傾向

Edge:

  • Chromeと同じエンジン
  • Windows統合が強い
  • 若干軽い

Firefox:

  • プライバシー重視
  • 比較的軽い
  • 拡張機能はChromeより少ない

推奨:
まずはChromeを最適化してから、必要に応じて他のブラウザを試す。

Q6: スマホ版Chromeも遅い場合は?

A: PC版と同じく対処法があります。

対処:

  • キャッシュとCookieを削除
  • タブを整理
  • アプリをアップデート
  • スマホを再起動

トラブルシューティング

特定の問題に対する対処法です。

問題1: 特定のサイトだけ遅い

原因:

  • サイト側の問題
  • サイトとの相性

対処:

  1. 他のブラウザで試す
  2. キャッシュを削除
  3. 拡張機能を無効化

問題2: 動画だけカクカクする

原因:

  • ハードウェアアクセラレーションの問題
  • グラフィックスドライバー

対処:

  1. ハードウェアアクセラレーションをオン/オフ切り替え
  2. グラフィックスドライバーを更新
  3. 動画の画質を下げる

問題3: 起動は速いがページ読み込みが遅い

原因:

  • ネットワークの問題
  • DNS設定

対処:

  1. インターネット速度をテスト
  2. DNSを変更(Google DNS)
  3. WiFiを再接続

問題4: 全ての対処法を試しても遅い

原因:

  • PC自体のスペック不足
  • ハードウェアの劣化

対処:

  1. PCのスペックを確認
  2. メモリ増設を検討
  3. SSDへの換装を検討
  4. PC買い替えを検討

まとめ: Chromeを高速化してサクサク使おう

Chromeが遅い・重い原因と対処法を詳しく解説しました。

今すぐ試すべき対処法(効果が高い順):

  1. タブを整理する – 10個以内に(メモリセーバーをオン)
  2. 拡張機能を整理する – 5個以内に
  3. キャッシュとCookieを削除 – 月1回は実施
  4. Chromeを再起動 – 毎日または数日に1回
  5. ハードウェアアクセラレーションをオン – GPU活用

さらに速くするには:

  1. ✅ 閲覧履歴を削除
  2. ✅ 起動時のページ設定を最適化
  3. ✅ バックグラウンドアプリをオフ
  4. ✅ Chromeタスクマネージャーで重い部分を特定
  5. ✅ Chromeを最新版にアップデート

PC側の対処:

  1. ✅ PCのメモリを確認(8GB以上推奨)
  2. ✅ 不要なアプリを終了
  3. ✅ ディスクの空き容量を確保
  4. ✅ DNSを変更(Google DNS)

最終手段:

  1. ✅ Chromeの設定をリセット
  2. ✅ Chromeを再インストール

症状別の対処法:

症状主な原因対処法
起動が遅い起動時のタブが多い起動設定を変更
ページ読み込みが遅いネットワーク・DNSDNS変更、WiFi再接続
動作が重いタブ・拡張機能過多タブ・拡張機能を整理
フリーズするメモリ不足タブを減らす、メモリ増設
メモリを食うタブ・拡張機能メモリセーバーをオン

日常のメンテナンス:

毎日:

  • 使わないタブは閉じる
  • 1日の終わりにChromeを終了

週1回:

  • タブをすべて閉じて再起動
  • 拡張機能を見直し

月1回:

  • キャッシュとCookieを削除
  • アップデートを確認

推奨スペック:

  • メモリ: 8GB以上
  • ストレージ: SSD
  • CPU: Core i5 / Ryzen 5以上

重要なポイント:

  • タブの開きすぎが最大の原因 – 10個以内を目標に
  • 拡張機能は本当に必要なものだけ
  • 定期的なメンテナンスが大切
  • メモリセーバーは必ずオン
  • 月1回はキャッシュ削除

Chromeが遅いとストレスですが、ほとんどの場合は設定とメンテナンスで解決できます。

この記事の対処法を上から順番に試していけば、必ずChromeが快適に動くようになりますよ。まずはタブを整理して、メモリセーバーをオンにすることから始めましょう。毎日のちょっとした習慣で、Chromeは常にサクサク動きます!


この記事は2025年11月時点の情報に基づいています

コメント

タイトルとURLをコピーしました