ChromeOS Flexインストールエラー完全ガイド【原因別の解決方法】

古いパソコンを再活用できるChromeo OS Flexですが、インストール時にエラーが出て困っていませんか?

「USBから起動できない」
「オペレーティングシステムが見つかりませんと表示される」
「インストールは完了したのに起動しない」
「Wi-Fiが認識されない」
「真っ黒な画面で止まってしまう」

ChromeOS Flexは便利な反面、古いパソコンや非認定モデルではインストールエラーが発生しやすいのも事実です。

この記事では、ChromeOS Flexのインストールで発生する主要なエラーを原因別に解説し、それぞれの具体的な解決方法を紹介します。多くのケースで解決できる実践的な内容になっていますよ。


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  1. 始める前に:基本的な確認事項
    1. 1. デバイスが要件を満たしているか
    2. 2. 認定モデルリストを確認
    3. 3. BIOSへのアクセス権限
  2. 【エラー1】USBインストーラーから起動できない
    1. 症状
    2. 原因と解決方法
    3. 正しい起動方法
  3. 【エラー2】「1962: No operating system found」エラー
    1. 症状
    2. 原因と解決方法
  4. 【エラー3】「インストーラで有効なインストール先が見つかりませんでした」
    1. 症状
    2. 原因と解決方法
  5. 【エラー4】インストールは完了したが起動しない
    1. 症状
    2. 原因と解決方法
  6. 【エラー5】Wi-Fiが認識されない・接続できない
    1. 症状
    2. 原因と解決方法
  7. 【エラー6】黒い画面で止まる・カーソルが点滅
    1. 症状
    2. 原因と解決方法
  8. 【エラー7】インストール中にフリーズ・再起動
    1. 症状
    2. 原因と解決方法
  9. 【エラー8】「Chromebookはロックされています」エラー
    1. 症状
    2. 原因
    3. 解決方法
  10. USBインストーラー作成の正しい手順
    1. 必要なもの
    2. 手順
  11. トラブルシューティングの基本手順
    1. レベル1: 基本的な対処
    2. レベル2: BIOS設定の確認・変更
    3. レベル3: 上級者向け対処
    4. レベル4: ハードウェアの問題を疑う
  12. 認定されていないデバイスでの注意点
    1. 認定モデルリストとは?
    2. 認定されていない場合のリスク
    3. 試す価値はある?
  13. どうしても解決しない場合
    1. ライブブートで確認
    2. Devチャンネルに切り替える
    3. Googleにフィードバックを送る
    4. 他のOSを検討
  14. よくある質問
    1. Q1: 認定モデルリストにない型番でもインストールできる?
    2. Q2: USBインストーラー作成に失敗する場合は?
    3. Q3: インストール後にWindowsに戻せる?
    4. Q4: RAID を AHCI に変更するとWindowsが起動しなくなる?
    5. Q5: SanDiskのUSBドライブは本当に使えない?
    6. Q6: インストール後にUSBドライブは再利用できる?
    7. Q7: Mac で ChromeOS Flex はうまく動く?
  15. まとめ

始める前に:基本的な確認事項

エラー対処の前に、まず以下を確認しましょう。

1. デバイスが要件を満たしているか

最小要件:

  • CPU: Intel/AMD x86-64アーキテクチャ
  • メモリ: 4GB以上
  • ストレージ: 16GB以上
  • 製造年: 2010年以降推奨

サポート対象外:

  • 32ビットCPU
  • ARMアーキテクチャ
  • 古いIntel GMA 500, 600, 3600, 3650のGPU
  • 第3世代以前のIntel グラフィックス

2. 認定モデルリストを確認

Google公式の認定モデルリストで、自分のパソコンが載っているか確認:
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11513094

注意:
認定されていなくても動作する場合がありますが、動作保証はありません。

3. BIOSへのアクセス権限

トラブルシューティングにはBIOS設定の変更が必要な場合があります。

BIOS起動キー(メーカー別):

  • Dell: F2 または F12
  • HP: F10 または Esc
  • Lenovo: F1, F2, または Fn+F2
  • ASUS: F2 または Delete
  • Acer: F2 または Delete

【エラー1】USBインストーラーから起動できない

最も多い初期段階のエラーです。

症状

  • パソコンを起動してもWindowsやMacが通常通り起動する
  • USBを挿しても何も起こらない
  • 起動メニューにUSBが表示されない
  • 「起動可能なデバイスが見つかりません」と表示

原因と解決方法

原因1: USBブートが無効になっている

BIOS設定でUSBからの起動が許可されていません。

解決方法:

  1. パソコンを再起動してBIOSに入る
  2. Boot(起動)メニューを探す
  3. 「USB Boot」または「Boot from External Media」を探す
  4. 「Enabled」または「オン」に設定
  5. 保存して終了

原因2: Secure Boot(セキュアブート)が有効

セキュリティ機能が起動を妨げています。

解決方法:

  1. BIOSに入る
  2. 「Security」または「Boot」メニューを探す
  3. 「Secure Boot」を探す
  4. 「Disabled」に設定
  5. 保存して終了

原因3: Fast Boot(高速起動)が有効

解決方法:

  1. BIOSに入る
  2. 「Boot」メニュー
  3. 「Fast Boot」を「Disabled」に設定
  4. 保存して終了

原因4: USBドライブの問題

特定のメーカーのUSBドライブは問題を起こしやすいです。

よくある問題のUSB:

  • SanDisk製(特に多い)
  • 一部のNoName品

解決方法:

  1. 別のメーカーのUSBドライブを試す
  2. USB 2.0のドライブを使う(USB 3.0で問題が起きる場合)
  3. 容量は8GB〜16GBが最適

原因5: USB ポートの問題

解決方法:
すべてのUSBポートで試してみる:

  • USB 2.0ポート
  • USB 3.0ポート
  • USB-Cポート
  • 前面/背面のポート(デスクトップの場合)

USBハブやドングルを使っている場合は、直接接続してみる。

原因6: USBインストーラーが正しく作成されていない

解決方法:
USBインストーラーを作り直す:

  1. 別のパソコンでChromeブラウザを開く
  2. Chromebookリカバリユーティリティをインストール
  3. 拡張機能を開いて「開始」
  4. 「リストからモデルを選択」
  5. メーカー: 「Google ChromeOS Flex」
  6. 製品: 「ChromeOS Flex」
  7. USBドライブを挿入
  8. 手順に従って作成

正しい起動方法

ステップ1: 起動メニューを開く

パソコンの電源を入れた直後に、起動メニューキーを連打:

  • Dell: F12
  • HP: F9 または Esc
  • Lenovo: F12
  • ASUS: Esc または F8
  • Acer: F12

ステップ2: USBを選択

起動メニューで以下のような項目を選択:

  • 「UEFI: 」(推奨)
  • 「USB HDD」
  • 「Removable Device」
  • USBドライブの名前

重要: 「UEFI:」で始まる項目を選んでください。


【エラー2】「1962: No operating system found」エラー

インストール中または起動時にこのエラーが表示されます。

症状

  • 「1962: オペレーティングシステムが見つかりません」
  • 「No operating system found」
  • 「No bootable device found」

原因と解決方法

原因1: USBインストーラーが破損

最も多い原因です。

解決方法:

  1. Chromebookリカバリユーティリティで USBを作り直す
  2. 別のUSBドライブを使う
  3. ダウンロードが中断されていないか確認

原因2: UEFI起動オプションが正しくない

解決方法(ASUSモデルの場合):

インストール中の場合:

  1. USBインストーラーを挿入
  2. 起動メニューで「UEFI: 」を選択(重要)

インストール完了後の場合:

  1. BIOSに入る
  2. BIOSをデフォルト設定にリセット
  3. デバイス起動中にEscキーを押す
  4. 「UEFI: 」を選択
  5. インストール完了後:
  • BIOSに入る
  • 起動オプションから「Boot from EFI file」を選択
  • 「Internal Drive」→「EFI」→「Boot」→「bootx64.efi」を選択

原因3: Boot Mode(起動モード)の問題

解決方法:

  1. BIOSに入る
  2. 「Boot Mode」を探す
  3. 「UEFI」に設定(推奨)
  4. それでもダメなら「Legacy」に切り替え
  5. 保存して再起動

重要: 一部の古いデバイスは「Legacy」モードでのみ動作します。

原因4: Macデバイス特有の問題

Macの場合、論理ボードRAMをクリアする必要があります。

解決方法(Macの場合):

  1. Macを完全にシャットダウン
  2. キーボードで以下を押しながら電源オン:
  • Command + Option + P + R
  • Windows キーボード: Win + Alt + P + R
  1. 起動音が2回鳴るまで押し続ける
  2. キーを離す

注意: 古いMacモデル(iMac 5,2、Macbook 2,1、3,1、4,1)ではこの操作は推奨されません。


【エラー3】「インストーラで有効なインストール先が見つかりませんでした」

症状

  • 「The installer could not find a valid destination」
  • インストール先のドライブが表示されない
  • インストールボタンが押せない

原因と解決方法

原因1: ストレージ容量が不足

ChromeOS Flexは16GB以上のストレージを必要とします。

解決方法:

  • 16GB以上の内蔵ストレージがあるか確認
  • パーティション分割している場合、再パーティション
  • 小さいSSDの場合は交換を検討

原因2: RAID モードが有効

これが最も多い原因です。

解決方法:

  1. BIOSに入る
  2. 「Storage Configuration」または「SATA Configuration」を探す
  3. 「RAID」モードを探す
  4. 「AHCI」または「NVMe」に変更
  5. 保存して再起動
  6. ChromeOS Flexを再インストール

BIOS設定の場所(メーカー別):

  • Dell: System Configuration → SATA Operation
  • HP: Storage Options → SATA Emulation
  • Lenovo: Config → Serial ATA (SATA)
  • ASUS: Advanced → SATA Configuration

注意: RAIDからAHCIに変更すると、既存のWindowsが起動しなくなる場合があります。重要なデータは必ずバックアップしてください。

原因3: ドライブが認識されていない

解決方法:

  1. BIOSでドライブが認識されているか確認
  2. SATAケーブルの接続を確認(デスクトップの場合)
  3. 別のドライブで試す
  4. ドライブの故障を疑う

【エラー4】インストールは完了したが起動しない

症状

  • インストールは成功したように見える
  • USB を抜いて再起動すると真っ黒な画面
  • 「No OS found」と表示される
  • 何も表示されない

原因と解決方法

原因1: BIOSがデフォルト設定になっていない

解決方法:

  1. BIOSに入る
  2. 「Load Default Settings」または「Load Optimized Defaults」を選択
  3. 保存して終了

原因2: Boot Mode が正しくない

解決方法:

  1. BIOSに入る
  2. Boot Modeを確認
  3. UEFIを試す
  4. ダメならLegacyを試す
  5. どちらかで起動するはず

原因3: BIOSを最新版に更新する必要がある

解決方法:

  1. メーカーのサポートサイトにアクセス
  2. 自分のパソコンモデルを検索
  3. 最新のBIOSアップデートをダウンロード
  4. 手順に従ってアップデート

注意: BIOSアップデートは慎重に。失敗するとパソコンが起動しなくなります。

原因4: 起動順序の問題

解決方法:

  1. BIOSに入る
  2. 「Boot Order」または「Boot Priority」を探す
  3. 内蔵ドライブ(HDD/SSD)を最優先に設定
  4. 保存して終了

【エラー5】Wi-Fiが認識されない・接続できない

インストールは成功したが、Wi-Fiが使えない場合です。

症状

  • Wi-Fi項目は表示されるがネットワークが見つからない
  • 「Wi-Fiがオフになっています」と表示
  • Windowsでは動作していたのにChromeos Flexでは認識されない

原因と解決方法

原因1: サポートされていないWi-Fiチップセット

以下のWi-Fiチップは現在サポートされていません:

  • Killer ax500(Qualcomm QCA3690)
  • MEDIATEK Corp. MT7902
  • 一部の古いチップセット

確認方法:
Windowsが起動できる場合:

  1. デバイスマネージャーを開く
  2. 「ネットワークアダプター」を展開
  3. Wi-Fiアダプターの型番を確認

解決方法:

  1. 有線LAN接続: USB-LANアダプターを使う
  2. ドライバー追加: 上級者向け – Linuxドライバーを追加インストール
  3. 外付けWi-Fiアダプター: USB Wi-Fiアダプターを購入
  4. 諦める: 他のOSを使う

原因2: BIOSでWi-Fiが無効

解決方法:

  1. BIOSに入る
  2. 「Wireless」または「WLAN」設定を探す
  3. 「Enabled」に設定
  4. 保存して終了

原因3: Wi-Fiの物理スイッチがオフ

一部のノートPCには物理的なWi-Fiスイッチがあります。

解決方法:

  • Wi-Fiボタンやスライドスイッチを確認
  • キーボードのFnキー + Wi-Fiキーを試す
  • 機内モードスイッチを確認

原因4: キーボードショートカットでオフになっている

解決方法:
ChromeOS Flexで以下を試す:

  1. 画面右下の時刻をクリック
  2. Wi-Fiアイコンをクリック
  3. オン/オフを切り替え

または:

  • キーボードショートカットでWi-Fiをオン/オフ

暫定的な解決策:

  1. USB-LANアダプターを接続
  2. システムを最新版にアップデート
  3. アップデートで改善される場合がある

【エラー6】黒い画面で止まる・カーソルが点滅

症状

  • 起動後に真っ黒な画面
  • 白いカーソルが点滅
  • ロゴは表示されるがその後進まない

原因と解決方法

原因1: GPU(グラフィックカード)の互換性問題

サポートされていないGPU:

  • NVIDIA Quadro NVS 4200M
  • 古いNVIDIA GPU(不安定になりがち)
  • 第3世代以前のIntel グラフィックス
  • Intel GMA 500, 600, 3600, 3650

解決方法1: BIOS でGPU設定を変更

  1. BIOSに入る
  2. 「Graphics」「Video」「Advanced」などのメニューを探す
  3. 以下の設定を試す:
  • 「Integrated Graphics」(内蔵GPU)を選択
  • 「Intel」を選択
  • 「Discrete Graphics」を無効化
  1. 保存して再起動

解決方法2: 別のGPUオプションを試す

スイッチャブルグラフィックス(2つのGPU搭載)の場合:

  • 低消費電力GPU: 「Integrated」「Intel」
  • 高性能GPU: 「Discrete」「NVIDIA」「AMD」

原因2: デバイスが認定されていない

解決方法:

  1. 認定モデルリストを再確認
  2. 類似モデルの注意事項を確認
  3. デバイスが古すぎる場合は諦めも必要

原因3: USBインストーラーの問題

解決方法:
別のパソコンでUSBインストーラーを作り直す。


【エラー7】インストール中にフリーズ・再起動

症状

  • インストール中に進行が止まる
  • 0%で停止
  • 突然再起動する
  • 「Error code 1」が表示される

原因と解決方法

原因1: USBドライブの書き込みエラー

解決方法:

  1. 別のUSBドライブで試す
  2. USBポートを変える(USB 2.0を推奨)
  3. USB ハブを使わず直接接続

原因2: ハードウェアの不具合

解決方法:

  1. メモリテストを実行
  2. 内蔵ストレージの健全性をチェック
  3. 別のストレージで試す
  4. ハードウェアの故障を疑う

原因3: BIOS設定の問題

解決方法:

  1. BIOSをデフォルトに戻す
  2. 仮想化設定を確認:
  • VT-x, VT-d を有効にする
  • または無効にする(両方試す)
  1. ハイパースレッディングを無効にする

【エラー8】「Chromebookはロックされています」エラー

症状

  • 「Error – Your Chromebook is locked due to a known issue」
  • TPM関連のエラーメッセージ
  • カウントダウンが表示される

原因

デバイスのTPM(Trusted Platform Module)がロック状態と検出されています。

解決方法

対処法1: カウントダウンを待つ

  1. カウントダウンが終わるまで待つ
  2. サインイン画面に進む
  3. 通常通り使用

注意: 次回ログイン時もエラーが表示される場合があります。

対処法2: TPMを無効化(推奨)

  1. BIOSに入る
  2. 「Security」メニューを探す
  3. 「TPM」または「Trusted Platform Module」を探す
  4. 「Disabled」に設定
  5. 保存して再起動

USBインストーラー作成の正しい手順

エラーの多くはUSBインストーラーの作成ミスが原因です。正しい手順を確認しましょう。

必要なもの

  • 8GB以上のUSBドライブ(16GBを推奨)
  • Chrome ブラウザがインストールされたパソコン
  • インターネット接続

手順

ステップ1: Chromebookリカバリユーティリティをインストール

  1. Chromeブラウザを開く
  2. Chrome ウェブストアにアクセス
  3. 「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を検索
  4. 「Chromeに追加」をクリック
  5. 「拡張機能を追加」をクリック

ステップ2: USBインストーラーを作成

  1. 拡張機能アイコンをクリック
  2. Chromebookリカバリユーティリティを起動
  3. 「開始」をクリック
  4. 「リストからモデルを選択」をクリック
  5. メーカー: 「Google ChromeOS Flex」を選択
  6. 製品: 「ChromeOS Flex」を選択
  7. 「続行」をクリック
  8. USBドライブを挿入
  9. USBドライブを選択
  10. 「続行」をクリック
  11. 「今すぐ作成」をクリック

注意:

  • USBドライブ内のデータはすべて消去されます
  • 作成には10〜30分かかります
  • 作成中は他の作業をしないでください

ステップ3: 作成完了

「リカバリメディアの作成が完了しました」と表示されたら完了です。


トラブルシューティングの基本手順

エラーが発生したら、以下の順番で試してください。

レベル1: 基本的な対処

  1. USBインストーラーを作り直す
  • 最も効果的な方法
  • 別のUSBドライブを使う
  • SanDisk以外のメーカーを試す
  1. 別のUSBポートを試す
  • すべてのポートで試す
  • USB 2.0と3.0の両方
  • ハブを使わず直接接続
  1. パソコンを再起動
  • 完全にシャットダウン
  • 電源を切って10秒待つ
  • 再度電源を入れる

レベル2: BIOS設定の確認・変更

  1. Secure Bootを無効化
  2. Fast Bootを無効化
  3. USB Bootを有効化
  4. Boot ModeをUEFIに設定
  5. RAIDをAHCIに変更

レベル3: 上級者向け対処

  1. BIOSをデフォルトにリセット
  2. BIOSを最新版にアップデート
  3. Boot Modeを Legacy に変更
  4. GPU設定を変更

レベル4: ハードウェアの問題を疑う

  1. 別のストレージで試す
  2. メモリをテスト
  3. ハードウェア故障の可能性
  4. 専門家に相談

認定されていないデバイスでの注意点

認定モデルリストとは?

Google が動作テストと保証を行っているパソコンのリストです。

確認方法:
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11513094

認定されていない場合のリスク

可能性のある問題:

  • Wi-Fiが動作しない
  • タッチパッドが正常に動作しない
  • サスペンドから復帰しない
  • 特定のキーが機能しない
  • 画面の明るさ調整ができない
  • オーディオが動作しない
  • アップデート後に不具合が発生

覚悟すべきこと:

  • サポートが受けられない
  • 突然動作しなくなる可能性
  • 自己責任での使用

試す価値はある?

試す価値がある場合:

  • 捨てる予定のパソコン
  • テスト用途
  • サブマシンとして使う
  • ダメでも諦められる

避けるべき場合:

  • メインマシンとして使いたい
  • 業務で使用する予定
  • 安定性が必要
  • トラブルシューティングが苦手

どうしても解決しない場合

ライブブートで確認

インストールせずにUSBから直接起動して動作確認:

  1. USBインストーラーから起動
  2. 「ChromeOS Flexをインストール」を選ばない
  3. ゲストとしてログイン
  4. 動作をテスト

確認項目:

  • Wi-Fiが認識されるか
  • タッチパッドが動作するか
  • キーボードが正常か
  • 画面表示は問題ないか
  • 全体的な動作速度

ライブブートで問題がある場合、インストールしても同じ問題が発生します。

Devチャンネルに切り替える

安定版で問題が発生する場合、開発版を試す:

手順:

  1. ChromeOS Flexをインストール(問題があっても)
  2. 設定 → ChromeOS について
  3. 詳細設定 → チャンネル
  4. 「Dev – 不安定」を選択

注意: 不安定版なので自己責任で。

Googleにフィードバックを送る

インストール失敗時にフィードバック送信画面が表示されます:

  1. 問題の詳細を記入
  2. ログを送信
  3. 改善に役立てられる

注意: 個別の回答は期待できません。

他のOSを検討

どうしても動作しない場合の選択肢:

  1. Linux: Ubuntu、Linux Mintなど
  2. 軽量Linux: Lubuntu、Xubuntuなど
  3. CloudReady: ChromeOS Flexの前身(旧バージョン)
  4. Windows 10/11: 要件を満たせば

よくある質問

Q1: 認定モデルリストにない型番でもインストールできる?

A: できますが、動作保証はありません。

類似モデルが認定されている場合は成功率が高いです。
完全に異なるモデルの場合、問題が発生する可能性が高くなります。

Q2: USBインストーラー作成に失敗する場合は?

A: 以下を試してください。

  1. 別のUSBドライブを使う
  2. 別のパソコンで作成する
  3. Chromeブラウザを最新版にアップデート
  4. ウイルス対策ソフトを一時的に無効化
  5. USB 2.0のドライブを使う

Q3: インストール後にWindowsに戻せる?

A: はい、可能です。

ただし、ChromeOS Flexのインストール時にすべてのデータが消去されるため:

  • 事前にバックアップが必須
  • Windowsのインストールメディアが必要
  • ライセンスキーの確認が必要

Q4: RAID を AHCI に変更するとWindowsが起動しなくなる?

A: はい、起動しなくなる可能性があります。

対処法:

  • Windowsを使う予定がある: RAID のままにする
  • ChromeOS Flexのみ使う: AHCIに変更してOK
  • 両方使いたい: 別のストレージにインストール

Q5: SanDiskのUSBドライブは本当に使えない?

A: 使える場合もありますが、問題報告が多いです。

可能なら他のメーカー(Kingston、Transcend、Samsungなど)を使うことを推奨します。

Q6: インストール後にUSBドライブは再利用できる?

A: はい、できます。

手順:

  1. Chromebookリカバリユーティリティを開く
  2. 設定アイコン(歯車)をクリック
  3. 「リカバリメディアの消去」を選択
  4. USBドライブを選択
  5. 「続行」をクリック

これで通常のUSBドライブとして使えます。

Q7: Mac で ChromeOS Flex はうまく動く?

A: 新しいMacモデルはサポートされていません。

サポート状況:

  • 2010年以前のMac: 推奨されない
  • 2010〜2015年のMac: 動作する場合が多い
  • 2016年以降のMac: サポートされていない

認定モデルリストを必ず確認してください。


まとめ

ChromeOS Flexのインストールエラーについて解説しました。

重要ポイント:

事前確認:

  • 認定モデルリストをチェック
  • 最小要件を満たしているか確認
  • 重要なデータはバックアップ

最も多いエラーと解決方法:

  1. USBから起動できない: Secure Boot無効化、USB Boot有効化
  2. OSが見つかりません: USBインストーラー作り直し、UEFI起動を選択
  3. 有効なインストール先がない: RAIDをAHCIに変更
  4. 起動しない: BIOSをデフォルトに戻す、Boot Mode変更
  5. Wi-Fi認識されない: サポート外チップセット、有線LAN使用

トラブルシューティングの基本:

  1. USBインストーラーを作り直す
  2. 別のUSBドライブを試す
  3. すべてのUSBポートを試す
  4. BIOS設定を確認・変更
  5. BIOSをデフォルトに戻す

注意事項:

  • 認定されていないデバイスは動作保証なし
  • インストールは自己責任
  • すべてのデータが消去される
  • 古すぎるパソコンは避ける

諦めるべき場合:

  • 何度試してもエラーが解決しない
  • ライブブートでも動作が不安定
  • サポートされていないハードウェア
  • 業務用途で使いたい場合

ChromeOS Flexは古いパソコンを再活用できる素晴らしいOSですが、すべてのパソコンで動作するわけではありません。

この記事の方法を順番に試して、それでもダメなら別のOSを検討することをおすすめします!

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