スマホのChromeでリンクをタップしても開かなくて困っていませんか。
検索はできるのにリンクだけ反応しない、ポップアップがブロックされる、別のアプリが起動してしまうなどの症状が発生しています。
この記事では、スマホのChromeでリンクが開かない原因を特定し、効果的な解決方法を詳しく解説します。
iPhone・Android両方の対処法がわかります。
よくある症状

Chromeでリンクが開かない症状にはいくつかのパターンがあります。
リンクをタップしても反応しない
最も多い症状です。
症状の詳細
- リンクをタップしても何も起こらない
- 何度タップしても変化がない
- たまに開けることがある
- ダブルタップや長押しなら開ける
反応がまったくない状態です。
ポップアップがブロックされる
新しいタブやウィンドウで開くリンクが開きません。
表示されるメッセージ
- アドレスバーに赤いマークが表示される
- 「ポップアップがブロックされました」と表示される
- 「○個のポップアップがブロックされました」と表示される
セキュリティ機能が原因です。
別のアプリが勝手に起動する
Chromeで開きたいのに、別のアプリが起動します。
具体例
- Amazonのリンクをタップ → Amazonアプリが起動
- YouTubeのリンクをタップ → YouTubeアプリが起動
- InstagramのリンクをタップInstagramアプリ内ブラウザが起動
アプリの関連付け設定が原因です。
「リンクを開くアプリが見つかりません」と表示される
Androidでよく見られる症状です。
エラーメッセージ
- 「リンクを開くアプリが見つかりません」
- 「リンクを開くことができません」
- 「デフォルトアプリが設定されていません」
リンクを開くアプリが正しく設定されていません。
一部のリンクだけ開かない
特定のサイトのリンクだけが開きません。
よくあるケース
- SNSのリンク先が開かない
- ショッピングサイトのリンクが開かない
- メール内のリンクが開かない
サイト固有の問題かアプリの設定問題です。
基本的な対処法
まず試すべき簡単な対処法です。
1. Chromeを再起動する
最も基本的で効果的な方法です。
iPhone
- ホーム画面に戻る
- 画面下部から上にスワイプ(iPhone Xより前はホームボタン2回押し)
- マルチタスク画面が表示される
- Chromeを上にスワイプして終了
- ホーム画面からChromeを再起動
Android
- 画面下の四角ボタン(マルチタスク)をタップ
- または画面下から上にスワイプして長押し
- Chromeを左右にスワイプして終了
- ホーム画面からChromeを再起動
一時的な不具合が解消されます。
2. スマートフォンを再起動する
端末全体を再起動します。
iPhone
- 電源ボタンと音量ボタンを同時に長押し
- 「スライドで電源オフ」を右にスライド
- 完全に電源が切れるまで待つ
- 電源ボタンを長押しして起動
- Chromeでリンクを試す
Android
- 電源ボタンを長押し
- 「再起動」または「電源を切る」を選択
- 完全に電源が切れるまで待つ
- 電源ボタンを長押しして起動
- Chromeでリンクを試す
システム全体がリフレッシュされます。
3. ページを再読み込みする
ページ自体の問題かもしれません。
手順
- Chromeの右上の3点メニューをタップ
- 「再読み込み」アイコンをタップ
- または画面を下に引っ張って更新
ページの一時的な不具合が解消されることがあります。
4. 別のブラウザで試す
Chrome固有の問題か確認します。
試すブラウザ
- Safari(iPhone)
- Firefox
- Microsoft Edge
- Opera
別のブラウザで開ける場合、Chrome側に問題があります。
ポップアップブロック関連の対処法
ポップアップがブロックされている場合の対処法です。
ポップアップを許可する
Chromeのポップアップ設定を変更します。
iPhone・Androidの手順
- Chromeを開く
- 右上の3点メニューをタップ
- 「設定」を選択
- 「サイトの設定」をタップ
- 「ポップアップとリダイレクト」を選択
- 「ポップアップとリダイレクト」をオンにする
すべてのサイトでポップアップが許可されます。
セキュリティ上の注意
すべてのポップアップを許可すると、広告なども表示されるようになります。
信頼できるサイトのみ個別に許可することをおすすめします。
特定サイトのポップアップを許可する
個別にサイトを許可します。
手順
- リンクが開かないサイトにアクセス
- アドレスバーの赤いマークをタップ
- 「常に許可」を選択
- ページを再読み込み
そのサイトだけポップアップが許可されます。
ポップアップブロック時の対処
ブロックされたポップアップを開く方法です。
手順
- アドレスバーの右端を確認
- ポップアップブロックのアイコンが表示されている
- アイコンをタップ
- 開きたいリンクをタップ
その場でポップアップを開けます。
キャッシュとCookieのクリア
蓄積されたデータが原因の場合があります。
キャッシュとCookieを削除する
古いデータを削除します。
iPhone・Android共通の手順
- Chromeを開く
- 右上の3点メニューをタップ
- 「設定」を選択
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
- 「閲覧履歴データの削除」を選択
- 期間を「全期間」に設定
- 以下にチェックを入れる
- Cookieとサイトデータ
- キャッシュされた画像とファイル
- 「データを削除」をタップ
- 確認画面で「削除」をタップ
キャッシュとCookieが削除されます。
注意点
- ログイン状態が解除されます
- 保存されたパスワードは残ります
- ブックマークは残ります
削除後、もう一度リンクを試してください。
特定サイトのCookieだけ削除する
すべて削除したくない場合の方法です。
手順
- Chromeで問題のサイトを開く
- アドレスバーの鍵マークをタップ
- 「Cookieとサイトデータ」をタップ
- 「削除」を選択
- ページを再読み込み
そのサイトのデータだけ削除されます。
Android特有の対処法
Android端末に特有の解決方法です。
Android System WebViewを更新する
WebViewはリンクを開くために必要なコンポーネントです。
更新手順
- Google Playストアを開く
- 検索バーで「Android System WebView」と検索
- アプリを開く
- 「更新」ボタンがあればタップ
- 更新完了後、スマホを再起動
- Chromeでリンクを試す
WebViewが古いとリンクが開きません。
WebViewをアンインストールして再インストール
更新でダメな場合の方法です。
手順
- Google Playストアで「Android System WebView」を開く
- 「アンインストール」をタップ
- スマホを再起動
- 再度Google Playストアで「Android System WebView」を開く
- 「インストール」または「更新」をタップ
- 完了後、スマホを再起動
WebViewがリセットされます。
デフォルトアプリ設定を確認する
リンクを開くアプリが正しく設定されているか確認します。
手順
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリと通知」を選択
- 「デフォルトアプリ」をタップ
- 「ブラウザアプリ」を選択
- Chromeが選択されているか確認
- 選択されていなければChromeを選択
Chromeがデフォルトブラウザに設定されます。
リンクを開く設定を確認する
各アプリのリンク設定を確認します。
手順
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」→「デフォルトアプリ」
- 「リンクを開く」を選択
- インストール済みアプリ一覧が表示される
- 問題のあるアプリ(例:Instagram、Amazon)をタップ
- 「サポートしているリンクを開く」をオフにする
特定のアプリへの自動遷移がオフになります。
アプリの設定をリセットする
アプリ設定全体をリセットします。
手順
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリと通知」
- 「すべてのアプリ」を表示
- 右上の3点メニューをタップ
- 「アプリの設定をリセット」を選択
- 確認画面で「リセット」をタップ
- スマホを再起動
注意点
アプリのデータは削除されませんが、以下がリセットされます:
- デフォルトアプリ設定
- アプリの権限
- 通知設定
リセット後、必要な設定を再度行ってください。
Google Playサービスをクリアする
Playサービスのデータをクリアします。
手順
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」→「すべてのアプリ」
- 右上の3点メニューをタップ
- 「システムアプリを表示」を選択
- 「Google Play開発者サービス」を探してタップ
- 「ストレージ」をタップ
- 「キャッシュを削除」をタップ
- 「ストレージを消去」をタップ(慎重に)
- スマホを再起動
Playサービスがリセットされます。
iPhone特有の対処法

iPhone端末に特有の解決方法です。
デフォルトブラウザを確認する
Chromeがデフォルトブラウザに設定されているか確認します。
iOS 14以降の手順
- 設定アプリを開く
- 下にスクロールして「Chrome」を選択
- 「デフォルトのブラウザApp」をタップ
- 「Chrome」を選択
Chromeがデフォルトブラウザになります。
iOS 13以前
iOS 13以前ではデフォルトブラウザを変更できません。
Safariがデフォルトのままです。
Chromeのコンテンツ設定を確認する
JavaScriptが有効になっているか確認します。
手順
- Chromeを開く
- 右上の3点メニューをタップ
- 「設定」を選択
- 「コンテンツの設定」をタップ
- 「JavaScript」を選択
- オンになっているか確認
- オフの場合はオンにする
JavaScriptが無効だとリンクが動作しません。
プライバシー設定を確認する
iOSのプライバシー設定を確認します。
手順
- 設定アプリを開く
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「追跡」を確認
- 必要に応じて設定を調整
過度に厳しい設定がリンクを妨げることがあります。
アプリの再インストール
上記の方法で解決しない場合の最終手段です。
Chromeを再インストールする
アプリを完全に入れ直します。
注意事項
再インストール前に以下を確認してください:
- Googleアカウントでログイン中か確認
- ブックマークが同期されているか確認
- 保存したパスワードが同期されているか確認
Googleアカウントにログインしていれば、データは復元されます。
iPhone
- ホーム画面でChromeアイコンを長押し
- 「Appを削除」を選択
- 確認画面で「削除」をタップ
- App StoreからChromeをダウンロード
- インストール完了後、Googleアカウントでログイン
- ブックマークなどが同期される
Android
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」→「Chrome」
- 「アンインストール」をタップ
- 確認画面で「OK」
- Google PlayストアからChromeをダウンロード
- インストール完了後、Googleアカウントでログイン
- ブックマークなどが同期される
再インストールでアプリがリセットされます。
その他の対処法
上記以外の対処法です。
Wi-Fiとモバイルデータを切り替える
ネット接続を変更します。
手順
- Wi-Fi接続中の場合 → Wi-Fiをオフにする
- モバイルデータ接続中の場合 → Wi-Fiをオンにする
- Chromeでリンクを試す
ネットワーク環境の問題が解消されることがあります。
機内モードのオン/オフ
ネット接続をリセットします。
手順
- 機内モードをオンにする
- 10秒待つ
- 機内モードをオフにする
- 接続が復帰するまで待つ
- Chromeでリンクを試す
簡単にネットワークをリセットできます。
拡張機能を無効にする(PC版Chromeと同期している場合)
PC版Chromeの拡張機能が影響することがあります。
確認方法
- PCでChromeを開く
- アドレスバーに「chrome://extensions/」と入力
- すべての拡張機能を一時的にオフにする
- スマホのChromeを再起動
- リンクが開くか確認
拡張機能が同期されて影響している場合があります。
VPNを切断する
VPN接続が原因の場合があります。
手順
- VPNアプリを開く
- VPN接続を切断
- Chromeでリンクを試す
VPNが一部のリンクをブロックすることがあります。
広告ブロックアプリを確認する
広告ブロックアプリがリンクを妨げることがあります。
確認方法
- 使用中の広告ブロックアプリ(AdGuard、Blokadaなど)を開く
- 一時的に無効にする
- Chromeでリンクを試す
- 開ける場合、ホワイトリストに追加
広告ブロックがリンクも誤ってブロックすることがあります。
よくある質問
Chromeでリンクが開かない問題に関するよくある質問です。
Q: リンクをタップしても何も起こりません
A: 以下を順番に試してください。
- Chromeを再起動
- スマホを再起動
- キャッシュとCookieをクリア
- ポップアップ設定を確認
多くの場合、再起動で解決します。
Q: 「ポップアップがブロックされました」と表示されます
A: ポップアップ設定を変更してください。
設定→サイトの設定→ポップアップとリダイレクト→許可
または、特定サイトだけ個別に許可してください。
Q: 別のアプリが勝手に起動します
A: Androidの場合、アプリのリンク設定を確認してください。
設定→アプリ→デフォルトアプリ→リンクを開く→該当アプリの「サポートしているリンクを開く」をオフ
Q: 一部のリンクだけ開きません
A: 以下を確認してください。
- そのサイトのCookieを削除
- ポップアップ設定を確認
- サイト固有の問題の可能性(時間を置いて再試行)
Q: メール内のリンクが開きません
A: メールアプリ内のブラウザではなく、Chromeで直接開いてください。
リンクを長押し→コピー→Chromeのアドレスバーに貼り付け
Q: リンクを2回タップしないと開きません
A: iPhoneでよくある症状です。
- Chromeを最新版にアップデート
- Chromeを再インストール
- iOSを最新版にアップデート
Q: 「リンクを開くアプリが見つかりません」と表示されます(Android)
A: デフォルトアプリ設定を確認してください。
設定→アプリ→デフォルトアプリ→ブラウザアプリ→Chromeを選択
Q: すべて試してもダメです
A: 以下を試してください。
- Chromeを再インストール
- OSを最新版にアップデート
- 別のブラウザを使用
- Googleのヘルプフォーラムに問い合わせ
まとめ
スマホのChromeでリンクが開かない場合、原因を特定して適切に対処することが重要です。
主な原因
- ポップアップブロック設定
- キャッシュとCookieの蓄積
- デフォルトアプリ設定
- Android System WebView(Android)
- アプリの不具合
- ネットワークの問題
効果的な対処順序
- 簡単な対処(1〜2分)
- Chromeを再起動
- スマホを再起動
- ページを再読み込み
- ポップアップ関連(2〜3分)
- ポップアップ設定を確認
- 特定サイトを許可
- データのクリア(3〜5分)
- キャッシュとCookieをクリア
- 特定サイトのCookieを削除
- Android特有の対処(5〜10分)
- WebViewを更新
- デフォルトアプリ設定を確認
- リンクを開く設定を調整
- アプリ設定をリセット
- iPhone特有の対処(3〜5分)
- デフォルトブラウザを確認
- JavaScript設定を確認
- 最終手段(10〜15分)
- Chromeを再インストール
- OSを最新版にアップデート
重要なポイント
- 再インストール前にGoogleアカウントでログイン確認
- ポップアップを全許可すると広告も表示される
- WebViewの更新はAndroidで重要
- キャッシュクリア後はログイン情報が消える
予防策
- Chromeを最新版に保つ
- OSを最新版に保つ
- 定期的にキャッシュをクリア(月1回)
- 信頼できるサイトのみポップアップを許可
- 広告ブロックアプリのホワイトリストを活用
多くの場合、Chromeやスマホの再起動で解決します。
それでも解決しない場合は、キャッシュのクリアやポップアップ設定の確認を試してください。
Android端末の場合、WebViewの更新が特に効果的です。
iPhone端末の場合、Chromeのアップデートや再インストールが効果的です。
適切な対処法を試すことで、Chromeでリンクが正常に開くようになります。

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