キャッシュとCookieの違い

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ざっくり言うと…

項目キャッシュCookie(クッキー)
主な役割ページの表示を速くするための一時保存ユーザー情報を記録・識別するための仕組み
保存するもの画像・HTML・CSS・JSなどのデータファイルログイン情報・言語設定・カート情報などの状態
保存場所ユーザーのブラウザの一時フォルダユーザーのブラウザ内の小さなテキストファイル
有効期限サイトやブラウザが自動的に管理・削除サイトが指定する(数日〜数か月)
削除の影響ページの表示が少し遅くなるだけログイン情報や設定が消える・再入力が必要になる

もう少し詳しく言うと…

キャッシュ(Cache)とは?

  • 一度読み込んだWebページの画像やCSSファイルをブラウザが一時的に保存しておく仕組みです
  • 次に同じページにアクセスしたときに再ダウンロードせずに表示できるので、高速化と通信量削減が可能です
  • 不具合が起きたとき(古いデータが残っているとき)は、キャッシュをクリアすることで解消されることが多いです

Cookie(クッキー)とは?

  • サイト側がユーザーのブラウザに情報(識別IDや設定)を保存する仕組みです
  • 例えば以下のような情報を保存します:
    • 自動ログイン情報
    • ショッピングカートの中身
    • 言語の選択(日本語/英語など)
  • サイトに戻ってきたときに「前回の続き」ができるのはCookieのおかげなのです

削除しても大丈夫?

項目削除すると?削除してOK?
キャッシュページの表示がやや遅くなるだけ問題なし(リフレッシュ目的でよく行う)
Cookieログイン状態や設定がリセットされる必要に応じて(プライバシー保護などで)

まとめ:キャッシュとCookieの違いを一言で!

キャッシュ=速くするための「ページの一時データ」
Cookie=覚えておくための「あなたの情報」

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