「新しいAndroidスマホに変えたいけど、LINEの引き継ぎが不安…」 「トーク履歴って本当に全部移せるの?」 「スタンプやLINE Payはどうなる?」 「失敗したら友だちリストが消えるって聞いたけど…」
機種変更の最大の悩み、それがLINEの引き継ぎですよね。
でも、朗報があります! Android同士の機種変更なら、トーク履歴を含むすべてのデータが完全に引き継げるんです。 iPhoneへの移行と違って、制限もほとんどありません。
この記事では、2024年最新の3つの引き継ぎ方法と、絶対に失敗しない手順を画像付きで解説。 30分あれば、大切なデータを一つも失うことなく、新しいスマホでLINEが使えるようになりますよ!
3つの引き継ぎ方法を比較

方法1:かんたん引き継ぎQRコード(最新・推奨)
2023年から導入された最新方法です。
項目 | 詳細 |
---|---|
所要時間 | 10分 |
難易度 | ★☆☆(超簡単) |
トーク履歴 | 直近14日分を即座に移行 |
必要なもの | 新旧両方のスマホ |
メリット | パスワード不要、最速 |
デメリット | 14日より前のトークは別途バックアップ必要 |
こんな人におすすめ:
- とにかく早く済ませたい
- 難しい設定は苦手
- 最近のトークが移行できれば十分
方法2:Googleドライブバックアップ(完全移行)
従来からある確実な方法。
項目 | 詳細 |
---|---|
所要時間 | 20-30分 |
難易度 | ★★☆(普通) |
トーク履歴 | すべて完全移行可能 |
必要なもの | Googleアカウント、Wi-Fi環境 |
メリット | 全履歴を完璧に移行 |
デメリット | バックアップに時間がかかる |
こんな人におすすめ:
- すべてのトーク履歴を残したい
- 大切な思い出の会話がある
- 時間に余裕がある
方法3:従来の引き継ぎ(電話番号認証)
最もシンプルな基本的方法。
項目 | 詳細 |
---|---|
所要時間 | 5分 |
難易度 | ★☆☆(簡単) |
トーク履歴 | 移行不可(別途バックアップ必要) |
必要なもの | 電話番号、パスワード |
メリット | 最もシンプル |
デメリット | トーク履歴は手動復元 |
こんな人におすすめ:
- トーク履歴は不要
- とりあえず友だちリストだけ移行したい
- 一番簡単な方法がいい
【完全版】かんたん引き継ぎQRコードでの移行手順
事前準備(3分)
旧スマホで確認すること
- LINEアプリを最新版にアップデート
- Google Playストアで「LINE」を検索
- 「更新」ボタンがあれば押す
- アカウント情報の確認
- 「ホーム」→「設定」→「アカウント」
- 電話番号が登録されているか確認
- メールアドレスも念のため確認
- Wi-Fi接続
- データ通信量を節約するため
ステップ1:QRコード表示(旧スマホ)
- 旧スマホでLINEを開く
- 「ホーム」画面右上の**「設定」**(歯車アイコン)
- **「かんたん引き継ぎQRコード」**をタップ
- **「QRコードを表示」**を選択
- 本人確認:
- パスワード入力
- または生体認証(指紋・顔)
- QRコードが表示される
- この画面は開いたままにする
- 15分間有効なので注意
💡 ポイント:スクリーンショットは撮れません(セキュリティのため)
ステップ2:新スマホでQRコード読み取り
- 新スマホにLINEアプリをインストール
- Google Playストアから
- LINEを起動して**「ログイン」**を選択
- 「新規登録」ではない!
- **「QRコードでログイン」**をタップ
- **「QRコードをスキャン」**を選択
- カメラで旧スマホのQRコードを読み取る
ステップ3:認証と移行完了
- 新スマホに6桁の認証番号が表示
- 旧スマホにその番号を入力
- 旧スマホで**「認証」**をタップ
- 新スマホで**「ログイン」**完了
- 「トーク履歴を復元」が表示されたら「はい」
**🎉 完了!**14日分のトーク履歴も自動的に移行されます。
【完全移行】Googleドライブを使った全履歴バックアップ
なぜGoogleドライブがベストなのか
- ✅ 容量無制限(LINEのバックアップは容量にカウントされない)
- ✅ 自動バックアップ設定可能
- ✅ 暗号化されて安全
- ✅ 復元も簡単
バックアップ手順(旧スマホ)
ステップ1:Googleアカウント連携
- 「ホーム」→「設定」→「トーク」
- 「トーク履歴のバックアップ・復元」
- **「Googleアカウント」**をタップ
- 使用するGoogleアカウントを選択
- 複数ある場合は覚えやすいものを
- **「許可」**をタップ
ステップ2:バックアップ実行
- **「Googleドライブにバックアップする」**をタップ
- バックアップが開始
- データ量により5-30分
- Wi-Fi推奨
- **「バックアップ完了」**と表示されたらOK
📱 バックアップサイズの目安:
- 1年分のトーク:約500MB-1GB
- 写真・動画が多い:2-5GB
- 長期利用者:5GB以上
復元手順(新スマホ)
ステップ1:同じGoogleアカウントでログイン
- 新スマホで同じGoogleアカウントを設定
- LINEアプリをインストール
- 電話番号でログイン
ステップ2:トーク履歴の復元
- ログイン後、**「トーク履歴の復元」**画面が自動表示
- **「トーク履歴を復元」**をタップ
- 復元開始(5-20分)
- すべてのトーク履歴が復活!
⚠️ 注意点:
- 同じGoogleアカウントが必須
- 異なるアカウントだと復元不可
- 復元はログイン直後のみ可能
データ種類別:引き継ぎ可否と注意点

100%引き継げるもの(Android同士)
データ | 詳細 | 備考 |
---|---|---|
友だちリスト | 全員 | ブロックリストも含む |
グループ | 参加中すべて | 招待中も維持 |
トーク履歴 | 全期間 | Googleドライブ使用時 |
スタンプ/着せかえ | 購入済みすべて | 再ダウンロード必要 |
アルバム/ノート | すべて | 自動復元 |
Keep | 保存データすべて | 容量1GB以内 |
タイムライン/VOOM | 全投稿 | いいねも含む |
LINE Pay | 残高・履歴 | 本人確認必要 |
ポイント | 全ポイント | 自動移行 |
コイン | 残高すべて | Android同士なら可能! |
一部制限があるもの
データ | 制限内容 | 対処法 |
---|---|---|
通知音設定 | リセットされる | 手動で再設定 |
トークルームの並び順 | リセット | 使いながら調整 |
背景画像 | 個別設定は消える | 再設定必要 |
ウィジェット | 再配置必要 | ホーム画面で設定 |
トラブルシューティング:よくある問題と解決法
問題1:「トーク履歴を復元」が表示されない
原因と対策
原因A:バックアップが取れていない
- 旧スマホでバックアップを確認
- 「最終バックアップ」の日時をチェック
原因B:Googleアカウントが違う
- 新旧で同じアカウントか確認
- 設定→アカウントで確認
原因C:復元タイミングを逃した
- ログイン直後のみ復元可能
- 一度アンインストールして再ログイン
問題2:一部のトークだけ復元されない
考えられる原因
- そのトークルームを削除していた
- 削除済みは復元不可
- 相手がアカウントを削除
- 相手が退会していると復元されない
- グループから退出済み
- 退出したグループは復元不可
問題3:スタンプが消えた
解決手順
- 「設定」→「スタンプ」→「マイスタンプ」
- **「すべてダウンロード」**をタップ
- Wi-Fi環境で一括ダウンロード
- 購入したスタンプはすべて無料で復活
問題4:LINE Payが使えない
対処法
- 本人確認を再度実施
- 「LINE Pay」→「設定」→「本人確認」
- 必要書類を準備
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 確認完了後、残高も復活
機種変更前の完璧な準備リスト
1週間前にやること
- [ ] LINEアプリを最新版に更新
- [ ] 不要なトークルームを削除(容量削減)
- [ ] 大切な写真をKeepかアルバムに保存
- [ ] アカウント情報(メール・パスワード)確認
3日前にやること
- [ ] Googleドライブの容量確認
- [ ] 手動でトークバックアップ実施
- [ ] LINE Payの本人確認状況チェック
- [ ] コイン残高の確認
前日にやること
- [ ] 最終バックアップ実施
- [ ] 新スマホの初期設定
- [ ] Wi-Fi環境の確認
- [ ] 引き継ぎ時間の確保(最低1時間)
当日の持ち物チェック
- [ ] 旧スマホ(充電済み)
- [ ] 新スマホ(充電済み)
- [ ] Googleアカウント情報
- [ ] LINEパスワード(念のため)
- [ ] 身分証明書(LINE Pay使用者)
知って得する!プロ級テクニック
テクニック1:自動バックアップ設定
機種変更前だけでなく、日頃から設定しておくと安心。
- 「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」
- **「バックアップ頻度」**を設定
- 毎日(推奨)
- 毎週
- 毎月
- 「モバイルデータ通信でバックアップ」
- オフ推奨(Wi-Fi時のみ)
テクニック2:Keep活用術
容量1GBまで無料で使える最強バックアップ。
- 大切な写真:Keepに保存
- 重要なメッセージ:長押し→Keep
- ボイスメッセージ:Keepで永久保存
テクニック3:複数端末運用
実はタブレットでも同時利用可能!
- Android タブレットを用意
- **「LINE Lite」**をインストール (通常のLINEでもOK)
- 同じアカウントでログイン
- スマホとタブレットで同時利用
メリット:
- バックアップ代わりになる
- 家ではタブレット、外出時はスマホ
- 電池切れ対策
機種変更後の最適化設定

新スマホで最初にやること
1. 通知設定の最適化
- 「設定」→「通知」
- カスタマイズ:
- メッセージ通知:オン
- グループ招待:お好みで
- タイムライン:オフ推奨
- 通知音:好みの音に変更
2. プライバシー設定
- 「設定」→「プライバシー管理」
- 確認項目:
- パスコードロック
- 既読表示
- IDによる友だち追加許可
3. ストレージ管理
- 「設定」→「トーク」→「データの削除」
- 定期的に削除:
- キャッシュデータ
- 不要な写真
- 期限切れファイル
よくある質問(FAQ)
Q:機種変更後、旧スマホのLINEはどうなる?
A:自動的にログアウトされます。 新スマホでログインした瞬間、旧スマホではLINEが使えなくなります。 ただし、Wi-Fi環境があればLINE Liteとして使う裏技もあります。
Q:SDカードにバックアップできますか?
A:トーク履歴の一時保存は可能ですが、引き継ぎには使えません。 Googleドライブを使うのが最も確実で簡単です。 SDカードは補助的なバックアップとして活用しましょう。
Q:格安SIMでも引き継げますか?
A:もちろん可能です! SMSが受信できる電話番号があれば、キャリアは関係ありません。 データSIMの場合は、SMS付きプランを選んでください。
Q:引き継ぎにお金はかかりますか?
A:完全無料です! ただし、データ通信料は発生するので、Wi-Fi環境での作業をおすすめします。 大量のトーク履歴がある場合、モバイルデータだと通信料が高額になる可能性があります。
まとめ:Android同士なら怖いものなし!
Android間のLINE引き継ぎについて、完璧にマスターできましたね。
押さえておくべきポイント:
✅ 3つの方法から最適なものを選ぶ
✅ かんたん引き継ぎQRコードなら10分で完了
✅ Googleドライブで全トーク履歴を完全移行
✅ コインも含めてすべて引き継ぎ可能
✅ 事前準備をしっかりすれば失敗なし
最適な方法の選び方:
🚀 スピード重視 → かんたん引き継ぎQRコード
💾 完全移行重視 → Googleドライブバックアップ
⚡ シンプル重視 → 電話番号認証
Android同士の機種変更は、iPhoneへの変更と比べて圧倒的に簡単です。 この記事を参考に、安心して新しいスマホライフをスタートさせてください!
準備さえしっかりすれば、30分後には新しいスマホで今までどおりLINEが使えますよ。
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