「書類を撮影して、そのままテキストにコピーしたい」と思ったことはありませんか?
Googleのアプリを活用すれば、Androidスマホで無料かつ簡単に画像から文字起こし(OCR)ができます。
この記事では、Androidで「Google Keep」アプリを使って画像をテキスト化する方法を解説します。
AndroidでのOCRにはGoogle Keepを使う
Googleドライブには画像をテキスト化するOCR機能が搭載されていますが、Googleドライブのモバイルアプリ(Android・iPhone)ではこの機能は使えません。
Googleドライブ経由のOCRはPC版のみ対応となっています。
Androidスマホでのこの代替手段として最もシンプルな方法が、「Google Keep」アプリの「画像のテキストを抽出」機能です。
写真やギャラリーに保存した画像から文字を取り出して、すぐに編集できる状態にしてくれます。
事前準備:Google Keepアプリを確認する
多くのAndroid端末には最初からGoogleアプリがセットインストールされていますが、Google Keepが入っていない場合はPlayストアからダウンロードできます。
- Playストアを開きます。
- 検索バーに「Google Keep」と入力して検索します。
- 「Google Keep – メモとリスト」を選んで「インストール」をタップします。
- インストール後、アプリを開いてGoogleアカウントでログインします。
Googleアカウントをまだ持っていない場合は、Googleアカウントの作成方法を参考にしてください。
Google Keepで画像から文字起こしする手順
手順1:Google Keepアプリを開く
ホーム画面またはアプリドロワーからGoogle Keepをタップして起動します。
手順2:新しいメモに画像を追加する
- 画面右下の「+」ボタン(新規メモ)をタップします。
- メモ入力画面が開いたら、下部ツールバーの「+(添付)」または「画像アイコン」をタップします。
- 「写真を撮る」または「画像を選択」が表示されます。
- カメラで書類を直接撮影する場合 → 「写真を撮る」
- ギャラリーに保存済みの画像を使う場合 → 「画像を選択」
- 使いたい画像を選んでメモに追加します。
手順3:「画像のテキストを抽出」を実行する
- メモに画像が追加されたら、画像をタップしてフルサイズ表示にします。
- 画面右上または画面下部の「⋮(三点メニュー)」をタップします。
- 表示されたメニューから「画像のテキストを抽出」をタップします。
手順4:抽出されたテキストを確認する
数秒後、メモの画像の下に抽出されたテキストが自動で追加されます。
テキストはそのままメモとして編集・保存できます。
他のアプリで使いたい場合は、テキストを長押しして「コピー」し、目的のアプリに貼り付けてください。
Googleドキュメントにテキストを移す方法
Google Keepで抽出したテキストをGoogleドキュメントに転送することもできます。
- Google Keepでメモを開きます。
- 画面下部または右上の「⋮(三点メニュー)」をタップします。
- 「Googleドキュメントにコピー」をタップします。
Googleドライブに同じ内容のドキュメントファイルが自動作成されます。
PCと連携して編集作業を続けたい場合に便利な方法です。
Googleレンズを使う方法(短いテキストに最適)
Androidにはカメラアプリと連携した「Googleレンズ」という機能もあります。
少量のテキストをすばやくコピーしたいときに便利です。
- カメラアプリを起動するか、Googleアプリ内のレンズアイコン(虫眼鏡)をタップします。
- 文字起こししたい部分にカメラを向けます。
- 認識されたテキストをタップして選択し、「コピー」または「パソコンにコピー」を選びます。
ただし、Googleレンズはメモとしての保存には向いていません。
長文のテキストを抽出して後で使いたい場合はGoogle Keepの方が適しています。
精度を上げるためのポイント
明るい場所で撮影する
影や照明のムラがある環境では認識精度が下がります。
蛍光灯の下や屋外の日陰など、光が均一に当たる環境で撮影しましょう。
書類を平らに置いて真上から撮影する
斜めから撮影すると文字が歪んで認識率が下がります。
机の上に書類を平らに置き、スマホを真上から向けると正確に読み取れます。
文字が大きく写るように撮影する
広く撮りすぎると文字が小さくなり、認識精度が低下します。
読み取りたい文字が画面いっぱいに収まる距離から撮影するのがおすすめです。
注意点
手書き文字は認識精度が低め
印刷された活字に比べ、手書き文字はOCRの読み取り精度が落ちます。
修正が前提となるため、出力後に原本と照らし合わせる確認が必要です。
表・装飾フォントは苦手
複雑なデザインのフォントやレイアウトは正確に変換されないことがあります。
10MBまでのファイルサイズに対応
Google Keepにアップロードできる画像サイズは10MBまでです。
「画像のテキストを抽出」がグレーアウトする場合
テキストが認識されなかった場合、このメニューが選べない状態になります。
その場合は一度メモを閉じて再度画像を開き、もう一度試してみてください。
まとめ
Androidで画像から文字起こしをするには、Google Keepの「画像のテキストを抽出」機能を使う方法がシンプルでおすすめです。
操作の流れをまとめると次のとおりです。
- Google KeepをPlayストアからインストールしてログインする
- 新しいメモを作成して画像を追加する(撮影またはギャラリーから選択)
- 画像をタップ → 三点メニュー → 「画像のテキストを抽出」をタップ
- 抽出されたテキストを確認・編集する
短いテキストをすぐにコピーしたいだけなら、カメラアプリやGoogleアプリから使えるGoogleレンズも選択肢のひとつです。
用途に合わせて使い分けてみてください。
Google Keepの詳しい活用方法は、Google Keep完全攻略!最強の無料メモアプリで情報整理を革新する究極ガイドでも紹介しています。
スマホからGoogleドライブにファイルをアップロードする方法は、Google Driveにスマホからファイルをアップロードする方法もあわせて確認してみてください。

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