AndroidでIPアドレスを調べる完全ガイド|確認方法からトラブル対処まで徹底解説

プログラミング・IT

「IPアドレスを教えてください」と言われたけど、どうやって調べればいいのか分からない。ネットワークのトラブルが起きて、IPアドレスを確認する必要がある。そんな経験はありませんか?

実は、AndroidスマートフォンのIPアドレスは、設定画面から簡単に確認できます。

ただし、IPアドレスには「ローカルIPアドレス」と「グローバルIPアドレス」の2種類があり、目的によってどちらを調べるべきかが変わるんです。家の中で使うIPと、インターネット上で使うIPは違うんですよ。

この記事では、AndroidでIPアドレスを調べる様々な方法、IPアドレスの種類と違い、トラブルシューティングまで、詳しく解説していきます。


スポンサーリンク
  1. IPアドレスとは?基本を理解しよう
    1. IPアドレスの役割
    2. IPアドレスの表記方法
    3. IPv4とIPv6
  2. ローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスの違い
    1. ローカルIPアドレス(プライベートIP)
    2. グローバルIPアドレス(パブリックIP)
    3. どちらを調べるべきか?
  3. Android設定からローカルIPアドレスを調べる方法
    1. 一般的なAndroid端末の手順
    2. Samsung Galaxyシリーズの場合
    3. Google Pixelシリーズの場合
  4. アプリを使ってIPアドレスを調べる方法
    1. おすすめアプリ1:Network Info II
    2. おすすめアプリ2:Fing
    3. おすすめアプリ3:IP Tools
  5. WebサイトでグローバルIPアドレスを調べる方法
    1. 主要なIPアドレス確認サイト
    2. 使い方
  6. モバイルデータ通信時のIPアドレス確認方法
    1. モバイルデータのIPアドレス
    2. グローバルIPはキャリアから割り当て
  7. VPN使用時のIPアドレス確認
    1. VPN接続中のIPアドレス
    2. VPNの動作確認
  8. IPアドレスが表示されない・取得できない時の対処法
    1. Wi-Fiに接続できていない
    2. IPアドレスが「取得中」のまま
    3. 固定IPアドレスの設定ミス
  9. IPアドレスの固定方法
    1. なぜIPアドレスを固定するのか?
    2. 固定IPアドレスの設定手順
    3. 注意点
  10. MACアドレスとIPアドレスの違い
    1. MACアドレスとは?
    2. IPアドレスとMACアドレスの使い分け
  11. IPアドレスでできること・分かること
    1. グローバルIPアドレスから分かる情報
    2. ローカルIPアドレスでできること
  12. IPアドレスとセキュリティ
    1. IPアドレスは公開しても大丈夫?
    2. セキュリティ対策
  13. よくある質問
    1. Q1: IPアドレスは変わりますか?
    2. Q2: 同じWi-Fiに複数のスマホを接続すると、IPアドレスは同じですか?
    3. Q3: IPアドレスから住所が特定されますか?
    4. Q4: 0.0.0.0と表示されるのはなぜ?
    5. Q5: IPv4とIPv6は両方必要ですか?
  14. まとめ:目的に応じてIPアドレスを確認しよう

IPアドレスとは?基本を理解しよう

まずは基礎知識から確認しましょう。

IPアドレスの役割

IPアドレスは、インターネット上の「住所」のようなものです。

郵便物を送る時に住所が必要なように、インターネット上でデータをやり取りする時には、送信元と送信先を識別するためのIPアドレスが必要なんです。スマートフォンやパソコンなど、インターネットに接続する機器すべてにIPアドレスが割り当てられています。

IPアドレスの表記方法

一般的なIPアドレス(IPv4)は、4つの数字をドット(.)で区切った形式で表示されます。

例: 192.168.1.5

各数字は0から255までの範囲で、この組み合わせによって、世界中の機器を識別できる仕組みになっているんです。

IPv4とIPv6

現在、主に使われているのはIPv4ですが、新しい規格のIPv6も普及し始めています。

IPv4の例
192.168.1.5

IPv6の例
2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334

IPv6は、より多くの機器に対応できるように作られました。スマートフォンでも両方のアドレスが割り当てられることがあるんですよ。


ローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスの違い

2種類のIPアドレスを理解しましょう。

ローカルIPアドレス(プライベートIP)

自宅やオフィスなどの内部ネットワーク内で使われるIPアドレスです。

特徴

  • Wi-Fiルーターが各機器に自動的に割り当てる
  • 同じネットワーク内でのみ有効
  • 外部のインターネットからは直接アクセスできない
  • 192.168.x.xや10.x.x.xで始まることが多い

  • スマホ: 192.168.1.5
  • パソコン: 192.168.1.10
  • タブレット: 192.168.1.15

家の中のWi-Fiに接続している機器同士は、このアドレスで通信しているんです。

グローバルIPアドレス(パブリックIP)

インターネット上で使われる、世界で唯一の公開IPアドレスです。

特徴

  • インターネットサービスプロバイダ(ISP)が割り当てる
  • 全世界で重複しない
  • 外部のウェブサイトから見える
  • 通常、家庭では1つのグローバルIPを複数の機器で共有


203.0.113.45

スマホもパソコンも、家の外から見ると同じグローバルIPアドレスに見えるんですよ。

どちらを調べるべきか?

ローカルIPアドレスが必要な場合

  • 家庭内ネットワークのトラブル解決
  • ルーター設定でポート開放する時
  • ネットワークプリンターやNASへの接続
  • Wi-Fi接続の問題を調査する時

グローバルIPアドレスが必要な場合

  • リモートアクセスの設定
  • オンラインゲームのサーバー設定
  • セキュリティの確認
  • VPNの動作確認

目的に応じて、適切な方を調べましょう。


Android設定からローカルIPアドレスを調べる方法

最も基本的な確認方法です。

一般的なAndroid端末の手順

多くのAndroid端末では、以下の手順で確認できます。

ステップ1:設定アプリを開く

ホーム画面またはアプリ一覧から「設定」アプリをタップします。

歯車のアイコンが目印ですね。

ステップ2:ネットワークとインターネットを選択

設定メニューから「ネットワークとインターネット」または「接続」をタップしてください。

機種によって表記が異なることがあります。

ステップ3:Wi-Fiを選択

「Wi-Fi」の項目をタップします。

現在接続しているWi-Fiネットワーク名が表示されているはずです。

ステップ4:接続中のネットワークをタップ

現在接続されているネットワーク名(SSID)をタップします。

「接続済み」と表示されているものを選んでください。

ステップ5:詳細情報を確認

ネットワークの詳細画面が開きます。

「IPアドレス」という項目に、192.168.x.xのような数字が表示されているはずです。これがあなたのスマホのローカルIPアドレスなんですよ。

Samsung Galaxyシリーズの場合

Samsungの端末は、少し手順が異なります。

手順

  1. 設定→「接続」
  2. 「Wi-Fi」をタップ
  3. 接続中のネットワークの右側にある歯車アイコンをタップ
  4. 「IPアドレス」の項目を確認

追加情報

同じ画面で、以下の情報も確認できます。

  • MACアドレス
  • サブネットマスク
  • ゲートウェイ(ルーターのIPアドレス)
  • DNSサーバー

ネットワークトラブルを解決する時に役立つ情報ですね。

Google Pixelシリーズの場合

Pixel端末では、さらにシンプルです。

手順

  1. 設定→「ネットワークとインターネット」
  2. 「インターネット」をタップ
  3. 接続中のWi-Fiの歯車アイコンをタップ
  4. 下にスクロールして「IPアドレス」を確認

アプリを使ってIPアドレスを調べる方法

専用アプリで簡単に確認できます。

おすすめアプリ1:Network Info II

Google Playストアで入手できる無料アプリです。

特徴

  • ローカルIPとグローバルIPを両方表示
  • Wi-Fi情報を詳しく確認できる
  • 広告は表示されるが機能は充実

使い方

  1. Google Playストアから「Network Info II」をインストール
  2. アプリを起動
  3. 「Wi-Fi」タブに現在のローカルIPアドレスが表示される
  4. 「外部IP」タブでグローバルIPアドレスも確認可能

一つのアプリで両方のIPアドレスが分かるので便利ですよ。

おすすめアプリ2:Fing

ネットワークスキャンもできる高機能アプリです。

特徴

  • 同じネットワーク内のすべての機器を表示
  • 各機器のIPアドレスやMACアドレスが分かる
  • セキュリティチェック機能もある

使い方

  1. Google Playストアから「Fing」をインストール
  2. 必要な権限を許可
  3. 自動的にネットワークをスキャン
  4. 一覧から自分のスマホを探す(通常は一番上)
  5. 詳細をタップするとIPアドレスが表示される

家のネットワークに何台の機器が接続されているか一目で分かるので、セキュリティ確認にも使えます。

おすすめアプリ3:IP Tools

シンプルで使いやすいネットワークツールアプリです。

特徴

  • IPアドレスの確認だけでなく、ping、traceroute、port scanなどの機能も搭載
  • 広告が少ない
  • インターフェースが分かりやすい

ネットワークの詳細な診断をしたい場合に便利なんです。


WebサイトでグローバルIPアドレスを調べる方法

ブラウザからアクセスするだけの簡単な方法です。

主要なIPアドレス確認サイト

1. 確認くん

日本語対応で分かりやすいサイトです。

  • URL: https://www.ugtop.com/spill.shtml
  • アクセスするだけで自動的にグローバルIPが表示される
  • ブラウザやOSの情報も確認できる

2. CMAN

シンプルで広告が少ないサイトです。

  • URL: https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi
  • 大きな文字でIPアドレスが表示される
  • アクセス元の地域も分かる

3. What Is My IP Address

英語サイトですが世界的に有名です。

  • URL: https://whatismyipaddress.com/
  • グローバルIPアドレスだけでなく、ISP情報も表示される
  • 位置情報も大まかに表示される

使い方

どのサイトも使い方は同じです。

  1. スマホのブラウザ(Chrome、Safariなど)を開く
  2. 上記のURLにアクセス
  3. 自動的にグローバルIPアドレスが表示される

アプリのインストールが不要なので、一時的に確認したい時に便利ですね。


モバイルデータ通信時のIPアドレス確認方法

4G/5G接続時の調べ方です。

モバイルデータのIPアドレス

Wi-Fiを切ってモバイルデータ通信に切り替えると、異なるIPアドレスが割り当てられます。

確認手順

  1. Wi-Fiをオフにする
  2. モバイルデータ通信がオンであることを確認
  3. 設定→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
  4. 「詳細設定」または「APNタイプ」をタップ
  5. IPアドレスが表示される(機種によっては表示されない)

表示されない場合は、前述のWebサイトやアプリを使ってください。

グローバルIPはキャリアから割り当て

モバイルデータ通信時のグローバルIPアドレスは、携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンクなど)から割り当てられます。

通常、接続するたびに変わる「動的IP」なので、時間が経つと別のIPアドレスになることがあるんですよ。


VPN使用時のIPアドレス確認

VPNアプリを使っている場合の注意点です。

VPN接続中のIPアドレス

VPN(Virtual Private Network)に接続すると、見かけ上のグローバルIPアドレスが変わります。

仕組み

VPNサーバーを経由して通信するため、外部のウェブサイトからは、VPNサーバーのIPアドレスが見えるんです。

確認方法

  1. VPNアプリを起動して接続
  2. 前述のWebサイトでグローバルIPを確認
  3. 通常とは異なる国や地域のIPアドレスになっているはず

VPNを切断すると、元のIPアドレスに戻ります。

VPNの動作確認

VPNが正しく機能しているか確認する時にも、IPアドレスチェックは有効です。

VPN接続前後でIPアドレスが変わっていれば、正常に動作していると判断できますね。


IPアドレスが表示されない・取得できない時の対処法

トラブル時の解決方法です。

Wi-Fiに接続できていない

IPアドレスが表示されない最も多い原因は、Wi-Fiに正しく接続されていないことです。

確認方法

設定→「Wi-Fi」で、ネットワーク名の下に「接続済み」と表示されているか確認してください。

「保存済み」や「利用可能」と表示されている場合、接続されていません。

対処法

  1. Wi-Fiをオフにしてから再度オンにする
  2. ネットワーク名をタップして手動接続
  3. パスワードを再入力
  4. ルーターを再起動

IPアドレスが「取得中」のまま

DHCPサーバー(自動的にIPアドレスを割り当てる機能)からIPアドレスを取得できていない状態です。

対処法1:ネットワークを削除して再接続

  1. 設定→「Wi-Fi」
  2. 接続中のネットワークを長押し
  3. 「ネットワークを削除」または「設定を削除」をタップ
  4. 再度ネットワークを選択してパスワード入力

対処法2:スマホを再起動

シンプルですが、多くの場合これで解決します。

電源ボタンを長押しして、再起動を選択してください。

対処法3:機内モードのオン・オフ

機内モードを一度オンにしてから、数秒後にオフにします。

ネットワーク接続がリセットされて、IPアドレスが取得されることがあるんです。

固定IPアドレスの設定ミス

手動でIPアドレスを設定している場合、設定が間違っているとネットワークに接続できません。

対処法

  1. 設定→「Wi-Fi」
  2. 接続中のネットワークをタップ
  3. 「詳細設定」または「IP設定」を探す
  4. 「DHCP」(自動)に変更
  5. 保存して再接続

通常は「DHCP」に設定しておくのが無難ですね。


IPアドレスの固定方法

特定のIPアドレスを使い続けたい場合の設定です。

なぜIPアドレスを固定するのか?

通常、IPアドレスは接続するたびに変わる可能性があります。

でも、以下のような場合は固定した方が便利です。

  • ネットワークプリンターに接続する時
  • ファイルサーバーへのアクセス
  • ポート開放が必要なゲームやアプリ
  • リモートアクセスの設定

固定IPアドレスの設定手順

ステップ1:現在のIPアドレスをメモ

前述の方法で、現在のIPアドレス、ゲートウェイ、DNSをメモしておきます。

例:

  • IPアドレス: 192.168.1.50
  • ゲートウェイ: 192.168.1.1
  • DNS1: 192.168.1.1

ステップ2:Wi-Fi設定を開く

設定→「Wi-Fi」→接続中のネットワークをタップします。

ステップ3:IP設定を静的に変更

「詳細設定」または「IP設定」をタップして、「DHCP」から「静的」または「手動」に変更してください。

ステップ4:情報を入力

先ほどメモした情報を入力します。

  • IPアドレス: 使いたい固定アドレス(例: 192.168.1.50)
  • ゲートウェイ: ルーターのIPアドレス(通常は192.168.1.1)
  • ネットワークプレフィックス長: 通常は24
  • DNS1: 8.8.8.8(Googleパブリック DNS)
  • DNS2: 8.8.4.4(オプション)

ステップ5:保存

「保存」をタップすると、設定が適用されます。

これで、このネットワークに接続する時は常に同じIPアドレスが使用されるようになるんですよ。

注意点

固定IPアドレスを設定する時は、以下に注意してください。

  • 他の機器と重複しないアドレスを選ぶ
  • DHCPの範囲外のアドレスを使う(例: .200以降)
  • ルーター側でもMACアドレスに紐付けて予約すると確実

MACアドレスとIPアドレスの違い

混同しやすい2つのアドレスを整理しましょう。

MACアドレスとは?

MAC(Media Access Control)アドレスは、ネットワーク機器固有の識別番号です。

特徴

  • 製造時にハードウェアに割り当てられる
  • 世界で唯一の番号
  • 変更できない(ただしソフトウェア的に偽装は可能)
  • 12桁の16進数(例: AA:BB:CC:DD:EE:FF)

確認方法

設定→「デバイス情報」→「ステータス」または「Wi-Fi MACアドレス」で確認できます。

IPアドレスとMACアドレスの使い分け

MACアドレスの用途

  • 同じネットワーク内での機器識別
  • ルーターのアクセス制御(MACフィルタリング)
  • デバイスの追跡

IPアドレスの用途

  • インターネット通信での宛先指定
  • ネットワークの論理的な構成
  • 通信経路の制御

MACアドレスは「機器の名札」、IPアドレスは「現在の住所」と考えると分かりやすいですね。


IPアドレスでできること・分かること

IPアドレスから何が分かるのか知っておきましょう。

グローバルIPアドレスから分かる情報

分かること

  • おおまかな地域(県や市レベル)
  • インターネットサービスプロバイダ(ISP)
  • 接続の種類(固定回線、モバイル回線など)

分からないこと

  • 正確な住所
  • 個人の名前
  • 電話番号

グローバルIPだけでは、個人を特定することはできません。ただし、ISPと警察が協力すれば、契約者を特定することは可能なんです。

ローカルIPアドレスでできること

同じネットワーク内の機器と通信する時に使います。

  • ネットワークプリンターへの印刷
  • NAS(ネットワークストレージ)へのアクセス
  • スマートホームデバイスの制御
  • 他のスマホやPCとのファイル共有

外部のインターネットからは見えないので、比較的安全なんですよ。


IPアドレスとセキュリティ

プライバシー保護のために知っておくべきことです。

IPアドレスは公開しても大丈夫?

ローカルIPアドレス

家の外からはアクセスできないので、公開しても問題ありません。

ただし、同じネットワークにいる人には見えるので、公共Wi-Fiでは注意が必要です。

グローバルIPアドレス

直接的な危険は少ないですが、むやみに公開するのは避けましょう。

悪意のある人がDDoS攻撃(大量のアクセスを送りつける攻撃)を仕掛ける可能性がゼロではありません。

セキュリティ対策

VPNの活用

VPNを使えば、実際のグローバルIPアドレスを隠せます。

公共Wi-Fiを使う時は特におすすめですね。

ファイアウォールの有効化

Androidには標準でファイアウォールはありませんが、一部のセキュリティアプリには搭載されています。

不要な通信をブロックして、安全性を高められるんです。

公共Wi-Fiでの注意

カフェや駅のWi-Fiでは、同じネットワーク内に悪意のある人がいる可能性もあります。

重要な情報(クレジットカード番号など)を入力する時は、モバイルデータ通信に切り替えましょう。


よくある質問

疑問を解消しましょう。

Q1: IPアドレスは変わりますか?

A: はい、通常は変わります。

Wi-Fiに接続し直したり、ルーターを再起動したりすると、新しいIPアドレスが割り当てられることがあります。固定したい場合は、手動設定が必要です。

Q2: 同じWi-Fiに複数のスマホを接続すると、IPアドレスは同じですか?

A: いいえ、異なります。

ローカルIPアドレスは機器ごとに別々に割り当てられます。ただし、グローバルIPアドレスは同じです(外から見ると同じIPに見える)。

Q3: IPアドレスから住所が特定されますか?

A: 一般の人には特定できません。

IPアドレスから分かるのは、せいぜい県や市レベルの地域情報です。正確な住所を知るには、ISPと警察の協力が必要になります。

Q4: 0.0.0.0と表示されるのはなぜ?

A: IPアドレスが取得できていない状態です。

Wi-Fiに正しく接続されていないか、DHCPサーバーから応答がない可能性があります。ネットワークを削除して再接続してみてください。

Q5: IPv4とIPv6は両方必要ですか?

A: 現状、IPv4があれば十分です。

ほとんどのウェブサイトはIPv4に対応しています。IPv6は将来的に主流になりますが、今のところIPv4だけで問題なく使えますよ。


まとめ:目的に応じてIPアドレスを確認しよう

AndroidでIPアドレスを調べる方法は、設定画面から確認するのが最も基本的です。

ローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスの違いを理解して、目的に応じて適切な方を調べましょう。アプリやWebサイトを使えば、より簡単に確認できることもあります。

この記事のポイント

  • IPアドレスは「インターネット上の住所」
  • ローカルIPは家の中、グローバルIPは外向けのアドレス
  • 設定→Wi-Fi→接続中のネットワークで確認できる
  • WebサイトやアプリでもIPアドレスを調べられる
  • 取得できない時はWi-Fi接続を確認
  • 固定IPは手動設定で可能
  • MACアドレスとIPアドレスは別物
  • むやみにグローバルIPを公開しない

IPアドレスの確認方法を知っておけば、ネットワークトラブルの解決やセキュリティ確認に役立ちます。この記事を参考に、自分のスマホのIPアドレスを確認してみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました