Androidスマホを使っていて、「ストレージの空き容量がありません」「新しいアプリがインストールできない」という警告が表示されたことはありませんか?内部ストレージがいっぱいになると、スマホの動作が遅くなったり、写真が撮れなくなったりと、さまざまな問題が発生します。
この記事では、Androidの内部ストレージを増やす方法を詳しく解説します。すぐにできる簡単な方法から、根本的に解決する方法まで紹介するので、ぜひ試してみてください。
内部ストレージとは?

まずは、内部ストレージについて基本的な知識を確認しましょう。
内部ストレージの役割
内部ストレージとは、Androidスマホ本体に内蔵されているデータの保存場所のことです。「フラッシュメモリ」という半導体メモリを使用しており、電源を切ってもデータが消えません。
内部ストレージに保存されるもの:
- インストールしたアプリ
- アプリのデータ
- 撮影した写真や動画
- ダウンロードしたファイル
- 音楽ファイル
- Androidシステム(OS)
スマホのスペック表では、内部ストレージの容量は「ROM 64GB」「ROM 128GB」などと表記されます。
内部ストレージと外部ストレージの違い
内部ストレージ:
- スマホ本体に内蔵されている
- アプリをインストールできる
- 高速に読み書きできる
- 容量は固定(増設不可)
外部ストレージ(SDカード):
- 後から追加できる
- 主に写真や動画、音楽を保存
- 内部ストレージより遅いことが多い
- 容量を自由に選べる(32GB、64GB、128GBなど)
メモリ(RAM)との違い
よく混同されるのが、ストレージとメモリ(RAM)です。
ストレージ(ROM):
- データの保存場所
- 容量が大きい(64GB、128GBなど)
- 電源を切ってもデータは残る
メモリ(RAM):
- アプリを動かすための作業場所
- 容量は小さい(4GB、8GBなど)
- 電源を切るとデータは消える
例えるなら、ストレージは「本棚」、メモリは「机の上」です。本棚にたくさん本(データ)を保存しておき、必要な時に机の上(メモリ)に出して作業するイメージです。
内部ストレージがいっぱいになるとどうなる?
内部ストレージの空き容量が少なくなると、さまざまな問題が発生します。
1. アプリがインストールできない
新しいアプリをダウンロードしようとすると、「空き容量が不足しています」というエラーが表示され、インストールできません。
2. 写真や動画が撮影できない
カメラで写真を撮ろうとすると、「ストレージに空きがありません」と表示され、撮影できなくなります。大切な瞬間を逃してしまうかもしれません。
3. アプリのアップデートができない
アプリやAndroid OSのアップデートには、一時的に大きな空き容量が必要です。容量不足だと、最新のセキュリティ更新が適用できず、危険な状態になります。
4. スマホの動作が遅くなる
内部ストレージの空き容量が少なくなると、Androidシステム全体の動作が遅くなります。アプリの起動に時間がかかったり、画面の切り替えがもたつくようになります。
5. アプリが頻繁にフリーズする
メモリ不足により、アプリが急に停止したり、応答しなくなったりします。作業中のデータが失われることもあります。
6. スマホが勝手に再起動する
空き容量が極端に少なくなると、Androidが強制的に再起動を繰り返すことがあります。これは、再起動のタイミングでキャッシュなどの不要なデータを削除し、空き容量を確保するための緊急措置です。
7. 最悪の場合、初期化が必要になる
再起動ループから抜け出せなくなると、工場出荷状態への初期化が必要になることもあります。すべてのデータが失われる最悪の事態です。
内部ストレージの空き容量を確認する方法
対策を始める前に、現在の空き容量を確認しましょう。
方法1:設定アプリから確認する
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「ストレージ」または「ストレージとメモリ」をタップ
- 内部ストレージの使用状況が表示される
表示される項目:
- システム:Android OSが使用している容量
- アプリ:インストールしているアプリの合計容量
- 画像・動画:カメラで撮影した写真や動画
- 音楽:音楽ファイル
- その他:ダウンロードファイル、キャッシュなど
方法2:Files by Googleアプリから確認する
Google純正のファイル管理アプリ「Files by Google」を使うと、より詳細な情報が確認できます。
手順:
- Google Playストアから「Files by Google」をインストール(多くの機種にプリインストール済み)
- アプリを開く
- 画面上部に内部ストレージの使用量が表示される
- 「→」をタップすると、詳細が表示される
このアプリは、削除できるファイルを自動で提案してくれるので、とても便利です。
【基本編】内部ストレージの空き容量を増やす方法

まずは、スマホ内の不要なデータを削除する基本的な方法を紹介します。
方法1:キャッシュを削除する
キャッシュとは、アプリが一時的に保存しているデータのことです。Webサイトの画像やアプリの設定情報などが含まれます。削除してもアプリの動作に支障はありません。
すべてのアプリのキャッシュを一括削除する:
- 「設定」→「ストレージ」をタップ
- 「キャッシュデータ」または「キャッシュされたデータ」をタップ
- 「OK」または「削除」をタップ
個別アプリのキャッシュを削除する:
- 「設定」→「アプリ」をタップ
- キャッシュを削除したいアプリをタップ
- 「ストレージ」をタップ
- 「キャッシュを削除」をタップ
特に削除すべきアプリ:
- Google Chrome:Webサイトの閲覧履歴やキャッシュが溜まる
- YouTube:再生した動画のキャッシュが大量に溜まる
- TikTok、Instagram:動画のキャッシュが膨大
- Spotify、LINE MUSIC:音楽のキャッシュが溜まる
- ゲームアプリ:ゲームデータのキャッシュが大きい
方法2:使っていないアプリをアンインストールする
長い間使っていないアプリは、思い切って削除しましょう。
アプリのアンインストール手順:
- 「設定」→「アプリ」をタップ
- アンインストールしたいアプリをタップ
- 「アンインストール」をタップ
- 「OK」をタップ
または:
- ホーム画面でアプリのアイコンを長押し
- 「アンインストール」までドラッグ
- 「OK」をタップ
削除の判断基準:
- 最後に使ったのが1ヶ月以上前
- インストールしたけど、ほとんど使っていない
- 同じ機能を持つアプリが他にある
- 容量が大きい(100MB以上)のに、たまにしか使わない
注意:プリインストールアプリ(最初から入っているアプリ)の中には、削除できないものもあります。その場合は「無効化」を選択すると、動作を停止できます。
方法3:ダウンロードファイルを削除する
Webサイトからダウンロードしたファイルは、自動的には削除されません。定期的に確認して、不要なファイルを削除しましょう。
手順:
- 「ファイル」または「Files」アプリを開く(機種によって名称が異なる)
- 「ダウンロード」フォルダをタップ
- 不要なファイルを長押し
- 削除したい他のファイルもタップして選択
- 画面上部のゴミ箱アイコンをタップ
よくあるダウンロードファイル:
- PDFファイル
- ZIP圧縮ファイル
- APKファイル(アプリのインストールファイル)
- 画像や動画
方法4:不要な写真や動画を削除する
写真や動画は、内部ストレージを圧迫する最大の原因です。特に高画質で撮影していると、1枚あたり数MB、動画なら数百MBになることもあります。
削除手順:
- 「フォト」または「ギャラリー」アプリを開く
- 削除したい写真や動画を長押し
- 他に削除したいものもタップして選択
- ゴミ箱アイコンをタップ
- 「削除」をタップ
削除の判断基準:
- ブレている写真
- 似たような写真が何枚もある
- スクリーンショット(必要なものだけ残す)
- 古いメモ代わりの写真
- 失敗した動画
注意:「フォト」アプリで削除した写真は、一時的にゴミ箱に移動します。完全に削除するには、ゴミ箱を空にする必要があります。
方法5:LINEのデータを削除する
LINEは、トークの写真や動画、スタンプなどで、気づかないうちに大量のデータが溜まります。
LINEのキャッシュ削除:
- LINEアプリを開く
- ホーム画面右上の「設定」(歯車マーク)をタップ
- 「トーク」をタップ
- 「データの削除」をタップ
- 削除したい項目にチェック(「写真」「ボイスメッセージ」「ファイル」など)
- 「選択したデータを削除」をタップ
注意:トーク履歴自体は削除されませんが、写真や動画は見られなくなります。大切な写真は事前に保存しておきましょう。
【中級編】データを移行して空き容量を増やす方法
不要なデータを削除するだけでは限界があります。大切なデータは別の場所に移動しましょう。
方法6:Googleフォトにバックアップして削除する
Googleフォトは、写真や動画を無料でバックアップできるクラウドストレージサービスです。
特徴:
- Googleアカウントがあれば無料で使える
- 15GBまで無料(Gmail、Googleドライブと共用)
- スマホからもPCからもアクセスできる
- 自動バックアップ機能あり
手順:
- Google Playストアから「Google フォト」をインストール(プリインストール済みの場合が多い)
- アプリを開く
- Googleアカウントでログイン
- 画面右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「フォトの設定」→「バックアップと同期」をタップ
- 「バックアップと同期」をオンにする
- バックアップが完了するまで待つ
バックアップ後に削除:
- Googleフォトアプリを開く
- 画面下部の「ライブラリ」をタップ
- 「デバイスの空き容量を増やす」または「空き容量を増やす」をタップ
- 削除される写真の枚数とサイズが表示される
- 「削除」をタップ
これで、すでにバックアップ済みの写真や動画がスマホ本体から削除され、Googleフォトからはいつでも閲覧できます。
注意:15GBを超える場合は、有料プラン(100GB:月額250円、200GB:月額380円)に加入する必要があります。
方法7:Googleドライブにバックアップする
写真や動画以外のファイル(PDF、Word、Excelなど)は、Googleドライブにバックアップしましょう。
手順:
- 「Google ドライブ」アプリを開く
- 画面右下の「+」をタップ
- 「アップロード」をタップ
- アップロードしたいファイルを選択
- アップロード完了後、元のファイルを削除
方法8:SDカードにデータを移動する
AndroidスマホにSDカードスロットがある場合、microSDカードを使えば物理的に容量を増やせます。
SDカードのメリット:
- 容量を自由に選べる(32GB、64GB、128GB、256GBなど)
- 一度購入すれば追加費用なし
- インターネット接続不要で使える
- 他のスマホやPCでも使える
SDカードの選び方:
- 容量:64GB以上がおすすめ
- 速度:Class 10以上、UHS-I対応がおすすめ
- メーカー:サンディスク、トランセンド、Samsungなどの信頼できるメーカー
SDカードの設定手順:
- microSDカードをスマホのSDカードスロットに挿入
- 通知が表示されるので、タップ
- 「外部ストレージとして使用」または「内部ストレージとして使用」を選択
- 画面の指示に従って設定
外部ストレージと内部ストレージの違い:
外部ストレージ:
- 写真、動画、音楽ファイルを保存
- SDカードを他のスマホでも使える
- データの移動が簡単
内部ストレージ:
- アプリもSDカードにインストール可能
- そのスマホ専用になる(他のスマホでは使えない)
- 暗号化される
データをSDカードに移動する:
- 「設定」→「ストレージ」をタップ
- 「SDカードへデータ転送」または「データを転送」をタップ
- 移動したい項目(写真、動画、音楽など)にチェック
- 「転送」または「移動」をタップ
方法9:パソコンにデータを移動する
パソコンを持っている場合、USBケーブルで接続してデータを移動できます。
手順:
- AndroidスマホとパソコンをUSBケーブルで接続
- スマホに通知が表示されるので、「ファイル転送」または「MTP」を選択
- パソコンでエクスプローラー(Windows)またはFinder(Mac)を開く
- スマホが表示されるので、クリック
- 「内部ストレージ」→「DCIM」→「Camera」フォルダを開く(写真・動画の保存場所)
- 移動したいファイルを選択して、パソコンにコピー
- コピー完了後、スマホ内のファイルを削除
Macの場合の追加手順:
Macの場合、「Android File Transfer」というアプリが必要です。
- https://www.android.com/filetransfer/ からダウンロード
- インストールして起動
- スマホを接続すると自動的にファイルが表示される
【上級編】SDカードを内部ストレージ化する

SDカードを「内部ストレージ」として使用すると、アプリもSDカードにインストールできるようになります。
内部ストレージ化のメリット
- アプリをSDカードにインストール可能
- 内部ストレージの負担が大幅に軽減
- 実質的にストレージ容量が増える
内部ストレージ化のデメリット
- SDカードがそのスマホ専用になる(他のスマホでは使えない)
- SDカードのデータが暗号化される
- 読み書き速度が遅いSDカードだと、動作が遅くなる
- SDカードを抜くと、アプリが使えなくなる
内部ストレージ化の手順(機種によって可能/不可能あり)
方法1:スマホの設定から(対応機種のみ)
- SDカードをスマホに挿入
- 通知をタップ、または「設定」→「ストレージ」を開く
- SDカードをタップ
- 「内部ストレージとしてフォーマット」を選択
- 警告を読み、「フォーマット」をタップ
- フォーマット完了後、「完了」をタップ
注意:この機能がない機種も多くあります。Galaxy、HUAWEIなどの一部メーカーは、この機能を意図的に無効にしています。
方法2:ADBコマンドを使う(上級者向け)
機種の設定に項目がない場合でも、ADB(Android Debug Bridge)コマンドを使えば、内部ストレージ化できることがあります。ただし、この方法は非常に技術的で、失敗するとスマホやSDカードが使えなくなる可能性があるため、ここでは詳しい手順は省略します。
興味がある方は、「Android SDカード 内部ストレージ化 ADB」で検索してみてください。
【予防編】容量不足を防ぐ日常的な対策
一度空き容量を確保しても、また同じ問題が起きないように、日頃から以下の対策を心がけましょう。
1. 定期的にストレージをチェックする
月に1回は、ストレージの使用状況を確認しましょう。空き容量が20%を切ったら、対策を始める目安です。
2. 写真や動画は自動バックアップを設定する
Googleフォトの「バックアップと同期」をオンにしておけば、撮影した写真や動画が自動的にバックアップされます。定期的に「空き容量を増やす」を実行すれば、手間なく容量を確保できます。
3. 大きなファイルはSDカードに直接保存する
カメラアプリの設定で、保存先をSDカードに変更できます。
手順:
- カメラアプリを開く
- 設定を開く
- 「保存先」または「ストレージ」を探す
- 「SDカード」を選択
4. 不要なアプリはすぐに削除する
「とりあえずダウンロード」したアプリは、使わないと判断したらすぐに削除しましょう。
5. ゲームアプリのデータダウンロードに注意
ゲームアプリの中には、最初は数百MBでも、追加データをダウンロードすることで数GBになるものがあります。遊ばなくなったゲームは、早めに削除しましょう。
Files by Googleアプリの便利な機能
Google純正の「Files by Google」アプリには、ストレージ管理に便利な機能がたくさんあります。
自動削除提案機能
アプリを開くと、削除候補のファイルを自動で提案してくれます。
提案される項目:
- ジャンクファイル:不要な一時ファイル
- 重複するファイル:同じファイルが複数ある
- 大きなファイル:サイズの大きいファイル
- 使用していないアプリ:長期間使っていないアプリ
- ぼやけた写真:ピントが合っていない写真
- スクリーンショット:古いスクリーンショット
ファイルのバックアップ機能
Files by Googleアプリから、直接Googleドライブにファイルをバックアップできます。
ファイルの共有機能
近くのスマホと、インターネット接続なしでファイルを共有できます(オフライン共有)。
ストレージ容量が減らない時の対処法
対策を実行しても容量が減らない場合は、以下を試してみてください。
1. スマホを再起動する
一時的なバグが原因で、正しく容量が表示されないことがあります。スマホを再起動すると改善することが多いです。
2. Android OSをアップデートする
古いバージョンのAndroidを使っていると、ストレージ管理に不具合が出ることがあります。最新版にアップデートしてみましょう。
手順:
- 「設定」→「システム」→「システムアップデート」または「ソフトウェア更新」
- 「アップデートをチェック」をタップ
- 更新がある場合は、ダウンロードしてインストール
3. キャッシュパーティションをクリアする(一部機種のみ)
リカバリーモードから、システム全体のキャッシュをクリアできます。ただし、機種によって方法が異なり、間違えると危険なので、詳しい手順はメーカーの公式サイトで確認してください。
4. 工場出荷状態に初期化する(最終手段)
どうしても解決しない場合は、スマホを工場出荷状態に戻す必要があります。
注意:すべてのデータが削除されるので、必ず事前にバックアップを取ってください。
手順:
- 「設定」→「システム」→「リセット オプション」
- 「すべてのデータを消去(出荷時リセット)」をタップ
- 警告を読み、「スマートフォンをリセット」をタップ
よくある質問(Q&A)

Q1:内部ストレージの空き容量は、どのくらい確保すればいいですか?
A:最低でも10%、できれば20%以上の空き容量を確保しましょう。
例えば、64GBのスマホなら6GB以上、できれば12GB以上の空き容量が理想です。これだけあれば、アプリのアップデートや写真撮影がスムーズに行えます。
Q2:「システム」の容量が大きいのですが、削除できますか?
A:いいえ、削除できません。
「システム」はAndroid OSが使用している領域で、スマホを動かすために必要不可欠です。通常、10GB〜20GB程度を使用します。Android OSをアップデートすると、一時的にシステム容量が増えることもありますが、これは正常な動作です。
Q3:SDカードに移動できないアプリがあるのはなぜですか?
A:アプリの仕様やセキュリティ上の理由で、SDカードに移動できないアプリがあります。
特に以下のようなアプリは移動できないことが多いです:
- システムアプリ(プリインストールアプリ)
- セキュリティ関連アプリ
- ウィジェットを使用するアプリ
- バックグラウンドで常時動作するアプリ
Q4:Googleフォトの無料プランは本当に無料ですか?
A:15GBまでは完全に無料です。ただし、Gmail、Googleドライブと容量を共有します。
15GBを超える場合は、有料のGoogle Oneプランに加入する必要があります:
- 100GB:月額250円
- 200GB:月額380円
- 2TB:月額1,300円
Q5:SDカードを内部ストレージ化すると、速度は遅くなりますか?
A:SDカードの速度次第です。
高速なSDカード(UHS-I、Class 10以上)を使えば、それほど遅くなりません。ただし、内部ストレージより遅いのは事実なので、頻繁に使うアプリは内部ストレージに入れておくことをおすすめします。
Q6:キャッシュを削除すると、アプリが使えなくなりませんか?
A:いいえ、問題ありません。
キャッシュは一時的なデータなので、削除してもアプリは正常に動作します。ただし、削除直後は、データを再取得するため、一時的に動作が遅くなることがあります。例えば、Webブラウザのキャッシュを削除すると、次回のページ読み込みに時間がかかります。
Q7:LINEのトーク履歴は削除されませんか?
A:LINEの「データの削除」では、トーク履歴自体は削除されません。
削除されるのは、トーク内で送受信した写真、動画、ボイスメッセージ、ファイルなどです。テキストのトーク履歴は残ります。ただし、削除した写真や動画は、トーク画面で「ダウンロードできません」と表示されるようになります。
Q8:容量の大きいアプリを見つける方法はありますか?
A:「設定」→「ストレージ」→「アプリ」で確認できます。
アプリの一覧が容量の大きい順に表示されます(機種によっては、並び替えが必要)。特にゲームアプリや動画アプリは容量が大きいので、使っていないものは削除を検討しましょう。
まとめ
Androidの内部ストレージを増やす方法を詳しく解説しました。
すぐにできる5つの方法:
- キャッシュを削除する
- 使っていないアプリをアンインストールする
- ダウンロードファイルを削除する
- 不要な写真や動画を削除する
- LINEのデータを削除する
データを移行する3つの方法:
- Googleフォトにバックアップして削除する
- Googleドライブにバックアップする
- SDカードにデータを移動する
- パソコンにデータを移動する
根本的に解決する方法:
- SDカードを内部ストレージ化する(対応機種のみ)
予防策:
- 定期的にストレージをチェック(月1回)
- 写真や動画の自動バックアップを設定
- 大きなファイルはSDカードに直接保存
- 不要なアプリはすぐに削除
重要なポイント:
- 空き容量は最低10%、できれば20%以上を確保
- 写真や動画が内部ストレージを圧迫する最大の原因
- Googleフォトを活用すれば、無料で15GBまでバックアップ可能
- SDカードを使えば、物理的に容量を増やせる
- Files by Googleアプリが便利
定期的にメンテナンスを行って、快適なAndroidライフを楽しんでください!

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