「ホーム画面のGoogle検索バーを消したい」
「検索バーが邪魔で、アプリを配置するスペースがない」
「検索バーの色やデザインを変えたい」
そんな悩みはありませんか?
Androidスマホのホーム画面には、Google検索バー(検索ウィジェット)が最初から配置されていることが多いですよね。便利な機能ではあるものの、「あまり使わない」「スペースがもったいない」と感じる人も少なくありません。
実は、このGoogle検索バーは、削除したり、追加したり、カスタマイズしたりすることができるんです。でも、機種によっては削除できなかったり、設定方法が分かりにくかったりします。
この記事では、AndroidのGoogle検索バーについて、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。
削除方法、追加方法、カスタマイズ方法、機種別の設定、トラブルシューティングまで、Google検索バーに関するすべてをカバーしています。
ぜひ最後まで読んで、あなたのホーム画面を思い通りにカスタマイズしてくださいね!
Google検索バーとは?基本知識
まずは、Google検索バーの基本を理解しましょう。
Google検索バー(検索ウィジェット)の正体
Google検索バーとは
- ホーム画面に配置される検索用のウィジェット
- 正式名称は「Google検索ウィジェット」
- Googleアプリの機能の一部
何ができるのか
- ウェブ検索
- アプリ検索
- 連絡先検索
- Google Lens(カメラ検索)
- 音声検索
- 設定へのアクセス
Google検索バーの種類
Androidには、2種類のGoogle検索バーがあります。
1. ウィジェットとして配置された検索バー
- ホーム画面の上部などに配置
- 自由に移動・削除できる
- ほとんどの機種で削除可能
2. ランチャーに固定された検索バー
- ホーム画面の下部に固定
- Google Pixel、一部機種
- 通常の方法では削除不可
Google検索バーのメリット・デメリット
メリット
- すぐに検索できる
- アプリを開く必要がない
- Google Lensがワンタップで使える
- 音声検索も簡単
デメリット
- ホーム画面のスペースを取る
- あまり使わない人には邪魔
- デザインが気に入らない場合がある
- カスタマイズの自由度が低い(機種による)
削除しても大丈夫?
結論:削除しても全く問題ありません
理由
- 検索バーはただのウィジェット
- 削除してもGoogleアプリは残る
- いつでも再追加できる
- 検索機能は他の方法で使える
代替の検索方法
- Googleアプリを直接開く
- ホーム画面を下にスワイプ(機種による)
- Google Assistantを使う
- ブラウザで検索
Google検索バーを削除する方法
機種別に削除方法を詳しく解説します。
基本的な削除方法(ほとんどの機種)
手順
- ホーム画面のGoogle検索バーを長押し
- 検索バーが浮き上がる
- 画面上部に「削除」または「ホーム画面から削除」が表示される
- 検索バーをドラッグして「削除」まで移動
- 指を離す
- 検索バーが削除される
Samsung Galaxyで削除する
Galaxyは削除が非常に簡単です。
手順
- Google検索バーを長押し
- 画面上部に「削除」が表示される
- 検索バーを「削除」までドラッグ
- 指を離すと削除される
別の方法
- Google検索バーを長押し
- メニューが表示される
- 「ホーム画面から削除」をタップ
- 「削除」を再度タップして確定
Xperiaで削除する
Xperiaも同様の手順です。
手順
- Google検索バーを長押し
- 「削除」または「×」マークが表示される
- 検索バーをドラッグして削除
- 完了
AQUOSで削除する
AQUOSの一部機種では、削除方法が少し特殊です。
通常のウィジェットの場合
- Google検索バーを長押し
- 削除までドラッグ
画面下部に固定されている場合
- ホーム画面の何もない場所を長押し
- 「ホーム画面の設定」または「設定」
- 「検索バーの配置」または「検索バー」
- 「表示しない」または「なし」を選択
- 保存
OPPO・OnePlusで削除する
OPPO(ColorOS)とOnePlus(OxygenOS)は同じ方法です。
手順
- Google検索バーを長押し
- 「削除」をタップ
- 確認画面で「削除」を再度タップ
- 完了
Xiaomi(MIUI/HyperOS)で削除する
Xiaomiも削除が簡単です。
手順
- Google検索バーを長押し
- 「削除」が表示される
- タップして削除
Motorolaで削除する
Motorola(My UX)も標準的な方法です。
手順
- Google検索バーを長押し
- 「削除」までドラッグ
- 指を離す
Google Pixelで削除する(特殊)
重要:Pixelは標準方法では削除不可
Google Pixelの下部に固定されている検索バーは、Pixel Launcherの一部で、通常の方法では削除できません。
削除する方法は2つ
- サードパーティランチャーを使う(後述)
- root化して改造する(上級者向け、非推奨)
削除できない場合の対処法
原因1:固定された検索バー
機種によっては、検索バーがランチャーに組み込まれています。
解決策
- サードパーティランチャーを使用(後述)
原因2:長押ししても反応しない
解決策
- 別の場所を長押ししてみる
- ホーム画面の設定から削除
- スマホを再起動
原因3:設定で無効化されている
解決策
- 設定→アプリ
- 「Googleアプリ」を探す
- 「有効にする」
Google検索バーを追加する方法
削除した検索バーを再度追加する方法です。
基本的な追加方法
手順
- ホーム画面の何もない場所を長押し
- メニューが表示される
- 「ウィジェット」をタップ
- アプリ一覧から「Google」を探す
- 「検索」または「Google検索」ウィジェットを長押し
- ホーム画面の好きな場所にドラッグ
- 指を離すと配置される
複数の検索バーを配置する
実は、検索バーは複数配置することも可能です。
手順
- 同じ手順で追加
- 異なるホーム画面ページに配置
- それぞれカスタマイズも可能
サイズを変更する
リサイズ可能な機種の場合
- 配置した検索バーを長押し
- 指を離すと、四隅に◯や□が表示される
- ドラッグしてサイズを調整
- 画面をタップして確定
サイズの種類
- 横幅:1列〜画面全体
- 縦幅:1行(標準)
- 一部機種では縦に2行も可能
検索バーが追加できない場合
原因1:スペース不足
ホーム画面に空きスペースがない。
解決策
- 他のウィジェットやアプリを移動
- 新しいホーム画面ページを作成
原因2:ウィジェットが見つからない
「Google」が一覧にない。
解決策
- Googleアプリをインストール
- Play Storeで「Google」を検索
- 「更新」または「インストール」
Google検索バーをカスタマイズする
検索バーの見た目を変更する方法です。
カスタマイズできる項目
Google検索バーは、以下の項目をカスタマイズできます。
カスタマイズ可能な要素
- 色(背景色)
- 形(角の丸み)
- ロゴ(「Google」文字またはGマーク)
- 透明度
- ショートカット(機能ボタン)
注意
カスタマイズ機能は、Googleアプリのバージョンや機種によって異なります。
カスタマイズの手順
方法1:検索バーから直接設定
- Google検索バーのGロゴをタップ
- Google Discoverページが開く
- 右上のプロフィール写真をタップ
- 「設定」を選択
- 下にスクロールして「検索ウィジェットのカスタマイズ」
- 「ウィジェットをカスタマイズ」をタップ
- カスタマイズ画面が表示される
方法2:Googleアプリから設定
- Googleアプリを開く
- 右上のプロフィール写真→「設定」
- 「検索ウィジェット」
- 「カスタマイズ」
色(テーマ)を変更する
カスタマイズ画面で設定
選べる色のテーマ
- システム(デフォルト)
- スマホの設定に合わせて自動変更
- ライト
- 明るい背景、グレーのアイコン
- ダーク
- 暗い背景、カラフルなアイコン
- デバイステーマ(Dynamic Color)
- 壁紙に合わせた色
- Android 12以降
- カスタム(一部バージョン)
- 自由に色相と彩度を調整
透明度を変更する
手順
- カスタマイズ画面を開く
- 「透明度」のスライダーを調整
- 0%(不透明)〜100%(透明)
- リアルタイムでプレビュー表示
- 「保存」または「追加」
形を変更する
形の種類(バージョンによる)
- ピル型(楕円、標準)
- 角丸長方形(大きい丸み)
- 長方形(小さい丸み)
- 完全な長方形(角張っている)
ロゴを変更する
選べるロゴ
- 「Google」の文字ロゴ
- 4色のGマーク
ショートカットを追加する
検索バーにクイックアクセスボタンを追加できます。
追加できるショートカット
- 曲の検索(Shazam風)
- テキスト翻訳
- 天気の確認
- その他(バージョンによる)
手順
- カスタマイズ画面を開く
- 「ショートカット」セクション
- 追加したい項目をオンにする
- 保存
カスタマイズをリセットする
デフォルトのデザインに戻す方法です。
手順
- カスタマイズ画面を開く
- 右上の「リセット」または「デフォルトのスタイルに戻す」
- 「完了」または「保存」
サードパーティランチャーで検索バーを管理
Pixel等で検索バーを削除したい場合の最終手段です。
サードパーティランチャーとは
特徴
- Google Playからダウンロード
- ホーム画面を完全にカスタマイズ
- Google検索バーの表示・非表示を自由に設定
- その他多くの機能
メリット
- Pixelでも検索バーを削除可能
- デザインの自由度が高い
- 細かい設定ができる
デメリット
- 機種独自の機能が使えなくなる場合がある
- 慣れるまで少し時間がかかる
- 初心者には複雑
おすすめランチャー1:Nova Launcher
最も人気のランチャー
特徴
- 無料版でも十分使える
- Google検索バーの表示・非表示を選択可能
- カスタマイズ性が非常に高い
- 日本語対応
検索バーの設定方法
- Nova Launcherをインストール
- デフォルトのホームアプリに設定
- ホーム画面を長押し→「Nova設定」
- 「デスクトップ」を選択
- 「検索バー」をタップ
- 「配置」から選択
- 上部
- 下部
- なし(非表示)
- 「なし」を選べば検索バーが消える
おすすめランチャー2:Microsoft Launcher
Microsoftが提供
特徴
- 完全無料
- シンプルで使いやすい
- PCとの連携機能
- Google検索バーの表示・非表示を選択可能
検索バーの設定方法
- Microsoft Launcherをインストール
- ホーム画面の設定を開く
- 「検索バー」の項目を探す
- オン・オフで切り替え
おすすめランチャー3:Lawnchair
Nova Launcherの代替
特徴
- 完全無料
- オープンソース
- Pixel Launcherに似たデザイン
- Google検索バーの表示・非表示を選択可能
検索バーの設定方法
- Lawnchairをインストール
- ホーム画面の設定
- 「検索バー」
- 「なし」を選択
ランチャーの戻し方
標準ランチャーに戻す方法
- 設定→アプリ→デフォルトアプリ
- 「ホームアプリ」
- 標準のランチャーを選択
- Pixel Launcher(Pixel)
- One UI Home(Galaxy)
- など
Google検索バーのよくあるトラブル
問題と解決方法を紹介します。
トラブル1:検索バーが削除できない
原因1:ランチャーに固定されている
Google Pixel、一部機種。
解決策
- サードパーティランチャーを使用
原因2:長押ししても反応しない
解決策
- スマホを再起動
- 別の場所を試す
- ホーム画面の設定から削除
原因3:権限の問題
解決策
- 設定→アプリ
- ホームアプリを選択
- 権限を確認
トラブル2:検索バーが消えた
勝手に消えてしまった場合。
原因
- 誤って削除した
- ホームアプリの設定が変わった
- アップデート後の不具合
解決策
- ウィジェットから再追加(前述の方法)
- ホーム画面の設定を確認
- Googleアプリを再インストール
- スマホを再起動
トラブル3:検索バーが機能しない
タップしても反応しない。
原因と解決策
原因1:Googleアプリが無効化されている
解決策
- 設定→アプリ
- 「Google」を探す
- 「有効にする」
原因2:キャッシュの問題
解決策
- 設定→アプリ→Google
- 「ストレージ」
- 「キャッシュをクリア」
原因3:システムの不具合
解決策
- スマホを再起動
- Googleアプリを更新
トラブル4:検索バーのデザインが変わった
アップデート後に見た目が変わった。
原因
Googleアプリのアップデートで、デザインが変更された。
解決策
- カスタマイズ機能で調整
- 慣れるまで使う
- 以前のバージョンに戻す(非推奨)
トラブル5:複数の検索バーが表示される
原因
- 誤って複数追加した
- 設定の重複
解決策
不要な検索バーを削除(前述の方法)
トラブル6:カスタマイズできない
カスタマイズ項目が表示されない。
原因
- Googleアプリが古い
- 機種が対応していない
解決策
- Googleアプリを最新版に更新
- スマホのOSを最新版に更新
- それでもダメなら機種の制限
Google検索バーの便利な使い方
検索バー活用のコツを紹介します。
音声検索を活用する
手順
- 検索バーのマイクアイコンをタップ
- 「OK Google」と言う(設定による)
- 検索したい内容を話す
音声検索でできること
- ウェブ検索
- 天気を確認
- タイマーをセット
- アラームをセット
- リマインダーを作成
- 音楽を再生
Google Lensを活用する
手順
- 検索バーのカメラアイコン(Google Lens)をタップ
- カメラが起動
- 調べたいものを撮影
Google Lensでできること
- テキストの翻訳
- 花や動物の識別
- 商品の検索
- QRコードの読み取り
- 宿題の答えを探す
アプリをすぐに開く
手順
- 検索バーをタップ
- アプリ名を入力
- 候補が表示される
- タップして開く
例
- 「カメラ」と入力→カメラアプリが表示
- 「設定」と入力→設定アプリが表示
連絡先をすぐに探す
手順
- 検索バーをタップ
- 人の名前を入力
- 連絡先が表示される
- タップして電話・メッセージ
計算機として使う
手順
- 検索バーに計算式を入力
- 「150×3」など
- 結果が即座に表示される
翻訳機能を使う
手順
- 検索バーに「翻訳」と入力
- 翻訳ツールが表示される
- テキストを入力して翻訳
まとめ:Google検索バーを自由にカスタマイズしよう
AndroidのGoogle検索バーについて、詳しく解説してきました。
最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
Google検索バーの削除方法
基本的な手順
- 検索バーを長押し
- 「削除」までドラッグ
- 指を離す
機種別のポイント
| 機種 | 削除方法 |
|---|---|
| Samsung Galaxy | 長押し→削除へドラッグ |
| Xperia | 長押し→削除へドラッグ |
| AQUOS | 長押し→削除(一部は設定から) |
| OPPO/OnePlus | 長押し→削除をタップ |
| Xiaomi | 長押し→削除 |
| Google Pixel | 削除不可(ランチャー変更が必要) |
Google検索バーの追加方法
手順
- ホーム画面を長押し
- 「ウィジェット」
- 「Google」→「検索」
- ドラッグして配置
Google検索バーのカスタマイズ
カスタマイズできる項目
- 色(ライト・ダーク・システム・デバイステーマ)
- 透明度
- 形(ピル型・角丸・長方形)
- ロゴ(「Google」文字またはGマーク)
- ショートカット
カスタマイズの手順
- Googleアプリを開く
- 設定→検索ウィジェットのカスタマイズ
- 好みに合わせて調整
- 保存
Pixelで削除する方法
標準では削除不可
Google Pixelの検索バーは、Pixel Launcherに組み込まれており、標準では削除できません。
削除する方法
- Nova Launcher等のサードパーティランチャーを使用
おすすめランチャーアプリ
| ランチャー | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| Nova Launcher | 最も人気、高機能 | 無料/有料 |
| Microsoft Launcher | PC連携 | 無料 |
| Lawnchair | 完全無料、シンプル | 無料 |
トラブル時のチェックリスト
□ 長押しして削除を試す
□ ホーム画面の設定を確認
□ Googleアプリが有効か確認
□ キャッシュをクリア
□ スマホを再起動
□ Googleアプリを更新
□ サードパーティランチャーを検討
最後に:検索バーは自由に管理できる
Google検索バーは、あなたのホーム画面をより便利に、またはよりすっきりさせるために、自由に管理できます。
削除しても問題ない
- 削除してもGoogleアプリは使える
- いつでも再追加できる
- 検索機能は他の方法でも使える
カスタマイズで個性を出せる
- 色やデザインを自由に変更
- 壁紙に合わせたテーマ
- ショートカットで便利に
Pixelでも削除可能
- サードパーティランチャーを使えば削除できる
- Nova Launcherがおすすめ
ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりのホーム画面を作ってください。
Google検索バーを削除してすっきりさせるも良し、カスタマイズして便利に使うも良し。
あなたのスマホライフがもっと快適になりますように!
何か困ったことがあれば、この記事を見返して解決方法を探してみてくださいね。

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