Androidの矢印マークって何?意味と消し方を徹底解説

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Androidスマホの画面上部に表示される矢印マーク。

「これって一体何のマークなんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

実は、この矢印マークには重要な意味があって、スマホの通信状態を教えてくれる便利な目印なんです。今回は、Android端末に表示される矢印マークの種類と意味、そして気になる消し方まで詳しく解説していきます。

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Android画面上部の矢印マークとは

Android端末の画面最上部にある細い帯状の部分を「ステータスバー」と呼びます。

ステータスバーの右側には、スマホの状態を示す「ステータスアイコン」が並んでいて、矢印マークもこのエリアに表示されます。

このマークは、あなたのスマホが今どんな通信をしているのかを一目で教えてくれる重要な情報源です。

主な矢印マークの種類と意味

Android端末に表示される矢印マークには、いくつかの種類があります。それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

上向き矢印マーク

上向きの矢印が表示されているときは、スマホからデータを送信している状態を表します。

たとえば、以下のような操作をしているときに表示されるんです。

  • LINEでメッセージや写真を送る
  • YouTubeに動画をアップロードする
  • SNSに投稿する
  • メールを送信する

データの送信作業をしていないときでも、バックグラウンドで動いているアプリが自動的にデータを送っていることがあるため、矢印マークが点滅することがあります。これは正常な動作なので心配する必要はありません。

下向き矢印マーク

下向きの矢印は、スマホにデータが届いている状態を示しています。

この矢印が表示されるのは、次のようなシーンです。

  • ウェブページを読み込んでいる
  • アプリをダウンロードしている
  • 動画を視聴している
  • 写真や動画を受信している

インターネットを使うときは、ほとんどの場合でデータを受信しているため、下向きの矢印マークが頻繁に表示されます。

上下両方の矢印マーク

上向きと下向きの矢印が同時に表示されることもあります。

これは、データの送信と受信が同時に行われている状態です。たとえば、ビデオ通話をしているときや、オンラインゲームをプレイしているときに見られます。

通信が活発に行われている証拠なので、特に問題があるわけではありません。

三角形に矢印が入ったマーク

三角形の中に上下の矢印が描かれているマークは、「データセーバー(データ節約モード)」が有効になっていることを示します。

このモードをオンにすると、バックグラウンドでの通信が制限されて、モバイルデータの使用量を抑えることができるんです。

データ通信量を節約したいときには便利な機能ですが、一部のアプリが正常に動作しなくなる可能性もあります。

矢印マークが出ないときの原因

矢印マークが全く表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。

通信が発生していない

すでに読み込みが完了したウェブページを見ているときや、オフラインで使えるアプリを使っているときは、通信が発生しないため矢印マークは表示されません。

これは正常な状態です。

Wi-Fiや4G/5G接続に問題がある

ウェブページを開こうとしているのに開けず、しかも矢印マークが表示されない場合は、通信に問題がある可能性があります。

以下の点を確認してみましょう。

  • Wi-Fiに接続しているか
  • 機内モードになっていないか
  • モバイルデータ通信がオフになっていないか
  • 電波の受信状況は良好か

矢印マークの消し方

矢印マーク自体は、通信状態を示す重要な情報なので、基本的には消す必要はありません。

ただし、特定の設定を変更することで表示を減らすことができます。

データセーバーマークを消す方法

三角形に矢印が入ったマーク(データセーバーマーク)を消したい場合は、以下の手順で設定を変更できます。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「接続」または「ネットワークとインターネット」をタップ
  3. 「データ使用量」を選択
  4. 「データセーバー」をタップ
  5. スイッチをオフにする

これでデータセーバーモードが解除され、三角形のマークが消えます。

通信速度の表示を消す方法

機種によっては、矢印マークの近くに通信速度(10KB/sなど)が表示されることがあります。

この表示を消したい場合は、以下の手順で設定を変更しましょう。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「通知」または「ディスプレイ」を選択
  3. 「ステータスバー」をタップ
  4. 「ネットワーク速度を表示」をオフにする

設定メニューの場所は機種によって異なる場合があるので、見つからないときは設定画面の検索機能を使ってみてください。

ステータスバーの他のアイコンも確認しよう

矢印マーク以外にも、ステータスバーには様々なアイコンが表示されます。

主なアイコンの意味を知っておくと、スマホをより便利に使えるようになります。

Wi-Fiマーク

扇形のマークは、Wi-Fiに接続していることを示します。線の本数が多いほど電波状況が良好です。

電波マーク

階段状に並んだ線は、モバイルネットワーク(4G/5G)の電波強度を表しています。

電池マーク

バッテリー残量を示すアイコンです。充電中は雷マークが表示されます。

機内モードマーク

飛行機のマークが表示されているときは、すべての通信機能がオフになっています。

よくある質問

矢印マークが常に表示されているけど大丈夫?

バックグラウンドでアプリが通信していることが多いため、矢印マークが頻繁に表示されるのは正常です。

ただし、使っていないときにも常に矢印が出続ける場合は、バックグラウンドで動作しているアプリを確認してみましょう。

矢印マークが出ているとバッテリーが減る?

通信が活発に行われているときはバッテリー消費も増えます。

不要なバックグラウンド通信を制限したい場合は、データセーバーモードを有効にするか、個別にアプリの通信設定を見直すと良いでしょう。

機種によってマークのデザインが違う?

Android端末は、メーカーや機種によってアイコンのデザインが少し異なることがあります。

基本的な意味は同じですが、見た目が違う場合があるので、お使いの機種のマニュアルで確認してみてください。

まとめ

Android端末の矢印マークは、データ通信の状態を教えてくれる便利なアイコンです。

上向き矢印はデータ送信、下向き矢印はデータ受信を意味していて、通信が活発に行われているときに表示されます。

三角形に矢印が入ったマークは、データセーバーモードが有効になっているサインです。

これらのマークの意味を理解しておけば、スマホの通信状態を一目で把握できて、トラブルが起きたときにも素早く対処できるようになります。

ステータスバーに表示される各種アイコンは、スマホを快適に使うための大切な情報源なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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