Adobe Fireflyとは?使い方から料金まで徹底解説!クリエイター向け生成AIツール

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  1. Adobe Fireflyとは
  2. Adobe Fireflyの主な特徴
    1. 商用利用が可能で著作権も安全
    2. Adobe製品との連携が優れている
    3. 100以上の言語に対応
    4. 高品質なビジュアル生成
    5. コンテンツ認証情報を自動付与
  3. Adobe Fireflyでできること
    1. 1. テキストから画像を生成
    2. 2. テキストから動画を生成
    3. 3. 生成塗りつぶし(Generative Fill)
    4. 4. 生成拡張(Generative Expand)
    5. 5. テキストエフェクト
    6. 6. 生成再配色(Generative Recolor)
    7. 7. 効果音や音楽の生成
    8. 8. 音声・動画の翻訳
    9. 9. Fireflyボード
  4. Adobe Fireflyの料金プラン
    1. 無料プラン
    2. Fireflyスタンダードプラン
    3. Fireflyプロプラン(2025年2月発表)
    4. Fireflyプレミアムプラン(開発中)
    5. Creative Cloudプランでの利用
    6. 生成クレジットとは
  5. Adobe Fireflyの使い方
    1. アカウント登録
    2. 画像を生成する手順
    3. 生成された画像を調整する
    4. プロンプト(指示文)のコツ
  6. Adobe Fireflyのメリット
    1. 1. 著作権の心配が少ない
    2. 2. 作業効率が大幅に向上
    3. 3. Adobe製品との連携がスムーズ
    4. 4. 高品質なビジュアル
    5. 5. 初心者でも使いやすい
    6. 6. 多機能
  7. Adobe Fireflyのデメリット・注意点
    1. 1. 生成クレジット制限がある
    2. 2. 細かい画像サイズの指定ができない
    3. 3. 完璧な結果が毎回出るわけではない
    4. 4. 動画生成は短い長さのみ
    5. 5. インターネット接続が必須
  8. Adobe Fireflyの利用シーン
    1. ビジネス用途
    2. クリエイティブ用途
    3. 個人用途
  9. まとめ
  10. 参考情報

Adobe Fireflyとは

Adobe Firefly(アドビ ファイアーフライ)は、Adobe社が開発した生成AIツールです。

テキストで指示を出すだけで、画像や動画、音声などを自動的に作成してくれる便利なツールです。

PhotoshopやIllustratorなどで有名なAdobe社が開発しているため、高品質なクリエイティブ作品を簡単に作れることが特徴です。

2023年3月にベータ版が公開され、同年9月に正式版がリリースされました。

現在では70億枚以上の画像生成に使われており、多くのクリエイターに利用されています。

本記事では、Adobe Fireflyでできることや使い方、料金プランについて詳しく解説します。

Adobe Fireflyの主な特徴

Adobe Fireflyには、他の生成AIツールにはない特徴があります。

商用利用が可能で著作権も安全

Adobe Fireflyの最大の特徴は、商用利用が可能で、著作権の心配が少ないことです。

多くの画像生成AIは、インターネット上の画像を無断で学習データとして使用しているため、著作権侵害のリスクがあります。

しかし、Adobe Fireflyは以下のデータのみを学習に使用しています。

  • Adobe Stockのライセンス済み画像
  • 著作権の切れた一般コンテンツ
  • オープンライセンスのコンテンツ

そのため、生成した画像を商用目的で使用しても、著作権侵害と主張される心配がほとんどありません。

ビジネスの現場で安心して使える生成AIと言えます。

Adobe製品との連携が優れている

Adobe Fireflyは単体でも使用できますが、以下のAdobe製品との連携も可能です。

  • Adobe Photoshop(フォトショップ)
  • Adobe Illustrator(イラストレーター)
  • Adobe Premiere Pro(プレミア プロ)
  • Adobe Express(エクスプレス)
  • Adobe After Effects(アフターエフェクツ)

これらのソフト内でFirefly機能を直接使えるため、作業効率が大幅に向上します。

例えば、Photoshopで画像を編集している最中に、必要な素材をその場で生成できます。

100以上の言語に対応

Adobe Fireflyは、日本語を含む100以上の言語でのプロンプト入力に対応しています。

英語で指示を出す必要がなく、日本語で自然に指示を出すだけで画像や動画を生成できます。

また、操作画面も20か国語以上に対応しているため、日本語で快適に利用できます。

高品質なビジュアル生成

Adobe社が長年培ってきた技術を活かし、非常に高品質なビジュアルを生成できます。

プロンプトの解釈精度も高く、細かい指示まで反映された画像を作成できます。

ライティングや色彩、構図なども自然で、そのまま使える品質の画像が生成されることが多いです。

コンテンツ認証情報を自動付与

Adobe Fireflyで生成された画像には、自動的に「コンテンツ認証情報」が付与されます。

これは、その画像がAIによって生成されたものであることを示す情報です。

透明性を確保することで、クリエイターは自分のコンテンツを認証でき、消費者はオンライン上のコンテンツについて正しい判断ができます。

Adobe Fireflyでできること

Adobe Fireflyには、多様な機能が搭載されています。

1. テキストから画像を生成

テキストで指示を出すだけで、AIが画像を自動生成します。

例えば「湖の近くで走っている犬」と入力すると、その場面の画像が作成されます。

生成された画像は、スタイル、カメラアングル、色味、効果などを細かく調整できます。

アスペクト比(縦横比)も選択でき、正方形、横長、縦長など、用途に合わせて設定可能です。

2. テキストから動画を生成

テキストプロンプトや画像をもとに、動画を生成できます。

静止画像に動きを加えて、5秒程度の短い動画を作成することができます。

カメラの動き、アングル、視覚スタイルなども細かく制御できます。

Premiere Proと連携して、より高度な動画編集も可能です。

3. 生成塗りつぶし(Generative Fill)

画像の一部を選択して、テキストで指示を出すことで、その部分を自然に書き換えられます。

例えば、人物の背景を変更したり、写真に写っていない物体を追加したりできます。

Photoshopでこの機能を使うと、画像編集が劇的に効率化されます。

4. 生成拡張(Generative Expand)

画像の端を自然に拡張して、キャンバスサイズを広げられます。

写真を撮影した後に、もう少し広い範囲が必要になった場合に便利です。

AIが周囲の状況を理解して、自然な続きを生成してくれます。

5. テキストエフェクト

テキストに様々な視覚効果を追加できます。

「金属質の文字」「炎に包まれた文字」「花で覆われた文字」など、説明するだけでその通りの効果が適用されます。

ロゴやタイトルデザインに活用できます。

6. 生成再配色(Generative Recolor)

ベクターグラフィックの色を、テキスト指示だけで変更できます。

「秋の色合いに」「パステルカラーで」などと指示すると、AIが適切な配色を提案してくれます。

Illustratorでこの機能を使うと、配色の試行錯誤が簡単になります。

7. 効果音や音楽の生成

テキストで説明するだけで、効果音やBGMを生成できます。

「ドアが閉まる音」「森の中の環境音」などと指示すると、その音声が作成されます。

自分の声を使って効果音を生成することも可能です。

8. 音声・動画の翻訳

オーディオクリップやビデオクリップを、元の音声とピッチを維持しながら、他の言語に翻訳できます。

20以上の言語に対応しており、多言語展開が簡単になります。

9. Fireflyボード

アイデアを発想、整理、編集できる無限のキャンバスです。

チームメンバーと一緒にブレインストーミングやムードボード作成ができます。

作成したデザインは、PhotoshopやAdobe Expressに取り込んで仕上げられます。

Adobe Fireflyの料金プラン

Adobe Fireflyには、無料プランと有料プランがあります。

無料プラン

無料プランでも、Adobe Fireflyの基本機能を利用できます。

  • 月額:無料
  • 生成クレジット:月25クレジット
  • 利用可能機能:基本的な画像生成、テキストエフェクトなど

無料プランでは、生成クレジットが月25回分のみとなります。

生成クレジットを使い切った後は、翌月にリセットされるまで待つか、有料プランにアップグレードする必要があります。

Fireflyスタンダードプラン

  • 月額:680円(税込)または年額6,780円(税込)
  • 生成クレジット:月100クレジット
  • 利用可能機能:画像・ベクター生成機能無制限、基本的な動画生成

年間プランなら、月額換算で565円とお得になります。

スタンダードプランでは、基本的な画像やベクター生成は無制限で利用できます。

生成クレジットは、動画生成などの高度な機能を使う際に消費されます。

Fireflyプロプラン(2025年2月発表)

  • 月額:約3,000円(29.99ドル)
  • 生成クレジット:月7,000クレジット
  • 利用可能機能:すべての機能にアクセス可能

プロプランでは、5秒の動画を約70本生成できる分のクレジットが含まれます。

より高度なAI機能や、パートナーモデル(Google、OpenAI、ElevenLabsなど)も利用できます。

Fireflyプレミアムプラン(開発中)

  • 月額:未発表
  • 生成クレジット:月50,000クレジット
  • 利用可能機能:最上位のすべての機能

プレミアムプランでは、5秒の動画を約500本生成できる分のクレジットが含まれます。

大量にコンテンツを制作する企業やプロフェッショナル向けのプランです。

Creative Cloudプランでの利用

既にAdobe Creative Cloudを契約している場合、追加料金なしでFirefly機能が利用できます。

各プランに含まれる生成クレジット数は以下の通りです。

  • Lightroom 1TBプラン:月100クレジット
  • 単体アプリプラン:月500クレジット
  • コンプリートプラン:月1,000クレジット

つまり、Creative Cloudコンプリートプランを契約していれば、追加料金なしで月1,000回のFirefly機能が使えます。

生成クレジットとは

生成クレジットは、AI機能を使用する際に消費される「チケット」のようなものです。

機能によって消費されるクレジット数が異なります。

標準機能(Standard Features)

  • 画像生成:1クレジット/回
  • テキストエフェクト:1クレジット/回
  • 生成塗りつぶし(Photoshop):1クレジット/回

Creative Cloud Pro、Fireflyプラン、クレジット追加プランを契約している場合、標準機能は無制限で利用できます。

プレミアム機能(Premium Features)

  • 動画生成(1080p):20クレジット/秒
  • 高度なAIモデル(OpenAI、Googleなど):変動

プレミアム機能は、より多くの処理能力が必要なため、多くのクレジットを消費します。

生成クレジットは毎月リセットされ、翌月に繰り越すことはできません。

Adobe Fireflyの使い方

Adobe Fireflyの基本的な使い方を解説します。

アカウント登録

Adobe Fireflyを使うには、Adobeアカウントが必要です。

  1. Adobe Firefly公式サイトにアクセス
  2. 「無料で始める」をクリック
  3. Adobeアカウントを作成(既にある場合はログイン)
  4. メールアドレスとパスワードを入力して登録

Adobeアカウントは無料で作成できます。

画像を生成する手順

  1. Adobe Fireflyにログイン
  2. 「新規作成」をクリック
  3. 「画像」を選択
  4. テキストボックスに生成したい画像の説明を日本語で入力
  5. 「生成」ボタンをクリック
  6. 数秒待つと、4つの候補画像が表示される
  7. 気に入った画像を選択してダウンロード

例えば「湖の近くで元気いっぱいにダッシュしている犬」と入力すると、その場面の画像が生成されます。

生成された画像を調整する

生成された画像が理想に近いけど微調整したい場合は、以下の方法があります。

  • 画像横の「…」をクリックして「さらに生成」を選ぶ
  • 「編集」を選び、「参照画像として使用」でAIに再入力
  • 「画像を編集」でAIとチャット形式でやり取りしながら微調整

左側のメニューから、以下の設定も変更できます。

  • スタイル(ポップ、シック、イラスト風など)
  • アスペクト比(正方形、横長、縦長など)
  • 色味の指定
  • カメラアングルの指定
  • 背景ボケなどの特殊効果

プロンプト(指示文)のコツ

より良い画像を生成するには、具体的で詳しいプロンプトを入力することが重要です。

良いプロンプトの例

「石畳の小道とせせらぎの小川の脇にある春の森の中の美しいファンタジーストーンコテージ。石垣。遠くに山々。魔法のような雰囲気、超リアル」

避けた方が良いプロンプトの例

「家」「犬」など、あまりにも簡潔すぎる指示

プロンプトには以下の要素を含めると良い結果が得られます。

  • 主題(何を描きたいか)
  • 場所・環境(どこで)
  • スタイル(写真風、イラスト風など)
  • 雰囲気(明るい、暗い、神秘的など)
  • 詳細(色、質感、構図など)

Adobe Fireflyのメリット

Adobe Fireflyを使うメリットをまとめます。

1. 著作権の心配が少ない

前述の通り、学習データが厳選されているため、商用利用でも安心です。

ビジネスで使用する素材を生成する際に、著作権侵害のリスクを心配する必要がありません。

2. 作業効率が大幅に向上

素材を探したり、1から作成したりする時間を大幅に短縮できます。

頭に浮かんだイメージをすぐに形にできるため、クリエイティブ作業に集中できます。

3. Adobe製品との連携がスムーズ

Photoshop、Illustrator、Premiere Proなど、普段使っているツール内でそのまま使えます。

ツールを切り替える手間がなく、ワークフローが途切れません。

4. 高品質なビジュアル

Adobe社の技術により、プロレベルの高品質な画像や動画を生成できます。

ライティング、構図、色彩なども自然で美しい仕上がりです。

5. 初心者でも使いやすい

専門知識がなくても、日本語で指示を出すだけで使えます。

PhotoshopやIllustratorのような複雑な操作を覚える必要がありません。

6. 多機能

画像、動画、音声、テキストエフェクトなど、1つのツールで幅広いコンテンツを生成できます。

複数のツールを契約する必要がありません。

Adobe Fireflyのデメリット・注意点

一方で、以下のような注意点もあります。

1. 生成クレジット制限がある

無料プランでは月25回、有料プランでも上限があります。

大量にコンテンツを生成したい場合は、上位プランが必要になります。

クレジットは翌月に繰り越せないため、使い切れなくても無駄になります。

2. 細かい画像サイズの指定ができない

アスペクト比は選択できますが、ピクセル単位での細かいサイズ指定はできません。

特定のサイズが必要な場合は、生成後に別のツールでリサイズする必要があります。

3. 完璧な結果が毎回出るわけではない

AIの性質上、思った通りの画像が1回で生成されるとは限りません。

プロンプトを調整したり、何度か生成し直したりする必要があります。

4. 動画生成は短い長さのみ

現時点では、5秒程度の短い動画しか生成できません。

長編動画を作りたい場合は、複数のクリップを組み合わせる必要があります。

5. インターネット接続が必須

Adobe Fireflyはクラウドベースのサービスのため、インターネット接続が必要です。

オフラインでは使用できません。

Adobe Fireflyの利用シーン

Adobe Fireflyは、以下のような場面で活用できます。

ビジネス用途

  • プレゼンテーション資料の画像作成
  • SNS投稿用のビジュアル制作
  • 広告キャンペーンのプロトタイプ作成
  • 商品パッケージのデザイン案作成
  • ブランドアイデンティティの検討

クリエイティブ用途

  • イラストやアート作品の下絵作成
  • 動画のサムネイル制作
  • ポッドキャストのカバーアート
  • ムードボードやストーリーボード作成
  • 効果音やBGMの生成

個人用途

  • SNS投稿用の画像作成
  • ブログやウェブサイトのビジュアル
  • オリジナルアート作品の制作
  • 趣味のクリエイティブ活動

まとめ

Adobe Fireflyは、Adobe社が開発した高品質な生成AIツールです。

Adobe Fireflyの主な特徴

  • テキスト指示だけで画像、動画、音声を生成できる
  • 商用利用可能で著作権の心配が少ない
  • Adobe製品(Photoshop、Illustratorなど)との連携が優れている
  • 100以上の言語に対応(日本語でも使える)
  • 高品質なビジュアルを生成できる

料金プラン

  • 無料プラン:月25クレジット
  • スタンダード:月額680円、月100クレジット
  • プロ:月額約3,000円、月7,000クレジット
  • プレミアム:開発中、月50,000クレジット

既にCreative Cloudを契約している場合は、追加料金なしで月100~1,000クレジットが利用できます。

主な機能

  • 画像生成
  • 動画生成
  • 生成塗りつぶし
  • 生成拡張
  • テキストエフェクト
  • 生成再配色
  • 効果音・音楽生成
  • 音声・動画翻訳
  • Fireflyボード

Adobe Fireflyは、クリエイターの創作活動を支援し、作業効率を大幅に向上させるツールです。

無料プランでも基本機能を試せるため、まずは気軽に使ってみることをおすすめします。

商用利用での著作権の心配が少ない点は、ビジネスで使う上で大きな安心材料となります。

プロンプトの書き方に慣れてくれば、思い通りのビジュアルを短時間で作成できるようになります。

参考情報

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