Adobe PhotoshopやIllustratorで生成AI機能を使っていたら、「生成クレジット」という言葉を見かけませんでしたか?
「生成クレジットって何?」
「どうやって確認するの?」
「使い切ったらどうなる?」
この記事では、Adobeの生成クレジットについて、基本から確認方法、使い方まで詳しく解説します。
生成クレジットとは?
生成クレジットとは、AdobeのAI機能(Adobe Firefly)を使うときに消費される「利用回数チケット」のようなものです。
たとえば、以下のような機能を使うときにクレジットを消費します。
- Photoshopの「生成塗りつぶし」
- Photoshopの「生成拡張」
- Illustratorの「生成再配色」
- Adobe Fireflyの「テキストから画像生成」
- Adobe Expressの「テキスト効果を生成」
- Premiere Proの「生成延長」
つまり、「AI」マークがついた機能を使うときに、クレジットが消費されるわけです。
なぜ生成クレジットが必要なの?
AI機能は、通常の機能よりも処理能力とコストがかかります。
そのため、Adobeは以下の理由で生成クレジット制を導入しました。
- 生成AI機能の追加コストを反映するため
- すべてのユーザーが快適に使える環境を維持するため
- ユーザーがどれだけAI機能を使っているか把握できるようにするため
プラン別の生成クレジット付与数
生成クレジットは、契約しているAdobeプランによって付与される数が異なります。
無料プラン
25クレジット/月
Adobe IDを持っていれば誰でも無料で使えますが、クレジット数は少なめです。
クレジットを使い切ったら、翌月まで待つか有料プランに切り替える必要があります。
単体プラン(Photoshop、Illustratorなど)
500クレジット/月
単体アプリの有料プランを契約している場合。
標準機能に使えるクレジット数です。
例外:フォトプラン
2023年11月以降の契約:100クレジット/月
2023年11月以前の契約:250クレジット/月
Creative Cloud Standard(旧コンプリートプラン)
25クレジット/月
すべてのAdobe Stockアプリが使えますが、生成クレジットは少なめです。
Creative Cloud Pro(旧コンプリートプラン上位版)
標準機能:無制限
プレミアム機能:4,000クレジット/月
最もお得なプラン。
通常の生成AI機能(生成塗りつぶしなど)は無制限で使えます。
動画生成などの「プレミアム機能」だけクレジットを消費します。
Adobe Firefly単体プラン
- Firefly Standard:標準機能無制限、プレミアム機能1,000クレジット/月
- Firefly Pro:標準機能無制限、プレミアム機能3,000クレジット/月
- Firefly Premium:標準機能無制限、プレミアム機能50,000クレジット/月
Adobe Express単体プラン
500クレジット/月
Adobe Expressの有料プランを契約している場合。
複数プランを契約している場合
複数のプランを契約している場合、クレジット数は合算されます。
たとえば:
- Photoshop単体プラン(500クレジット)+ Adobe Stock(500クレジット)= 1,000クレジット/月
生成クレジットの確認方法
生成クレジットの残数は、簡単に確認できます。
方法1:Adobe公式サイトで確認
- Adobe公式サイトにアクセス
- Adobe IDでログイン
- 画面右上のプロフィールアイコン(丸いアバター)をクリック
すると、以下の情報が表示されます。
- 今月使えるクレジット総数
- 今月使ったクレジット数
- 残りのクレジット数
- クレジットのリセット日
方法2:アプリ内で確認(Photoshopの場合)
- Photoshopを開く
- 画面上部の「ホーム」をクリック
- 画面右上のプロフィールアイコンをクリック
アプリ内でもクレジット残数を確認できます。
方法3:Adobe Fireflyで確認
- Adobe Fireflyにアクセス
- ログインする
- 画面右上のプロフィールアイコンをクリック
Firefly内でもクレジット数を確認できます。
生成クレジットの消費量
機能によって、消費されるクレジット数が異なります。
標準機能(1クレジット/1回)
以下のような機能は、1回の生成で1クレジットを消費します。
- Photoshopの生成塗りつぶし
- Photoshopの生成拡張
- Illustratorの生成再配色
- Adobe Fireflyのテキストから画像生成
- Adobe Expressのテキスト効果生成
ただし、一部の標準機能は、処理が重いため1クレジット以上消費することもあります。
プレミアム機能(複数クレジット)
以下のような高度な機能は、1回の生成で複数のクレジットを消費します。
- 動画生成:5秒の動画で約20クレジット
- 動画翻訳:10分の動画で約1,000クレジット
- パートナーモデル(Google、OpenAI、ElevenLabsなど):機能によって異なる
プレミアム機能は、出力サイズや長さによって消費クレジット数が変わります。
Creative Cloud Proは標準機能が無制限
Creative Cloud ProまたはFireflyプランを契約している場合、標準機能は無制限で使えます。
つまり、生成塗りつぶしなどの一般的なAI機能は、クレジットを気にせず使い放題です。
プレミアム機能(動画生成など)だけクレジットを消費します。
生成クレジットが消費されるタイミング
生成クレジットは、以下のタイミングで消費されます。
- 「生成」ボタンをクリックしたとき
- 「更新」や「さらに読み込む」などで候補を生成したとき
つまり、生成ボタンを押す回数 = クレジット消費です。
プレビューや編集操作だけでは、クレジットは消費されません。
生成クレジットを使い切ったらどうなる?
クレジットを使い切った場合の対応は、プランによって異なります。
無料プランの場合
クレジットを使い切ったら、翌月のリセット日まで生成AI機能が使えなくなります。
すぐに使いたい場合は、有料プランに切り替えるか、Fireflyプランを購入してください。
有料プランの場合
クレジットを使い切っても、一部の機能は引き続き使えますが、処理速度が遅くなります。
または、追加クレジットを購入できます。
Creative Cloud Proの場合
標準機能は無制限なので、クレジットを気にする必要はありません。
プレミアム機能のクレジットを使い切った場合は、追加購入が必要です。
追加クレジットの購入方法
クレジットが足りない場合、追加クレジットを購入できます。
購入方法
- Adobe Fireflyのプランページにアクセス
- 以下のプランから選択:
- Firefly Standard:¥680/月、1,000クレジット追加
- Firefly Pro:¥2,180/月、3,000クレジット追加
- Firefly Premium:¥10,280/月、50,000クレジット追加
- 購入手続きを完了
注意点
- 追加クレジットは購入した月のみ有効
- 翌月に繰り越されない
- 必要な月だけ購入して、不要になったら解約できる
生成クレジットのリセット日
生成クレジットは、毎月リセットされます。
リセット日は、プランを契約した日によって異なります。
リセット日の確認方法
- Adobe公式サイトにログイン
- 画面右上のプロフィールアイコンをクリック
- 「次のリセット日」が表示されます
たとえば、1月15日に契約した場合、毎月15日にクレジットがリセットされます。
使い切らなかったクレジットは繰り越されない
重要なポイントとして、未使用のクレジットは翌月に繰り越されません。
毎月リセット日になると、クレジット数は契約プランの付与数に戻ります。
たとえば、500クレジットのうち200クレジットしか使わなかった場合、残りの300クレジットは消えてしまいます。
生成クレジットを消費しない機能
以下の機能は、生成クレジットを消費しません。
- Photoshopの従来のツール(ブラシ、レイヤー操作など)
- Illustratorの従来のベクター編集機能
- Premiere Proの通常の編集機能
つまり、生成AI以外の通常機能は、今まで通りクレジット不要で使えます。
よくある質問
Q1. 生成クレジットはどこで確認できますか?
A. Adobe公式サイト(account.adobe.com)にログインして、右上のプロフィールアイコンをクリックすると確認できます。
または、Photoshopなどのアプリ内のホーム画面からも確認可能です。
Q2. 無料でも生成AI機能を使えますか?
A. はい、無料プランでも月25クレジットが付与されます。
ただし、すぐに使い切ってしまう可能性があるので、本格的に使いたい場合は有料プランをおすすめします。
Q3. クレジットを使い切ったらどうなりますか?
A. 無料プランの場合、翌月のリセット日まで生成AI機能が使えなくなります。
有料プランの場合、処理速度が遅くなりますが一部機能は引き続き使えます。
Q4. クレジットは翌月に繰り越されますか?
A. いいえ、繰り越されません。
未使用のクレジットは、毎月リセット日に消えて、プランの付与数に戻ります。
Q5. 複数のプランを契約しているとクレジットは合算されますか?
A. はい、合算されます。
たとえば、Photoshop単体プラン(500クレジット)とAdobe Stock(500クレジット)を契約している場合、合計1,000クレジット/月が使えます。
Q6. Creative Cloud Proは生成塗りつぶしが無制限ですか?
A. はい、標準機能は無制限で使えます。
生成塗りつぶしや生成拡張などの標準機能は、クレジットを消費しません。
動画生成などの「プレミアム機能」だけクレジットを消費します。
Q7. 追加クレジットを購入したら翌月も自動更新されますか?
A. はい、自動更新されます。
不要になったら、忘れずに解約してください。
Q8. Adobe Stockのクレジットと生成クレジットは違いますか?
A. はい、別物です。
Adobe Stockクレジットは、Adobe Stockの画像や素材をダウンロードするためのものです。
生成クレジットは、AI機能を使うためのものです。
Q9. 生成クレジットはいつリセットされますか?
A. プランを契約した日によって異なります。
Adobe公式サイトのプロフィールアイコンから「次のリセット日」を確認できます。
Q10. 商用利用はできますか?
A. はい、商用利用可能です。
生成クレジットで作成したコンテンツは、商業プロジェクトにも使用できます。
ただし、ベータ版機能は補償対象外なので、重要なプロジェクトには使わない方が安全です。
まとめ
Adobe 生成クレジットについてまとめます。
- 生成クレジットは、Adobe FireflyなどのAI機能を使うための利用回数チケット
- プランによって付与されるクレジット数が異なる
- Creative Cloud Proなら、標準機能が無制限で使える
- クレジット残数は、Adobe公式サイトまたはアプリ内で確認できる
- クレジットは毎月リセットされ、翌月に繰り越されない
- クレジットを使い切ったら、追加購入できる
生成AI機能を頻繁に使う場合は、Creative Cloud Proがコスパ最強です。
標準機能が無制限で使えるので、クレジットを気にせずガンガン使えます。
まずは無料プランで試してみて、必要に応じて有料プランに切り替えるのがおすすめです!

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