Google Search Consoleから、こんなメールが届いたことはありませんか?
「パンくずリストの構造化データに問題が検出されました」
「「name」または「item.name」のどちらかを指定してください(「itemListElement」に含まれる)」
「何これ?難しそう…」と思ってしまいますよね。
でも安心してください。このエラーは、パンくずリストの構造化データ(Google検索の結果をきれいに表示するための特別なコード)に、必要な情報が足りないだけなんです。
この記事では、このエラーが何なのか、なぜ起こるのか、そして具体的な解決方法まで、初心者の方でも分かるように解説していきます。
「構造化データって何?」という方も大丈夫!順を追って説明していきますね。
このエラーは対処すべき?【結論】

まず最初に、多くの方が一番気になるポイントからお答えします。
【結論】基本的には修正すべき
このエラーは、基本的には修正することをおすすめします。
ただし、状況によって緊急度が異なります。
すぐに修正すべきケース:
- 記事ページや商品ページでエラーが出ている
- パンくずリストが検索結果に表示されていない
- サイト全体で大量のエラーが出ている
放置してもOKなケース:
- トップページだけでエラーが出ている(パンくずが無いのは正常)
- エラーが1〜2ページだけ
検索順位への影響は?
直接的な影響:なし
Googleのジョン・ミューラー氏が公式に発言しているように、構造化データ自体は検索順位を決める直接的な要因ではありません。
つまり、このエラーを修正したからといって、すぐに検索順位が上がるわけではないんです。
間接的な影響:あり
ただし、間接的には影響があります。
- クリック率(CTR)の低下
- パンくずリストが表示されないと、クリック率が下がる
- ある調査では、パンくずリストを失った結果、CTRが6.6%→4.1%に低下(約40%減)
- 修正後、3週間でCTRが7%まで回復したという事例も
- リッチリザルトが表示されない
- エラーがあると、検索結果にパンくずリストが表示されない
- 見た目が地味になり、ユーザーの目に留まりにくくなる
- サイト構造の理解が妨げられる
- Googleがサイトの階層構造を理解しにくくなる
- 間接的にSEOに悪影響を及ぼす可能性
エラーを放置するとどうなる?
エラーを放置しても、サイトが表示されなくなることはありません。
ただし、以下のような問題が起こる可能性があります。
起こりうる問題:
- 検索結果でのパンくずリスト表示がされない
- クリック率が低下する
- ユーザーが「このサイトは信頼できるのか?」と感じる
- 競合サイトより目立たなくなる
起こらない問題:
- 検索順位が急激に下がる
- サイトがインデックスから削除される
- ペナルティを受ける
Google Search Consoleからのメール
Google Search Consoleから「パンくずリストの問題が検出されました」というメールが届くと、とても不安になりますよね。
でも、これはペナルティではありません。
Googleは、サイトをより良くするためのアドバイスとして送っているだけです。焦らず、落ち着いて対処しましょう。
修正するメリット
エラーを修正すると、以下のようなメリットがあります。
- 検索結果でパンくずリストが表示される
- クリック率が向上する可能性
- ユーザー体験が改善される
- サイトの信頼性が上がる
- 将来的なアルゴリズム変更に備えられる
まとめ:対処すべきか?
推奨:できるだけ早めに修正しましょう
理由:
- 修正は比較的簡単(nameを追加するだけ)
- クリック率への影響が大きい
- 将来的にどう影響するか分からない
- Googleが重要視している機能
例外:トップページのエラーは無視してOK
多くのサイトでは、トップページにパンくずリストを表示しません。この場合のエラーは実害がほとんどないので、そのままでも大丈夫です。
このエラーは何?
エラーメッセージの意味
正式なエラーメッセージは、こんな感じです。
「name」または「item.name」のどちらかを指定してください(「itemListElement」に含まれる)
英語版:Either “name” or “item.name” should be specified (in “itemListElement”)
簡単に言うと、「パンくずリストの各項目に名前が付いていないよ」という警告です。
パンくずリストって何?
まず、パンくずリストについて簡単に説明しますね。
パンくずリストとは、ウェブサイトの上部によく表示される、こんな感じのナビゲーションです。
ホーム > カテゴリ > サブカテゴリ > 現在のページ
童話「ヘンゼルとグレーテル」で、主人公たちが森で迷わないようにパンくずを置いていった話が名前の由来です。
ウェブサイトでも、「今どこにいるのか」を分かりやすくするために使われています。
構造化データって何?
構造化データとは、Googleなどの検索エンジンに「このページには何が書いてあるのか」を正確に伝えるための特別なコードです。
人間がウェブページを見れば、パンくずリストがどこにあるか分かりますよね。でも、検索エンジンは機械なので、特別なマークをつけてあげないと理解できないんです。
構造化データを正しく設定すると:
- 検索結果にパンくずリストが表示される
- クリック率が上がる可能性がある
- 検索エンジンがサイト構造を理解しやすくなる
こんなメリットがあります。
なぜエラーが出るの?
このエラーが出る理由は、パンくずリストの構造化データに「name」という項目が欠けているからです。
構造化データでは、各パンくずの項目に必ず名前(name)を付ける必要があります。この名前が無いと、Googleが「これは何の項目なの?」と困ってしまうわけです。
どこでエラーを確認できる?

Google Search Console
このエラーは、主にGoogle Search Console(サーチコンソール)で表示されます。
確認方法:
- Google Search Consoleにログイン
- 左側メニューから「エクスペリエンス」→「ページ」をクリック
- 「パンくずリスト」セクションを探す
- エラーがある場合、赤い文字で表示される
エラーをクリックすると、どのページで問題が起きているか確認できます。
リッチリザルトテスト
個別のページを確認したい場合は、リッチリザルトテストが便利です。
使い方:
- https://search.google.com/test/rich-results にアクセス
- 確認したいページのURLを入力
- 「URLをテスト」をクリック
- 結果が表示される
エラーがある場合、赤いアイコンと一緒に詳細が表示されます。
構造化データテストツール(旧)
以前は「構造化データテストツール」もありましたが、Googleは2021年にサポートを終了しました。
現在は「リッチリザルトテスト」や「Schema.org Validator」を使うことが推奨されています。
エラーが出る主な原因

【原因1】name属性が欠けている
最も多い原因は、構造化データにitemprop=”name”や“name”プロパティが欠けていることです。
問題のあるコード例(microdata形式):
<li itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="https://example.com/books">
<span>書籍</span> <!-- nameが欠けている! -->
</a>
<meta itemprop="position" content="1" />
</li>
修正後:
<li itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="https://example.com/books">
<span itemprop="name">書籍</span> <!-- nameを追加 -->
</a>
<meta itemprop="position" content="1" />
</li>
【原因2】nameが空欄になっている
name属性は存在するけど、値が空っぽの場合もエラーになります。
問題のあるコード例(JSON-LD形式):
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "", <!-- 空欄! -->
"item": "https://example.com/"
}
修正後:
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "ホーム", <!-- ちゃんと名前を入れる -->
"item": "https://example.com/"
}
【原因3】古い記述方法(data-vocabulary.org)を使っている
2020年以前に構造化データを実装した場合、古い記述方法「data-vocabulary.org」を使っている可能性があります。
古い記述方法(非推奨):
<li itemscope itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb">
<a href="https://example.com" itemprop="url">
<span itemprop="title">ホーム</span>
</a>
</li>
Googleは2020年4月以降、schema.orgへの移行を推奨しています。data-vocabulary.orgは廃止されたので、早めに変更しましょう。
【原因4】プラグインやテーマの不具合
WordPressなどのCMSを使っている場合、プラグインやテーマが古いコードを出力している可能性があります。
よくある例:
- Breadcrumb NavXT(古いバージョン)
- Yoast SEO(設定不足)
- カスタムテーマの不具合
【原因5】トップページにパンくずがない
一部のテーマでは、トップページにパンくずリストを表示しない設計になっています。
この場合、構造化データだけが残っていて、実際のパンくずが無いため、エラーになることがあります。
ただし、これは実際には問題ではない場合が多いです(後ほど説明します)。
構造化データの2つの記述方法
パンくずリストの構造化データには、主に2つの記述方法があります。
【方法1】microdata形式
HTMLタグに直接、属性を追加する方法です。
特徴:
- HTMLとデータが一体化
- 視覚的なパンくずリストと連動しやすい
- 古くからある記述方法
コード例:
<ol itemscope itemtype="https://schema.org/BreadcrumbList">
<li itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="https://example.com">
<span itemprop="name">ホーム</span>
</a>
<meta itemprop="position" content="1" />
</li>
<li itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="https://example.com/books">
<span itemprop="name">書籍</span>
</a>
<meta itemprop="position" content="2" />
</li>
<li itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<span itemprop="name">SF小説</span>
<meta itemprop="position" content="3" />
</li>
</ol>
【方法2】JSON-LD形式(推奨)
HTML本体とは別に、JavaScriptオブジェクト形式でデータを記述する方法です。
特徴:
- Googleが推奨している方法
- HTMLと分離しているので、管理しやすい
- 後から追加・修正が簡単
コード例:
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "BreadcrumbList",
"itemListElement": [
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "ホーム",
"item": "https://example.com"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 2,
"name": "書籍",
"item": "https://example.com/books"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 3,
"name": "SF小説"
}
]
}
</script>
どちらを使うべき?
JSON-LD形式をおすすめします。
理由:
- Googleが推奨している
- HTMLを変更せずに追加・修正できる
- コードが読みやすい
- メンテナンスが楽
修正方法【JSON-LD形式】
JSON-LD形式での修正方法を説明します。
基本的なコード構造
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "BreadcrumbList",
"itemListElement": [
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "ページ名",
"item": "https://example.com/page"
}
]
}
</script>
必須項目
各パンくず項目には、以下の3つが必要です。
- @type:必ず「ListItem」
- position:階層の位置(1から始まる数字)
- name:項目の名前(これが重要!)
- item:URL(最後の項目は省略可能)
完全なコード例
3階層のパンくずリストの完全なコード例です。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "BreadcrumbList",
"itemListElement": [
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "ホーム",
"item": "https://example.com/"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 2,
"name": "カテゴリ",
"item": "https://example.com/category/"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 3,
"name": "記事タイトル",
"item": "https://example.com/category/post/"
}
]
}
</script>
コードを配置する場所
このコードは、<head>タグ内または</body>タグの直前に配置します。
推奨:</body>タグの直前
理由:ページ表示速度への影響が少ない
WordPressでの実装方法
WordPressを使っている場合、テーマファイルのfooter.phpを編集します。
手順:
- WordPressの管理画面にログイン
- 「外観」→「テーマファイルエディター」
- 右側のファイル一覧から「footer.php」を選択
</body>タグを探す- その直前に、パンくずリストのJSON-LDコードを追加
- 「ファイルを更新」をクリック
注意:
- バックアップを取ってから作業しましょう
- 子テーマを使っている場合は、子テーマのfooter.phpを編集
- 不安な場合は、プラグインを使う方法もあります
修正方法【microdata形式】
すでにmicrodata形式でパンくずリストを実装している場合の修正方法です。
問題のあるコード
<ol itemscope itemtype="https://schema.org/BreadcrumbList">
<li itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="https://example.com">
<span>ホーム</span> <!-- nameが無い -->
</a>
<meta itemprop="position" content="1" />
</li>
</ol>
修正後のコード
<ol itemscope itemtype="https://schema.org/BreadcrumbList">
<li itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="https://example.com">
<span itemprop="name">ホーム</span> <!-- nameを追加 -->
</a>
<meta itemprop="position" content="1" />
</li>
</ol>
修正のポイント
変更箇所:
<span>→<span itemprop="name">
たったこれだけです。パンくずの名前が入っている部分に、itemprop=”name”を追加するだけ。
完全なmicrodataコード例
<ol class="breadcrumb" itemscope itemtype="https://schema.org/BreadcrumbList">
<li class="breadcrumb-item" itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="https://example.com/">
<span itemprop="name">ホーム</span>
</a>
<meta itemprop="position" content="1" />
</li>
<li class="breadcrumb-item" itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="https://example.com/category/">
<span itemprop="name">カテゴリ</span>
</a>
<meta itemprop="position" content="2" />
</li>
<li class="breadcrumb-item" itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<span itemprop="name">現在のページ</span>
<meta itemprop="position" content="3" />
</li>
</ol>
WordPressプラグイン別の対処法
WordPressでパンくずリストを表示している場合、プラグインごとに対処法が異なります。
Breadcrumb NavXT
人気のパンくずプラグインですが、古いバージョンはエラーが出ます。
対処法:
方法1:最新版にアップデート
- WordPressダッシュボード→「プラグイン」
- 「Breadcrumb NavXT」を探す
- 更新があれば「今すぐ更新」をクリック
方法2:テンプレートを修正
古いバージョンを使い続ける場合は、テンプレートを修正します。
- 「設定」→「Breadcrumb NavXT」
- 各テンプレート(投稿、固定ページなど)のコードを修正
修正前:
<span property="itemListElement" typeof="ListItem">
<a property="item" typeof="WebPage" href="%link%">
<span property="name">%htitle%</span>
</a>
<meta property="position" content="%position%">
</span>
修正後:
<span itemprop="itemListElement" itemscope itemtype="https://schema.org/ListItem">
<a itemprop="item" href="%link%">
<span itemprop="name">%htitle%</span>
</a>
<meta itemprop="position" content="%position%">
</span>
Yoast SEO
Yoast SEOでパンくずリストを有効にしている場合の対処法です。
問題の原因:
- パンくずのタイトルが未設定
- nameフィールドが空欄
対処法:
- 各ページ・投稿の編集画面を開く
- Yoast SEOの設定ボックスを探す
- 「詳細設定」または「Advanced」タブを開く
- 「Breadcrumb title」(パンくずタイトル)フィールドに名前を入力
- 更新を保存
カテゴリページの場合:
- 「投稿」→「カテゴリー」
- 該当カテゴリの「編集」をクリック
- Yoast SEOのフィールドを探す
- 「パンくずタイトル」を入力
- 更新
Rank Math SEO
Rank Mathを使っている場合は、比較的エラーが少ないです。
確認ポイント:
- 「Rank Math」→「一般設定」
- 「パンくずリスト」タブ
- パンくずリストが有効になっているか確認
- 「JSON-LD」形式が選択されているか確認
その他のテーマ・プラグイン
その他のテーマやプラグインでエラーが出る場合:
- 最新版にアップデート
- 開発者に問い合わせ(公式サポートフォーラムなど)
- 別のプラグインに変更を検討
修正後の確認方法
コードを修正したら、必ず確認しましょう。
リッチリザルトテストで確認
手順:
- https://search.google.com/test/rich-results にアクセス
- 修正したページのURLを入力
- 「URLをテスト」をクリック
- 結果を確認
成功の場合:
- 緑色のチェックマーク
- 「このページはリッチリザルトの対象です」と表示
まだエラーがある場合:
- 赤いアイコンとエラーメッセージ
- エラー内容を確認して再修正
Google Search Consoleで検証
Search Consoleでも確認できます。
手順:
- Google Search Consoleにログイン
- 「エクスペリエンス」→「ページ」→「パンくずリスト」
- エラーのある項目を開く
- 「修正を検証」ボタンをクリック
- Googleが再クロールして確認(数日かかる場合あり)
注意:
- 検証には時間がかかります(数日〜数週間)
- すぐには反映されません
- 気長に待ちましょう
よくある質問(Q&A)

Q1. このエラーは放置してもいい?
A. 基本的には修正すべきです。
理由:
- 検索結果でのパンくずリスト表示に影響する
- クリック率が最大40%低下した事例もある
- Googleに正しい構造が伝わらない
ただし、直接的に検索順位が下がるわけではありません。
また、トップページでパンくずが無いことによるエラーなら、放置しても大きな問題はありません。
Q2. 検索順位は下がりますか?
A. 直接的には下がりません。
GoogleのJohn Mueller氏が公式に発言しているように、構造化データ自体は検索順位の直接的な要因ではありません。
ただし、間接的な影響があります:
- クリック率(CTR)が低下する可能性
- リッチリザルトが表示されず、競合より目立たなくなる
- サイト構造の理解が妨げられる
長期的には、これらの要因が検索パフォーマンスに影響する可能性があります。
Q3. 修正したのにエラーが消えません
A. Googleの再クロールには時間がかかります。
- 通常、数日〜2週間程度
- 焦らず待ちましょう
- どうしても早く確認したい場合は、Search Consoleの「URL検査」→「インデックス登録をリクエスト」
Q3. 修正したのにエラーが消えません
A. Googleの再クロールには時間がかかります。
- 通常、数日〜2週間程度
- 焦らず待ちましょう
- どうしても早く確認したい場合は、Search Consoleの「URL検査」→「インデックス登録をリクエスト」
Q4. トップページのエラーは無視していい?
A. はい、多くの場合は問題ありません。
トップページにはそもそもパンくずリストを表示しないサイトが多いです。この場合、実害はほとんどないので、そのままでOKです。
気になる場合は:
- トップページだけ構造化データを削除
- または、簡易的なパンくずリストを追加
Q5. 最後の項目(現在のページ)にリンクは必要?
A. どちらでもOKです。
- リンクあり:全項目にURLが必要
- リンクなし:最後の項目は”item”を省略可能
どちらも有効です。サイトのデザインに合わせて選びましょう。
Q6. microdataとJSON-LD、どっちがいい?
A. JSON-LDをおすすめします。
理由:
- Googleが推奨
- 管理が簡単
- HTMLを汚さない
ただし、すでにmicrodataで実装済みなら、無理に変更する必要はありません。正しく動いていればOKです。
Q7. WordPressで複数のプラグインがパンくずを出力している
A. どれか1つに絞りましょう。
複数のプラグインがパンくずリストを出力すると:
- 重複エラーが発生
- Googleが混乱する
- 表示が崩れる
リッチリザルトテストで確認し、不要なプラグインは無効化してください。
Q8. エラーを修正したら検索順位は上がる?
A. 直接的な影響は小さいです。
構造化データは「検索順位を上げる要因」ではありません。
ただし:
- クリック率が向上する可能性(最大40%の改善事例あり)
- サイト構造の理解が改善
- リッチリザルト表示による目立ち度アップ
- 長期的にはプラスの影響
すぐに順位が上がることはありませんが、ユーザー体験とクリック率の改善を通じて、間接的にSEOにプラスの効果をもたらします。
まとめ
「name または item.name のどちらかを指定してください」エラーについて、詳しく解説してきました。
最後にポイントをおさらいしましょう。
エラーの原因:
- パンくずリストの構造化データにnameが欠けている
- 古い記述方法(data-vocabulary.org)を使っている
- プラグインやテーマの不具合
修正方法(JSON-LD形式):
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "BreadcrumbList",
"itemListElement": [
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "ホーム", ← これが重要!
"item": "https://example.com/"
}
]
}
</script>
修正方法(microdata形式):
<span itemprop="name">ホーム</span> ← itemprop="name"を追加
確認方法:
- リッチリザルトテスト:https://search.google.com/test/rich-results
- Google Search Console:「パンくずリスト」レポート
重要なポイント:
- 必ず「name」を指定:各パンくず項目には名前が必須
- JSON-LD形式を推奨:Googleが推奨している方法
- 修正後は必ず確認:リッチリザルトテストでチェック
- トップページのエラーは無視してOK:実害は少ない
- プラグインは最新版に:古いバージョンはエラーの原因
このエラーは、一見難しそうに見えますが、実は修正はとても簡単です。
nameを追加するだけで解決する場合がほとんどなので、恐れずに挑戦してみてください。
もしWordPressを使っていて、コード編集が不安な場合は:
- Rank Math SEOなどの新しいSEOプラグインを使う
- テーマを最新版にアップデート
- 開発者に相談する
これらの方法も有効ですよ。
構造化データを正しく設定して、検索結果でのパンくずリスト表示を実現しましょう!

コメント