「稗田阿礼」と「太安万侶」。古事記の作者はどっち?

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どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

古事記の作者は誰?

と聞かれると、「知らない」、もしくは「稗田阿礼(ひえだのあれ)」と「太安万侶(おおのやすまろ)」の2人が出てきます。

結局古事記の作者は誰なの。という話ですよね。

もちろん、書こうと言い出したのは天皇なのですが、作者は一体どちらなのでしょうか?

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古事記の作者

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古事記の作者は、「大安万侶(おおのやすまろ)」と「稗田阿礼(ひえだのあれ)」の両方です。

時は、第40代天武天皇の時代までさかのぼります。

当時は、国の歴史や物語が地方によって違っていて、中にはウソも混じっていました。

「このままでは変な歴史が伝わってしまう・・・」

天武天皇はそう思い、正しい歴史を伝えようと決心します。

古事記の制作が始まります。

ここで信じらないことに、天武天皇は自分の側に使えている「稗田阿礼」に、天皇の歴史と物語の全てを覚えさせます。

ここまでは良かったんですが、天武天皇が天皇ではなくなってしまい、古事記は製作中止になってしまいます。

ところが、第43代元明(げんめい)天皇が古事記プロジェクトを再開します。

元明天皇は、学者の大安万侶に「稗田阿礼から聞き出して古事記を作って」と命じます。

最終的に、稗田阿礼が、覚えていた話を大安万侶に伝え、大安万侶が書物にまとめました。

この書物が「古事記」です。

つまり、稗田阿礼が覚えていた天皇の歴史や物語を、大安万侶が古事記にまとめたのです。

ここで問題となるのが、どっちを作者というべきかです。

確かに直接書いたのは、大安万侶です。

しかし、共同で作ったので2人とも作者というべきではないでしょうか。

まとめ

稗田阿礼は古事記の内容を担当し、大安万侶は書物にまとめるライターを担当していた。

なので、結果として古事記の作者は、稗田阿礼と大安万侶の2人。

参考

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