インストールメディア windows11とは?作成方法と使い方を徹底解説

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Windows 11を新しくインストールしたい、または再インストールが必要になったとき、「インストールメディア」が必要になります。

この記事では、Windows 11のインストールメディアとは何か、その作成方法、使用方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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  1. インストールメディアとは
    1. インストールメディアの役割
  2. インストールメディアを作成するメリット
    1. 最新バージョンをインストールできる
    2. トラブル時の備えになる
    3. プロダクトキーさえあれば再作成可能
  3. インストールメディア作成に必要なもの
    1. USBメモリを使用する場合
    2. DVDを使用する場合
    3. その他の必要なもの
  4. Windows 11インストールメディアの作成方法(USBメモリ)
    1. 手順1: Media Creation Toolのダウンロード
    2. 手順2: ツールの実行
    3. 手順3: ライセンス条項への同意
    4. 手順4: 言語とエディションの選択
    5. 手順5: メディアの選択
    6. 手順6: USBメモリの選択
    7. 手順7: ダウンロードと作成
    8. 手順8: 完了
  5. Windows 11インストールメディアの作成方法(DVD)
    1. 手順1: ISOファイルのダウンロード
    2. 手順2: DVDへの書き込み
  6. Rufusを使用したインストールメディアの作成方法
    1. Rufusの特徴
    2. Rufusの使用方法
  7. インストールメディアの使い方
    1. USBメモリから起動する方法
    2. ブートメニューから直接起動する方法
    3. Windows 11のインストール開始
  8. インストールメディアの保管と管理
    1. 保管時の注意点
    2. インストールメディアの更新タイミング
  9. トラブルシューティング
    1. USBメモリから起動しない
    2. 「システム要件を満たしていません」と表示される
    3. ダウンロードが途中で止まる
    4. USBメモリのデータが消えてしまった
  10. Windows 11のシステム要件
    1. 最小システム要件
    2. 互換性の確認方法
  11. まとめ
  12. 参考情報

インストールメディアとは

インストールメディアとは、OSをパソコンにインストールする際に使用する記録媒体のことです。

Windowsの場合、USBメモリまたはDVDを使用してインストールメディアを作成します。
これらのメディアには、Windows 11のインストールに必要なすべてのファイルが含まれています。

インストールメディアの役割

インストールメディアは、以下のような場面で使用します。

  • 新しいパソコンにWindows 11を新規インストール
  • 既存のパソコンにWindows 11をクリーンインストール(完全に初期化してからインストール)
  • Windows 10からWindows 11へのアップグレード
  • システムの修復や回復
  • Windows 11の大型アップデート
  • 複数のパソコンにWindows 11をインストール

インストールメディアを作成するメリット

インストールメディアを自分で作成することには、多くのメリットがあります。

最新バージョンをインストールできる

Microsoftが提供するツールを使えば、最新バージョンのWindows 11インストールメディアを作成できます。

古いメディアでインストールすると、インストール後に大量のアップデートが必要になりますが、最新版のメディアを使えば最小限のアップデートで済みます。

トラブル時の備えになる

パソコンが起動しなくなった場合や、システムに重大な問題が発生した場合、インストールメディアがあれば修復や再インストールができます。

高額な修理費用を支払わずに、自分で対処できる可能性が高まります。

プロダクトキーさえあれば再作成可能

有効なプロダクトキーまたはデジタルライセンスがあれば、購入時のメディアがなくても、新しいインストールメディアを作成してWindows 11をインストールできます。

インストールメディア作成に必要なもの

インストールメディアを作成する前に、以下のものを準備してください。

USBメモリを使用する場合

  • USBメモリ: 8GB以上の容量が必要(16GB以上を推奨)
  • 重要: USBメモリ内のデータはすべて削除されます
  • 新しいUSBメモリを用意するか、重要なデータをバックアップしてください

DVDを使用する場合

  • DVD: 片面2層のDVD(5GB以上の容量)
  • DVD書き込みドライブ: 外付けドライブも使用可能
  • ISOファイル(約5GB)をダウンロードしてからDVDに書き込みます

その他の必要なもの

  • インターネット接続: 安定した高速回線を推奨
  • Windowsパソコン: インストールメディアを作成するために必要
  • 時間: ダウンロードと作成に30分~1時間程度かかります

Windows 11インストールメディアの作成方法(USBメモリ)

最も一般的で簡単な方法は、Microsoft公式の「Media Creation Tool」を使用してUSBメモリにインストールメディアを作成する方法です。

手順1: Media Creation Toolのダウンロード

  1. Windows 11のダウンロードページにアクセス
    https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
  2. 「Windows 11のインストールメディアを作成する」セクションの「今すぐダウンロード」をクリック
  3. 「MediaCreationTool.exe」または「MediaCreationToolW11_○○○○.exe」がダウンロードされます

手順2: ツールの実行

  1. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行
  2. ユーザーアカウント制御(UAC)の画面が表示されたら「はい」をクリック
  3. しばらく待つと「Windows 11セットアップ」が起動します

手順3: ライセンス条項への同意

  1. 「適用される通知とライセンス条項」が表示されます
  2. 内容を確認し、「同意する」をクリック

手順4: 言語とエディションの選択

  1. 「言語とエディションの選択」画面が表示されます
  2. デフォルトでは以下が選択されています:
  • 言語: 日本語
  • エディション: Windows 11
  1. 通常はそのまま「次へ」をクリック
  2. 別の言語やエディションが必要な場合は、「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外して変更します

手順5: メディアの選択

  1. 「使用するメディアを選んでください」画面が表示されます
  2. 「USBフラッシュドライブ」を選択
  3. 「次へ」をクリック

手順6: USBメモリの選択

  1. パソコンにUSBメモリを接続します
  2. ドライブの一覧が表示されるので、使用するUSBメモリを選択
  3. 重要: 選択したUSBメモリのデータはすべて削除されます
  4. 「次へ」をクリック

手順7: ダウンロードと作成

  1. Windows 11のダウンロードが開始されます
  2. ダウンロード後、自動的にインストールメディアの作成が開始されます
  3. 進行状況が表示されます:
  • Windows 11をダウンロードしています
  • Windows 11のメディアを作成しています
  1. 通信環境によって30分~1時間程度かかります

手順8: 完了

  1. 「USBフラッシュドライブの準備ができました」と表示されたら完了です
  2. 「完了」をクリックしてツールを閉じます
  3. USBメモリを安全に取り外します

Windows 11インストールメディアの作成方法(DVD)

DVDを使用してインストールメディアを作成する場合は、ISOファイルをダウンロードしてからDVDに書き込みます。

手順1: ISOファイルのダウンロード

  1. Media Creation Toolを起動します(USBメモリの手順1~4と同じ)
  2. 「使用するメディアを選んでください」画面で「ISOファイル」を選択
  3. 「次へ」をクリック
  4. ファイルの保存場所を選択して「保存」をクリック
  5. Windows 11のダウンロードが開始されます(約5GB)

手順2: DVDへの書き込み

  1. ダウンロードが完了すると「ISOファイルをDVDにコピーしてください」と表示されます
  2. 空のDVD(片面2層)をドライブに挿入
  3. 「DVD書き込み用ドライブを開く」をクリック
  4. 「完了」をクリック
  5. ダウンロードしたISOファイルを右クリック
  6. 「ディスクイメージの書き込み」を選択
  7. 「Windowsディスクイメージ書き込みツール」が起動します
  8. 書き込み用ドライブを確認して「書き込み」をクリック
  9. 書き込みが完了するまで待ちます

Rufusを使用したインストールメディアの作成方法

Rufusは、より高度な設定が可能な無料のUSBブート作成ツールです。

Rufusの特徴

  • Windows 11の要件を満たしていないPCでもインストール可能なメディアを作成できる
  • ローカルアカウントで初期設定できるメディアを作成できる
  • ISOファイルを直接ダウンロードしてUSBに書き込める
  • NTFSフォーマットに対応

Rufusの使用方法

  1. Rufusの公式サイトからダウンロード
    https://rufus.ie/
  2. ダウンロードしたRufus.exeを実行
  3. 「デバイス」でUSBメモリを選択
  4. 「ブートの種類」で「選択」をクリックし、Windows 11のISOファイルを選択
  5. 「パーティション構成」を選択:
  • GPT: 新しいUEFIベースのPC用
  • MBR: 古いBIOSベースのPC用
  1. 「ファイルシステム」を選択:
  • NTFS: 推奨(4GB以上のファイルに対応)
  • FAT32: 互換性重視
  1. 「スタート」をクリック
  2. カスタマイズオプションが表示される場合、必要に応じて設定
  3. 作成が完了するまで待ちます

インストールメディアの使い方

作成したインストールメディアを使用してWindows 11をインストールする方法を説明します。

USBメモリから起動する方法

  1. インストールメディア(USBメモリ)をパソコンに接続
  2. パソコンを再起動
  3. 起動時にBIOS/UEFI設定画面を開くキーを押す:
  • Dell: F2、F12
  • HP: F10、F12、Esc
  • Lenovo: F1、F2、F12
  • ASUS: F2、Del
  • その他: F2、F12、Del、Escなど
  1. ブートメニューまたはBIOS設定で起動順序を変更
  2. USBメモリを最優先に設定
  3. 設定を保存して再起動

ブートメニューから直接起動する方法

多くのパソコンでは、起動時に特定のキー(F12など)を押すことで、一時的なブートメニューを表示できます。

  1. パソコンを再起動
  2. メーカーロゴが表示されたら、すぐにF12キー(またはF11、Escなど)を連打
  3. ブートメニューが表示されたら、USBメモリを選択
  4. Enterキーを押して起動

Windows 11のインストール開始

  1. Windows 11のセットアップ画面が表示されます
  2. 言語、時刻と通貨の形式、キーボードまたは入力方式を選択
  3. 「次へ」をクリック
  4. 「今すぐインストール」をクリック
  5. プロダクトキーの入力:
  • プロダクトキーがある場合は入力
  • ない場合は「プロダクトキーがありません」をクリック(後で認証可能)
  1. ライセンス条項に同意
  2. インストールの種類を選択:
  • アップグレード: ファイル、設定、アプリを引き継ぐ
  • カスタム: クリーンインストール(すべてのデータが消去されます)
  1. インストール先のドライブを選択
  2. インストールが開始されます(数十分~1時間程度)
  3. 再起動後、初期設定を行います

インストールメディアの保管と管理

作成したインストールメディアは、大切に保管してください。

保管時の注意点

  • USBメモリに「Windows 11 インストールメディア」などのラベルを貼る
  • 直射日光や高温多湿を避けて保管
  • 定期的に最新版を作成し直す(年1~2回程度)
  • 複数のパソコンで使用できるよう、複数作成しておくのも有効

インストールメディアの更新タイミング

Windows 11は定期的に大型アップデートがリリースされます。

  • 主要バージョン: 24H2、25H2など(年1回程度)
  • 最新版のインストールメディアを作成することで、インストール後のアップデート時間を短縮できます

現在の最新バージョン(2026年2月4日時点)は、2025年10月1日公開のWindows 11 Version 25H2です。

トラブルシューティング

インストールメディアの作成や使用時によくあるトラブルと対処法を紹介します。

USBメモリから起動しない

原因:

  • ブート順序が正しく設定されていない
  • セキュアブートが有効になっている
  • USBメモリが正しく作成されていない

対処法:

  1. BIOS/UEFIでブート順序を確認
  2. セキュアブートを一時的に無効化
  3. USBメモリを再作成

「システム要件を満たしていません」と表示される

原因:

  • TPM 2.0が有効になっていない
  • セキュアブートが無効になっている
  • CPUがサポート対象外

対処法:

  1. BIOS/UEFIでTPM 2.0を有効化
  2. セキュアブートを有効化
  3. Rufusで要件チェックをスキップしたメディアを作成

ダウンロードが途中で止まる

原因:

  • インターネット接続が不安定
  • ファイアウォールやセキュリティソフトがブロックしている

対処法:

  1. 安定したネットワーク環境で再試行
  2. 一時的にセキュリティソフトを無効化
  3. VPN接続を切断

USBメモリのデータが消えてしまった

原因:

  • インストールメディア作成時にUSBメモリは初期化されます

対処法:

  • 事前にデータをバックアップ
  • データ復旧ソフトで復元を試みる(成功率は低い)

Windows 11のシステム要件

インストールメディアを作成する前に、Windows 11のシステム要件を確認してください。

最小システム要件

  • プロセッサ: 1GHz以上、2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSoC
  • メモリ: 4GB RAM以上
  • ストレージ: 64GB以上の記憶装置
  • システムファームウェア: UEFI、セキュアブート対応
  • TPM: トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)バージョン2.0
  • グラフィックスカード: DirectX 12以上、WDDM 2.0ドライバー対応
  • ディスプレイ: 対角サイズ9インチ以上、HD解像度(720p)以上
  • インターネット接続: Windows 11 Home Edition の初期セットアップにはMicrosoftアカウントとインターネット接続が必要

互換性の確認方法

Windows 10を使用している場合、「PC正常性チェック」アプリで互換性を確認できます。

  1. Microsoft公式サイトから「PC正常性チェック」をダウンロード
  2. アプリを実行
  3. 「今すぐチェック」をクリック
  4. 結果を確認

まとめ

Windows 11のインストールメディアは、OSの新規インストール、クリーンインストール、システム修復など、さまざまな場面で役立つ重要なツールです。

Microsoft公式の「Media Creation Tool」を使用すれば、最新版のWindows 11インストールメディアを簡単に作成できます。

作成に必要なものは、8GB以上のUSBメモリ(または片面2層DVD)、安定したインターネット接続、そして30分~1時間程度の時間です。

万が一に備えて、あらかじめインストールメディアを作成しておくことを強くおすすめします。

参考情報

  1. Windows 11のダウンロード – Microsoft
  2. インストールメディアを作成する – Microsoftサポート
  3. Download Windows 11 – Microsoft
  4. Create installation media for Windows – Microsoft Support
  5. Rufus公式サイト

※この記事は2026年2月4日時点の情報に基づいています

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