Macで開発環境を整えていると、たびたび登場するライブラリ「OpenSSL(オープンエスエスエル)」。
セキュリティ通信や暗号化処理など、開発に欠かせない重要なパッケージです。
しかし、いざ必要になっても…
- 「OpenSSLってどうやってインストールするの?」
- 「brewって何?」
と戸惑う方も多いはず。
この記事では、Homebrew(brew)を使ってMacにOpenSSLをインストールする方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
OpenSSLとは?なぜ必要なの?

OpenSSLは、暗号化通信(HTTPSなど)やデジタル証明書の処理を行うためのオープンソースライブラリです。以下のような用途でよく使われます:
- HTTPS通信のテスト
- JWTやパスワードの暗号化
- Python/Ruby/Node.jsなどの開発環境構築時に必要
前提:Homebrew(brew)とは?
Homebrew(通称brew)は、Macで使えるパッケージ管理ツールです。
Linuxのapt
やyum
に相当するもので、様々なソフトウェアを簡単にインストールできます。
まだインストールしていない方は、以下の公式コマンドで導入できます:
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
インストール後は、brew
コマンドが使えるようになります。
OpenSSLのインストール手順
Step 1:brewでopensslをインストール
ターミナルを開いて以下のコマンドを実行します:
brew install openssl
数分でOpenSSLがインストールされます。
Step 2:インストール場所の確認
インストールされたOpenSSLは、通常/opt/homebrew/opt/openssl@3
などに配置されます。
brew info openssl
このコマンドでインストール先やリンク情報が表示されます。
動作確認

以下のコマンドでインストールされたOpenSSLのバージョンを確認できます。
openssl version
例:
OpenSSL 3.0.14 4 Jun 2024
バージョンが表示されればインストール成功です!
まとめ
手順 | 内容 |
---|---|
1 | brew install openssl でインストール |
2 | brew info openssl でパスを確認 |
3 | openssl version で動作確認 |
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