YouTubeでスキップできない広告が増えた?理由と対処法を徹底解説

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動画を楽しみにしていたのに、15秒や30秒の広告を最後まで見なきゃいけない。

しかも最近、こういう「スキップできない広告」がどんどん増えてきています。

この記事では、なぜスキップできない広告が増えているのか、どんな種類があるのか、そして少しでも快適に動画を見る方法について詳しくお伝えしていきます。


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  1. YouTubeの広告には「スキップできるもの」と「できないもの」がある
    1. スキップ可能広告(スキッパブル広告)
    2. スキップ不可広告(ノンスキッパブル広告)
  2. スキップできない広告は3つのタイプに分かれている
    1. 1. バンパー広告(6秒固定)
    2. 2. 15秒スキップ不可広告
    3. 3. テレビ向け30秒スキップ不可広告
  3. なぜ最近スキップできない広告が増えたの?
    1. 理由1:広告主がスキップされたくないから
    2. 理由2:YouTubeの収益強化戦略
    3. 理由3:広告ブロック対策
    4. 理由4:テレビでの視聴が増加
  4. 「急にスキップできなくなった」と感じる原因
    1. アプリやブラウザの不具合
    2. YouTubeの仕様変更テスト
    3. 広告の種類が変わった
  5. スキップできない広告を少しでも減らす方法
    1. 方法1:YouTube Premiumに加入する(最も確実)
    2. 方法2:広告の「iマーク」から表示をカスタマイズ
    3. 方法3:ブラウザを変更してみる
    4. 方法4:アプリやブラウザを再起動する
    5. 方法5:視聴スタイルを工夫する
  6. 「広告ブロッカー」を使うのは大丈夫?
    1. YouTubeの規約違反になる可能性が高い
    2. 長時間広告が表示される報告も
    3. クリエイターの収益に影響する
    4. 使うなら自己責任で
  7. これからのYouTube広告はどうなる?
    1. さらにパーソナライズが進む
    2. Premium会員へのさらなる誘導
    3. 広告の種類が多様化する
  8. まとめ:スキップできない広告と上手に付き合おう
    1. この記事の重要ポイント
    2. 自分に合った方法を選ぼう
    3. 最後に

YouTubeの広告には「スキップできるもの」と「できないもの」がある

まず基本的なことからお話ししましょう。

YouTubeの広告は大きく分けて2種類あります。

スキップ可能広告(スキッパブル広告)

5秒経過すると右下に「広告をスキップ」というボタンが表示される広告です。

多くの人が見慣れている、一般的な広告タイプですね。

視聴者は5秒待てばスキップできるので、興味がない広告は飛ばせます。

スキップ不可広告(ノンスキッパブル広告)

こちらが今回の本題。

最後まで見ないと動画が始まらないタイプの広告です。

実はこのスキップ不可広告にも、いくつかの種類があります。


スキップできない広告は3つのタイプに分かれている

YouTubeのスキップ不可広告には、主に以下の3種類があります。

1. バンパー広告(6秒固定)

最も短いスキップ不可広告です。

6秒間だけ再生される広告で、あっという間に終わります。

「短いから最後まで見てね」というコンセプトの広告フォーマットですね。

企業はこの6秒間で印象に残るメッセージを伝えようとしています。

2. 15秒スキップ不可広告

スマートフォンやパソコンで最もよく見かけるタイプです。

最長15秒間、必ず視聴する必要があります。

バンパー広告より長い分、より詳しい情報を伝えられる広告です。

最近では、この15秒広告が2本連続で流れることもあります。

3. テレビ向け30秒スキップ不可広告

2023年に導入された新しいタイプの広告です。

テレビやスマートテレビ(コネクテッドTV)でYouTubeを見るときに表示されます。

最長30秒間、スキップできません。

スマホやパソコンでは基本的に表示されないので、テレビ専用と考えてOKです。

YouTubeがテレビでの視聴が増えていることを受けて導入しました。


なぜ最近スキップできない広告が増えたの?

「前はもっとスキップできたのに…」と感じている方も多いでしょう。

実際、スキップ不可広告は年々増加しています。

その理由をいくつか見ていきましょう。

理由1:広告主がスキップされたくないから

広告を出す企業側からすれば、せっかくお金を払って広告を出すなら、最後まで見てもらいたいですよね。

スキップ可能広告だと、5秒で飛ばされてしまうことが多いんです。

そのため、確実にメッセージを届けられるスキップ不可広告を選ぶ企業が増えています。

理由2:YouTubeの収益強化戦略

YouTubeは無料で動画を楽しめるサービスです。

その代わりに広告収入で運営されています。

より多くの広告収益を得るため、YouTubeはスキップ不可広告の枠を増やしているんです。

特に2024年以降、この傾向が強くなってきました。

理由3:広告ブロック対策

広告ブロッカー(広告を非表示にするツール)を使うユーザーが増えています。

YouTubeはこれを「規約違反」として厳しく取り締まるようになりました。

その一環として、広告をより確実に視聴させる仕組みが強化されているんです。

2024年10月には、スキップボタンを意図的に隠すテストも行われたと報告されています。

理由4:テレビでの視聴が増加

リビングのテレビでYouTubeを見る人が急増しています。

テレビで見る場合、視聴者は画面から離れて座っていることが多いですよね。

そのため、30秒程度の広告でもあまり不快に感じないとYouTubeは判断しました。

実際にアメリカでは、2022年時点で1億5000万人以上がテレビでYouTubeを視聴しています。


「急にスキップできなくなった」と感じる原因

「昨日まではスキップできたのに、今日は全然できない!」

こんな経験をした方もいるかもしれません。

その原因として考えられることをいくつか紹介します。

アプリやブラウザの不具合

YouTubeアプリやブラウザに一時的な問題が起きている可能性があります。

スキップボタンが表示されない、押しても反応しないといった症状ですね。

この場合は、アプリを再起動したりブラウザをリロード(更新)したりすると解決することがあります。

YouTubeの仕様変更テスト

YouTubeは常に新しい機能や仕様をテストしています。

一部のユーザーにだけ特定の広告表示を試すことがあるんです。

「自分だけスキップできない?」と感じるのは、このテストの対象になっている可能性があります。

広告の種類が変わった

たまたま見ている動画に、スキップ不可広告が設定されているだけかもしれません。

動画の投稿者や広告主によって、広告の種類は異なります。

次に見る動画では普通にスキップできることもあるでしょう。


スキップできない広告を少しでも減らす方法

完全に広告をゼロにすることは難しいですが、減らす方法はいくつかあります。

それぞれの方法のメリットとデメリットを見ていきましょう。

方法1:YouTube Premiumに加入する(最も確実)

料金:月額1,180円(学割あり:月額680円)

これが最も確実で公式な方法です。

YouTube Premiumに加入すると、すべての広告が非表示になります。

それだけじゃなく、以下の特典も付いてきます。

  • バックグラウンド再生:他のアプリを使いながら音楽や動画を楽しめる
  • オフライン再生:動画をダウンロードして通信量を節約
  • YouTube Music Premium:音楽アプリも広告なしで使い放題
  • YouTube Originals:オリジナルコンテンツが見られる

1か月間の無料トライアルもあるので、試してみる価値はありますね。

毎日YouTubeを見る人なら、快適さを考えると十分に元が取れます。

方法2:広告の「iマーク」から表示をカスタマイズ

広告の四隅に表示される「i」マークや三点リーダー「…」をクリックしてみましょう。

「この広告について」という項目が出てきます。

そこから「マイアドセンター」に移動すると、表示される広告をカスタマイズできます。

興味のない広告を減らすことで、少しは快適になるかもしれません。

ただし、広告自体がなくなるわけではない点に注意してください。

方法3:ブラウザを変更してみる

一部のブラウザでは、広告表示の挙動が異なることがあります。

Braveブラウザなど、広告ブロック機能を標準搭載しているブラウザもあります。

ただし、YouTubeは広告ブロッカーの使用を規約違反としています。

アカウント停止のリスクがあることを理解しておきましょう。

方法4:アプリやブラウザを再起動する

単純な方法ですが、意外と効果的です。

スキップボタンが表示されない、押しても反応しない場合は試してみてください。

アプリを完全に終了させて、もう一度起動します。

ブラウザの場合は、キャッシュをクリアしてから再度アクセスしてみましょう。

方法5:視聴スタイルを工夫する

広告と上手に付き合う方法も考えてみましょう。

例えば:

  • 長めの動画を選ぶ:短い動画より広告の頻度が相対的に少なくなります
  • 作業用BGMとして流す:広告が流れても気にせず作業を続ける
  • 広告中に他のことをする:スマホをチェックしたり飲み物を用意したり

完璧な解決策ではありませんが、ストレスを減らすことはできます。


「広告ブロッカー」を使うのは大丈夫?

広告ブロッカーとは、ウェブサイトやYouTubeの広告を非表示にするツールのことです。

無料で使えるものが多く、確かに広告を消すことができます。

しかし、注意すべき点がいくつかあります。

YouTubeの規約違反になる可能性が高い

YouTubeは広告ブロッカーの使用を規約違反としています。

違反が発覚すると、アカウントが制限されたり停止されたりする可能性があるんです。

実際に2024年以降、YouTubeは広告ブロッカーへの取り締まりを強化しています。

長時間広告が表示される報告も

広告ブロッカーを使っていると、逆に1時間以上のスキップ不可広告が表示されたという報告があります。

YouTube側はこれを否定していますが、何らかの不具合が起きている可能性は否定できません。

クリエイターの収益に影響する

YouTubeで動画を投稿している人たちは、広告収入で活動しています。

広告をブロックすることは、好きなクリエイターの収益を減らすことにつながります。

応援したいチャンネルがあるなら、広告を見ることも一つの支援方法です。

使うなら自己責任で

これらのリスクを理解した上で、どうしても使いたい場合は自己責任で判断してください。

個人的には、YouTube Premiumに加入する方が安全でおすすめです。


これからのYouTube広告はどうなる?

今後の動向について、いくつか予測してみましょう。

さらにパーソナライズが進む

YouTubeはAI技術を使って、一人ひとりに合った広告を表示しようとしています。

興味がある内容の広告が増えれば、スキップしたいと思う回数も減るかもしれません。

完全に不快感をなくすのは難しいでしょうが、少しずつ改善される可能性はあります。

Premium会員へのさらなる誘導

スキップ不可広告を増やすことで、有料プランへの加入を促す傾向は続くでしょう。

「快適に見たいなら課金してね」というメッセージですね。

実際、この戦略は多くの動画配信サービスで採用されています。

広告の種類が多様化する

現在はバンパー広告、15秒、30秒などがありますが、今後さらに増えるかもしれません。

例えば、インタラクティブ広告(視聴者が選択肢を選べる広告)などが増える可能性があります。

広告体験そのものが変わっていくかもしれませんね。


まとめ:スキップできない広告と上手に付き合おう

YouTubeのスキップできない広告について、詳しく見てきました。

最後にポイントをまとめておきます。

この記事の重要ポイント

  • YouTubeにはバンパー(6秒)、15秒、30秒のスキップ不可広告がある
  • 広告主の要望とYouTubeの収益強化で、スキップ不可広告は増加傾向
  • 最も確実な対処法はYouTube Premium(月額1,180円)への加入
  • 広告ブロッカーは規約違反のリスクがあるので要注意
  • 視聴スタイルを工夫することで、ストレスを軽減できる

自分に合った方法を選ぼう

毎日長時間YouTubeを見るなら、Premium加入を検討する価値があります。

たまにしか見ない人は、広告と上手に付き合う工夫をするのが良いでしょう。

どちらにしても、YouTubeは広告収入で成り立っているサービスです。

無料で多くのコンテンツを楽しめているのは、広告のおかげでもあります。

最後に

広告にイライラする気持ちは、みんな同じです。

でも、完全に避けることは難しいのが現実なんですね。

この記事で紹介した方法を試しながら、自分にとって最適な視聴スタイルを見つけてください。

快適なYouTubeライフを楽しみましょう!

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