ノートン(Norton)を使っているPCでウマ娘(DMM版)を起動しようとしたら、何も起きない・警告が出てゲームが立ち上がらない……という状況で困っていないだろうか。
これはノートンがウマ娘のゲームファイルをウイルスと誤って判定してブロックしていることが原因であるケースが多い。
DMMヘルプセンターでも、セキュリティソフトによる誤検知が起動トラブルの原因になることを公式に案内している。
この記事では、ノートンによるブロックの仕組みと、除外設定の具体的な手順を解説する。
なぜノートンがウマ娘をブロックするのか
ノートンをはじめとするセキュリティソフトは、ゲームの起動ファイルやDLLファイルを「不審なプログラム」と誤検知することがある。
特にウマ娘(DMM版)では、ゲームの起動に必要な libnative.dll などのファイルがセキュリティソフトにブロックされるケースが複数報告されている。
DMMも公式ヘルプで「配信しているファイルはすべてウイルスチェック済みであり、警告が表示された場合でも正常なファイルが誤検出されたもの」と案内している。
ノートンやカスペルスキーなどのセキュリティソフトは、DMMゲームのファイルを誤って脅威と判定しやすい傾向が知られている。
つまり、ウマ娘側に問題があるわけではなく、セキュリティソフトが安全なファイルを誤ってブロックしているのが原因だ。
解決策はノートンの除外設定(スキャン対象から外す設定)を行うことになる。
事前確認:ノートンが実際にブロックしているか確認する
設定変更の前に、ノートンが実際に問題を起こしているか確認しよう。
確認手順:
- タスクトレイ右下のノートンのアイコンをダブルクリックして開く
- 「セキュリティ履歴」または「最近のアクティビティ」を確認する
- ウマ娘関連のファイル(
umamusume.exe、libnative.dll、DMMGamePlayer.exeなど)が「脅威として検出」「隔離済み」などの状態になっていれば、ノートンがブロックしている
「隔離済み」のファイルがある場合は、後述の手順で復元と除外設定を同時に行う方法が最も効果的だ。
対処法1:ノートンの除外リストにウマ娘フォルダを追加する
ノートンのスキャン対象から、ウマ娘およびDMM GAME PLAYERのインストールフォルダを除外する設定を行う。
除外するフォルダの目安:
- ウマ娘インストール先(例:
C:\Users\(ユーザー名)\Umamusume\) - DMM GAME PLAYER(例:
C:\Program Files\DMMGamePlayer\)
インストール先はDMM GAME PLAYERのゲーム管理画面から確認できる。
ノートンの除外設定手順:
- ノートンのメイン画面を開く
- 画面上部の「設定」をクリックする
- 「詳細設定」内の「ウイルス対策」をクリックする
- 「スキャンとリスク」タブを開く
- 「除外/低危険度」の項目内にある「スキャンから除外する項目」の「設定 [+]」をクリックする
- 「スキャンの除外」画面で「追加」をクリックし、「フォルダ」を選択する
- ウマ娘のインストールフォルダを選択して「OK」をクリックする
- 「適用」→「OK」の順にクリックして画面を閉じる
- 続けて「自動保護、スクリプト制御、SONAR保護、ダウンロードインテリジェンスの検出から除外する項目」の「設定 [+]」をクリックし、同じフォルダを追加する
- 「適用」→「OK」で設定を保存する
同じ手順でDMM GAME PLAYERのフォルダも追加することを推奨する。
DMM GAME PLAYERの実行ファイル(DMMGamePlayer.exe)単体を除外する場合は、フォルダではなく「ファイル」を選択して指定する。
設定完了後はウマ娘を再起動して、正常に起動できるか確認しよう。
対処法2:隔離済みファイルを復元して除外リストに追加する
すでにノートンがファイルを「隔離」してしまっている場合は、除外設定だけでなく、隔離されたファイルを元に戻す(復元する)作業も必要になる。
手順:
- ノートンのメイン画面を開く
- 「セキュリティ履歴」を開く
- 隔離されたウマ娘関連のファイルを探して選択し、「詳細」をクリックする
- 「オプション」をクリックする
- 「このファイルを復元して除外」をクリックする
- 「このリスクを除外リストに追加」をONにした状態で「はい」をクリックする
- 復元が完了したら画面を閉じる
この方法は隔離されたファイルの復元と除外設定を同時に行えるため、対処法1より効率的な場合がある。
復元後は対処法1の手順でフォルダ全体も除外リストに追加しておくと、次回以降のブロックを防げる。
対処法3:ノートンを一時停止してからウマ娘を起動する
除外設定を行うのが面倒な場合や、まず動作確認だけしたい場合は、ノートンを一時的に停止した状態でウマ娘を起動する方法もある。
一時停止の手順:
- タスクトレイのノートンアイコンを右クリックする
- 「自動保護を無効にする」または「セキュリティを無効にする」を選択する
- 停止する時間(例:15分間)を選択して「OK」をクリックする
- その状態でウマ娘を起動する
起動が確認できたら、正式な解決策として対処法1・2の除外設定を行うことを推奨する。
一時停止はあくまで確認・診断用であり、セキュリティ保護を無効にしたまま通常使用することは避けるべきだ。
ノートンの除外設定を行っても起動しない場合
ノートンの除外設定を済ませてもウマ娘が起動しない場合は、別の原因が絡んでいる可能性がある。
確認するポイント:
- DMMヘルプの案内に従い、DMM GAME PLAYERの再インストールを試す
- WindowsセキュリティのDefenderが別途ブロックしていないか確認する(Windowsセキュリティ → 「ウイルスと脅威の防止」→「設定の管理」→「除外」→「除外の追加または削除」でフォルダを追加)
- ウマ娘のゲームファイルの整合性確認をDMM GAME PLAYERのメニューから実行する
なお、DMMヘルプセンターのページ(各セキュリティソフトの設定方法)ではノートンを含む各セキュリティソフトの公式設定手順へのリンクも掲載されているので参考にしよう。
まとめ
ノートンを使っているPCでウマ娘が起動しない場合は、セキュリティソフトによる誤検知とブロックが原因であることが多い。
対処の流れをまとめると以下の通りだ。
- ノートンのセキュリティ履歴を確認して、ウマ娘関連ファイルがブロックされていないかチェックする
- ブロック・隔離が確認できたら、隔離ファイルを「復元して除外リストに追加」する
- ウマ娘およびDMM GAME PLAYERのフォルダを、ノートンのスキャン除外リストとリアルタイム保護の除外リストの両方に追加する
除外設定は一度行えば以降のゲーム更新でも維持されるため、都度対処する必要がなくなる。
設定後はウマ娘を再起動して正常に起動するか確認しよう。
参考情報源:

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